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調弦、午前三時

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第六回文学フリマ大阪に参加しました!



イベント前に更新する余力がなかったのでひとまずはデザインをリニューアルしたお品書きを見てほしい。


【行くぜ天満橋!】
気がつけばもう4回目? な文フリ大阪に参加しました。
今回は会場が変わって一回目、関西コミティアでおなじみの天満橋OMMビルでの開催でした。
なかもずよりもぐっと近くなりました! 便利!
今回はアンソロのためにいつもよりバタバタになるはずなので早めに出たいから助かるなぁ。
イベントなのでおしゃれをして、ひとまず一時間前には着くようにおうちを出ました。

……あれ、わたし忘れ物してるな!?

おうちに戻り、無事荷物を回収しました。
さて、気を取り直して駅に行きましょう(家から駅まで約20分)
……バスがこないなぁ。住宅街だからタクシーも来ないなぁ。
やっと駅に着きましたが、準急も5分前に出たばかりで次に来るのは後10分後です。
なんということでしょう、会場に着くのは10時半ですね。


【到着したやで】
隣接してもらったきよにゃさんに「余裕があればスペースに荷物を運んでほしい」とお願いしたところ、最初からスペースに荷物が届いている! 直接搬入してもらったアンソロも届いてる!
まずはこれを確認しないとはじまりません。



きれいに刷ってもらってる~~! うれしい~~! 角丸かわいい~~!

何はともあれ報告したいのですが、そんな余裕はありません。準備、準備。
必要なものを出して、本を並べて、見本誌にも札をつけて、これは差し入れで、これは献本を渡すための袋とお手紙で……わーお、土修羅場。もうはや汗だくです。
おしゃれのために髪の毛巻いてお化粧もしてきたけどきっとよれよれです。
そして中百舌鳥の奥行きの広い机に甘やかされているとOMM! 狭い!!!



結局写真が撮れたのはお預かりしてきたコイツノ特装版が売り切れてからでした。
(この後おやすみアンソロを2列置きで積みました)
おやすみアンソロの下に敷いたのは中之島科学館で買った星座柄の手ぬぐいです。
(綿津見さんのラムネ手ぬぐいを敷いてのレイアウトがすてきだったのでまねっこです)
見切れていますがポスター上にはサークル名とスペース番号を入れた札をつけていました。
布ポスターはきよにゃさんに教えてもらっていっしょに頼んでもらった柚プリントさん製です。


【はじまりました】



周くん「らいさんがおでかけしてる時のかんばんだよ」
「情報量がすごいな」

どうにかこうにか設営が終わったのでまったりします。今回はきよにゃさんとキヨムさんの間でサンドイッチ配置(??)だよ。
きよにゃさん→わたし→キヨムさん→宇野さんでBL島で連結です。

「キヨムさん、わたしはこないだアイドルマスターSideMのアニメを見たのでMマスの話をしてほしいです! わたしは輝さんとみのりさんと恭二くんがすきです!」

アニメに出てきたのはごく一部なのでキヨムさんが好きなアイドルさんは出てこなかったので残念でしたね~。
ゲームでの315プロのみなさんを見せてもらったり、最近なにかと話題のひぷまい(我々の中では宇野さんだけ本格的にはまっていらっしゃる)の話がちらっと出たり、まったりわいわい。
ちょっと落ち着いたのでわたしは献本の準備をしながら店番をすることに。

おや、鹿紙さんからお預かりしたコイツノを見ていらっしゃるお客様がいらっしゃるぞ。

ら「コイツノ特装版はいかがですか?」
お客様「これ目当てできました~!」

鹿紙さん来れなくなっちゃいましたからね。喜んでいただけてうれしい~!
ほかにもコイツノを目当てにいらっしゃった方が多数。お試し読み冊子も閉会の頃にはきれいに無くなりました。

今回はおやすみアンソロを頒布する、という大きな使命があって参加した文フリです。
正直広報をものすごく頑張った(渾身のモーメントを見てほしい)&参加者の皆さんが広めてくださったおかげもあったのか、すーっと迷わずアンソロを手に取ってくださるはじめましてさんな方が多数いらっしゃいました。
お昼過ぎに「紺さんのツイートを見て」とおやすみを買ってくださった方もいらっしゃいました!うれしい~。

……ツイッターでちらっと言って割と反応があったのですが、OMMビルに移ったことで規模が大きくなった×通路が広くなったことによって「文化祭っぽいお祭り感」はすっかり薄まり(なかもずは体育館みたいな会場でしたし、ご飯やさんも出るのでそんな感じがした)、文フリ東京やコミティアのような大規模イベントにアップデートされた感はすごく感じました。
正直BL島はいつもそれほど人通りが多くないのですが、なかもず時代は詩歌の島と近くだったこともあってか、「通りすがりに面白いものがないかと足を止めてくれた」っぽい人が何割かいらっしゃいました。
(お品書きや値札のあらすじなどをじっくり見て吟味してくださったり、どんな本ですか? と聞いてくださったりする感じ)
しかし今回は皆様ほぼ、アンソロを迷わず手に取り一直線の方がほとんどです。
うむ、中々難しいものですね。

さて、小一時間ほどで献本の準備が整ったので取り急ぎサークル参加の皆様やご挨拶をしたかった方に第一陣でご挨拶にお伺いしてきます。いざ出発!


【遊びに行くよ!】
駆け足で感謝と愛を込めてご挨拶に回り、献本や忍のお手紙のお渡しが終わったのでさくさく自分のスペースに戻ります。お買い物はお昼ご飯休憩も含めてもうすこし後で、ときよにゃさんとシフトを決めることに。
相変わらずアンソロを決め打ちの方が多数ですが、既刊を手に取ってくださる方もいらっしゃいました、うれしい~!
一般参加でいらっしゃった紺さんにもお会い出来ました、うれしい~。(息子さんめっちゃ利発そうでかわゆくて癒やされました)

ちょうど出かけようとしたタイミングでまどさんとおかさんがいらっしゃったのでスペース前でわいわいおしゃべり後、ピックアップしていた回りたかったサークルさんにぐるっと遊びに行くことにしました。
まどさん、お会いするたびにおめめまんまるのびっくり顔でお迎えしてくださるのですごく楽しい。笑

(値札に下げたアクキーを見て)
「これはいっこだけ作ってもらったのですよ」
まどさん「かわいい~量産してください!」
「周大好きを量産する勇気はないなあ!笑」

「忍くんはみんなが周くん大好きでも平気なんですか、心が広いですね」
ら「俺が周のこといちばん好きだからねって笑顔で言ってましたね」

そういうところが好きなんだと思います。笑

今回は迷子にならないようにクリップボードに印刷した地図を挟んで、赤ペンでチェックしてサクサク回ることに。
主にツイッターで見かけた気になる本をリストアップしたのですが、わーおたくさん!
人見知りで(?)フォローもふぁぼもせずにそっとブクマで情報収集する派のわたし、サクサク狙い撃ちの買い物をし、合間にお知り合いを訪ねてご挨拶兼お買い物に。
あれ、ここに「か」って書いてるけどどなただろう?
→毎回行き忘れるかーびぃーさんことひざのうらはやおさんのブースでした。




これをつけてたのもあいまってか「あ、らいさん」ってみなさんスムーズにお話してくださったのですが、そのたびに「周大好き!」をみなさんにどやるわたしでした。笑
お買い物先のサークルさんもかわいいですねって言ってくださいましたよ。えへへ。

みなさんお優しいのでお会いするたびに服を褒めてくださいました、えへへ。
今回はおやすみっぽい感じ、をテーマにめいっぱいおしゃれしてきたのでうれしい~。
「家出る前に鏡見ながら『ほんとうにこれで外に出るの?』って思いましたけどね!」って三回くらい言うてたんはぼくです。
(紺のドレスっぽいロングワンピにおっきな白襟とレースのペチ、でっかいヘッドドレスに編み上げの靴でじゃっかん仮装大会みたいでした)
同人誌即売会はお城の舞踏会です。(みすぼらしいシンデレラなので平日はTシャツどすっぴん)

おや、通りすがりのお誕生日席にファンタジー系のすごくかっこいい雰囲気のサークルさんがいらっしゃいました。
お姉さん、スチームパンクテイストのお洋服で肩にリアルなカラスを乗せてらっしゃってすごくかっこいい~!

「お姉さんめっちゃかっこいいですね」
お姉さん「お姉さんのお洋服にシンパシーを感じます。笑」
「我々ファンタジー世界の住人ですね!笑」

イベントはすてきな出会いがたくさんですね。

そにっくなーすさんと灰野さんには「らいさんいつもお洋服がかわいい」と褒められてハードルがあがりました。笑
(おふたりともおしゃれでキュートなすてきなお姉さんです)




「仲良くしてくれてありがとうの忍ポイントだよ」
周くん「なんか毎日ちみちみ描いてると思ったらこれだったんだな」

忍ポイント、実は(?)ここに写していない「おともだち専用ポイント」があったので無駄に20枚くらいありました。笑 みなさん笑って受け取ってくださって心が広い。

「わたしもなんでこんなことになってるのかさっぱりわかんないんですよね。笑」

忍がいてくれるおかげで毎日楽しいので、それでいいんだと思います。
お買い物の際にお声をかけてくださったら渡します、と言っていたフリー忍ポイント(???)も勢い余ってお買い物中にお会いした皆様に大半をお渡ししていたのでした。

わたしはご挨拶回りやお買い物&お昼休憩で結局二時間くらい不在だったのですが(こんなに開けられるのもひとえにきよにゃさんとキヨムさんが両サイドで守ってくださる安心感があってこそ!)自分から会いに行った&タイミングよく遊びに来ていただけていろんな方とお会い出来ました。ありがとうございます。
わたしの店番タイムにはほぼおやすみの執筆者さん&面識のない方が多かったですね。
ナギノさんにはいつ行ってもらいさんがいないからきよにゃさんに売ってもらったって言われました。笑
らいさん忙しかってん。笑



勝手にいのりん班とお呼びしてるナギノさんとにゃんしーさんに五月に作った「はるのうた」(いのりんとマーティンと海吏のその後のお話)が渡せてぼくは満足です。
このために増刷してきたんだ。笑
お話はWEBでも読めます

3つのエピソードがきれいに重なって、初版は本文用紙がピンクだったし表紙もきれいなのでお気に入りの大好きで大切な1冊です。

それにしてもOMMは広い! 次の機会に、と後回しにしてしまったブースもたくさんありました。今度またお会い出来るといいな。またおしゃれしていきます。笑

さて、あっという間に16時過ぎでそろそろ閉会です。
朝あれだけテンパったところ、夕方もなんだかテンパってしまい、いつまでも荷物が片付かない。うむ、もう少し大きい箱に移せばもうちょっと発送出来るんちゃうかな? 段箱もらってこよう。
→あんまり変わらなかったので戻す
と、無駄な動きをしてしまったのでタイムロスがすごい!笑
皆様に盛大なご迷惑をおかけして、17時半頃にやっと撤収を終えました。
ありがとうございます、そしてすみません……。
おや、お片付けしていたられんげさんだ!(二回行って二回ともお留守だった)

「れんげさん、新刊をいただきたいのですがおいくら万円ですか?」
れんげさん「二百万円です」

我々は陽気な関西人です。


【ちょっとだけ売れ行きの話】
荷物を開封して改めて確認したのですが、

アンソロ:ほぼ目標見込みに到達
コイツノ:特装版は売り切れ、軽装版も残りは若干
既刊:ほぼ同じ冊数ぱらぱら動く

でした。
アンソロ決め打ちっぽい方がほとんどだったのですが、路線の違うジェミニやほどけないも手に取ってくださる方がいてうれしい~。
既刊がほぼ毎回動くって、冷静に考えるとすごいことなんですよね。
どの本も大切で大好きなので、心にとめていただける1冊になってもらえたらいいな。


【アフター編】



きよにゃさんが予約してくださったホテルのロビーラウンジで軽食をいただきました。
おしゃれ~~。
喧嘩稼業とsideMをおすすめしたいキヨムさんの熱いプレゼンタイムに聞き入り、あざといショタがいると聞いて前のめりで大興奮のきよにゃさん。

(お隣のおかさんに画像を見せながら)
「わたしはsideMアニメで鷹城恭二くんが好きになったんですけど、今朝気づいたんですが恭二くんはわたしの思う周くん像に似てるんですよ
おかさん秒で気づきましたよ

え、めっちゃはずかしい~~~。

いや、よろしければググってほしいんですけど清潔感ある黒髪×甘さ控えめの精悍な顔つき×お坊ちゃんだったのが反発して家を出る×アイドルらしく愛想よく笑うのが苦手(けれどグループでの兄弟にも似た絆に守られて笑えるようになる)
えっ、めっちゃ周くんやないか。

あまりBL的な萌えは感じ取ってないのですが、アニメのBeitクローズアップ回すごくよかったですよね。

ハイティータイム後は高速バスで帰られるおかさんのバスの時間までスタバに入ろうとしたところ、微妙に席がなかったので駅ナカにカフェがたくさんありますよ! と大阪駅構内にご案内しました。
おみやげを購入後、デリカフェでお茶をすることに。



めっちゃおいしかった。


いろいろお話させてもらったことはないしょないしょなのですが、常に考えている「何を書いてどうやって生きていくのか」について、みなさんそれぞれに考えてらっしゃるんだなというのが伝わってきていろいろ刺激もあり、実りもあり、キヨムさんの熱い喧嘩稼業のプレゼンはますます熱くなり(笑)たいへん楽しかったです。
(キヨムさんが忍ポイントカード推しページに挟んでくださっててすごい笑いました。笑)
自分の好きなものの話を知らない人に説明するのがどうもはずかしくてわたしは苦手なので(笑)(だからいつもこうやまさんに聞いてもらってます!笑)キヨムさんがまぶしかったです。えへへ。


とにかくまぁアンソロという一大プロジェクトをなした結果、いろいろテンパってgdgdになってしまい、キヨムさんときよにゃさんとおかさんにはご迷惑をおかけしましたことをお詫びします。
アンソロも無事に発行出来、たくさんの方に元気をもらえ、とてもよいイベントになったと思います。
お付き合いくださったみなさま、本当にありがとうございました。



【最後に今後のこととか】
次回はもう来月! 10月7日に開催の尼崎文学だらけに参加します。
こちらでは当日来場出来ない方に向けて、公式サイトにて通販を行っております。
→「午前三時の音楽」のお品書き
従来のイベントとは違った形の「本と向き合う・本が好きな人と集う」楽しい場になりそうですね。わいわい!

また、同期間である10月5日(金)~10月9日(火)開催の寸心堂書店様主催の「天神さんの古本まつり」内で開催される「文芸同人誌展示即売会@天満天神さん」に今回の新刊「さよなら、おやすみ、またあした」を出展させていただきます。
すでに本は文フリ会場にて受け渡し済みです。
即売会という場を抜け出して本が好きな方に出会えるチャンス! 楽しそう!



寸心堂さん「この角丸加工とかすごい凝ってますねえ」
「こだわってるので張り込みました!笑」


そして11月、文フリ東京にも今回と同じラインナップで参加します。
イベントに出すぎなので開けて京都文フリは一回おやすみして2月の広島文フリに出たいなぁと思っています。
アンソロはいろんな方に間口を広くアピールしたい・出来る本になったと思うので地方イベント向けじゃないかな、と思うので旅行がてら関西・東京以外に行きたいですねー。

また、当サークルの発行物はBOOTH匿名通販でもご注文をお受けしております。
こちらでもアンソロジーを含めた既刊をご購入いただけますのでお目に止めていただけましたら幸いです。


長いブログを最後まで読んでくださってありがとうございました!
俺たち(おやすみアンソロ)の旅がいよいよ始まるぜ! と少年漫画風にあおって今回はこれで〆ます。


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第7回 Text-Revolutionsに委託参加させていただきました

7月17日海の日に開催のテキレボ7に委託参加させていただきました。
本をお手にとってくださったみなさま、お世話になりましたスタッフのみなさまほんとうにありがとうございます。
二回目の委託参加でしたが、結果が出る前から「参加出来てよかったなあ、楽しかったなあ」と思えたよい機会になりました。
みなさま、ほんとうにありがとうございました。
さて、簡単に振り返ります。


【参加を決めるぞ! そして直前まで】
真夏に三連休最終日開催なのか、現地にはしんどいから行けないなぁ。
前回売り切れて買えなかったっていってくださった方に届いてほしいから参加はしたいなぁ。
うさうららさんが主催される花マップ企画にデッフラが出せるから参加しましょう、そうしましょう。

そんなわけで、委託参加を決めたテキレボでした。



ラインナップは初売りのデッフラ、定番ラインナップのジェミニ・ほどけないの4種。
新しい本も書きたくて準備はしてるんですが、とりあえずいまは制作中のアンソロに全力注ぎたいので個人誌は来年以降ですね。

おお、代行通知がきたぞ。
ジェミニに複数注文がきたー! すごいうれしい!
正直もうこれでじゅうぶんまんぞくしてました。笑


【気になるうちの本の結果編】
今回はじめて代行を利用させていただいたのですが、申し込み後に気になる本が出てきたり、がまんして買いそびれたり、なんとなく遠慮して申し込みそびれたりといろいろ。
まだ去年買って読み終わってない本あるもんね。
買えなかった本も何冊かあったのですが、自分の本といっしょに会場で頒布された本が帰ってくるのはイベントに行けた気分になれて楽しいですね。
スタッフ様、ありがとうございました。
さて、受注伝票が入っていますね……ほうほうほう。(数字はないしょないしょの方針でお送りしております)



花マップ企画に参加させていただき、テキレボ初売りとなったデッフラがいちばん多く、ジェミニとほどけないはそれぞれ代行のみ/現地のみで同じくらい出ました。
とりあえず納品数が足りてよかったですね! 

毎回のことですが参加できる企画もほぼなし、おなじみの既刊ばっかりラインナップで告知もあんまり力を入れてはいなかったのにこれなら大健闘ではないでしょうか。
ひとまず去年売り切れでほどけないが買えなかったけど月刊あましのでふたりのお話が読めて嬉しいってコメントくださった天使さまに届いてたらいいな。
(お友達以外で拍手から感想くださった方がはじめてで感激しました)

わたしはうれしいことがあると「こんなうれしいことがありました! あなたが神か! いや天使か!」みたいに話題にだしちゃうので、そのご本人さまがこことかツイッターをごらんになっていて「わたしのことじゃーん」ってなってらしたらすみません…ときめきメモリアルへのご出演ありがとうございます。(勝手に)

そういえば以前ジェミニ~ほどけないシリーズ全買いしてくださった方にびっくりして「あなたが神か」って真顔で言ったのはわたしなんですけど、ようすのおかしいサークル主ですみません。笑




そういえば5月の東京文フリでは続編のはるまぢとはじまりの唄がパタパタっと完売してエッってなったんですが、わたし東京文フリにはほぼ出てないのにみなさんどこでお求めに…?
れぼ…?
あまぶん代行…?

そもそもBLのイベントじゃないんだから場違いなのは承知の上で、わたしは創作文芸が好きだから、同じようにお話を書くことが好きな人たちに読み物のひとつとして自分が書いているものを見つけてもらえたらうれしいな、と思っています。
テキレボはほかイベントよりも格段にP Rの場があることが特徴ですが(わたしもそのおかげでファンになった作家さんがたくさんいらっしゃいます)、そうやって平等にもらえるアピールチャンスを最大限に利用させてもらった上で出展し続けてきた結果、着実に『テキレボのお客さん』にも手にとってもらえたことに自信を持っていいのかな、と思いました。

次回は3月21日だそうですね。
たぶん日程的にむりなのですが、おやすみアンソロをテキレボで買いたい、という人がいると思うので委託で参加できたらいいかなと思っています。



【今後のこととか】
次回イベント参加は9月9日の大阪文フリです。
制作中のアンソロジーを初頒布しますのでよろしくお願いいたします。こちらの詳しいお話はまた来月になったらお話出来ると思います。



今回のテキレボで初頒布されました、わたしも参加させていただいたおばおね百合アンソロジー「乞ひぞ募りて」が主催の鹿紙路さんの窓口にて通販受付中です

わたしはデザインと小説で参加させていただきまして、正直めっちゃ難しくてオーン! ってなりながら頑張ったのですが、主催してくださった鹿紙さん・ご参加の執筆者さんの力ですごく素敵な一冊に仕上がったのではと思っています。
さまざまな女性たちの恋や愛のあり方、生き様にはらはらしたりキュンキュンしたり癒やされたりします。
そしてなんといったって執筆者陣のパワーのおかげで読み物としてすごく面白い!
素敵なご本に参加できてほんとうにうれしいです。
(テキレボ戦利品にたくさん写っていて、うれしくてニコニコしております)


また、コイツノをきっかけに(そんな方いらしたらいいな。笑)高梨來の個人誌も読みたくなった、イベントで買い逃した、方などはBOOTH通販も随時受け付けております。

小説はこのブログのお話のカテゴリーのほか、カクヨムでもいくつか読むことが出来ます。
いきなり本は買えないよ、という方も、よろしければお暇つぶしがてらに読んでいただけるとうれしいです。


拍手

東京文フリお疲れ様でした。

連休に遊び倒すついでに上京して遊び倒したついでに文フリにも出るか、という理由で参加し三年ぶりの文フリ東京でした。
まあほら、アンソロのアピールもしなきゃですし!

ひとまずBL島、人が少なかったですね…?
欠席が2サークルいらして机一本空いてたのも寂しい印象になっちゃったのかなぁ。
お友達が「GW最終日だからか去年の東京文フリは関西よりも人が少なかった」と言ってたのですが、一階はにぎわってたぽいですね……二階配置であんだけ広いとみんな回り切れないし、お目当てにしてもらえないと中々立ち寄ってもらえないのかもなぁと思いました。
実力と言われればそれまでですが。
しかしまぁ、東京じゃないと出会えない人にたくさん会えるのはよきことだ。お立ち寄りくださった皆様、ありがとうございます。


【さて当日です】



縮小版のお花屋さん設営完了

当日はフライヤーを預かってもらうために、設営を終えたら一階へ駆け足!
人様にお会いできるのが楽しみなのでおしゃれしてきたところ、お洋服かわいいですねって言ってもらえてうれしい。笑
服が好きなんですけど去年のあまぶんくらいからほめてもらえることが増えてうれしい。笑
こう、同人イベントって日陰のわたしがいろんな方にお会いできるお城の舞踏会みたいなあれですからね!
ほんらい身に纏うべきドレスは新刊なのは百も承知です。笑

一階を駆け回っていたところ

きれいなお姉さん「らいさーん」
(ええとどこでお会いしたお姉さんかしら…?)
→たまさんでした、ありがとうございます。

お知り合いが増えるといろんな方にお声をかけてもらえるのが楽しいですね。 色々あるっちゃあるんですが、高梨の居場所があるのはうれしいです。
最初に出たとき誰も知り合いがいなければ誰も立ち止まってくれなくて本気で心折れたからな!(一生蒸し返し続ける生涯のトラウマ)


【当日の手ごたえなど】


見栄えがいいからかツイッターでもよくRTしてもらえたDead Flowersが関東初売りの最新刊だったこともあってか、予想通りよく動いてくれました。
関西ではあまり動かなくなってきた(それだけ読んでもらえた証ですね、ありがとうございます)ジェミニが比較的動いたのがびっくりでした。 うれしい〜。



今回は再版リクエストをいただいてたのでついでに刷り足して賑やかしに並べるか(でも永久に売れ残るよな)と思っていたはじまりの唄が完売したのがびっくりしました。(4冊)
わたしの分も売っちゃったのでこれは刷り足さないと。
また、あさイチでラスト一冊と告知していた「春、間近」をお求めにいらしてくださった方が! わー、うれしい。

「読んでくださったんですね〜、ありがとうございます」

経験則から続編は出しても動かないのでその覚悟でいたのですが、なぜあんなにあましのはコンスタントに出るのかな。
あまりしゃべらないようにしようと思って(笑)聞きそびれてしまったのですが、東京文フリは三年ぶりなのにみなさんどこで見てくださってたのかな。てきれぼかな。
基本的に話しかけられたいので自分から話しかけるようにしてたのですが、一日中それやってると相当心的コストがかかるらしいことに気づいたので最近あんまししゃべらないようにしてるんですね。(あれでも) 愛想悪いなって感じがしたらすみません。
わたしは話しかけられるとうれしいので気軽にお声をかけていただけると喜びます。

ありがたくもお声をかけてくださったみなさんには「ツイッターで見て」というかたが多数。そうですよね、ありがとうございます。
思えば商業本だって大抵は話題になってたのを見て選ぶ目安にするんだから、告知は不可欠。 プロ作家さんだってみんなご自身で力いっぱいにプロモーションされる時代ですもんね。 (余談ですが、マンガ家さんたちみなさん生き残り合戦が大変そう…)
でもそれが広まるのはひとえに目に止めてくださった上で広めたい、と協力してくださった皆さまのおかげです。ありがとうございます。

最近もまた感想うんぬんが沸いてましたが、一次創作同人誌の世界は持ちつ持たれつが濃厚な世界ですからね。 何はともあれ、いろんな人の好きなものを教えてもらえるのも好きなものの話をするのもわくわくするので、その楽しさをこれからも大事にしていきたいものです。

「らいさんがいつもキャラクターの話をしているのが気になって」
「よく言われます。笑」

作者自らネタばらしする世界線。

「もう知ってる気がするから読まなくてもいい気がして」も言われますね。せやろな。笑


【お買い物編】
・未読があるサークルさんはがまん
・基本的には1サークルにつきいっさつ
・せっかく東京に来たのであたらしい出会いに期待する

を目安に駆け足で。
財布にも読めるペースにも限りがあるのに膨大にサークルさんがいらして、それぞれ趣向を凝らしてらっしゃるから無限にきになるものに出会ってしまう…Oh!
ゆうても去年から買い込んでしまった本がまだ読めてないので、気分次第でいろいろつまみ食いしたいしょぞんです。

関西ではいつもきよにゃさんと隣接してもらってるので安心なのですが、ひとりだと暇なので笑 買ってきた本が早速読めるぞー。
しかしまぁ、話し相手兼店番さんがいないと心もとない。 わたしが立ち寄った先はみなさん運良くいらしたけど、機会損失は絶対ありますね。いつも配り切れる無配が余ったのも(あからさま関西よりも人が少なかったのに加えて)それなのかも。
にゃんCさんには閉会間際に巡回したららいさん帰ってたって言われました。笑
らいさんは翌日から社会復帰のために16時過ぎに帰りましたやで。

11月もアンソロを持って出たいのですが、アンソロ目当てでふだんよりも来てくださるかたがいらっしゃるかもなので、売り子さんが確保できないなら参加したらあかんよね、と思うのでいまのところ保留です。



【Booth fes終了しました】
事前に告知できておりませんでしたが、11日から13日開催のオンライン即売会、BOOTH fesに参加しておりました。
創作ジャンルしかチェックしていなかったのですが、登録料もいらない、飛び入り歓迎のシステムからか非常に盛り上がってましたねー。 お祭り気分を楽しみながらおうちでゴロゴロしつつ、ふだん見れない評論系サークルさまのご本をじっくり吟味するのが楽しかったです。

このところ同人誌即売会に良くも悪くも閉塞感を感じるところがあり、できれば観測範囲外に居るであろう人に本が届いて欲しい/自分も全く知らない人の本を買ってみよう と決めての参加でした。

結果:BL小説をご新規で買おうって人はまぁそういないね…笑

ゼロではなかったのでめでたしめでたし。
目論見通り、読み物系で面白そうだったご本を何冊か購入してみたので届くのが楽しみです。 参加側としては楽しかったので今後も続いてほしいなぁ。

期間終了後も引き続き、発行した本は通販を行っております



ひとりで小説を書いてると色々心が行き詰まってくるのでおめかしてお城の舞踏会に行って、画面越しにしか出会えないいろんな方にお会いしたい気持ちはやまやまなのですが、純粋にわたしの手元を離れて「本」が手にとってもらえる、選んでもらえるというのが叶ってほしい。即売会ってクローズドな場所で、強固に作者と作品が結び付けられていない状態で選んでもらいたい。
ただわたしの作るものの性質と、残念ながらわたしの力が足りないのかそれはそうは叶わないわけですね。
同人誌が好きで、文フリほか即売会も好きなので自分の居場所がちゃんとそこにあるのがうれしいんですけど、なんかそこから外に広がっていける可能性はないのかなって思うと悲しくなっちゃうんですよね。
あと、たんじゅんに自分で出店して売るよりも心的コストがかからなくていいからいいよなあって…。
ま、地道にやりたいようにやるしかないですね。

拍手

京都文フリありがとうございました。



「みんないつも頑張っててえらいえらいだからみんなのこと描いたんだよ」(ほめてほしい)
周くん「思いつきで書いたらまたえらい大作になったんだな」

大阪も楽しかったことだし申しこんでみるか。なんか雰囲気のあるコピー本でも出そう、くらいのつもりでいた京都文フリでした。
秋ぐらいからなんだかすごくぐったりして元気がなくて、年末休みになってきゅうきょ大慌てで原稿にとりかかってという感じでどたばたで迎えたのですが、幸先の良いスタートを切ることが出来たとても楽しいイベントになりました。
観光がてらなのか、普段なかなか遠征に来られないサークルさんとお会いできた&わたしが前日に必死でフライヤーを折っている中で(笑)みなさんが大人の修学旅行を満喫されている様子をTL越しに見られたのも楽しかったです。




「みんなに協力して配ってもらうって聞いたからね、折り終わったやつ俺がわけるの手伝ってあげたんだよ」(ほめてほしい)
周くん「こうしとくとわかりやすいから便利だな」

さて、ここからプレイバック開始。




イベントの日は忍か海吏、平日は周くんが起こしてくれます。(どうでもいい)

ただでさえ設営がとろい&フライヤーをお渡しにいかねばならないので早めに行こう、と余裕をもっておうちを出て平安神宮行のバスへ。
バスでまるたさんにお会いしたぞー。
京都観光案内をしてくれた宇野さんがスパダリだったとお聞かせ頂き、準備が終わって早めにあけてくださった会場へ。
机の下に搬入が届いてる! ありがたい! バリバリ~!
あ、指にぐっさり行った!!!!
血で本が汚れないよう、最新の注意を払いながらこわごわ設営しました。




今回のブース。
一週間前に「お花屋さんをやろう」と思い立って準備したお花でいっぱいです。ツタが垂れているのは直しました、が撮り直す気力はなかった。笑




京都文フリはちょっと紙にこだわったzineっぽい雰囲気のぺろっとした手製本を出してお茶を濁す、くらいのつもりでいたのですが、なんだかやりたいことをやってみたくなったら思いのほか目をひく仕様となりました。
見栄えがしたのか、ツイッターでもたくさんリツイートしていただけたぞ。
多少めんどくさいだけで作り自体はめっちゃ簡単なのになー。

どうみてもZine展映えなのになぜこれを……いま……。笑

今回年末年始をはさんでどのタイミングで宣伝したらいいのかよくわからなかったこともあり、あまり宣伝しなかったのですがどうやら新刊とアンソロのフライヤーにはたくさんご注目いただけたようです。
これはもしかして新刊はいけるのでは……でもまぁ既刊はあんまりというかほぼ売れないだろう、くらいのつもりで迎えた当日でした。




お品書きはフライヤーに合わせてエアメール風。

さて、順次隣接していただいたまゆみ先生・宇野さん・きよにゃさんがいらっしゃいます。
宇野さん黒いお洋服がおしゃれ。ギャルソンとかそっち系かな? まゆみ先生、黒字にお花のスカートが華やか、バラ園みたい。

きよにゃさん「まゆみ先生のスカート、すごく布地がしっかりしてるね!」

はりのある固めのしっかりした生地で、シルエットがきれいなのです。




周くん「まゆみ先生と宇野さんすごく幸せそうだな」
「みんなで食べるとおいしいんだよ」


【とりあえず前半戦】
さて、余裕もありつつ花屋が開店です。

朝方、お忍び一般参加だったという森瀬さんが遊びに来てくれたぞ! わいわい!

「森瀬さんお忍びだってお聞きしてたので名乗ってくれないかと思ってました、うれしい~」
楽しいお泊り会のご様子を聞かせていただき、おみやげもいただきました。ありがとうございます。

なんだかこのところすごく疲れていたのであまり無理をしてはしゃぎすぎないようにしよう、と心に決めた今回です。
おや、お客様だ。うむ、どうやら迷っていらっしゃるようです。

「よろしければこちらどうぞ~」(そっとA4のプラケースに入れたお品書きを手渡す)

このやり取りを数回行ったのですが、じっくり参考に見て決めていただける方が複数。
どんな形でも足を止めてご興味を持っていただけるのはすごくうれしいのですが、決め打ちでない出会いになっていたのならやっぱりうれしいですね~。
ツイッターを見て決めて頂けていた&当日も目立っていたのかDead Flowersが予想通りの人気です。

「よかったらめくって見てくださいね~」
お客さん「すごい凝ってますね」
「この仕様考えたの誰だよ! わたしだよ! ってキレながら表紙に紙を貼って穴を開けて糸を通したんですよ~」

もちろん中身も大事に書いたんですが、印刷やさんに頼む本では出来ないこと、を目指して物語とパッケージの相乗効果での演出をがんばりました。
目に留めてもらえるとうれしい~~。
表紙は青と赤の二色、青には赤い紐で綴じたverもあったので、別に混雑もしていなかったのでその場でお客さんに選んでもらいました。

開場後はお隣のきよにゃさんとお喋りなどしながらまったりぼんやり。

ぽしいさんがきてくださったぞ!
「おかばんにイケメンが! ぽしいさんの推しですか?」
ぽしいさん「アイナナです」
「きよにゃさんはピンクっぽい髪の子が好きそうだよ」
アイナナは闇属性か光属性か今度教えてください。笑


こうやまさんが来てくれたぞ、わいわい!

「こうやまさん! 待ち受けじゃっかんはずかしくないやつに変えたよ!(でも推しカプ)そしてこれはきよにゃさんがおつかいしてくれた冬の新刊!」

スペースで留守番しながら読んで萌えたり涙ぐんだりしてたのはわたしです。


添嶋さん(お着物姿がはいから)が立ち寄ってくださったぞ、わいわい!

「忍がストフェススカウトしてくれてありがとうって言ってました~。あとでお買い物にお伺いしますね!」
忍からの連絡事項を伝えるのも飼い主の大切なお仕事です。



さて、ぼちぼちお昼なのでカレーを買いにいきましょうか。

前のお兄さん「6人分ください」
スタッフさんのようです。そこにいらしたお姉さんからさらに追加、11人ぶんの注文にカレー屋さんもルーが足りなくなり、混乱しております。

カレー屋さん「お待たせしてすみません~」
「カレー屋さんも大変ですよね~」

正直待ちくたびれてようやくカレータイム。
食べている間にお客さんが来ると正直申し訳ないし、カレーが飛んで大惨事も怖いのでほんとうは休憩スペースで食べたほうが良いのかな。でもあんまり離席するのもね。

おなかも落ち着いた(カレーが辛かった)ので空いたお皿を捨ててきましょ、とゴミ捨てに行ったところ、ナギノさんとまるたさんがいらっしゃるぞ~。(まるたさん接客中のためお声がかけられず)
おかんとアネゴが関西なのに並んでいるぞ? しかしなんだか安心感がはんぱない!笑

「ナギノさんえりまき猫ちゃんだ~かわいい~わたしもねこちゃんですよ。見せ合いっこしてください~」



わたしのねこちゃん

この後ばたばたしていけずじまいでした、ざんねん~。

「三つ折り大変でしたよね?」
ナギノさん「数が少ないので。笑」
二百枚はさすがに飽きました。笑


隣接で取ったとは言え、離れているまゆみ先生や宇野さんとはなかなかお話が出来ない&きよにゃさんも割と忙しそうだ。
まーイベントとはそういうものですよねえ。
今回、どうしても行きたいブースには印をつけ、他は偶然見つかったら寄ってみるゲリラ戦法。イベント会場は途方もなく広いし時間も過ぎるのが早い、お金も時間も読む時間も足りないのでサークル参加だとやっぱりそうなっちゃうんですよねえ。
そう考えると、はるばる訪ねてもらえるってすごいことなんだな。

きよにゃさんに留守をお任せしながら三谷さんとたまさんをお訪ねするも財布を忘れる、などサザエさんをやらかしながらもぶじご挨拶。

「たまさん初めまして~三谷さんは二度目まして~!」

おふたりともめっちゃ気さくでかわいらしいお姉さんでほんわかしました。


【俺のやばい友達を紹介するぜ】
時々文フリレポに出てくるサングローズのれんげさんはお人形趣味で知り合ったお友達で、ゴシックホラー系統の美しくて怖いお話を書かれているとっても素敵なお姉さんです。
お友達の書かれている本ってどんなだろう、というのもあって読んでみたれんげさんのご本がどうもどんぴしゃでわたしのタイムラインの人の好みだ。きっとみんなれんげさんのご本が気に入ると思うぞ。
面白かった本は自分の記録も兼ねて紹介したいのでTLに感想を書いたところ、気になると言ってくださった方もぽつぽつ。

京都文フリ前、怖いお話を好きなお友達が欲しい、とおっしゃっていたれんげさん。
「お知り合いだと三谷さんとたまさんが怖いお話を書いてるよ、京都で紹介するね」

さて、お買い物のためにふらふらしていたら旅の途中のれんげさんに出会いました。
ではご案内しましょう。

「れんげさん、三谷さんです。三谷さん、怖いお話を書いているお友達のれんげさんです!」

残念ながらたまさんはお留守でした。しかしこれで今日の大事なミッションを果たした感!

おふたりのご歓談タイムにぐるっと周囲を見たらにゃんしーさんがいらしたぞ。あけおめでございます。

「にゃんしーさん新刊がエッセイなのですね」
にゃんCさん「らいさんエッセイ書かないのですか」
「自分の話をするのがガチでつらくて毎回号泣するのでキツイですね」

傷つきやすい架空の男の子かわたしよりもはるかにかわいい架空の女の子に仮託する分にはまだクッションになるから大丈夫なんですけどね。
興味がないわけではないですがわたしは面白みのない人間なのであんまし日常のこととかうまく書けないですし。

みんなあまぶんに期待してるぽいですが同じ会場は年内取れないので去年までとおなじ即売会は今年はないのですよね。
でもにゃんCさんならきっとみんなが楽しめることを企画してくれるのでないでしょうか。わくわく!


【文フリには出会いがいっぱい】
イベントは晴れの日なのでネイルやさんに行って、お洋服もお気に入りのを着てきました。タイツはおろしたてのねこちゃんのかわいいやつ。

「自分がいま幾つなのか数えるのを止めました!笑」




おつめは本に合わせてお花にしてもらいました。

年相応の大人っぽい服もあります。笑 
大阪ではおねえさんやったやでえっへん。(Rose tiaraのワンピースでした)

服が好きなので、みなさんおしゃれしてこられて素敵にされているのを見るとほわほわしてしまいます。お姉さんおしゃれですね、素敵ですねとナンパしてしまうのはもはや仕方ないのです。笑
レンタルお着物もあるので和装も目立ちます。華やか~。

シャツがおしゃれなずんばさんが来てくださったぞ! わいわい!
ディスプレイをほめてくださいました。えへへ。

「イリエタワーには負けます!」

最近創作文芸でも大きなポスター提示される方多いですよね。
自分の世界がどん! とアピールできると訴求力にもなるもんなあ。
いかに足を止めてもらうかは大事ですもんね。
ずんばさんはお客様へのセールストークもすごく滑らかでいらっしゃいました。

カヤさんが遊びにきてくださったぞ! お帽子とネイルが清光くんスタイルだ。素敵!
「ピアスも清光ですね」
カヤさん「清光推しの友人製です」


キヨムさんトリビュートでご一緒した水城麻衣さんが訪ねて来てくださいました。
「水城さんのお話がえっちで可愛くて…えっちで…」

トークテーマ:シラトリさんのえろい才能については昼間なのでお互い自主規制してたと思うので今度はキヨムさんも交えてお話してください。笑


遠征されてきたほたさんが来てくださったぞ! わいわい!
「ほたさん、うちの子かわいい写真集見ますか!?笑」

趣味で作ったおにんぎょうさんの写真集をお見せしていたところ、まどさんがいらっしゃったぞ。

まどさん「ああ゙~~!!!」
(おめめまんまる、おくちあんぐり)
(めっちゃかわいかった。笑)

どうやらおにんぎょうさんがかわいくてびっくりしてくださったようです、ありがとうございます。笑
まどさんとはあまぶんで知り合ったのですが、気さくでかわいらしくておしゃれで楽しい素敵なお姉さんです。




「まどさんかわいかったね」

その後、おなじくあまぶんで知り合ってお話してもらうようになった灰野さんの元にもうちの子かわいい写真集をお届けにいくわたしでした。

えっと、Youは何しに文フリへ…?

こちらからもお訪ねはしたのですが、ぼやっと座ってるだけでも出会いがたくさんあるのが文フリですね。楽しい〜。
ときめきメモリアルにきりがないのでこのくらいで省略しなければ。笑
告知をたくさん拡散していただけたおかげか、ツイッターを見て、と来てくださった方もたくさんいらっしゃいました。うれしい〜。


【気になる部数】
京都という土地柄の魅力、アクセスしやすい都心の会場、安心の第二回目という好条件も相まってかほうぼうから景気の良い声が聞こえてきましたね。
こちらはというと

新刊:持ち込みぶん、というか製本出来た分が完売(有料頒布では最大)
残り4冊になっていたほどけない初版:完売
ジェミニ:ご新規さんいらっしゃい
新刊と同数くらいあった今月のあまし:完配

ぶっちゃけた話、全年齢で幅広くリーチできると思っていたジェミニよりも最近ずっとほどけないのほうがたくさん出るのがちょっと不思議な気分です。
先にジェミニを再版する必要なかった。笑
とにかく疲れていたので再版作業に取り掛かれず、買えなかった方はすみません。
まさかそんなことになると思っていなかったんだ。

・お話したことない方でも結構な方があましのを知ってくださっている
・ジェミニを読んでほどけないに進んでいただけた

ということなのでしょうか、うむ。

新刊はたくさん話題にしていただけましたが、ぶっちゃけ既刊はもう全然だめだと思っていたのでうれしいなあ。
過去に出した本がほぼ毎回数冊ずつとは言え出る、続編を買って下さる方もいるって冷静に考えるとすごいことですよね。
優しい世界に住んでいるのだな。

「忍くんの本がほしいって言ってくれる人がほぼ毎回いるやで、忍すっかり有名人やで」
「そっかあ~~~」
「というわけで海吏も有名になったほうがええと思うやで」
海吏「そっとしておいて」

海吏はあんまりいじると心を閉ざしちゃう子なので…。
最近は良い意味で海吏と心の距離があるのであんまりエピソードが降りてこないのですが、わたしは海吏のことが大好きです。




「今月のあましののラブラブ婚前旅行なんですがいりますか?」

無配本はほしいと言って下さった方にだけお渡しする感じにしてるのですが、たくさんもらっていただけたぞ。
装丁もほめてもらえてうれしい。中身もかわいいです! ちゅうです!

そして時間は流れ撤収タイム。ちんたらと花屋の店じまいを終え、キヨムさん・こうやまさんとお話していたところにれんげさんが遊びにきてくださいました。

「お人形のお友達のれんげさんです! こちらははまむぎくんのお母さんのキヨムさんとしばつゆちゃんのお母さんのこうやまさんです!」
※便宜上おかあさんとお呼びしてすみません。笑

れんげさんのご本がやばくて素敵です、とご紹介していたのですが、みなさんひとり参加だし回り切れず。そんな中、遊びに立ち寄ってくださったたまさんも交えて始まるれんげさんの行商タイム。笑





(アフターでお茶をしながら)
「れんげさんはご本読ませてもらったらやばかったのでこのやばさをみなさんに広めたくてですね。悪そなやつは大体友達! ってヒップホップの人のノリで俺のやばい友達を紹介するZE! みたいな感じでこう…」

別にわたしが偉いわけでは断じてないのですが。笑



うたプリには複雑な家庭の事情が、あんすたには心の闇があるがSideMは光のアイドルソシャゲらしいというお話を聞かせてもらうキツネくんとはりねずみくんとわたしのえりまき。







周くん「ところで今回きよにゃさんの出番少ないな」
「忙しくてあんましお話できなかったんだって」

横並びでも普通に端と端で離れているのでほぼまゆみ先生とも宇野さんともほぼお話できなくて残念でした。まあイベントは本を売る機会なのでそうなっちゃうよね。






去年くらいから人様にお会いする機会があると楽しい反面すごく疲れてしまい、正直今回も行く前から不安だったのでおとなしくしようと言い聞かせての文フリでした。
終わってからもずっと元気でいられて、去年から読めないままだった本がさくさく読めるようになりました。
気づかないうちにいろいろ無理してたのかもしれないし、それに気づけたことも収穫だなぁと思います。

どんなに苦しくて目を逸らしたくても「なかったこと」には出来ない大切なことがあることも、それらにちゃんと耳を傾けてくれる人がいてくださることにもほんとうに救われてきたので、これからもより良い形で気持ちを手渡せる自分でいたいし、何よりも書くこと、それらを通していろんな人たちに出会える場を心から楽しめる自分でいられたらなぁと思います。

次回は5月の東京文フリを予定しております。
それまではまた月間あましのでお会いできましたらよろしくお願いします。

ところでこのオチであってるのかなほんとうに!


こんなに長い日記を最後まで読んでくださった方に心よりの感謝を。



拍手お返事 きよにゃさん
ほうぼうでお爪やポシェットをほめてもらってご機嫌さんだったやで。(どや顔)
ほんとに新刊しか売れないと思って臨んだので、大事に書いた既刊も目に留めてもらえてうれしかったやで。きよにゃさんも好調だったみたいでよかったねえ。
なんかきよにゃさんも忙しそうだったし、全体的にみんな忙しかったよね。笑
結局みんなのブースに! 正面からいけてない気がする! 看板も見てない!笑

きよにゃさんもまだ本調子ではないのかな? 今年は冬の寒さがつらいので体に気を付けて異端審問がんばってね。

拍手

Zine展inBeppuありがとうございました。



「またみんな別府に来てくれるといいなって思いながらZine展で買ったご本を読んでるえりちゃんだよ」


11月3日~5日に大分県別府市にて開催されたこんぺき出版様主催のイベント、Zine展in Beppuで預かっていただいた本と参加レポートが返送されて参りました。
湯の町、大分県別府で連休の三日間にわたって行われる、委託オンリーの個人による創作同人誌=zineの展示即売会です。
従来通りのZine=手作りによる自分の好きなもの・好きな世界を伝える冊子、という枠を越えて、主催の豆塚さんの創作文芸の世界での活躍を受けてか、ここ数年は文フリなどの同人誌即売会で活躍されているサークルさんも多く参加されている模様です。

主催のこんぺき出版のお二方、本を手にとってくださったみなさま、現地でお会いできたみなさまほんとうにありがとうございました。
いぜん旅行に行ってすごく楽しかった大分にまた遊びに行くきっかけが出来てとても楽しかったです。


こんぺき出版の豆塚さんにセバさん、お手伝いの大分4Fの皆様にぺぱかんの正岡さん、あまぶんのにゃんしーさんとゆらさん。
頼もしいスタッフ陣に加えて、直近で福岡で開催のAdeに合わせて現地入りされた方、前年までの評判を見聞きして遊びに来た方々など、大分県外からの来場者が別府をおおいに楽しんでいたて、多数のレポートが上がっていたのも今年の特徴だったのかなと思います。
わたしの楽しい旅は#らいinBeppuにてレポートしております。




「さきちゃんとみちちゃんと別府で遊んだんだって。みちちゃん俺のこと愛してるって言ってくれたから『俺も鹿さん面白いから好きだけど周がいちばん好きだからそこんとこよろしくね』って言っておいたよ」
周くん「……」
「周照れてるぅ~」


旅行レポは機会があればまた書きますが、まずはイベントの結果など。



【参加までの経緯】
どうかんがえてもZineじゃないけど創作文芸の人もたくさん参加してるし、参加レポートなどのアフターフォローも含めて丁寧に本を預かってくださるというのをお聞きして興味を持ちました。

かまぶんに遊びに行って、売り手と買い手との1対1の出会いではなく、純粋に並べられた本たちとじっくり向き合って、気になるものを手に取って選んでという形で本を選べること、1日限りではなく、数日間にわたってお店に本を並べてもらえることにすごく魅力を感じたというのもあります。

しかし、どう考えてもBLが売れるわけがない
まぁわたしの本はおもしろいしすごくいい本なので、代行で一冊でも縁があればなぁ。ジェミニはほぼ一般向けの青春小説の部類だと思うので新しい出会いがあるんじゃないかな、くらいのつもりでした。
そんなわけで、一押し本も「ジェミニとほうき星」をセレクト。
ポップに関してはあまり情報量が多くなりすぎても……と思ったので帯値札のみ。(これがよかったのか悪かったのかはよくわからず)



帯値札はデザインもかわいく作り直したし、これ以上ないほどに的確な紹介だと思うのですが。


BLのマンガを出されるという月島あやのさんの発言を機に、「#Zine展inBeppuで読めるBL」のハッシュタグを考案しました。
イベントの事前の盛り上げに少しでも貢献できたのならなぁと思います。



「V6だよ」
周くん「猫とおばけと妖精とうさぎと人間の男の子ってとりあえずバラエティだけは確かだな」




【傾向など】
従来通りのZine=クラフト、雑貨の延長的なアイテムや本屋さんでは買えないひと味違う手製本などがやはり目立っていて手に取られやすいようでした。
そりゃそやな。
手作りアイテムは数を用意できない=ひとめぼれにより即完売 も目立っていましたね。

地方都市・観光地でのイベント=従来通りの同人誌即売会になじみのない人が多いことからぱっとみてとっつきやすいエッセイ、本屋さん感覚で手に取りやすいエンタメ~純文学が比較的でやすいようですね。
そりゃそやな。(二回目)

わたしは青春小説・内面の成長物語としての側面を持っているBL小説がすごく好きなのでそういったものを書いて、そういった作品が好きな人に、(叶うことなら)BLジャンルの垣根を越えて読んでもらえたらと思っていて、創作文芸というジャンルが好きなので文芸のイベントにでています。
カテゴリーエラーは承知の上です。
ライトノベル・ファンタジーは即売会では割と強い印象なのですが、ところ変わればまぁそうなるかという感じ。
全般的にBLとラノベは苦戦したようですね。




うちの本を置いてもらった一角


現地に行くというのは全く動いてないのを目の当たりにするわけで、まったく売れないものの面倒をみてもらうのって正直めちゃくちゃ申し訳なかったのですが、少しは売れたようで安心しました。
訴求の仕方を変えれば……というのではなく、売れないものと割り切って、地方イベントに委託したい際にはより一般文芸よりの本を作った方がいいのかなと思いました。

おもしろいのが、現地でほどけない体温の続編の「春、間近」 ジェミニの続編の「My Shooting Star」が売れてることなんですよね。
通販か代行かほかのイベントかな。間違えてないよね??
続編を読んでくださるというのは本編を読んでくださって気に入ってくださったという証なわけで、これ以上うれしいことがあるだろうか。




特にMy Shooting Starはジェミニとセット買いでしか買ってくれる人がほぼいなかったのが増刷してからちょこちょこ売れました。

・ジェミニを読んでくれた人が彼らのことを気にかけてくれた
・忍と海吏の出会いですよ、と告知していたのが身を結んだ

のかな? いちばん大切なことを余すことなく書けた本なので、読んでもらえるのが実は何よりもいちばんにうれしい本です。


ほんとうにびっくりしてるのはうちのラインナップでは間口が広めのはずのジェミニがまったく売れなかったことです……。
逆に初動でぜんぜん動かなくてそりゃそやな(三回目)と思っていたほどけないは動くようになってきました。

・フォロワーさんじゃない人も忍を知ってくれている。(びみょうな絵で)
・アンソロジーやイベントごとの無配などでまじめな方の(笑)あましのの露出が増えて、わたしの文章を好きになってもらえた

のがきっかけでしょうか。ありがたいことです。
あの、本編まったくほのぼのしてないですけど大丈夫ですか……?
忍に好きって言われる度に信じられなくて不安になるっていう子やで。
(※周くんがデレるのは12万字の11万字目からです)
(※デレてからはよしよしもハグもちゅうもしてくれるよ)




まぁ何にせよ、少しでも興味をもって、読んでみたいと思ってもらえるのはうれしいです。

言うまでもないことですが、わたしは海吏のことも、彼を取り巻く人たちのこともほんとうに大切で大好きです。
いまの自分が周くんと忍を通してみていること、書こうとしていることの原点には海吏が見せてくれた景色があるので、忍を紹介してくれた(笑)海吏には心から感謝しています。


【代行に関して】
代行の利用者は即売会になれた人たち
=テキレボやあまぶんなどの客層とほぼかぶっている
=無配を出せば、いろんな作品に触れてまずは知ってみたい人に出会えるチャンスがある
=既刊はすでにほかのイベントで持っている可能性があり

・すごく大量に無配の注文がくるテキレボ(しょうじきしんどい)
・れぼの感覚で居たらほぼ注文がなくてびっくりしたあまぶん

と、イベントごとにカラーがあるのですが、Zine展のみなさんは割と無配に積極的なようですね。
ちょっきんのテキレボなどでほしい本はあらかた買っている=ここでしか買えない新刊があるとより動きやすいところはあるんだろうなと思います。






無配は出品者の返送の荷物にも入れてもらえると聞いて、新しいものを作る余裕がないけれど気に入っている折り本の「光る音」を送りました。
余ってたから入れとこ、かもしれないけど(笑)代行で注文してもらえたのならうれしい~~。
短歌・俳句と300字ショートでぜんぶ周くんと忍のお話です。
データをBOOTHに置いています





委託の本は直参よりも断然売れないのが常なのですが、実物を手にとってレジに持って行くスタイルゆえ、在庫がどんと山になっていた方が見栄えがするのでたくさん送ってどか積みするほうが手に取られやすいらしく、それはこういった本屋さんスタイルの即売会のあり方なんだろうなと思いました。



【イベントのあり方】
わたしの本は委託では大抵動かなくて、直参のほうがまだ手応えがあります。
イベント委託はほぼ決めうちになるのでそれだけ本自体の訴求力が弱くて、イベント出展の方がまだ、陳列などのお店づくりの面で決めうちの方へのプラスが見込めるからというのがあるのかもしれないです。
実際わたしも見せ方がきれいなブースでは思わず足が止まるので、がんばっていることが身を結ぶのはうれしいです。

わたしは憧れている・好きな書き手さんとお会いできる機会ならお話が出来ればうれしいなと思うし、人に会いたい目的でイベントに行くこともあるくらいですが、本屋さんスタイルで本が選べるイベントにはより純粋な「本」との出会い、書くこと・読むことに集中出来るという利点があるなぁと思います。
「お店やさんごっこ」の楽しさの反面、読んでもらうために「自分でお店を出す」という労力を必要とされることへのしんどさが正直言ってあります。
店主としてお店を出し一日過ごすのと、数日間お店に本だけをおいてもらうのは違う楽しさがあり、その両方をこうして体験させてもらえる機会があるのはとてもありがたいなぁと思うのです。
どれだけ力作でよい本であっても「場にあっている」ことが要で、それ故に手に取られやすさ・にくさが発生することを考えれば参加者全員が手応えを感じられるというのはそりゃあ無理な話ですが、「本の力」を信じてそれを後押ししてくれるイベントがあることを、とてもありがたいなぁと感じています。
・様々なアンソロジーなどの企画(WEB・紙媒体含め)
・自薦/他薦による作品紹介での後押し

など、アカウントに紐づけられた「作者」ではなく「作品」そのものを知ってもらい、本との出会いを後押ししてくれる工夫が様々な企画主さん・イベント主催さんによって整備されているというのはとてもありがたいです。
わたしは一参加者でしかありませんが、楽しい遊び場を提供してくださったことを心から感謝したうえで、「よい参加者」でいられればなぁと思います。





(誰だって多かれ少なかれそうであることは前提の上で)
高梨來には日常生活を送っているわたし個人が息を殺して目をそらしていることを担ってくれている部分が多々あり、高梨と忍と(笑)仲良くしてもらえるのはすごくうれしいしありがたいのですが、なんというか、自分の心を預けるための絶対的な場所としての文章と、それを通して出会える人たちとの出会いと、そこで振る舞える生身の自分のあり方と、なんかそういったことがいろいろぐちゃぐちゃしてて。

すごくうれしいし楽しいし感謝もしてるんだけど、自分の中で気づかずにいられたこと、向き合わないでいられたことに向き合う機会がいくつもあって、それがありがたい反面どこかしら苦しくて仕方がなくて、違和感がどんどん募っていくわけです。
もう10年以上ずっとこうなのであきらめはついていると言えばそうなんですが、たぶんまた何かを乗り越えなきゃいけない段階に来ているんだろうと思います。

いきなりこんな話されても困るよな! ごめんな! わたしもいまめちゃくちゃつらいからな!!!

「高梨來」として小説を書くことを通していろんな人に出会うことが出来て、その中で気づいたとや経験したことがたくさんあります。
「向き合うことの苦しさ」以上に、出会ってもらえたこと、支えてもらえたことのうれしさの方がずっとたくさんあります。
よりよい自分になりたいし、ならなくちゃなと思っています。


うまく小説にできるように頑張りたいです。








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