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調弦、午前三時

小説と各種お知らせなど。スパム対策のためコメント欄は閉じております。なにかありましたら拍手から。

Text Revolutions6に委託参加しました。

10月28日に開催されたText-Revolutions6に本部委託という形で参加しました。  
れぼんちゃん、スタッフ一同皆様、当日まで告知などを応援してくださった皆様、本を手に取って下った皆様、ほんとうにありがとうございました。

前回・前々回は直参したテキレボですが、今回は翌週のZine展に遊びに行きたかったから、という理由で本部への委託参加で申し込みました。
秋頃には何かしら新刊を作りたかったので「何かしら新刊/500円」で委託の枠を押さえて置くことに。
(燃え尽きてしまい新刊は出ませんでした。うーん)
委託なので、今回は無配はポスカラリーへの参加以外はなしです。


【委託参加について】
初回からシステム周りはかなり変わったようですね。
納品書の件などで、今回はplagさんと準備会の皆様にお世話になりました。
(仮で入れておいた本の情報を期限内に更新していなかったのです)

事務処理が中々複雑で戸惑いましたが、これもまた円滑な運営のために何度も回数を重ねて行く中で考えられた工夫なんでしょうねきっと。
れぼんさんの随時の細やかなフォローがあったため、戸惑わずに済んだところはありました。
ありがとうございます。
あまりこの辺はお話できることもないのでここでいったんきりあげ。


【アンソロジーのお話】
さて、テキレボさんにはウェブ公開もされているテーマアンソロがあり、わたしも参加の際には毎回お邪魔しております。
第四回:和-The egg and you.(海吏とマーティン)
第五回:嘘-Lie,lie,lie(周くんと忍)
自作のアピールはもちろん、書き手、読み手としての(!)参加者さんとの出会いを広げてくれる貴重な場です。

今回、第六回は「祭り」
夏祭り? 秋祭り? 文化祭??

れぼんさん「結婚などの人生の祝祭も祭りです」

あましのの結婚を書くならこの機会しかない!

6月に書き始め、ジューンブライドだね! きゃっ! とニコニコしながら書いたのが「Honey」でした。

ふたりで迎えた「記念日」を4000字の枠で綺麗に落としつ、彼らに出会えたから見つけられた自分なりのとても大切なことが書けました。えっへん。
たくさん読んでいただけて、おそらく彼らに初めて出会った方からもあたたかいお言葉をたくさんいただくことが出来ました。
世界は優しいな、とガチで泣いたのですが(ほんとう)思い出すだけでも泣いてるあたりわたしはばかですね。

さて、まだ書きたいお話が他にもあるぞ。20ページくらいの無配コピー本…にしとこうと思ったらえっちなのを書いてしまって文字を小さくしても30ページ超えちゃった。無配にはできないや。
でもコピー本って売れないんだ。(経験談)



単品200円だけどほどけないを持ってる人は無料ってことにしてあまぶんの新刊にしよう。
なあに、会場でばらまいて代行の人からだけ申し訳ないけどご祝儀にお代金もらおう。

あれ、みんなお金払ってくれたんだけど神様なのかな? あましのめっちゃ祝われとるな!?

というわけで出した「はじまりの唄」、テキレボアンソロがきっかけなのでテキレボにも出したいね…ここはほどけないとセット1000円にしてテキレボ6限定、あましの結婚おめでとうパックと銘打とう!
しかしあまぶんが終わってたくさん作ったはずの在庫が心もとない(あれっ!?)のでテキレボに送るぶんを避けると文フリに持ってけない…テキレボに送る5冊ぶん増刷しよ。

ものすごくぶっちゃけた話、わたしは委託参加では本がめっきり動かないので(直参でもそんなにですが)5冊は余ることを計算しての妥当な部数です。






頑張って作った斜め上な宣材




忍も応援してくれた


さてはて、余る程度には送りました。宣伝もしました。
しかしアンソロでそこまで反響があったわけではないし(がぜん注目されてる作品は肌でわかるじゃないですか)、大概行き渡ったであろう既刊となかなか動かなかったその続編、あからさまに人を選ぶR18という布陣です。
毎回びっくりするほど代行の来る無配も今回はありません。
お前やる気あるのかよ……。
いや、参加することに意義があるのだ、お一方でも新たな出会いを結ぶことに意義があるのだ。
実際に一冊しか売れなかった時、その一冊を選んでくださった方からとても気持ちのこもった温かいお言葉をいただいたことがあります。
覚悟をして当日を待ちましょう。一冊も売れなかったトラウマは一生忘れませんけど。


さて、代行の事前通知が来たので恐る恐る確認したらまさかのMy shooting star一冊。えっ!?
わたしはMy shooting starがいちばん大切な本なのでとても嬉しいですが二重の意味でえっ!?
ジェミニを読んでくださった方が続編を手にとってくださったのかー、これは開催前から既にてきれぼんドリームじゃないですか!?
とはいえ、他の本は注文がありません。まぁ期待せずにいきましょうと思いつつそわそわ。

今回代行のシステムが変わったことで大幅に時間短縮となり、なんと翌日・翌々日には荷物が到着。
帰宅後、一回り小さくなった箱が届いていました。
蓋を開けると緩衝材がびっしり。




何が起こってるのか理解できなくて、びっくりして泣きました。
本来なら搬入数が足りずに申し訳ございませんでしたと謝らなければいけないはずなのですが、委託でこんなにたくさん売れたのは 初めてです。

・アンソロジーなどで露出があった
・前回沢山出た無配を読んで下さった方が本編に進んで下さった
・あまぶん文フリのイベント続きの流れで告知が目に留まった

など、これまでの地道な種蒔きと読んで下さった方の応援が「読みたい」に繋がってくれたのかもしれないなと思いました。
彼らなりの「共に生きることを選んだことで見つけた幸福のありかた」を辿りたくて書いた一連のお話が生まれたのは、題材をくださったテキレボアンソロ企画があってこそです。
テキレボ6があったからこそ送り出せた本が一冊も残らず頒布できたことは、ほんとうに自分にとってのなによりもうれしい成果でした。

テキレボはすごくたくさん本が売れる人がたくさんいらっしゃるので(毎回終わるたびにモヤモヤします。もともと沢山売れる人ではないですが、正直あってないんだろうなとは毎回思う)皆さんから見れば笑ってしまうような微々たる数字かとは思います。
それでもわたしには、夢のようにうれしい出来事です。




あと、ジェミニとMy shooting starもいい加減読んでくれる人はいないだろうのつもりで送り出したら思ったよりもずっと減って帰ってきてびっくりしました。
とても大切なことを書いた自分にとっての記念碑で新たな出発点をくれたなによりも大切な本を、まだこうして選んでくれる方がいらしたのかと思うと本当に嬉しいです。

来年は新しい人たちの違う話をぽつぽつ書きたいなと思っていますが、彼らに出会わなければ、読んでもらえなければ見つけられなかったことがたくさんあります。
わたしの人生に彼らがいてくれることはおおげさじゃなくとても幸福なことで、たくさん勇気付けられているので、それを知ってもらえるのはとてもうれしいことだなと思います。
彼らのことがほんとうに大好きです。





なんだかいつものことだけれどまとまらなくなってきた。ので、機会があったらまた話します。




【在庫状況】
「あたらしい朝」「ピアニストの恋ごころ」、「真夜中のころ」、「はじまりの唄」が完売です。
ピアニストも真夜中も大好きでほんとうにいい本だと思っているのでなくなっちゃって正直寂しいですね。でも再版は厳しい気がするんだよな。
あと、はじまりは残り2冊あるんですがお知り合いへのお取り置きぶんなので机には置きません。コピー本なので刷り足しは出来ますのでご入り用の方はご相談ください。
なんであんなに沢山刷ったのにもう無いんだ!? 他のコピー本はずっともったのにな。あましのめっちゃ祝福されておる。
(うれしい)

「ほどけない体温」はzine展にお送りした五冊で初版ラストです。
まだ読んでもらいたいのでこれは増刷するかな。ジェミニとほうき星もなんとまたもや増刷したのでまだ地道に机に置き続けたいです。
ほどけない体温の続編、「春、間近」が残り五冊、こちらもzine展に残りをお送りしております。
ご縁があるといいんだけどな。

はるまぢは増刷予定なしですが、わたしが読みたいのでほどけないの番外編集を作りたいなーと思っています。まぁ夢ですね…。


ではでは、本日はこの辺で無理やり〆ます。
さて、明日から別府に行ってきます!

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大阪文フリお疲れ様でした。

台風が心配だった文フリ大阪、前日にキヨムさんのお芝居と展示を見に行きたかったので前泊で遊びに行ったのですが(その辺のお話もしたいのですが、長くなりそうなので機会があればまた)、悪天候の心配はまったく必要なく、当日は気持ちの良い快晴でした。

今回は直前にあまぶんもあったのでほぼ気が抜けていてやる気がないと言っていたのでしたが、ふたを開けてみると活気があって非常に楽しい一日になりました。
大阪はやっぱりいいですね、ホーム感があるというか。





当日のブース。なかもずは机の奥行が広いので本が余裕を持って並べられますね。


【忍画伯のおえかきやさんのお話】



あまぶんの時に本当に冗談で看板を出してて、まぁお知り合いくらいしか頼まれなかったんですが(笑)今回もこんな看板を出していたのでした。
ついでにこの看板は終わった後で捨てるからってきよにゃさんにあげたやで。




「きよにゃさんかんばん可愛いって気に入ってくれて、居る間も上に紙貼ってかざってくれてたんだよ」
「ほんと~? ちょううれしい~」


ほうぼうにご愛顧の感謝をこめて忍のお手紙を届けに行ってたのですが、みなさんニコニコしてくださってうれしかったです。えへへ。



忍とわたしのイベント前のLINEをちらみせ

庫内灯のみなさんのもとに三号を予約するついでにお手紙と差し入れを届けに行ったところ、「らいさんそんなに現世で徳を積んでどうするの」って言われてめちゃめちゃ笑いました。生きてて中々言って貰えるセリフではないですね!笑

みなさんに喜んでいただけるのなら忍の絵くらいお安いものです。笑




当日はキヨムさんの二次創作アンソロジー権謀術数が発表されるとのことで、記念に忍が絵本を作ってくれたのです。
「ついに忍が文フリデビューですよ!」とドヤ顔でした。笑

当日はキヨムさん・通路・わたし・きよにゃさんの並びだったので(キヨムさんとは偶然)キヨムさんがお留守の際はわたしがキヨムさんの本をガンガン喋ってガンガン売りまくるカリスマ書店員(自称)をやっておりました。
人様のご本はガシガシ推せるなあと一生懸命売り込んでいたところ、どこかで見覚えのある紳士が。あれ、小太郎さんかな? じゃなかったや添嶋さんだ!(※人違いを失礼しました)

添嶋さん「ストフェスでポスカギャザをやるので是非忍くんに参加してほしくてですね」
わたしじゃなくて忍ですか!!!(ばくしょう)じゃあ後でLINEしておきます」

添嶋さんは美少女さん(40歳男性)の話をされていかれてばくしょうしました。

「ヒツジさんや添嶋さんから回ってくると背徳感マシマシなんですよ」
添嶋さん「僕とにゃんしーさんと遠藤ヒツジさんが創作文芸三大腐男子って噂で」


【当日の手ごたえなど】
ジェミニはだいぶ行きわたった感じでまったり、ほどけないが当社比多めでした。
お品書きを参考にしたり、裏表紙のあらすじをじっくり読んで選んで下さる方が多かったのが印象的でした。
決め打ちっぽい方だけじゃなくて、じっくり検討してくださる方がいらっしゃるのも文フリの特徴ですね。ピアニストの恋ごころはおかげさまで見本誌のみになりました。



真面目な方の忍も宜しくお願いしますってお渡ししていた新刊(無配)のour houseもおかげさまでなくなっていました。
いやほんと、あの子はいい子なんですよ…。(自分で言う)
お知り合いの方によく「忍が気になって」と仰って頂くことが多くて、タイムラインで連載してる甲斐があったなって感じです。
ちゃんと忍に心を開けるようになって幸せになった周くんを知っていると本編のふたりがすごく苦しくてもどかしくて振り返るたびにしんみりするし、読んでもらうのが申し訳なくなるんですが(笑)とても大切に書いたお話なので彼らが愛してもらえるのは本当にうれしいです。




また、委託でお預かりした季刊ヘキの見本誌をお手に取られる方が本当に多くて、それだけ注目度の高いアンソロジーなんだなぁ、というのを実感しました。
宣伝の告知を広めてくださった比恋乃さんとヘキの民のみなさん、ありがとうございました。



【面白かったことなど】
あまぶん当日うっかり買いそびれ、あまぶんビアホールでお話していただいた灰野さんのもとにうちの子(おにんぎょう)かわいい写真集をお見せしにいったところ、マドレーヌさんもばったりいらしていてみんなでプチ女子会になりました。笑
おふたりともおしゃれでかわいらしくて素敵でした~。



事前アナウンスがなかったので「今年はなしだよ」ときよにゃさんが心配していたのに、¥ひょっこり来ていたフロレスタ(カレー屋さんもいらした)に並んでいたところ、今年も最大手を爆走してさばききれずに大混雑で30分近く並びました。
きよにゃさんの分とみっつ買ってくるよ、と言ったのですが自分で行くよと言ってくれたのでキヨムさんのぶんとふたつ狙いです。

スタッフさん「列が伸びているのでつめてください~」

お隣のお兄さんと「二列になりましょうか」と自己判断したわたし

「後ろの皆さん二列でお願いします~!」

勢いで文学青年のお兄さんと仲良くなったので楽しくお話していました。おかげで退屈しなかった。笑
お兄さんあとでうちのブースも来てくれたんですよ、いい人…!

「お兄さんにはきいた感じ、このデスポリンキー食堂さんてサークルさんがおすすめです」

その後にすれ違ったにゃんしーさんにもお伝えしました。笑

ついでにその後30分ひとりでフロレスタに並んだきよにゃさんは軽い熱中症になったとぐったりしていました。笑



こうやまさんが遊びに来て下さったぞ! わいわい! 何度かイベントでお会いしたのですが、せっかくなので今度はゆっくりお話させてくださいねとお約束していたのです。

「あ、こうやまさん! 見て!」
(推しカプの待ち受け)(ロック画面off airでホームはおうちのありかだよ。笑)

「こうやまさんは一穂キャラで誰が好きですか?」
こうやまさん「慈雨さんです」
大好き!!!

好きなエピソードがありすぎてその後TLでもお話してました。笑笑笑
好きなお話がありすぎてきりがないんですけど、ひとまずわたしは宗清が好きです。



お知り合いのところに遊びに行って色々お話させてもらった折りに色々なことを聞いてもらったのですが、気づいたら要介護認定レベルで号泣していてその節はご迷惑をおかけしました。

ほんとうに聞いてほしいのにうまく話せないことが沢山あって(ぽろっと話したとしても、わたしが頭が悪いからか「何を言ってるのかよく分からない」って反応だったりする。笑)
まぁみんな多かれ少なかれそうだと思うんですが、人に聞いてもらうための打ち明け話として物を書いてる自分と対人用に振る舞ってる自分の間に分厚いゼリーの層があって割とその辺の乖離がしんどいので延長線上にあることについて聞いてもらえると安心しますね…。
U野さん、N野さんその節はありがとうございました。(なぜか伏せる)





前日にきよにゃさんとも話してたことなんですけど、小説を書いて読んでもらって、作品と紐づけられた「自分」が人前に立つことで「読んでもらう」って、創作することの源にある孤独とは対極にあることで、それ故に引き裂かれる部分って多少なりともあるし、書くこと・読んでもらうことを続けながら「自分を守る」ってすごく難しいことだと思います。

ほとんど誰とも話せなくて寂しく過ごした三年前の文フリよりも、すれ違いさまにもニコニコ話しかけてもらえるいまのほうがずっと楽しいし、「読んでもらうこと」で気づけたこと、乗り越えられたこと、書けるようになったことが沢山あるな、ありがたいな、と改めて思いました。
これからも楽しければいいな、と思いました。


まとまらないのでイベント終わってから周くんに送ったLINEでも振り返っておきましょうね!



周くんのアイコンが忍が描いてくれたオムライスを律儀に使ってるあたりちょうかわいくないですか。笑



年内のイベント参加は直参はこれで最後でした。
後はzine展とテキレボですが、こちらは既刊を少し。ご縁があるといいな。またぼちぼちご報告させて頂いたり、手にした素敵な本を楽しませてもらおうと思います。
ご拝読ありがとうございました。


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尼崎文学だらけに参加してきました!アフター編



「忍くんの絵、桐島のハンコが捺してあるんだね」
「ケッコンしたから桐島さんなんだよって」

※忍のスケブとお預かりしてきたお手紙はツイッターなどに上げて頂いてもOKです。



【いざお片付け】
一人参加だと中々抜けたくても気がかりで抜けられない…大阪文フリもあるし、気になる本はたくさんありすぎるのでチェックしすぎも問題だ。ひとまずさらっと会場を流し見で……と思いつつ、おしゃべりをさせてもらったり、ご本を見たり。
相変らず! 周くんと忍の話しかしていない!!笑


らしさん企画「嘘の尼崎を出ていく」に参加したいけれど常に参加者さんがいるっぽいなぁ、と遠慮していたら15時50分!? えー!?
(※らしさんもゲームの人気のあまりに尼崎を脱出できなかったとお聞きしました。ご苦労様です。笑)
この後は朗読会と懇親会です。お借りした棚を畳み、ポスタースタンドを畳み、出張していた冬弥さんを引き上げ……散らかしほうだいに散らかしたブースを撤収していたらとさおかさん(女神)がお手伝いを申し出てくださいました。


【そして朗読会】
撤収後、へろへろなのでコンビニに行ったり荷物を整理したりで朗読会はやや流し聞きになってしまいましたが、中々触れられない文化に触れられて楽しかったです。
主催のおふたりゆらさん、澄んだかわいらしい声とイノセンス溢れる透明で痛みが突き刺さる言葉の彩が素敵。
にゃんしーさん、朴訥なキュートさがザ・にゃんしーパフォーマンス。今回は控えめ、ということでしたが唄って踊って変な顔、の本領発揮はまた違う場所でということで??

ロビーでお話していたおかさんと朗読のご相談をしていたところ、委託をされていた斉藤さんのご本を読まれるというおかさんに昨年のあまぶんで発行された「晩年のままごと」を読んでみないかと薦めて頂きました。
おお、わたしがおかさんの世界に入ってもいいの?? え、楽しそう! 読みたいパートを決めて、いざ心の準備。

さて、次々名乗り出た飛び入り参加組が朗読に!
ご自身でも詩の本を出されている海老名絢さん以外はみなさん小説を読まれた方がほとんど。
(新島みのるさんとキリさんはアカペラで歌も!)
物語の扉を開くアプローチってほんとうにそれぞれですね。書き手さんはご自身の物語を本当に大切にされているんだな、とひしひしと伝わってまいりました。
空気の色がすっと移り変わって、澄んだ深い蒼い色を映した海を見つめる少年をありありと描き出すキリさん、やわらかい空気で言葉の世界を開いて見せてくれるおかさん、おふたりとも演劇を通ってらっしゃるからか、身体にお芝居の空気が通っている感じ。

さて、順番が来てしまいました、よ?


額に手を当てて精神集中を図る謎のポーズをとりつつ
「午前三時の音楽の高梨來です。BLを書いています。緊張しています! ぶっつけ本番です。既に噛んでます!」

はじまる前から放送事故をやらかしつつ、スタート。


感想:
めっちゃ楽しい


選んだパートは冒頭のキリエちゃんとカタリナさんの再会シーン(「カタリナって何リナなの?」のくだりです)
キリエちゃんのプレイガールっぽさと、わざとらしく飄々と振る舞うカタリナさんの心のうちを感じ取りながらどう言葉に載せるのか考えて読むのがすごく楽しかったです。
演劇のテイストを汲んだ文章のリズムとトーンなので読み上げるのも気持ちいいのかもしれないですね。
懇親会では複数の方にお声をかけていただけました。すごくうれしい~。




当初ははるまぢのえっちじゃない場面(あましの朝ごはんシーンか周くんと八木原さんの場面)が読んでみたかったんですが、まぁそのうち機会があれば。
周くんに告白して振られるという夢女子体験が出来るなんて美味しいじゃないですか。えっどえむ?

朗読、実はこっそり練習したことがあるんですがまたやってみようかなぁ。


【懇親会】
お寿司が大人気のビアホールであっちへふらふらこっちへふらふら。いろんな方とお話させてもらいたいなと思いつつそれも難しいですねえ。ううむ。
こういった感じの打ち上げは気おくれしてしまってあんまり参加したことがなかったんですが、あまぶんの楽しい空気では遠慮は無用! 楽しかった~。




まあなさんのマオちゃんとうちの冬弥さん。
女子チームからはほうぼうで松の話題が聞こえてきて、人気なんだなって思いました。笑

ゆらさんに朗読の裏話を聞かせていただいたのも楽しかったです。
周くんを演じて下さった際はお父さんと対峙する碇シンジのイメージだったとか)
単語のイントネーションや演じる際のニュアンス、BGM選びなど、本当にご苦労されたなど。おひとりで11作ですからね、すごい!

ジャルラッディーン様が生徒会長でスーパー攻め様のルスダン学パロの話題も盛り上がってたのかな。
「吸血鬼、生徒会、花魁パロですよね」
宇野さん「三代パロですね」

あとは何の話をしたろうか、あましのが結婚した話とかかな…?笑
まゆみ先生にふたりのいままでを見守ってきたので感慨深いって言って貰えてうれしかったです。えへへ。
イベント中に見そびれた美少女さんの写真集を見せてもらったり、待ち受け(推しカプ)を見て貰ったり。

「一年書いてたら結婚したんですけど、なんかアンソロに出したおかげか彼らのことを知らない皆さんもおめでとうって言ってくれて…なんか世界はほんとうに優しさに溢れているなって思って家でガチで泣いたんですよね…」

昨年推しが結婚した時はWタキシードが死ぬほど可愛いのでしばらく待ち受けにしてました。笑



おかさん「食べて交わる子どもと書いて餃子! なんというえろ!!!」
まゆみ先生「おじさんの薄皮を突き破るんですよ」

懇親会の後はまゆみ先生、おかさん、宇野さんと王将で餃子会。
イベントのお話、推しジャンルのお話、二次のお話など、いい感じに温まってきたところでお開きになったのが残念。
関西組の皆さんとは9月に会えるけど、おかさんとは次はいつだ?? おかさんがJ庭に遊びに来れればその時は宇野さんたちJ庭組は会える? わたしは年内はこれが最後だなぁ。寂しいな。


(次回作に狐の子の出てくるBLを書いてらっしゃる宇野さん)
宇野さん「おかさんは妖怪の出てくるBLは…」
おかさん「妖怪は出てこないしそもそもBLを書いたことがなくて」
まゆみ先生めぐめぐは妖怪みたいなもんですよね」
妖怪BLといえばあくだまだぞ、とキヨムさんトリビュートのお話も出たり。
おかさんとわたしは参加、宇野さんとまゆみ先生は見送りだったとのことですが、WEB参加もありじゃないですか~? とけしかけてみたり。笑
いい感じにガソリンの入ってきたところでお開きだったのが残念ですね。


まぁ色々尽きない話題は沢山あるのですが、ここにしかない楽しい時間を過ごさせてくれたみなさんに感謝。素敵な場に感謝です。
あましのの結婚を祝って下さった皆さん、ありがとうございました。え、おちがそれ!?



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第二回尼崎文学だらけ夏祭りに参加してきました。

去年の第一回が最高に楽しかったあまぶん夏祭り、今年も楽しく参加をさせて頂きました!




【忍画伯のおえかき三昧】




委託でお預かりする本もあるし、種類が多いので試しに…と、今回参加されないきよにゃさんに段々段ボールの大きいサイズをお借りしました。
綺麗に並べられて便利なんですが、すごく荷物が大きくなってしまって大変なのでミニとキッチンラックでいいかな…宅急便で送ると送料がだいぶ辛いですよね。




ブースに飾ったあまぶん集合絵、描かせて頂いた方がいらっしゃる度に解説してました。笑

「かまぶん楽しかったじゃん。それでみんなのことお絵かきしたらみんな見てくれたからあまぶんの絵も描こって楽しみにしてたんだよ」
周くん「みんな面白がってくれてよかったな」




「あまぶん終わったらみんなでお寿司だよって名札にもお寿司描いたんだよ」

おえかき屋さんも何枚か描かせていただきました。
忍のお手紙(両A面で裏にわたしからお手紙入りverもありました。笑)を受け取って下さったみなさんもありがとうございます。
喜んでいただけたのならとてもうれしい。



【あましのが結婚しました】
今回のあまぶんはポスカ企画、公式推薦文、朗読音源の公開(!)と、準備期間から楽しいお祭騒ぎ。
いちおし本には「ほどけない体温」を選びました。


「去年ジューンブライドに商業BLの推しカプが結婚して衝撃受けたんですけど、一年後にわたしの自前の推しが結婚したんですよ」

というわけで(?)この一年をあましのと共に生きたわたしの新刊はあましのあま結婚記念本を二冊。



はじまりの唄の方は既刊をお持ちの方は無料ですよって触れ込みだったんですが(売れないって分かってるから。笑)、半分くらいの方がお金を払ってくださいました。笑 やさしい…。




おかさんはご祝儀袋をくださった。笑

「わたし何しにいくんだっけ、みたいなぼんやりした気分だったんですけど、あましのの結婚を報告しにいくんだったって思って…」




コハク灯の笹波先生の連絡帳

TLで連載してるのを見守ってると言って下さったみなさんもありがとうございます。

ほんとうは同棲開始周くんの両親へのカムアウト結婚後あたりをまるっと纏めたかったんですが、というかぽちぽち書いてる番外編をぜんぶまとめ本にしたいんですが(林檎と新聞社の再録集SAIKOUじゃないですか…)中々ね、難しいですよね…。
ジェミニのまとめ本はきっとわたししかいらないけど、ほどけないは…3冊くらいはあってもいいかな…。
なんかはるまぢはMSSよりもコンスタントに出てるんですよね。ありがたいことです。




そうそう、ジェミニの二巻、My shooting starを(やっと売りきれたのに)再版しました。
自己満足の蛇足っちゃそうなんですが、これを書いてやっと気づけた大切なことが凄くあって、どうしても読んでもらいたい気持ちが諦められなくてですね。
(これを書いてからわたしは書きたい事を書いてもいいんだってやっと思えるようになったし、小説を書くことが心から楽しいって生まれてはじめて思いました)

な、なんと通販で複数出たぞ!!(ジェミニは出なかったので、まとめ買いではなくて、既に一巻を読んで下さった方っぽいぞ)
実はもうジェミニの二版がMy shooting starの二版よりも残り少なかったので、全体的にざっと手直しした三版を頼みました。
めっちゃ余ったらどうしようってあれなんですが、まぁぼちぼちで。笑




また、春ヘキことVo.8で「ジェミニとほうき星」のいのりんとマーティンのその後のお話を書かせて頂いたのをご縁に、委託を申し出させて頂きました。
いのりんクラスタのナギノさんのところに無事に春ヘキがお渡し出来て、お預かりした甲斐がありました。笑
関西でお届けできる貴重な機会だったので、楽しんで頂けたのならうれしいなと思います。



【気になる会場の様子】
今回は左右の壁にだらけスペースが並び、「おかさんが悠々自適にだらけてる! うそあま脱出ゲームがやってる! テントでコーヒーが出たぞ!」と、会場の様子が見渡せるのが楽しかったです。
すごく広いワンフロアにゆったり40ブースが並んでいて、会場に余裕があるんですよね。
Picnicブースでテントを張った彩村さんがテントの女王様でくつろいでらしてめっちゃかわいくて、野営さんがコーヒーを煎れてらっしゃる様子がこちらのブースでも話題でした。笑
会場まで駅から完全バリアフリー、出てすぐにレストラン(ひとりだと行けないですが…)、お隣コンビニ、喫茶店と商業施設が5分程出たらすぐにあるのも助かりますね。ロケーションばっちり。

設営時間が二時間もうけられているので手際が悪いわたしでも焦らずに支度が出来てすごく助かった。
とさおかさんが15分くらいでさくっと綺麗なセッティングをして撤収時にはお手伝いをしてくださって天使かはたまた女神さまかと思いました。笑


【少年の庭に遊びに行きました!】
宇野さん&まゆみ先生のブースに蔦の絡まる庭園があまぶんに登場するとお聞きして、はんぶん冗談でうちのドール撮らせてほしいな、と言っていたらおふたりとも歓迎してくださったのでほんとうに連れて行きました。笑




宇野さんのつぶやきへ

写真を撮っていない!笑 のでまゆみ先生と宇野さんのツイッターに飛んでください。笑
苦手な人もいらっしゃるだろうし、どうなのかなーと思うので普段は連れて行くことはないのですが、こういったお遊びがOKなのがあまぶんかなって。
お洋服もギムナジウムの制服風、椅子(ガーデニング用小物)とその他小物も持ち込みでお邪魔しました。

「この子はオークションで前のオーナーさんから譲り受けたんですよ。中古で売買されていた美少年ってやばくないですか」

冬弥さん、こんなオーナーでごめんね。笑


まゆみ先生も宇野さんも庭園風のお花柄の華やかなお洋服がお似合いでおふたりともとてもかわいらしくて素敵でした~。
便乗したわたしのドレスコードは森ガールでした。笑(6年くらい前のas know as)
お洋服素敵ですねって言って貰えてうれしかった。笑



【推薦文】
あまぶんの一番の特徴! 今年からはなんと公式からも書いて頂けた推薦文システム。
好きすぎるゆえに上手く書けない本も沢山あったのですが、今年も公開ラブレターの場として使わせて頂き…高梨ミシュランはこちらです。
(やたら数が多くてかーびぃーさんに対抗意識を燃やされててふきました。笑)

「本当に伝えたい事」を話すのがすごく苦手だから小説を書いていて(それが良いのか悪いのかはさておき)、お話を通して出ないと中々言葉に出来ない感情を共有させてもらえるのってとても幸福なことだなと思って、受け止めたものについてお話をさせてもらいたい一心で好き勝手に書かせて頂きました。
楽しかったです。



【気になる部数のお話】
一般受けするタイプの作風ではないので、注目を浴びる作品で湧いていたり、「すごく沢山本が出た!!」って盛り上がっているTLを見ると正直しんどくなるんですが(まぁ沢山読んでもらえるのがそりゃうれしい)、イベント自体の空気感を楽しみながら、いままでにご縁が出来た方、初めてお会いした方ともたくさん楽しいやり取りをさせていただけのでそれが何より良かったなぁと思います。
二次創作の時と違ってイベント中に本を読む時間が一切ないんですよ、楽しくて。笑
要するにそんなに売れ無かったけど楽しかったんだ。笑

イベントが終わってからむしょうに寂しくなる、ということがなくなって、充実感を味わえるようになったのが何よりも大事なことだと思います。
自分の心の持ちようも大きいのですが、「楽しめる場」を作ってくださったおかげっていうのも絶対にあるわけです。

最近はあましのは勿論ですが、桐緒さんと荘平さんを応援してくださる方が増えてきてちょううれしいです。えへへ。
ピアニストもそろそろ紙本の在庫がなくなってきました。
お気に入りなので置いておきたい気持ちはあるのですが、すぱっと終了にした方がいいのかな。


気になる懇親会のお話などは後編で。

拍手

東京文フリお疲れ様でした。

文フリご参加の皆様お疲れ様でした〜。
連休最終日にイベントって無茶言われても困るな…と見送ったのですが東京文フリは文芸イベントの総本山な感じで参加できないと寂しいですね。でも終わったらトンボ帰りで翌日から仕事やで…よろ。
みんな連休最終日でどことなく疲れてた、人が少なかった、撤収が早かったと聞いてなるほどなぁと思いました。会場の都合もあるんでしょうし、中々難しいですよね。


【真夜中のころ】



今回は不参加ですが、自薦させていただいた文フリガイドブースにて「真夜中のころ」を委託していただきました。

選評の皆様に読んでコメントがもらえるのはうれしいし、宣伝してもらうことでもっと未知の世界に旅立てるのならと思い、えいやっと自薦しました。
ほどけないももうちょっと広めたいし自信はあるのですが、あの本めっちゃえろい場面あるし、文フリガイドじゃなくてBLガイドになっちゃうじゃないですか。というわけで自重したわけです…。
丁寧な選評を頂き、また、今回もあらたな出会いに恵まれたようで嬉しいです。思ったよりも人手に渡って安心しました&嬉しかったです。

自薦というシステムを設けていただけるのはありがたいことですし、恩恵にも授かったのですが、なんだか「好き、薦めたい」のエネルギーに満ちた場所で自己PRしてるのはむなしくなったので自薦はもうしないと思います…良い経験になりました。




ジェミニを書いた後に色々な気持ちが動かされて書いた本です。
カラーが違うとか立ち位置が微妙とかたぶんこれしか読めない人もいるとか散々な言われようなんですが事実だから仕方ない)「わたしの好きな文章」で、思い描いたもの・みたい景色をのびのびと自由に書いた大切な一冊です。
よろしければ新たな読み手さんに届いてくれれば、と思います。
ピアニストも思い入れはあるし大好きなんですけど、なんていうかあれはひっそりとわたしと趣味の合う人に少しずつ届いて大事にしてもらえるとうれしいなって。
自分なりの少女小説というかなんというか、な本なんですが最近になって読んでもらえるようになってきたんですよね、すごくうれしい。

また、「ぎょくおん」「ヒトガタリ」「消滅可能性私達」の三冊の推薦を出させて頂きました。
立派な推薦文が書けただろうか…という感じですが、大切なものを届けてもらったお礼が少しでも伝えられたら、と思いました。


文フリガイドは「優れた本」を紹介する評論の場だよなと思うし(その為に査読システムがあるわけですし)、正直「評論」のまな板に乗るのってめっちゃビクビクしていたのですが、「ここでしか出会えない大切な本を見つけたよ」と広めあえるのはすごく素敵なことで、それが冊子になってより多くの人に届くというのはとても面白くて意義のある試みだなぁと思います。

前回ジェミニを紹介してもらった時は、「批評」の場で絶賛されているすごい本たちと並んでいるのを見て正直ちょっと気圧されましたが、とてもあたたかいまなざしを向けて読んで頂けて、すごくうれしかったです。
頂いたゲラをiPhoneに入れて、お守りのように繰り返し読んでいました。

※そりゃあ各作品によって持ち味は違いますけど、「文学として優れている・価値がある」ってテンションで褒めたたえられている中にいたら劣等感だって感じるよという話です。
手放しに大絶賛されている作品とのテンションの隔たりは全体を通して感じます…。



【季刊ヘキ】

 

今回でいったんお休みになるという季刊ヘキ、最新8号にお邪魔させて頂いております。
文フリガイドもヘキも猛者の集まる天下一武闘会くらいに思っていて、自分なんかが恐れ多いと思っていたのですが、ヘキライ企画に何度か参加させて頂いて少し身近に感じた(一方的に)と、書きたいお話が浮かんだことからえいやっと手をあげさせて頂きました。
公募のアンソロジーへの参加は今回が初めてでしたが、参加者同士のSkype会や原稿チェックなど、「書くだけ」ではない参加する緊張感と楽しさを味あわせて頂ける貴重なチャンスを頂けてすごく楽しかったです。
初稿を出す前の原稿チェックをお願いしたきよにゃさんもあらためてありがとうございます。

こちらも今回沢山の方に手に取って頂けたようで、うれしいです。
わたしはジェミニの番外編、祈吏とマーティンの「きょうだい」のお話を書かせて頂いております。



そして300字ポスカともリンクしています。

大切な人を通じて思いを結び合い、新しい絆を築いていくお話を描けたら、と思いました。
アンソロジーは思わぬ出会いがあるのが楽しみだろう、と思いつつ、気に入ってもらえるのかの不安要素もあるので、イベントが終わってすぐに読んで下さった方に「好き」と言っていただけてほんとうにうれしかったです。
また本が届いたらじっくりゆっくり読んで感想などを書きたいです。というか語り合いたいんですよう。
通販は★こちら★です。



【ネットプリントのお知らせ】

先日のブログに載せたお話「春の葬列」をフルカラー本にしました。



セブンネットプリント(12日まで):57290662
小冊子印刷、右綴じでプリントしてもらうと8ページのフルカラーコピー本になります。
誤字があります、すみません…

降りしきる雨と花びら、というビジュアルで絵と文が折り重なる感じの本が作ってみたくて形にしました。想った雰囲気になってうれしいです。
プリント代結構かかっちゃうのに印刷してくださった皆さんありがとうございます。

内容的にはまぁ…ふつうにちゅうしてます。笑

抱き合い、気持ちを預け合うことで何よりもの安らぎや安心感を得られる、そういった関係性を彼らに投影しているのかなと思います。


【今後の予定】
8月のあまぶんにだらけないスペースで申し込み済み、9月の大阪文フリにスペースを頂けました。

インプットを主目的にモリモリ本を読んだりあれやこれやと考え事をしたりライフワークとして周くんたちのことを考えたりで、正直もう新しい長編は書けない気がするけれどそれはそれでいいのかなと開き直りもありつつ…。
ちょっとした読み切りは書きたいし、小説や文章は今後も書き続けていければなぁと思います。
今年は読み切りの短編を集めたのとか、短歌やついのべの小さい本が作れたらなぁと思っています。
あと、前から言っているMy Shooting Starの再版をですね…。(誤字脱字を直してすこしおまけエピソードなど入れたいです)



続編まで付き合ってくれっていうのが無茶なのは承知の上で、ジェミニを正しく「終わらせる」ためのピースとしてとても大切な本なのでやっぱり読んでもらいたくてですね。

書きたかったのは「愛情」をあるべき形で結びなおしていく様で、春馬くんと海吏のあいだのかけがえのない絆のあり方についてです。
なんか正直海吏と春馬くんくらい思いあっているならいっそ付き合えばいいと思うんですが(の割に春馬くんとくっつくんじゃなかったのって言われてばくしょうしました。笑)誰よりも大切な相手で「友達」であるということ、大切な人たち、ひとりひとりと絆をもう一度確かめ合って生きていく海吏のあり方を書けたらと思いました。
ほどけない体温は成長した海吏のその後を描きたかった物語でもあります。

忍は海吏の本音を暴くためのピースとして登場してもらったんですが、正直いまあれだけ一人歩きするとは思いもしませんでした。
初登場時は十中八九嫌われるだろうけどわたしは好きだよ? くらいの感じだったんですよね。

あと、全然余談なんですが春馬くんと周くんが仲良しになってたらかわいいなっていうのはほどけない体温を書き終えてから訪れたブームでした。
春馬くんと忍のこともまた書きたいですね。

キャラクターを通して見えたこと、見つけたことをこれからも大切にしていけたらと思います。
もしよろしければ読んで頂ければとてもうれしいです。




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