こちらは昨年アップした「Text Revolutions EXTRA2に参加させていただきます。」の状況の変更を鑑みての修正版になります。
一部の記事の内容は前回と重複しております。
12月26日から開催のオンライン/全通販型同人誌即売会「Text Revolutions RXTRA2」が、この度の感染症の流行の拡大と、それに伴う緊急事態宣言の発令により、会期を延長して開催される運びとなりました。
当方はサークル参加・注文内容ともにキャンセルや変更はしない予定です。
お楽しみが先延ばし=二か月生きる気力を得たと思わないと、ね。笑
購入期間:~3/21まで延長
発送期間:4/17~20頃に延期
当初のスケジュールから約二か月後ろ倒し、発送は二か月半ほど後ろ倒しになりました。
1/11のゴールに向けて走っていたところ、突如ゴールが遠ざかってしまい……戸惑いも大いにありますが、17日の文フリ京都の開催中止、今後予定されているイベントの開催状況も危ぶまれる中での「会期を延長」というオンラインならではのフレキシブルな対応にはさすが! としか言えません。
しかもただの延長ではなく、新規でのサークル参加・アンソロジーの受付・新規アイテムの受付も行われるとのこと。
このパワーはほんとうにすごい! 追加購入のチャンス待ったなしですね。
16日頃には中間報告があるのであと二か月ハラハラしないでいい&もしかしたらさらに注文が増えるかもしれない! のも大きなポイントですね。
テキレボはWEBアンソロの関係もあり、通常からお祭り期間がすごく長いイベントですが、さらにあと二か月……というのは多かれ少なかれの方の感じていることだろうなと思います。
WEBイベント=通りすがりに見つけてくれる可能性はないぶん、ますますWEBでの告知は激しくなりますしね。
そういった「告知するのがしんどい」問題に関しても、診断メーカーやお品書き展覧会企画によって心の負担を減らしてくださるのがありがたいなと思う限りです。
せっかくなのでパワー不足でエントリーできなかった企画に参加してみようかしら……というのがいまの気分です。
ひとまずは来週の中間報告を楽しみにしています。
■
「アンソロジー手紙」にはすでに二本の作品で参加済みです。
光の雨、からの再録の「手紙未満の」
新作コピー本に収録した「真夜中のラブレター」
新作の関連でダレンのお話を書きたかったのに……いつも通りにのろけてしまった。笑
一本目を読んでくださったからのコメントがうれしくて書けた二本目です。
2020年を生きるのがつらすぎて意気消沈していた中「書きたい!」の気持ちをいただけたことがとてもうれしかったです。
こちらはどちらも「ほどけない体温」の番外編です。
本編のふたりはこんなに仲良くないのでびっくりされるのではないかと思います(笑)
だまされた! って言われないか内心びくびくしてるの。笑
本編のほうがより「ボーイズラブ」の構文ありきで書いているので万人に受け入れてもらえるものだとは思っていませんが、すこしでもご興味を持っていただけましたらささやかで優しい日々を手に入れるまでのふたりにも出会っていただけると嬉しいです。
【イベント開催内容についてざっくりおさらい】
こちらはコロナ禍での今までどおりの形でのイベント開催/参加の難しい中で新しく始まった全通販型オンライン同人誌即売会の2回目!
おうちにいながら専用の購入サイトから参加している400超のサークルの本をジャンルごとに検索、購入が出来る新しい形での画期的なオンライン同人誌即売会です。
・別途購入手数料300円と送料がかかります。また、一冊も購入できなかった場合にも手数料は返還されません。
・売り切れ、そのほかサークル側の事情で注文した本が購入出来ない場合もあります。
・購入した本の到着は4月17日~の予定です
詳しくは☆公式サイトでのご案内☆をご覧ください。
会期の変更により、注文をキャンセルしたい場合は☆公式サイト内のご案内☆をご覧ください。
などなど、通常の個別での通販や委託書店とはかなり異なったシステムとなっております。
詳しくは公式サイト内の購入方法をご確認お願い致します。
☆購入サイトはこちら☆
3/21の購入期限までは何度でも追加購入、修正が可能!
ということは、買い逃しや告知を見て見つけた新たに気になった本やグッズ、これから追加されるであろう新規アイテムの購入を検討できるということですね。
至れり尽くせり!
それぞれにご都合のよい手段がおありかと思います。
当方の作品だけを一足早くお求めになられる場合はBOOTH通販をご利用ください。
■
さてはて、前置きが長くなりましたが今回のラインナップのご紹介です。
稲取09:午前三時の音楽の(ついに一枚に納めるのを諦めた)お品書きです。
(そう、オンラインなのにブース番号があります。しかも全国の温泉地!)
(静岡は好きなキャラと好きなミュージシャンの出身地なのでめちゃめちゃうれしいです)
(忍も偶然静岡出身です!)
★ウェブカタログ★
☆[午前三時の音楽]通販ページはこちら☆
※修正点
・印刷しなくていいから三枚に増やした。笑
・各情報をわかりやすく&突発コピー本も追加
・わくおた&おまけアイテム情報を追加
わくわくウキウキしてたら二次創作短歌っぽい連作が出来てうれしいので紙にすることにした&ついでにわくおたにお邪魔することにしてみた、というあれです。
二次創作短歌、実は時々こっそりやってるんですが(笑)ずっとあこがれてたからうれしいな。
手法はそれぞれなのでしょうが、「わかる人にはわかる」暗号をちりばめて愛を囁けるのがポイントなんでしょうね。
あとは毎回おつけしてる名刺(実物はトレペです)、グラフィックさんの去年の春のキャンペーンで応援のつもりで作ったポストカード、イベントごとにお渡ししている短歌のカードも在庫がなくなったので新作を作って追加で刷る予定です。
なぜ短歌の本をほぼ出していないのに短歌推しなんだろう……好きだからですね。笑
一月いっぱいグラフィックさんはフェアをやってらっしゃるのでシンプル仕様の紙ものを作りたい方におすすめです。
この辺の紙ものセットは(わくおたのポスカも含めて)ご購入の方にはまるっとセットにしてお付けいたします。
あと、ダレン~の告知もまだ少し残っています。
■
ここからはラインナップ情報の再掲です。
【メインの新刊】
ダレンと5つの心の扉
黒い犬
イベントに参加できていないため、今回が大型イベント初頒布です。
テキレボで買うつもりだった方、おまたせ!笑
カバーイラストはツネぎくさんにお願いしました。物語の世界を見事にくみ取ってくださり、合わせて楽しんでいただければと思います。
B6一段組の単行本を模した版型であることに強いこだわりがあります。ちょっとしたれんが。笑
ページをめくってゆっくりとお話の世界に出会っていただければと思っています。
伝えたい言葉を見失った小説家と痩せっぽっちで傷だらけの黒い犬が、それぞれにゆったりと、それでも確かな足取りで言葉やそこに込められた思い、「物語」がもたらす赦しと救いに助けられながら生きていくこと、「愛」に傷つけられた人たちが愛によって救われていくさまを描ければと思いました。
ステキブンゲイにて全文公開中です。
また、こちらは開催中のステキブンゲイ大賞の二次選考に通過しました。
公募の規定に沿ったものを書けた試しがなく、ほぼ初チャレンジだったので、ここで喜んでるあたりがすごく大げさなのかもしれませんが、『一生懸命やれば届いた』ことをふだんの読んでくださる方とは違う、審査員の方から教えていただけようでめちゃめちゃうれしいです。
2020年の終わりと2021年の最初に生きててよかった事件が起こってわたしは絶好調ですね!笑
お喋りをする不思議な犬、ダレンが悩める人々の聞き役として彼らの心に寄り添ってくれる物語「ダレンと5つの心の扉」
「黒い犬」の作中で主人公が「彼」のために描き始めたあたらしい物語のコンセプトを信頼する書き手さんたちに託し、アンソロジーを作成させていただきました。
心の声に耳を傾けてみること、自分自身の思いを、大切な人に伝えたい「言葉」を自分の内から見つけていくこと。
それらひとつひとつの優しい答えを見つけていくまでのお話をたくさんの人たちの力をお借りして作りました。
手製本のアンソロジーを作りたい! と一冊一冊丁寧に作りました。
【なぜか出た突発本の話】
いぬのはなし
「黒い犬」のもうひとりの主人公、ディディ・ワーグマンの物語。
痩せっぽっちの寂しい瞳をした犬が新しい家族と出会い、『それまで』を言葉にしていくお話。
はじめの章をWEBで公開しています。
あいのなまえ
「ほどけない体温」の番外編です。そろそろあましの本が読みたくて本能に従った。笑
テキレボアンソロ「手紙」に投稿させてもらった「真夜中のラブレター」、春先に書いた「春の名前」、「愛の名前」ほか短めの読み切りがいろいろ。
ほのぼのしてるしちゅうもしてます。
※煽情的な場面はありません。
Nobody can,but you.【R18】
カタログ登録期限二日前になぜか突然書き始めた。(笑)「ほどけない体温」の番外編。
本編の「例の事件」のすぐあとの手探りで恋を始めるふたりのお話。ほのぼのしていません。笑
久しぶりに本編のころのふたりを書いたらすごく新鮮でした。
それにしてもこの子達はつくづく変なカップルですね。(いまさら気づいたの?)
「変なカップル」であるところをわたし以外の人にも少なからず愛していただいているのならうれしいです。
テキレボは受注〆切後の発送になりますので受注をいただいた分だけ製本します。
今後の見通しが全く立たないから在庫を増やしたくないけど本が作りたい気分だったから助かるな!
「いまのわたしのいちばん新しい作品がますますいい!」と全力で書いたので読んでもらいたいです。
何も書きたくないし出来ない→何もしないのは退屈で耐えられない→自ジャンルのちょっとしたお祭りがあって2020年でいちばん元気になってきてしまいとにかくいいものを作りたい衝動に駆られた
という感じなんですが、「何も作りたくない、作ったって仕方がない」という状況に誰よりも落ち込んでいたのであましのの新刊が出せてめちゃめちゃうれしい。
読んでもらえればほんとうにうれしいです。それしか言えない。
【既刊】
なんでこんなに増えてるんだろう。笑
新しめのものから。
カメラ=万年筆
まだ2020年の2月の新作であることにびっくりしてしまう。
書き溜めたエッセイと旅行記、短い小説など。置き去りに出来ない感情の流れ着く場所を作れればと思いました。
春木のんさんの主催企画「エッセイエンス」にエントリーさせていただいております。
ペーパーウェル05の「海岸行き」の嶋くんと阿藤さんのその後はここで。
自分から距離を置いて昇華しようとしたものよりも肉迫した感情がこもっているんですが、同じだけ随分前に過ぎ去った感情だな、と風化している部分もあります。
(誰にも話せないからずっと胸にしまっておこうと思ったことがこの中にたくさんあります。)
忘れてしまう、無かったことにしてしまうのが何よりも悲しいのでこうして留めておけたことに意味があり、それらみながこれからを生きるための足掛かりになってくれるのだと思います。
読んでくださった方にもそういった何かをひとかけらでも残せたら、とも。
おこがましいと言われても願うことは自由だし、気持ちを込めないと伝わらない。
ジェミニとほうき星
高校二年生の男の子、海吏には心から大切に思う相手がふたりいる。
双子の姉と、留学先で出会った初めての恋人だ――。
大切な人たちとの絆のあり方を結び直していくお話です。初めましての方にもおすすめの人生の代表作。
ほどけない体温【R18】
ゲイである自身へのコンプレックスと過去の後悔を胸に心を閉ざすように生きる大学四回生の桐島周はいやに明るく気さくな男、瀧谷忍に出会う――
自分を許せずに心を閉ざしていた男の子が「ほんとうに大切なもの」を手にするまでのお話。
「ジェミニとほうき星」から5年後のスピンオフです。
この二冊は定番アイテムなのでここに参加してる人には大抵行き渡ったのでは…とも思うのですが、なんだかんだ毎回新しい参加者さんはいらっしゃるし、こないだ読み返したら面白かったので(えっへん!)
わたしは自分の小説に愛と誇りを持ってボーイズラブ!! と言いたい派です。
自分の出会えた作品たちから受け取った大切なもの、BLというジャンルから受け取った宝もの、このジャンルだからこそ描ける大切なものを書いていきたいと思っているので一緒に楽しんでくださる、心を寄せてくださる方とまた新しく出会えたら嬉しいです。
指先に光の雨の降る朝に
「ほどけない体温」の恋人たちふたりが主人公として登場している本。
こちらだけでもお読みいただけます。
おだやかなラブシーンはありますが、煽情的な表現はありません。
短歌と、短歌に寄せた140字~8千字くらいのお話を集めました。
「ふたり」で過ごす日々の視界に映る、もどかしさと愛おしさの詰まった日々の断片たち。
お気に入りのエピソードは「終わりの季節」です。
Dead flowers
※表紙の色はランダムです。
フルカラー手製本、残り三冊になりました。静かにあまやかにこぼれ落ちていく恋。
表題作はこちらで読めます。
Small town talks
誰かの残した優しい記憶を語り継いでいく「彼」のお話。
おやすみアンソロにも登場する旅人がこちらにも登場しています。手紙は彼と彼の友人がそれぞれに充てて書いたものです。
おやすみ→Small town→黒い犬
の連なりでテーマが続いていっているのを見届けていただけると嬉しいなと思っています。
こちらでお話が読めます
さよなら、おやすみ、またあした
あなたの眠りにつくまでの時間に寄り添うアンソロジー。
密やかで優しい時間が紡がれる一冊です。
さらに種類の増えたイヤリング類
手を動かしていると無心になれるし癒されるんですよね。笑
■
二か月あるのなら執筆中の新刊が確実に間に合う! という方に加えて新作を新たに用意されている方もいらっしゃるようですが、当方ではいまのところ新たなものを作る予定はありません。
作りすぎちゃったしね、もう。笑
去年に加えてますますの終わりの見えない厳しい状況+尋常じゃない寒さ×雪害のコンボ(豪雪地帯の皆様、ほんとうにご苦労様です)、と年始から不安も続きますが、さまざまな助けを借りながら今年もまた、作る楽しさ・届ける喜びを忘れずにいたいと思う限りです。
また新しくお伝えできるお知らせ、これから始めてみたいことなども控えております。
改めまして、2021年もどうぞよろしくお願いいたします。