第一回北海道文フリにご参加の皆様、お疲れ様でした~。
こちらは相変らずあまぶんの余韻に浸っております。
イベントの前は大抵ナーバスになってとりあえず前夜は眠れない、終わったあとは喪失感でぼんやりしてくるのでそれを乗り越えるために次の本のことを考えてテンションをあげる、というのを繰り返していたのですが、あまぶんは随時公開される最新情報、楽しい参加型企画、出会いを広げる推薦文システムに二回の読書会…と、現地に赴けない人も含めて、開催される前から楽しめるありとあらゆる工夫がなされていて、始まる前も開催中も、終わってからも(!)楽しさが途切れない素敵なイベントだったなぁと、週末になってもまだ楽しい気持ちがじんわりと残っています。
イベント中も終わったあともうれしくてどやどやにへらにへらしていて(ほんとうに…笑)、会場では直接お会い出来た方もいらしたというのにうっかりしてお伝えし忘れてしまったので改めまして…
きよにゃさん、まゆみ亜紀さん、鳴原あきらさん、オカワダアキナさん、柳田のり子さん、容さん、凪野基さん、壬生キヨムさん、読書会で書評を下さった方
みなさま、この度は宝物のようなレビューをほんとうにありがとうございました!
ガイドにも載せていただいたんです、えへへ。
わたしの本はBLとしか言えないBLというか、BLの文章で書いたBLなので(つたわれ…!笑)
文学イベントという場でここまで応援して頂けるというのはすごいことで、ほんとうにほんとうにありがたく思っています。
【あまぶん新刊の通販を受け付けております】
↑最新ラインナップのお品書きを使いまわす。
あまぶん新刊二冊を含む同人誌の自家通販を受け付けております。
ホームページ→オフラインから。
イベントが遠い、代行を申込み忘れた! などなどありましたらお気軽にご利用いただけるとうれしいです。
【新刊その1】「おやすみを言うまえに」 残4
【新刊その2】「Letters」 残3(+取り置き1)
「My shooting star」 残5
在庫が少ないのはこの三冊です。
長編の続編っていう性質上まぁ出ないとは思いますが、秋の大阪文フリ、テキレボなどでお求めの方がいらっしゃいましたらお取り置きもお受けいたします。
おやすみ~もLettersも、あまぶんはお祭りだから前から書きたかったお話を書こう、わたしが紙の本で読みたいから本にしようみたいなノリだったのですが、お手にとっていただけてほんとうにうれしいです。
ジェミニはありがたいことに毎イベントごとに新たな読み手さんにお手に取って頂けて、My Shooting Starと合わせてご購入してくださる方が毎回いらっしゃいます。
(通販でも「あたらしい朝」とまとめて三冊セット買いの方がいらっしゃいました!)
二冊買うとだいぶお値段もかさんでしまうし、なんせ商業並みに長いので、セットでお手に取って頂けるたびに「あなたが神か…!」と思っていることをここに告白させてください。
My shooting starは各方面から言われた「春馬くんと付き合わないの?」の自分なりの答えというか(笑)、スタート地点に立った海吏の"それから”を、 ”あ りがとう”と"大好きだよ"をちゃんと言えるまでを書きたくて書いた一冊です。
「ほどけない体温」にもつながっているので(大学三回生になった海吏の新しい友達が忍で、四回生になった海吏と春馬くんも出てきます)、少しだけ再版しようかな…。
忍は海吏と初めてあった時はめちゃめちゃ軽いノリでガンガン地雷を踏みに行くみたいな子で、それ故に海吏にめちゃめちゃ嫌われていて、その子から派生したスピンオフ(そもそも長編の続編のスピンておまえ)って大概チャンレンジャーだなと思いましたが、周くんに出会う頃にはだいぶマイルドになりました。笑
あれだけいい性格をしていて海吏には塩対応されてる忍も周くんの前ではツンツンしてる周くんに振り向いてほしくて頑張る健気なところがあるし、春馬くんやいのりんの前では一生懸命強がってうる海吏もマーティンには不安なことを打ち明けたり甘えたりしていて、その辺を描くのがすごく楽しいです。
他の相手には預けられないような感情をやさしく打ち明け合って守り合える関係を築いていけるのが恋人同士なんじゃないのかな、と思います。
【無料配布アイテムを再録しています】
あまぶんというビッグウェーブに乗りたくなったのか、なんだかやる気がでて前日まで無料配布をせっせと作っていました。
当日の配布作品の再録をしております。
【7/18 尼崎文学だらけに参加します】
June1-午前三時の猫(クリックでウェブカタログへ)
机いっぽんでもお値段が変わらないとお聞きしたので、きよにゃさんと合同スペースです。我々の本と、委託で壬生キヨムさんのご本もお預かりしております。BLソムリエがご案内致しますのでお気軽にお話などしてくださいね~。
クリックで拡大。
新刊は「ジェミニとほうき星」の番外編です。まだ書くのかーってわたしが一番思いました。笑
あまぶんにはお買い物代行サービスも導入されるとのこと! 遠方の方もこの機会にぜひぜひ、素敵なご本と一緒にご利用くださるとうれしいです。
→WEBカタログ
→長めの試し読み
別名「マーティンファンクラブ会報」(笑)
ウェブで書いた掌編に書き下ろし二本。「あたらしい朝」のアフターエピソードを中心に、お互いのあやうい気持ちを寄せ合い、心を繋いでいくふたりのお話です。いちゃいちゃしています。
→WEBカタログ
→試し読み
あまぶん主催のおひとりであられるにゃんしーさんがいのりんを推してくれているのでいのりんのお話を書きました、というのは半分ほんとうで半分冗談です。笑
海吏にとって誰よりも大切な女の子である祈吏と、海吏のパートナーであるマーティン。
海吏を挟んで、大切なふたりが手を取り合い、三人だけの優しい愛情のあり方を見つけていくお話です。
ポスカ企画参加作品ともリンクしています。
我ながらいつまでも書いているんだろうとは思うのですが(笑)書きたいな、と思っていたエピソードだったので形に出来てうれしかったです。
書きたいことを連れて来てくれる、ずっと一緒に心の中で寄り添うように生きてくれるキャラクターに出会えたことも、それらに付き合って受けとめてくださる方がいることも、ほんとうに幸せでうれしいことだなぁと思います。
「ジェミニとほうき星」の海吏とマーティン、「ほどけない体温」の周くんと忍が登場する「庫内灯」一号掲載の句の解凍小説集「庫内灯⇔午前三時の音楽」の無料配布を今回もおもち致します。
先日の静岡文学マルシェではありがたいことに見本誌まで完売しました!(無配だから売っては無いんだけど。笑)
おかげさまで部数が少なくなってきたので、今回が最後になるかも。
石油王も机の裏に持っていくので良かったら「ちょうだい」ってお気軽にお声をかけてください。
その他には。
大人の男女のゆるやかで優しい恋の行方を描いた「真夜中のころ」(先日のTwitter300字SS企画でふたりのお話を書きました。久しぶりに会えてうれしかったです。)
25歳ピアニスト荘平さんと17歳の女の子桐緒さんの淡く優しい恋模様、6月金沢文フリ発行の「ピアニストの恋ごころ」など、BLじゃない既刊もあります。
ジェミニの番外編を一気に二冊というアホなことをやらかしておりますが(そもそも初めて出した時に一気に三冊出した。笑)、「ほどけない体温」の後日談も書きたいんですよね。どえっちなのをですね。(笑)
(オンで載せてる分に関してはご飯食べて並んで寝てたまにちゅっちゅするくらいですが、本編はだいぶ商業BLみたいなノリです)
わたしがそういうBL小説が好きで、自分なりに受け止めたものを想いのまま書ける・書きたいとエネルギーをくれるのが彼らだからです。
えっちなBLが読める方はよろしくお願い致します。笑
「ほどけない体温」って良いタイトルですね、と言っていただけることが多くてうれしいです。ありがとうございます。
元々「溶けない星座」という短編をフィーリングでタイトルをつけたところからスタートして、最終章のエピローグ以外は「~ない××」という造語で作っていて、その流れでつけたタイトルでした。
「ほどけない体温」=誰にも心を預けられない、と思っていた周くん自身を示した言葉だったのですが(ほどけない、と思っていたのを忍がほどきました)最終的に、ふたりで結び合った想いはもうほどけない、という意味合いに変わったのかなと思います。
散々自慢しておりますが(笑)「ジェミニとほうき星」、「ほどけない体温」に多数の想いのこもった素敵なレビューをたくさんいただきました。
書く側でやる気満々でいたらまさかの推薦文長者です。笑 ほんとうれしい~、ありがとうございます。リアルに泣きました。
散々言っているとおり、いつまで書いてるつもりだろうっていうのを思ってはいるんですが(笑)それだけ書き続けたいこと、見つめ続けたいことを描かせてくれるキャラクター・題材に出会えたのはとても幸福なことだと思います。
大切に書き続けながら高梨マンションの新規の入居者がやってくるのを待とうと思います。笑