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調弦、午前三時

小説と各種お知らせなど。スパム対策のためコメント欄は閉じております。なにかありましたら拍手から。

東京文フリお疲れ様でした。

文フリご参加の皆様お疲れ様でした〜。
連休最終日にイベントって無茶言われても困るな…と見送ったのですが東京文フリは文芸イベントの総本山な感じで参加できないと寂しいですね。でも終わったらトンボ帰りで翌日から仕事やで…よろ。
みんな連休最終日でどことなく疲れてた、人が少なかった、撤収が早かったと聞いてなるほどなぁと思いました。会場の都合もあるんでしょうし、中々難しいですよね。


【真夜中のころ】



今回は不参加ですが、自薦させていただいた文フリガイドブースにて「真夜中のころ」を委託していただきました。

選評の皆様に読んでコメントがもらえるのはうれしいし、宣伝してもらうことでもっと未知の世界に旅立てるのならと思い、えいやっと自薦しました。
ほどけないももうちょっと広めたいし自信はあるのですが、あの本めっちゃえろい場面あるし、文フリガイドじゃなくてBLガイドになっちゃうじゃないですか。というわけで自重したわけです…。
丁寧な選評を頂き、また、今回もあらたな出会いに恵まれたようで嬉しいです。思ったよりも人手に渡って安心しました&嬉しかったです。

自薦というシステムを設けていただけるのはありがたいことですし、恩恵にも授かったのですが、なんだか「好き、薦めたい」のエネルギーに満ちた場所で自己PRしてるのはむなしくなったので自薦はもうしないと思います…良い経験になりました。




ジェミニを書いた後に色々な気持ちが動かされて書いた本です。
カラーが違うとか立ち位置が微妙とかたぶんこれしか読めない人もいるとか散々な言われようなんですが事実だから仕方ない)「わたしの好きな文章」で、思い描いたもの・みたい景色をのびのびと自由に書いた大切な一冊です。
よろしければ新たな読み手さんに届いてくれれば、と思います。
ピアニストも思い入れはあるし大好きなんですけど、なんていうかあれはひっそりとわたしと趣味の合う人に少しずつ届いて大事にしてもらえるとうれしいなって。
自分なりの少女小説というかなんというか、な本なんですが最近になって読んでもらえるようになってきたんですよね、すごくうれしい。

また、「ぎょくおん」「ヒトガタリ」「消滅可能性私達」の三冊の推薦を出させて頂きました。
立派な推薦文が書けただろうか…という感じですが、大切なものを届けてもらったお礼が少しでも伝えられたら、と思いました。


文フリガイドは「優れた本」を紹介する評論の場だよなと思うし(その為に査読システムがあるわけですし)、正直「評論」のまな板に乗るのってめっちゃビクビクしていたのですが、「ここでしか出会えない大切な本を見つけたよ」と広めあえるのはすごく素敵なことで、それが冊子になってより多くの人に届くというのはとても面白くて意義のある試みだなぁと思います。

前回ジェミニを紹介してもらった時は、「批評」の場で絶賛されているすごい本たちと並んでいるのを見て正直ちょっと気圧されましたが、とてもあたたかいまなざしを向けて読んで頂けて、すごくうれしかったです。
頂いたゲラをiPhoneに入れて、お守りのように繰り返し読んでいました。

※そりゃあ各作品によって持ち味は違いますけど、「文学として優れている・価値がある」ってテンションで褒めたたえられている中にいたら劣等感だって感じるよという話です。
手放しに大絶賛されている作品とのテンションの隔たりは全体を通して感じます…。



【季刊ヘキ】

 

今回でいったんお休みになるという季刊ヘキ、最新8号にお邪魔させて頂いております。
文フリガイドもヘキも猛者の集まる天下一武闘会くらいに思っていて、自分なんかが恐れ多いと思っていたのですが、ヘキライ企画に何度か参加させて頂いて少し身近に感じた(一方的に)と、書きたいお話が浮かんだことからえいやっと手をあげさせて頂きました。
公募のアンソロジーへの参加は今回が初めてでしたが、参加者同士のSkype会や原稿チェックなど、「書くだけ」ではない参加する緊張感と楽しさを味あわせて頂ける貴重なチャンスを頂けてすごく楽しかったです。
初稿を出す前の原稿チェックをお願いしたきよにゃさんもあらためてありがとうございます。

こちらも今回沢山の方に手に取って頂けたようで、うれしいです。
わたしはジェミニの番外編、祈吏とマーティンの「きょうだい」のお話を書かせて頂いております。



そして300字ポスカともリンクしています。

大切な人を通じて思いを結び合い、新しい絆を築いていくお話を描けたら、と思いました。
アンソロジーは思わぬ出会いがあるのが楽しみだろう、と思いつつ、気に入ってもらえるのかの不安要素もあるので、イベントが終わってすぐに読んで下さった方に「好き」と言っていただけてほんとうにうれしかったです。
また本が届いたらじっくりゆっくり読んで感想などを書きたいです。というか語り合いたいんですよう。
通販は★こちら★です。



【ネットプリントのお知らせ】

先日のブログに載せたお話「春の葬列」をフルカラー本にしました。



セブンネットプリント(12日まで):57290662
小冊子印刷、右綴じでプリントしてもらうと8ページのフルカラーコピー本になります。
誤字があります、すみません…

降りしきる雨と花びら、というビジュアルで絵と文が折り重なる感じの本が作ってみたくて形にしました。想った雰囲気になってうれしいです。
プリント代結構かかっちゃうのに印刷してくださった皆さんありがとうございます。

内容的にはまぁ…ふつうにちゅうしてます。笑

抱き合い、気持ちを預け合うことで何よりもの安らぎや安心感を得られる、そういった関係性を彼らに投影しているのかなと思います。


【今後の予定】
8月のあまぶんにだらけないスペースで申し込み済み、9月の大阪文フリにスペースを頂けました。

インプットを主目的にモリモリ本を読んだりあれやこれやと考え事をしたりライフワークとして周くんたちのことを考えたりで、正直もう新しい長編は書けない気がするけれどそれはそれでいいのかなと開き直りもありつつ…。
ちょっとした読み切りは書きたいし、小説や文章は今後も書き続けていければなぁと思います。
今年は読み切りの短編を集めたのとか、短歌やついのべの小さい本が作れたらなぁと思っています。
あと、前から言っているMy Shooting Starの再版をですね…。(誤字脱字を直してすこしおまけエピソードなど入れたいです)



続編まで付き合ってくれっていうのが無茶なのは承知の上で、ジェミニを正しく「終わらせる」ためのピースとしてとても大切な本なのでやっぱり読んでもらいたくてですね。

書きたかったのは「愛情」をあるべき形で結びなおしていく様で、春馬くんと海吏のあいだのかけがえのない絆のあり方についてです。
なんか正直海吏と春馬くんくらい思いあっているならいっそ付き合えばいいと思うんですが(の割に春馬くんとくっつくんじゃなかったのって言われてばくしょうしました。笑)誰よりも大切な相手で「友達」であるということ、大切な人たち、ひとりひとりと絆をもう一度確かめ合って生きていく海吏のあり方を書けたらと思いました。
ほどけない体温は成長した海吏のその後を描きたかった物語でもあります。

忍は海吏の本音を暴くためのピースとして登場してもらったんですが、正直いまあれだけ一人歩きするとは思いもしませんでした。
初登場時は十中八九嫌われるだろうけどわたしは好きだよ? くらいの感じだったんですよね。

あと、全然余談なんですが春馬くんと周くんが仲良しになってたらかわいいなっていうのはほどけない体温を書き終えてから訪れたブームでした。
春馬くんと忍のこともまた書きたいですね。

キャラクターを通して見えたこと、見つけたことをこれからも大切にしていけたらと思います。
もしよろしければ読んで頂ければとてもうれしいです。




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Text-Revolutions 5に参加してきました。(後編)

《前回までのあらすじはこちら》




「わたしと周くんとどっちから感謝されたいです?」
(新幹線の中で数枚だけ桐島ハンコをおしました。


さて、今回のお隣は合体配置を出していなかったけれどキヨムさん。キヨムさんのお隣は大阪・京都文フリでお会いしたぽしいさんなのですわーい。

「キヨムさんとぽしいさん、髪型やお洋服の雰囲気がどことなく似てらして姉妹みたいでかわいいですね(ニコニコ)」




おじコレうちわがあるならあくだまもいるよね、と思って作ったあくだまうちわ。

キヨムさんがかわいこちゃんを連れてきてくれるのでうちからもかわいこちゃんを連れてきました。莢豆さんのジンベイザメくん、スクエニプチの景品でいただいたOPEN BOX稲野さんのれぼんちゃんも加わって楽しいパーティーだぞう。



撮影しそびれたのでキヨムさんの画像をお借りしました。




「りおさんは強火の浮葉さん担でね、絵じゃなくて振れるうちわが欲しいみたいだからりおさんのぶんもうちわ作ってあげてって俺がらいさんに頼んであげたんだよ」(ほめてほしい)
周くん「あの人みょうなとこで気合入れるからな」

強火:推しへの熱い情熱を注ぐアイドルファンを指すドルおた用語


【よく喋る陽気な関西人@浅草】
イベントに行くと間違った方向のコミュ力を発揮し、初対面の方やフォロワーさんじゃない方とお話してみたい派なのですが、文芸イベントのサークルさんはみなさん気さくで楽しい方が多くて、お客さんもニコニコ受け答えしてくださるのが楽しかったです。
そんなわけで、出歩いてはよう喋ってすみませんでした。笑
個人的にはお話した方が楽しいのでお客さんの時も売り子の時も話しかけてしまう…。
みなさんおもいおもいにオシャレしてらっしゃるのでお洋服かわいいですね言うてしまったんもわたしです。

おかさん森瀬さんりおさん「ナンパだ!」
「かわいい人いらしたらナンパしたくなりません?」

ナギノさん「らいさん服かわいいですね〜」
そうなんですよ~! わたしが着てもゆるされるのかなって程度にかわいいんですよ〜」
(アダムスファミリーみたいな襟付きワンピにでっかいリボンベレーの80年代少女まんがスタイルでした)

せっかく作者さんにお会いできるのだから作品の話をしようと思ったわたし
「ナギノさん、エフェメラちょう良かったです」
ナギノさん「おや、えっちな人ですね!(いい笑顔で)」
ちょ、おかんwww




「ナギノさんとまるたさんと氷砂糖さんはテキレボのおかんとあねごなんだよ。ナギノさんはらいさんと仲良くしてくれてるけど俺のことよく知らないじゃん、でもおじコレで一緒だからいっかなって思ってお絵描きさせてもらったんだよ」
周くん「おまえのその物怖じしなさはすごいよな」

いのりんor春馬くんからじゃなくてごめんね、今度春馬くんに頼んでおくねって言いつつ忍からのお手紙と差し入れを託しました。笑


【店番の話】
じっくり吟味?の結果、ジェミニとほどけないをシリーズ全買いしてくださった方がいらっしゃいました!
あなたが神か!

「文フリでジェミニを買って読んでる途中なんですがこちら(ほどけない)も〜」
「ありがとうございます、海吏と春馬くんも出てきます〜。この子たちのその後のお話がこれです(無配)」

これこそてきれぼんドリームなのでは。


ほどけないは毎回中々動かなかったんですが(長いしえろいし)、ジェミニを読んで…と手にとってくださる方が現れはじめたようです。えへへ、うれしい。
ジェミニは時間をかけてちょっとずつ広まりつつあった結果、すこしゆっくりペースになってきたのかもしれません。(忘れかけてるけど、二年近く経って毎回コンスタントに出る時点でそもそもすごい)
でもそれも、たくさんの人に読んでもらえた証なんですよね。
自分にとってすごく大切なことを書いた一生に一冊の宝物のように思っている本なので、本当に嬉しいです。
あと、代行であたらしい朝がでたり、セット買いしてくださった方がいたのがうれしい〜。きのう読み返してて、やっぱり大事な本だなって思ったので。

テキレボさんは景気の良い話がたくさん聞こえてくるから、そこを見せつけられる感じがして正直見ててしんどいです。うち、無配しかたくさん出ませんからね(番外編なんて値段つけたら売れないから無配にするしかないんです…)
頒布できた数は正直なところ寂しかったんですが、ここじゃないと出会えない人たちに手にとってもらえた&ここでしか会えない方たちとたくさんお会いしてイベント自体を楽しめたので結果オーライかな、と思いました。

あと、アンソロ出すと人気者になった気分が味わえるしね。笑

結論:出るなら直参


キヨムさんブースの店番中にいらしたお姉さんにぺぺの乳首ガード(ルスルスさんのお星様クッキー)をおすすめするわたし。

「あ、半額の呉葉さん!」

いきなり半額のってお呼びしてすみません笑、笑顔の素敵なお姉さんでした。

できれぼ勢はリツイが盛んなので、フォロー関係がなくてもなんとなくみんな知り合いっぽくて、当日も名札されてるからどなたかわかるんだよなぁ、と。
この辺が内輪と言われるとこなんでしょうが、名札つけたり名乗りたくなきゃ名乗らなくても別にいいし、ゆるくやればいいんですよねきっと。
個人的には、入る前はみんな仲良しさんで新入りお断り的に近寄りがたく感じたけど、いざ入ってみればみなさんおおらかに歓迎してくれる風通しのいい場所なのでは、という感じ。


【300字企画】
ブースが斜め前だったのですが、企画がより周知されてきたのか大盛況でした。
前回かろうじて10枚集まる頃にはくじがほぼ空っぽだったので今回はたくさん集めて(でも30枚)、サークル賞と継続頒布も出しました。

「うちの本誰ももらってくれなかったらどうしよって不安で。笑」
スタッフさん「早々もらわれていきましたよ〜」




公式さんで公開されるまでないしょないしょ。

代行注文文、会場での配布ぶんで約50枚近く配れたのかな? これでもだいぶと少ない方ですね。
サークルさんなど参加に慣れている人はお買い物前or特に買うものはないけれど、という感じでサクッとポスカだけ効率よくローラーで集めてらっしゃった感じ。
デザインも中身も気に入ってるのでもらえるといいな。

サークルさんぽい方には先にもらいました、と言われることも多数。わたしもぶっちゃけ歩きながら目に留まったらくじびき券くらいのノリでサクサクもらっていきましたしね~。
基本的にお買い物してくださった方にどうぞ、と本のおまけとしてお付けしておりました。
手持ち在庫は10枚だけ持ち帰ったので通販や他イベントでお渡ししようと思います。

ポスカラリーは今回もますます大盛況で、ガンガン集めて早めに本部につかないとめぼしい景品がどんどんなくなっちゃうんですよねえ。
100枚以上集めて一気に10以上景品を持って行ったとか、ほんとすごい…。

スタッフとして丸一日お仕事された森瀬さん(一切休憩なしで立たれていらっしゃいましたすげえ)のレポートで様子が分かるかな。



「サークル賞に出した昆布の写真おかさんととさおかさんがふぁぼってくれてさぁ、ふたりとも昆布食べたいんだろなって思ったからおみやげに昆布あげたんだよ」(褒めてほしい)
周くん「食べてくれるといいな」




とりあえず会場を回っては忍と遊んでくださったみなさんに忍からのお手紙とお土産を渡すわたし。

「周くん最近デレてますよね」
「おおむねうざい→ごくまれにかわいい→いちいちかわいい、に進化しつつあるんですよ」
あと、忍に甘えてもいいんだって心を開けるようになったのは大きいですね。

「周はちょっとそっけないけどすっごい優しいし、俺のこと最近ますます大事にしてくれるようになってきたよね。俺さぁ、みんなのこと好きだけど周がいちばん大好きだよってみんなに言ってたんだよ(今世紀最大級のドヤ顔)」
おかさん森瀬さんりおさん「のろけだ〜!笑」
周くん「……」(恥ずかしすぎて色々むり)

おっぱい光るようになっても心配してくれたもんね。笑
(リンク先はR18)
(なんか最近えろ書いてるとすごく気持ちがほっこりします。いいことだな。)

わたしは確実に周くんと忍の話をしに東京まで行きましたね…笑
感覚が完全に麻痺してるんだけど、なんでみんなわたしの自前の推しの話に付き合ってくれるのか。天使なのかな。

「大丈夫なのか不安になるんですけど、耐えられない人はとっくにフォロー切ってるだろうからいいのかなって」

タイムラインでしかご存じない方に「忍をどうぞよろしく」っておすすめできたので無配作ってよかったです。笑
無配にして表紙をかわいくしておくと! うちの推しカプのお話を読んで気に入ってもらえるかもしれないんですよ!!!
試し読み販促冊子ってノリじゃなく完全新作として書いたので、よかったら感想などいただけるとうれしいです。


真面目な話をすると、高梨の中の人は表向きは忍っぽく振舞ってたくて、根っこの方は海吏くらいうじうじしてるんですが、海吏が忍や春馬くんに出会って人生を救われているようにわたしの人生も忍に出会って明るくなったので、その結果として日々の元気をもらってるみたいな…。

わたしは自分の小説は生きづらい子の話だから正直読むのがしんどいと思ってるんですが(こんなの読んでもらおうなんておまえは鬼か、くらいに思っていた)「しんどくないですよ、優しいですよ」というのと「身につまされすぎて中々読めない」的なことの両方を読んでくださった方に言っていただけて、みなさんそこまで彼らの気持ちを汲み取って寄り添ってくださって、ほんとうに優しいんだなって思いました。
優しくしてもらったことに応えられる人間になりたいし、そういうことがちゃんと書けるようになりたいです。

ということをイベント終わってからずっと考えては泣いてるので元気出すために忍の話を始めてもゆるしてください。そこかよ。


【撤収、そして夜の街へ】
さて、後ろのおかさん横のキヨムさん、遊びに来てくださったみなさんと遊んでいただいているうちに閉会です。
どか積みするためにたくさん搬入したからたくさん持って帰るんだけど、かさばる什器はできるだけ宅配したい! どうしまえばええんやこれ。

パニクりながらめっちゃノロノロお片づけして、ナギノさんとまるたさんにおかんとあねごへの労いのご挨拶。
朝方ナギノさん、森瀬さんといらっしゃるまるたさんをお見かけしたけど交流がないのでご挨拶していいかわからなくて、無視してるみたいでやだなって内心すごい気にしてたんです。笑
フィナンシェ(忍の差し入れ)食べて一息ついてください、とご挨拶して森瀬さん、おかさん、りおさんとおじコレメンツでアフターへ。
ご用事のあったキヨムさんとはここでお別れです。




混雑していたミッフィーちゃんカフェを外から眺めてあやのごが行き倒れてそうな夜の池袋の街へ。




勝くんは塩派




磯丸の隣の焼き鳥屋さんでわいわい!


(凌和さんの「風まかせ」の砂丘のシーンに絡めて)
おかさん「砂丘に行った時に天気荒れてる中で片方だけ大人用のビーサンが落ちてて」
「あやのご案件じゃないですか」
おかさんあやのご!!!!

次は10末だそうですね、次も出ます? など今後のことをいろいろ。

「今度は祭りなんで、前回同棲開始、今回結婚生活を書いたから次回は周くんと忍の結婚かなって」
そんな人生の一大イベントを!  3巻ですよ!!」

おかさんにしみじみ、周くんたちの人生を見守ってる感と言っていただけてうれしかったです。わたしもなんでこんなにやつらの人生を描いてるのか自分でもよくわからない。
そもそも忍は初登場時に海吏に死ぬほど嫌われてたのに。笑
(あれだけ読んでくれた読者さんにはほぼ間違いなく嫌われるだろうけど、わたしは最初から好きでした。笑)

なんか気がつくとおかさんと推し画像コレクションを見せ合ってえへえへして一日過ごしてたんですが、推しがいると人生が明るいなって思いました。笑

「魔が差してホーム画面を推しにしたら世界一幸せそうな推しカプの笑顔が見えるんですよ~~~~~~」

最近報●ステーション見てると胸がときめくんですよ。笑



【おまけで翌日】



予定していた国立新美術館に行ってきたのですが、なんか再録を出せたことがすごく大きくて、いろいろ感極まって気づいたら号泣してました。
絵も素晴らしかったけど作品に感動して泣いてたわけではないんだ…。



【今後のこと】
5月文フリ発行の季刊ヘキ春号にマーティンと祈吏の兄妹ふたりのお話が載ります。Lettersのその後のエピソード。
こちらは完売したのでそろそろ再録をしようかな。

また、5月の文フリには不参加ですが、文フリガイドに真夜中のころを紹介してもらうので委託してもらえる?? のかな??
残念ながら自薦です。気に入ってるしいい本だと思うから読んでもらいたくて。
今回小説勢多そうだし軒並みクオリティ高い本ばっかり集まってるようで、落ちると思っていたのでうれしいです。
いっそほどけないも自薦しようかな。

とりあえず手持ち在庫がなくなるまではイベントに出たいんですけどそれっていつだろうね。
今度は短編集と300字とかツイノベの小さい本を作りたいです。次回の直参はあまぶんと9月の大阪を予定しています。

読んでくださってありがとうございました。

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Text-Revolutions5に参加してきました。(前篇)

前回乗り切れずに戸惑ったまま終わったテキレボ、今度こそ満喫するぞ! と意気込んで自分なりに準備をじっくりして(その割にすごくドタバタでしたが)始発で地元を出てから、大荷物を抱えてよろよろと浅草へ。
メロンパン屋さんが並んでいなかったので自分用にクリームチーズパイ、キヨムさんにアップルパイ、おかさんにメロンパンを買って会場入り。
(メロンパン、すごい大きいのでおかさんがお友達さんとわけっこされててちょうどええ感じでした。メロンパンにしてよかったぜ)
十分ほど前に会場につき、まずは荷物を探しに行きます。

あれ、まとめて置いてあるって言われたのにないぞ!?

伝票も忘れ、パニクっていたところ、サークルスペースの下に届いていました。

そんなこんなでパニクりながら設営し始めるのですが、寝不足で頭が回らないのか棚の組み方がわからない。
ポスタースタンドを立てて、ポスターを合体させて、ポップを出して、代行に出す本やサークル賞を避けてポスカを出して…えっ、参加証提出と代行の受付票?? やることが多いぞ!?
パニクっていたら荷物が見つからなかったがっつりタイムロスで20分遅れでブースができました。笑




卓がこう大きいと逆にどう並べるか戸惑ってしまう…。
今回は無配2冊とスクエニプチ用2冊で計4冊だからなかなかカオスです。
帯値札とポップでなんかしらわかりやすくならないかな、と。
ほどけないを推したかったので看板を作りました。
あと、スクエニプチ側には数年前に合同主催させてもらったアンソロを展示してたんですが載せていいかわからないので撮影する時によけました。



【スクエニプチ】





過去の情熱の供養にいままで書いた小説をまとめた本が作りたいけどわたし二次創作やめたもんなー、プチがあるなら出してみるか、のつもりで再録を作りました。

「分厚いですね」
「五年分の怨念です

普段は創作文芸がメインだけどプチがあるなら…と立ち上がって再録出されたり、書き下ろしを出された人がいらした感じだったのかな。
FF7の男女カップリングは小説サークルがすごく少なかったのでレノイリとヴィンユフィで三サークルって奇跡です、もはやプチオンリーです。笑

二次のお友達が遊びにきてくれてうれしかったです。
前回テキレボ4で二次ノベマップ関連でご挨拶してくださった主催さんに「二次アカでスクエニプチちょう宣伝します」って宣言して、実際リツイを積極的に回してた甲斐がありました。えへへ。
当日、ナギノさんのご本を買いに行ったというお友達にナギノさんはすげえ文章が上手くて、と売り込むわたし。笑
(ナギノさんにもお伝えしました。笑)

(イベントを終えて)
「おふたりはもうひとりのわたしのお友達なんですえへへ(レノイリとヴィンユフィの本出しはるで、と二次アカからせっせとリツイを回していました。笑)」
ナギノさん「來さん天使」
えっへっへ、いい仕事したで!(今世紀最大のドヤ顔)


創作文芸のイベントが初めての人がプチオンリー目当てで遊びに来てくれたってすごく貴重なことだと思うんですよね。二次の方でも告知してるけど正直効果があるとは思えたことないし。笑
(ファンの絶対数に加えて短歌とも親和性の高い刀らぶあたりのジャンルの人たちだとか、横でゆうちゃんオンリのやってる東京文フリとかならまだ来てくれる可能性もあるのかなぁ。)


わたしは何気に?プチオンリーは初体験。
ビッグサイトを歩いてる時によく目にした「プチオンリー」参加中! の共通ポップが羨ましかったんですよね。えへへ。(二次だとたいてい机の前に張り紙? が貼られていました)
まだ読めてないんですが、充実のインフォメーションブックにスタンプラリーにも参加できてすごーーく楽しかったしうれしかったです。

ふたを開けた結果はですね、なんとコピー本の方に代行が二冊来ました! どなたですか名乗ってくださいぼくと握手しよう!笑
鈍器の方は予想通りの結果でした。そりゃそやな。



(再録を指しながら)
「おおむねどんよりした気持ちになります」


この何年かの自分が見つめてきたこと、そこで得たものがいま書いている、書きたいと思っていることに繋がっているんだなと思えて、改めて形にしたことで気づけた大切なことがたくさんありました。作れて嬉しかったです。
正直作ってるあいだいろんなことを思い出してすごく辛かったんですが(そんなこと言われたって困ると思うんですが。笑)、その時々の自分が向き合って乗り越えてきたこと、彼らに出会わなければ見つけらなかったことがたくさんあって、それを形にできた過去の自分のことを少しだけ誇りに思いました。

作ったあともいろいろなこと思い出してとりあえず日曜からずっと泣いてるんですが、自分を見つめなおせてよかったなと思いました。
さて、自分のために作ったはいいけどこの在庫どうしたらいいのかな。笑

自家通販(booth)はこちら


「らいさんって楽天家なのに斜め下に後ろ向きなんだよね。でもそうじゃないとらいさんじゃないから仕方ないよねえ。とりあえず元気出るかなってヒロタのシュークリーム買ってきてあげたんだけど、四個入ってるから残りは俺と周で食べようね」
周くん「お茶入れよっか…」



【おじコレ】
おじさんが出てくる話か…そういえばネタならあったな。書くまでもないと思ってたけど。




というわけで便宜上の叔父、という反則技で忍におじさん役をやってもらいました。
ただのほのぼのゆるゆるなペーパーくらいの小話にするつもりがなんやかやとわたしの小説になりました。
企画主催のオカワダさんからは「便宜上の叔父は『叔父さんならデートしてもいいよね』っていう叔父への信頼の証! 叔父の地位向上につながるんです!」って熱く語ってくださってめっちゃ元気でました。笑




書いていてすごく楽しかったのと表紙がかわいく出来たのでお気に入りです。
かわいいから、ともらってくださったみなさんありがとうございます。お話もかわいいですよ。(どや顔)
おじコレさんが書いてくださった素敵なおじレビューはこちらです。

わたしにとってのBLって家族のあり方を描ける分野だなぁと思うのですが、自ら選んだ新しい家族を築いている春馬くん(奥さんはつぐみちゃんです)、ふたりで家族になることを選んだ周くんと忍、いっしょにいるために「家族」を演じるりんちゃんと忍、それぞれの優しい絆が描けてわたしはとても幸せでした。
りんちゃんが生まれる少し前のお話はこちらで書いています。

マーティン「そもそも僕の方がジェイもいるし正式な叔父さんなのになんで呼んでもらえなかったのかな」(拗ねてる)
海吏「日本とは時差があるからじゃないかな……」

よくわからない慰め方ですが、まぁ海吏は天然なので…。
マーティンと甥っ子のお話はこちらです。


今回はおじコレさんを応援しようと張り切ったわたしは情熱が空まわり? しました。



うちわとサイリュウム
(アイドルうちわの話になったので遊びで画像だけ作ってからリアルに作成)




「感動して泣いちゃったおかさんのことをおじコレのみんなで励ましてるとこなんだよ。あ、サラダまきくんはかにかまのりおさんね。でもさぁ、でもこれだとコピー用紙の裏に描いた雑なやつだし、いない人いっぱいいんじゃん。したらさ、らいさんがこれに描いていいよってきれいな紙分けてくれたんだよね」
周くん「はぁ……、」




愉快な叔父仲間たち(通称最後の晩餐)

「のりちゃん(柳田さん)とはまむぎくんは叔父コレ応援団なんだよ」
周くん「微妙に上達しつつあるのがなんかイラっとすんな…


忍は最近お絵描きをみんなに見てもらえるのがうれしくてますますはりきっているらしく、ニコニコしながらお絵描きをしてくれました。

おかさん「まるたさんと柳屋さんの再現度が高いですよね」
森瀬さん「おせいしはおじコレ軍団を見守る妖精さんなんですね」
「蟹が飛んでるのはおかさんの『飛ぶ蟹』を表現してるそうです」

「お喋りしたことない人は勝手に描いちゃだめかなって思ってたんだけどごめんね〜。みんなかわいいから描くのちょう楽しかった」

さて、ここまでだけでだいぶ長くなったので間違った方向のコミュ力を発揮したわたしのその後は後半でお送りします。

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静岡文学マルシェお疲れ様でした

静岡文学マルシェご参加の皆様、運営並びにスタッフの皆様イベントお疲れ様でした。
また、告知にお付き合いやリツイートなどしてくださった皆様もありがとうございました。
前夜祭から盛り上がっている様子が伝わって来て大変ワクワクさせてもらいました。
第0回にも委託参加させてもらい、今回は生身で行きたいと思いつつ去年の秋は人生が大変で無職だったので生身参加は断念して(いまは働いています)復活した委託枠に滑り込んでの参加でした。
ポスカギャザにも参加したかったのですがぼんやりしていたら参加しそびれました。残念。次回こそはー。

タイムラインでの様子があんまり楽しそうでわくわくしてきたので、今回新作がないからエア新刊でもやるか、とあたらしいお話を書きましたが結局間に合っていないという…。
どうもイベントに行けないと寂しさでエア新刊が生まれる法則を発動します。美味しそうなものもたくさんだったし次回は生身で参加したいなぁ。


次回の参加予定イベントは4月1日のテキレボ5を予定しております。
前回居候だったし、年内初の直参イベントなので楽しめるといいなぁ。
ちょっと色々あって今後の予定はもう少しまったりのんびり、のつもりなんですが、テキレボアンソロの加筆版とか余力があれば二次創作の再録を出したいなとか、色々考えてはいます。
遠方の方などは自家通販をよろしければご利用ください。
また、頒布を終了したアイテムを一覧から下げております。

BOOTHがどうにも使いづらくてとっつきづらいし融通が利かなくて好きじゃないので一周してメールフォームにしてるんですが、BOOTHの方が良いなど、なにかありましたらご連絡ください。




ジェミニとほうき星の続編、My shooting starが完売しました。
ぶっちゃけ続き物は中々でないので再版は厳しいのですが、自分ではとても気に入っていて、すごく大切なことをあらいざらい全部書いて自分を見つめなおすきっかけになった大事な一冊で、正直思い入れ度合はナンバーワンかもしれません。
読んで頂けてほんとうにうれしいです。ありがとうございました。

いちおうほどけない体温のスピンオフなのでスピン元を切らしてるのはどうなんでしょうね、とは思うのですが。
そもそも長編の続編からスピンオフってどんだけアクロバティックなことをしているんだわたしは。
いやなんか、忍のことがどうしてもすごく気に入ってしまって…。笑
きよにゃさんから「初登場の忍を知ってるとマイナスからの出発点」って言われたことは一生の語り草です。
わたしは最初から好きだったよ、作者だから当たり前かな。笑

両方読んで下さった方はよろしければ忍と海吏のふたりの出会いがあったからこその彼らの変化や成長を目に留めていただけると作者はうれしいです。
どうでもいいけど春馬くんと周くんが友達になるのはわたしもまったく想像していなかったので作者だけど面白いです。

そのうちWEB再録かなにかするかは考えておきます。





荷物を受け取りましたが今回は委託参加にして初の売り上げゼロでした…。
告知を頑張って出来る限りの事はやったので、これはなんというかさすがに想定外ですがこれもまた巡り合わせの運ということでここはひとつ…。
まぁあんまり深く考えても仕方ないや。


気分転換に小説を書こうにももう書いちゃったしとりあえずn回目の好きな本の再読をしてたんですがまぁめちゃくちゃ面白い(知っています)
新しいものをどんどん読んで視野を広げなければと思うのですが、なんか気持ちが落ち着かないと好きな本を何回も繰り返し読んでしまいます。
心底好きな本と自分の小説が読み返すとなんだかんだで一番元気が出ますね。

最近My Shooting Starを再読してしみじみと、あの時すごく悩んで苦しんでいて、自分が見つけたかったことを拙くてもぜんぶ書いたらほんとうに一気に視界が開けて生きていくのが楽になったことを思い返していて。
ほんとうに大切な探し求めてやまないこと、見つけたいことは自分の中から探し出すしかないんだなぁと思いました。
これからもまだ書きたいし、読んでもらいたいので頑張ろうと思います。








拍手

2/12 静岡文学マルシェに委託参加します。



二冊なので試し読みを入れてみた。当日はこちらがポスターになります。


2月12日コミュニティホール七間町MIRAIEリアンにて開催の第一回静岡文学マルシェに委託参加します。
こちら、委託枠が大人気で瞬殺だったのですが追加募集に滑りこみました。
生身で行きたいのはやまやまですが、経済的にもちょっとしんどいし、最近あまり調子が宜しくないので本だけ旅に出てもらいます。
少しでもよい出会いに恵まれるといいんだけどなぁ。

旅だってもらうのはお馴染み? 二冊です。








人物相関図をおさらい。




 

作品傾向もおさらい







 

「ジェミニとほうき星」Webカタログへ

☆長めの試し読み☆
☆尼崎文学だらけ紹介ページ☆
☆ツイッターで頂いた感想☆

おかげさまで当サークルでいちばん沢山読んで頂いている本です。
家族、友人、恋人。それぞれとの間でかけがえのない絆を得ながら、愛情に傷つき、戸惑い、自分自身の殻を破ろうとする男の子のお話。

他者との距離があやふやな思春期のあやうさと息苦しさ、ただまっすぐ「誰かを好きでいること」、自身の愛情のあり方に向き合っていくお話です。

家族という絶対的な庇護下で守られていても、「社会」とうまく折り合いをつけられない、自分の居場所を見つけられない、ただ好きでいる、ということにどうしようもなく傷ついてしまうことはあるんじゃないかなと思ったので、そういったどうしようもない苦しさと、それらを乗り越えていけるまでの道筋を描きたいなと思いました。
いわゆるボーイズラブらしい性的な描写はほとんどない青春小説です。

BL的にはナイーブで優しい王子様とちょっとあざといあまえんぼう受けみたいな感じです。笑








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ジェミニから5年後のスピンオフ作品ですが、単体でも読めます。
ゲイである自分を受け入れられず、過去の自分を許さないまま他者に心を閉ざしていた男の子、周と、そんな彼の気持ちを揺さぶり、いつしか無遠慮な愛情で凍てついた心を溶かしていく忍の恋のお話。

海吏とは違って自分を受け入れてくれる「味方」に出会えず、他者の中に溶け込もうとしながら「自分」を受け入れられず、自身を追い込んでいた男の子がほんとうに大切なものを手にするまでのお話を書きたいな、と思って書きました。
性的な抑圧や関係性を真正面から描いているのでR18です。
愛し合いたい・抱き合いたい気持ちを肯定出来るようになるまで、を見つめたくて書きました。
R18場面ありのプロトタイプはこちら。

BLが読みたい、と仰ってくださる方にはこちらの方が好評なのかな。
素っ気なくてじゃっかん口が悪いナイーブなツンデレとうざくてめげないあざとい人タラシ、みたいなBLでリバありです。


心から誰かを求めることの苦しさや葛藤、抑圧などの行き辛さをメインテーマに掲げているのでどちらも8割悩んで残り2割でどうにか乗り越える、みたいなお話です。
「人を好きになってもいい、生きていてもいい」と思えるようになりたくて書きました。
とても大切なことを書いたので、またどなたか新たな読み手さんに出会えればとてもうれしいです。
どうぞ宜しくお願い致します。



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