ななさんとうさうららさんが共同主催されているネットプリント同時配信企画、ぺーパーウェルに参加させていただきました。
(企画に関するご案内は
こちらから)
第五回目となる今回の企画テーマは
「旅」です。
皆さんが着々と準備を進めていらっしゃるのを横目にほうっと眺めていたのですが、旅と言えばあったじゃないですか、日帰り旅行の話が! と思い立ったので飛び込み参加を決意。
恋人とふたりで冬の海を見に行くお話です。
【ネットプリント配信:~11/28まで】セブンイレブン:03693649
【BOOTHダウンロード】午前三時の本棚※要pixivID
※A3サイズデータです。文字が小さくなりますがA4で出力していただいても読めます。
今後の(委託イベントなどの)予定も記載しておりますのでお目を通していただけるとうれしいです。
作った作品を発表する、売買する手段はこれだけネットの発達したいまならいくらでもあると言っても、これだけ魅力的な作品が溢れている世の中では「見つけてもらう」ことはとても難しいことなのを日々痛感するばかりです。
こうしてみんなで楽しめる場を作ってもらえるのはありがたいなぁとしみじみ思います。
よく言われる「締め切りがないと書けない」、というのも結局のところ、「確実に見てもらえる、作品を通して人と出会える」というご褒美がないままではモチベーションに繋がらないということなのでは、と個人的には思います。
Q.らいさん、不定期に上がってくるあましのにも実は脳内締め切りがあるんですか?A.あれはわたしの人生の楽しみとしてわたしが書いてわたしが読み返してひたすらニコニコするために気が向いたら書いてるだけなんで締め切りなんぞありません。毎回愛にあふれててほんとうにかわいいからみんなもっと読んでほしいしなんなら「かわいね」っていっしょに盛り上がってほしいけど贅沢は言えないよね。笑
*
こちらは既刊の「カメラ=万年筆」からの引用になります。
本には本作の嶋崎くんと約束を交わした相手、阿藤さんの十年後のお話が載っています。
このふたりのお話はシリーズとして一冊ぶんのお話を書くつもりでいたのですが、端的に言うと向き合うのがつらくて書けないままでした。
不完全な形になっても、この中でなら無理やりに彼らの止まったままの物語を「終わらせる」ことが出来るのではと思って書きました。
「カメラ=万年筆」心象風景がただひたすら詰まったような一冊で、一番生々しくて痛々しくて自分でも振り返るのが割とつらいのですが、形に出来てよかったなと思っている大切な一冊です。
思えば2月の広島で出した本だからそれっきりどこのイベントにも出せてないんですね。
広島、再来年には行けるといいんだけどな。
*まだまだ厳しい時期は続きますが、何かしら楽しんでいただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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