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調弦、午前三時

小説と各種お知らせなど。スパム対策のためコメント欄は閉じております。なにかありましたら拍手から。

11月23日 文フリ東京委託・寄稿情報のお知らせ




来週11月23日(水祝)は第二十三回文学フリマ東京が開催されます(→公式サイト

週のど真ん中祝日開催は東京の人にも地方の人にも相当ハードなスケジュールだと思うのですが、参加されるみなさまはどうぞ楽しんでいらしてください~。
わたし本体は当日は大阪でポメラをぷちぷちぶっ叩いてるかと思うのですが、ありがたいことにわたしの書いた文章が載った本は会場にいます。魂だけがエア参加ですね。
というわけで、イベント前なので改めて告知を出させて頂きます。









ジェミニとほうき星」(文フリ東京でのカタログ掲載がないため、テキレボさんのカタログに飛びます)
H1-2 「文学フリマガイドブック編集委員会」内、移動書店にて委託

文フリガイド9号に掲載頂いたご縁で委託をお願いしております。

帰国子女で学校でもどこか浮いた存在である高校二年生の男の子、海吏は双子の姉である祈吏に家族へ寄せるそれ以上の想いを抱いています。
その気持ちを受け止めてくれた相手は留学先で出会った初めての恋人であるマーティンと、高校に入ってから出会った初めての親友・春馬のふたり。

人を好きになること、大切な相手を、そして何よりも自分自身を大切にすること、本当の強さ・優しさを周囲の人たちの愛情を受け入れながら見つけていくお話です。
大切な人に、「大好きです」と「優しくしてくれてありがとう」を伝えられるようになれたらいいのに、と思って書きました。

男の子に恋をする男の子のお話です。性的な描写などはありません。

青春小説だけれどボーイズラブで、ボーイズラブだけれど性描写がないというどっちつかずと言えばそうな本なんですが(笑)自分にとってすごく普遍的な大切なこと、いちばん伝えたたかったことが詰まっています。
ご興味を持って頂ければ、とてもうれしいです。




掲載頂いた文フリガイド9号にはわたしも推薦文を書かせて頂いております。









ウ70「庫内灯」

昨年秋に発行され、大きな話題を読んだBL俳句誌「庫内灯 一号」に掲載された句を元にした掌編小説を寄稿させて頂きました。
わたしは雪李さんの「泣きつかれて眠る春の夜のしづか」を元にした口の悪いツンギレ世話焼き男の子の恋と友情のお話を書かせて頂きました。

十七字の余白の向こうに「可能性」の扉を開く、刺激的で読み応えたっぷりの一冊です。
俳句に慣れ親しんだ人も、ボーイズラブがお好きな人も、どちらにもあてはまらなくとも美しい言葉で視野を開いてみたい方にも。広く届いてほしい一冊です。
東京文フリでは初頒布ということで、この機会を待たれていた方も多いのではないかな。


 なぜ楽しく読んでいたいち読み手のわたしが呼んで頂けたのかいまだに信じられなくてふわふわしているのですが、「庫内灯はフリー素材」という編集部員実駒さんのお言葉に甘えてお話をたくさん書かせて頂いたご縁から公式様にお誘い頂いたのでした。




W宣伝に無配本を作りました。

同人誌書いてたらスタッフさんにお声を掛けて頂けて末席に加えて頂いた、みたいな。笑

いやほんま、数千字ちょっと載せていただいただけなのにしゃしゃってどうもすみませんみたいな気持ちもあるんですけどうれしいじゃないですか。笑
アンソロジーにお誘い頂いたのは初めてでした。とてもうれしい…。




どうか、楽しい出会いが沢山ある実りの多い一日になりますように!
大阪からみなさまを応援しつつ、エア参加を楽しませて頂きます。



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血の味

第一回 #ヘキライ 企画に参加させて頂きました。
お題:吸血鬼

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さよなら、せんせい

季刊ヘキ 1dayライティング企画にて書かせて頂いたものです。
第0回お題「せんせ、」

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11月23日 第二十三回文学フリマ東京委託参加のお知らせ




11月23日(水祝)第二十三回文学フリマ東京

H1-2 文学フリマガイドブック編集委員会 【移動書店】にて委託







★試し読み★




11月23日(水祝)の東京文フリは日程的に本体は参加出来ないのですが、文フリガイドさんのブースでの「移動書店」コーナーにてジェミニとほうき星の委託をお願いすることになりました。
これが年内最後の参加になります。テキレボで買い逃された方もそうでない方も(笑)、お目に留めていただけるとうれしいです。

移動書店コーナーは大阪でも覗かせて頂いたのですが、秋山さんのポップに見やすい見本誌と、工夫が凝らされたブース展開がされていたので並べていただけるのが楽しみです。ロビーに独立(?)なので、目に留めてもらいやすいのではないのかなー。
他にもガイドブックに掲載された素敵な本が多数並ぶようです、楽しみ~。

当日はどうぞ、宜しくお願い致します!



ジェミニに関してはほんとうに延々語ってておはずかしいしいい加減しつこいと思われてそうなのですが、でも自分のブログなので書きますが(笑)
書いている時にすごく悩んでいたので、自分の中に降りてきたキャラクターを通してその時に見えたもの・感じたことをすべて書きました。
書き終えたことで、誰かを好きになってもいい、生きていてもいいんだと思えるようになりました。

書かずにいられなかった苦しくてどうしようもない自分にとって切実なことばかりを書いたつもりで、書いたあとも書き終えた直後も正直ずっと苦しくて読んでもらうことも不安で仕方がなかったのですが、読んで下さった方に「優しいお話」と仰って頂けたことですごくすごく救われました。
「優しさ」はきっとわたしの書いたことではなく、見出してくださった皆さんの中にあるものだといまでもそう思っています。
ほんとうにほんとうに、ありがとうございます。

小説を書くことを一日も早く止めたい、と思わなくていいようになりました。
ありがとう、と大好きだよを言いたい一心で、いまもずっと小説を書いています。





委託って会場に来れないサークルさんの本が買えるわけで、買い手さんにもサークルさんにも双方にありがたいシステムだとは思うのですが、創作文芸の場合はよっぽどそのサークルさんの知名度があって狙い撃ちでないと、直参以上に本を見てもらうのが中々難しいシステムだと思うのです。
事前の宣伝を広めやすくしてくれるシステムづくり(これは直参サークルさんとも同じ条件ですが)に加えて、委託の本を見やすい棚づくりやポップ、売り子さんによる本の紹介など、【本が手に取ってもらいやすくなる】【委託でも楽しめる】【結果、本と読者さんとの出会いを広げることに繋がる】がなされるようになってきつつあるのがとても素敵だな、ありがたいなと思います。

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on the couch.

「ほどけない体温」周くんと忍の少しだけ特別な週末のお話。
ワンライ企画で書いたものをちょっとだけ修正しました。詳しくは後記で。







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