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調弦、午前三時

小説と各種お知らせなど。スパム対策のためコメント欄は閉じております。なにかありましたら拍手から。

Text Revolutions6に委託参加しました。

10月28日に開催されたText-Revolutions6に本部委託という形で参加しました。  
れぼんちゃん、スタッフ一同皆様、当日まで告知などを応援してくださった皆様、本を手に取って下った皆様、ほんとうにありがとうございました。

前回・前々回は直参したテキレボですが、今回は翌週のZine展に遊びに行きたかったから、という理由で本部への委託参加で申し込みました。
秋頃には何かしら新刊を作りたかったので「何かしら新刊/500円」で委託の枠を押さえて置くことに。
(燃え尽きてしまい新刊は出ませんでした。うーん)
委託なので、今回は無配はポスカラリーへの参加以外はなしです。


【委託参加について】
初回からシステム周りはかなり変わったようですね。
納品書の件などで、今回はplagさんと準備会の皆様にお世話になりました。
(仮で入れておいた本の情報を期限内に更新していなかったのです)

事務処理が中々複雑で戸惑いましたが、これもまた円滑な運営のために何度も回数を重ねて行く中で考えられた工夫なんでしょうねきっと。
れぼんさんの随時の細やかなフォローがあったため、戸惑わずに済んだところはありました。
ありがとうございます。
あまりこの辺はお話できることもないのでここでいったんきりあげ。


【アンソロジーのお話】
さて、テキレボさんにはウェブ公開もされているテーマアンソロがあり、わたしも参加の際には毎回お邪魔しております。
第四回:和-The egg and you.(海吏とマーティン)
第五回:嘘-Lie,lie,lie(周くんと忍)
自作のアピールはもちろん、書き手、読み手としての(!)参加者さんとの出会いを広げてくれる貴重な場です。

今回、第六回は「祭り」
夏祭り? 秋祭り? 文化祭??

れぼんさん「結婚などの人生の祝祭も祭りです」

あましのの結婚を書くならこの機会しかない!

6月に書き始め、ジューンブライドだね! きゃっ! とニコニコしながら書いたのが「Honey」でした。

ふたりで迎えた「記念日」を4000字の枠で綺麗に落としつ、彼らに出会えたから見つけられた自分なりのとても大切なことが書けました。えっへん。
たくさん読んでいただけて、おそらく彼らに初めて出会った方からもあたたかいお言葉をたくさんいただくことが出来ました。
世界は優しいな、とガチで泣いたのですが(ほんとう)思い出すだけでも泣いてるあたりわたしはばかですね。

さて、まだ書きたいお話が他にもあるぞ。20ページくらいの無配コピー本…にしとこうと思ったらえっちなのを書いてしまって文字を小さくしても30ページ超えちゃった。無配にはできないや。
でもコピー本って売れないんだ。(経験談)



単品200円だけどほどけないを持ってる人は無料ってことにしてあまぶんの新刊にしよう。
なあに、会場でばらまいて代行の人からだけ申し訳ないけどご祝儀にお代金もらおう。

あれ、みんなお金払ってくれたんだけど神様なのかな? あましのめっちゃ祝われとるな!?

というわけで出した「はじまりの唄」、テキレボアンソロがきっかけなのでテキレボにも出したいね…ここはほどけないとセット1000円にしてテキレボ6限定、あましの結婚おめでとうパックと銘打とう!
しかしあまぶんが終わってたくさん作ったはずの在庫が心もとない(あれっ!?)のでテキレボに送るぶんを避けると文フリに持ってけない…テキレボに送る5冊ぶん増刷しよ。

ものすごくぶっちゃけた話、わたしは委託参加では本がめっきり動かないので(直参でもそんなにですが)5冊は余ることを計算しての妥当な部数です。






頑張って作った斜め上な宣材




忍も応援してくれた


さてはて、余る程度には送りました。宣伝もしました。
しかしアンソロでそこまで反響があったわけではないし(がぜん注目されてる作品は肌でわかるじゃないですか)、大概行き渡ったであろう既刊となかなか動かなかったその続編、あからさまに人を選ぶR18という布陣です。
毎回びっくりするほど代行の来る無配も今回はありません。
お前やる気あるのかよ……。
いや、参加することに意義があるのだ、お一方でも新たな出会いを結ぶことに意義があるのだ。
実際に一冊しか売れなかった時、その一冊を選んでくださった方からとても気持ちのこもった温かいお言葉をいただいたことがあります。
覚悟をして当日を待ちましょう。一冊も売れなかったトラウマは一生忘れませんけど。


さて、代行の事前通知が来たので恐る恐る確認したらまさかのMy shooting star一冊。えっ!?
わたしはMy shooting starがいちばん大切な本なのでとても嬉しいですが二重の意味でえっ!?
ジェミニを読んでくださった方が続編を手にとってくださったのかー、これは開催前から既にてきれぼんドリームじゃないですか!?
とはいえ、他の本は注文がありません。まぁ期待せずにいきましょうと思いつつそわそわ。

今回代行のシステムが変わったことで大幅に時間短縮となり、なんと翌日・翌々日には荷物が到着。
帰宅後、一回り小さくなった箱が届いていました。
蓋を開けると緩衝材がびっしり。




何が起こってるのか理解できなくて、びっくりして泣きました。
本来なら搬入数が足りずに申し訳ございませんでしたと謝らなければいけないはずなのですが、委託でこんなにたくさん売れたのは 初めてです。

・アンソロジーなどで露出があった
・前回沢山出た無配を読んで下さった方が本編に進んで下さった
・あまぶん文フリのイベント続きの流れで告知が目に留まった

など、これまでの地道な種蒔きと読んで下さった方の応援が「読みたい」に繋がってくれたのかもしれないなと思いました。
彼らなりの「共に生きることを選んだことで見つけた幸福のありかた」を辿りたくて書いた一連のお話が生まれたのは、題材をくださったテキレボアンソロ企画があってこそです。
テキレボ6があったからこそ送り出せた本が一冊も残らず頒布できたことは、ほんとうに自分にとってのなによりもうれしい成果でした。

テキレボはすごくたくさん本が売れる人がたくさんいらっしゃるので(毎回終わるたびにモヤモヤします。もともと沢山売れる人ではないですが、正直あってないんだろうなとは毎回思う)皆さんから見れば笑ってしまうような微々たる数字かとは思います。
それでもわたしには、夢のようにうれしい出来事です。




あと、ジェミニとMy shooting starもいい加減読んでくれる人はいないだろうのつもりで送り出したら思ったよりもずっと減って帰ってきてびっくりしました。
とても大切なことを書いた自分にとっての記念碑で新たな出発点をくれたなによりも大切な本を、まだこうして選んでくれる方がいらしたのかと思うと本当に嬉しいです。

来年は新しい人たちの違う話をぽつぽつ書きたいなと思っていますが、彼らに出会わなければ、読んでもらえなければ見つけられなかったことがたくさんあります。
わたしの人生に彼らがいてくれることはおおげさじゃなくとても幸福なことで、たくさん勇気付けられているので、それを知ってもらえるのはとてもうれしいことだなと思います。
彼らのことがほんとうに大好きです。





なんだかいつものことだけれどまとまらなくなってきた。ので、機会があったらまた話します。




【在庫状況】
「あたらしい朝」「ピアニストの恋ごころ」、「真夜中のころ」、「はじまりの唄」が完売です。
ピアニストも真夜中も大好きでほんとうにいい本だと思っているのでなくなっちゃって正直寂しいですね。でも再版は厳しい気がするんだよな。
あと、はじまりは残り2冊あるんですがお知り合いへのお取り置きぶんなので机には置きません。コピー本なので刷り足しは出来ますのでご入り用の方はご相談ください。
なんであんなに沢山刷ったのにもう無いんだ!? 他のコピー本はずっともったのにな。あましのめっちゃ祝福されておる。
(うれしい)

「ほどけない体温」はzine展にお送りした五冊で初版ラストです。
まだ読んでもらいたいのでこれは増刷するかな。ジェミニとほうき星もなんとまたもや増刷したのでまだ地道に机に置き続けたいです。
ほどけない体温の続編、「春、間近」が残り五冊、こちらもzine展に残りをお送りしております。
ご縁があるといいんだけどな。

はるまぢは増刷予定なしですが、わたしが読みたいのでほどけないの番外編集を作りたいなーと思っています。まぁ夢ですね…。


ではでは、本日はこの辺で無理やり〆ます。
さて、明日から別府に行ってきます!

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