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調弦、午前三時

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Zine展inBeppu4に参加します

テキレボ6にご参加の皆様お疲れ様でした。TLを眺めてのエア参加でしたが実り多く楽しい1日にになったようで何よりです。
返送在庫を無事受け取りましたので、遅くなるかと思いますがまた改めてご報告をと思っております。

さて、イベントが終わったらまた次のイベント!
11月3日~5日、大分県別府市にて開催されるこんぺき出版さん主催の自主制作同人誌=Zineの委託販売イベント、Zine展inBeppu4に委託参加します。
昨年の応募期間には「どう考えてもZineじゃねえ」と遠慮したのですが、文フリ・テキレボ界隈でお見かけする文芸同人誌の作家さんの出展がとても多い事、委託参加でありながら様々な「本との出会い」を後押しする工夫、非常に充実した内容の参加者へのアフターレポートも…と、新たな同人イベントのあり方を打ち出していらっしゃる様子で参加された皆様の感想がとても楽しそうだったので、えいやっと勇気を出して参加させていただくことにしました。

今回は別府まで遊びに行くのでとっても楽しみです。いっぱい温泉に入るんだ。うきうき。
たくさん温泉に入って別府を楽しんでめいっぱいリフレッシュできるといいなぁ、と思います。



↑クリックで拡大pixiv

今回は「ほどけない体温」と続編の「春、間近」
「ジェミニとほうき星」と続編の「My Shooting Star」
こちらの2シリーズと、無料配布の折り本を預って頂きます。
R18場面を含む試し読みはPixivにて(要ログイン)

本の詳細はあまぶんのWEBカタログもご参照ください。




地方発信の観光がてら&地元の人たちでわいわい、なリアル書店の雰囲気に近いようなおしゃれさが売りなイベントでBLは……手に取る人がいるのか……って正直ちょっとビビッてもしまうわけですが、とあるきっかけと勢いで発案した #zine展inBeppuで読めるBL タグが思いのほか盛り上がっていますね!?
何か新しい出会いに繋がればうれしいです。


別府に行くのがあんまり楽しみだったので一足先にあましのに温泉旅行に行って貰いました、という短いお話を先日書きました。

夜のしじまをもとおれば

たくさん読んでもらえた(当社比)ようですごくうれしいです。えへへ。
こちらは数量限定でペーパーにしたものを会場に置いてもらいます。




レトロ印刷さんで買った在庫限りのレアものだというコンクリート紙に印刷したのですが紙がかわいいのでかわいいです。もっとたくさん買えばよかった~。


別府では湯めぐりするので普段着&ノーメイクで行く予定でして、せっかく人様にお会いするのにはずかしいわーとも思うのですが、温泉でとぅるっとぅるになったわたしにご期待ください。(しないよ)


続きは最近の気分



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小説は読んでもらえることで「作品」として独り立ちすると思うので読んでもらえること、何が見えたのかを教えてもらえることは本当に嬉しいなと思います。

その反面で、「読むこと/読まれる」こと、自分がどういった立ち位置で「そこ」に居るのかを考えることは現実世界で生きている自分のフィールドとはまた違う場所で自身のデリケートな領域に向き合わざるを得ない事なので、中々苦しいことだよなというのをよく考えます。

わたしの中では「向き合える」ことをすごく幸福なことだと思っているし、きちんとひとつひとつに折り合いをつけて行きたいと思ってはいるのですが、自分から傷つきにいかないと自分の形がわからないのは本当にばかだと思うし、そうした中できっと自分以外の人のことも無容易に傷つけているはずだから、そういったことを考えると、ほんとうにどうしようもないなと思います。

何時まで経っても本当の意味で強くもなれなければ優しくもなれなくって、それでもそんな自分の浅はかさをゆるしてくれた人たちの優しさにちゃんと気づけるようになりたいな、ならなくちゃな、と思います。
そうやってほんの少しでもいいから、もらった気持ちに報いれるようになりたいです。



「作り物」にすることでしか形作る事が出来ない、共有しづらい感情がきっといくつもあって、小説も言語コミニュケーションもわたしにとってはそうなのかな、と思います。
「お話」にするしかなかったこと、「お話」にすらできなかったことがたくさんあって、本当は叶うならそれらをちゃんと生身の自分から届けて話したいのですが、それを望むのはいけないことなのかな、とも。
傷つけあわない為には、適切な心の距離が必要なのは至極当然なので。

生身のわたしの生活の中で関わっている人たちのほとんどはわたしの「言葉」を知らないし、生身の実態を持ったわたしが「高梨來」の立場で色んな人に会ってお話をしてもらえる機会があるのはとてもうれしいのですが、人と接している時の自分と、言葉にしても尚切り離せなくって自分の中でくすぶってる感情の間に暗くて深い溝がずうっとあって(この十年以上ずっとですが)、自分では上手く切り離しているつもりだったものがまたあやふやになっているのかもしれないな、というのがこのところの気分です。

単純にいま、私生活で疲れているからなだけかもしれないし、ここ二年で気づいたことがたくさんあったことを踏まえて、また違うなにかを探し求めていく時期に差し掛かっているのかもしれません。
これから書くものでまたそういったことへの答えを探していくのかもしれないし、分からないままなのかもしれない。
ただ言える事があるのだとすれば、「持つべきものではないので切り捨てるべきだ」と思っていた感情のひとつひとつを受け止めてもらえたことで、ずっと苦しかったことをいくつも乗り越えることが出来ました。
読んで下さった方、心をわけてくださったみなさまに最大級の感謝を送ります。

「書かないでいれば気づかずにいたこと」も同じだけたくさんあって、それらに動揺することも、それによって少なからず人を傷つけていることもたくさんあるんだろうなと思います。

きちんとそのひとつひとつに折り合いを付けていけるように、こちらから手渡す感情のひとつひとつは笑顔で送り出せるようにと思います。


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