5月に第一回が開催され、更に参加人数も増えて拡大したちあのさん主催の手製本交換パーティにお邪魔してまいりました。
こちらは各自が印刷所に製本を頼まずにお手製で作った本を持ち寄って交換しあい、おやつを食べたおしゃべりする素敵な会であります。
会場は前回と同じく京都梅小路公園の綺麗な和室、今回は郵送参加の方も含めて合計17名。
まずは先に集まったみんなでお食事会。京都らしくお豆腐御膳でした。
わいわいゆっくりお食事タイムを過ごした後は現地に移動。会場で合流のあるみなさんとここでお会いしました。わ~、初めまして。
座布団を並べ、持ち寄った綺麗で可愛いお菓子の数々をわけっこ。わいわい! 画質があれなのですがお庭の外もすごく綺麗なのです。
いよいよ持ち寄った本&ちあさんが郵送で受け取って下さった本のお披露目です。ここでみなさんからうわあと歓声が。どれも綺麗でかわいくて凝りに凝ってます、すごい!
ここで会場に居るみんなで所属/持ってきた本の紹介/性癖などのプレゼン大会。
ら「高梨來です……えー、所属は……今期はユーリと花丸をふつうにみてる感じなんですが」
実駒さん「來さんは創作BLの人じゃない?」
ら「自前の推しを年中推してるみたいな感じでほんとどうもすみません……商業BLが好きなんですがストライクゾーンは狭いです。
あと、商業の推しが職業アナウンサーなんですけどこないだ報○ステーション見てて素で推しのこと思い出したあたりいよいよ二次元との境界線があやふやになってきました」
あと、テキレボ帰りに渋谷でマーティンギターのお店を見て「渋谷ってすごいなマーティンいる!」って素で思ってうれしくなったりもしました。
渋谷はワンダーランドだ。
そんな感じで他になに言ったのかあんまり覚えてないんですが最近好きなのはリーマンです。働いている受けと攻めが好きみたいですね。やっとスーツの良さが分かりました。ネクタイもえ。
優しくてかわいい攻めとかわいくてあざとい受けが好きですっていうのはいつも読んでくださってる方ならご存知かと思いますがたぶんはじめてたどり着いた方もいらっしゃると思うので宣伝しておきますね。
優しくて可愛い攻めとかわいくて男前な受けが好きです。(大事なことだからもう一回)
と、いい加減呆れられてる頃ですね。
ら「このチェック模様の紙が使いたくて。中身は【俺の推しが可愛かろう】って話を出されても皆さん困ると思うので広義のBLっぽいお話を書きました。表題作は性描写のないエロスが流行ったのに乗っかって、灯りを落とした部屋で視覚障がいの恋人と食事をするお話です」
(余部を郵送参加の方に送って頂いた「君は雨」について)
ら「俺の推しが可愛いかろうって短歌と140字小説なんですが、みなさんご自由にご自分の推しをあてはめてくださるとうれしいです」
架空の「ふたり」の関係性であったり、相手を想い描く気持ちの中に浮かび上がる余白のようなものを考えていたらほんとうに突然短歌が出来るようになったので自分でも不思議です。ほんとうにど素人なので恥ずかしいのですが、詠むのは楽しい。
二次創作短歌ってキャラクターや世界を彩るキーワードやモチーフ選びを用いた上で「みんなの知ってるあの子」の視点に入ることが出来るというのが凄く面白いなぁと。
31字のリズムは視点の捉え方・切り取り方のフレームに魔法がかかる感じがしますよね。
色んな角度から立体的にイメージが浮かび上がってくるところが凄く魅力的で、詠み手さん個々のキャラクター像が浮き彫りになるところに皆さんの眩しいまでの愛を感じました。
プレゼンや自己紹介が一通り巡った後は持ち寄ったお宝本(刀剣の本はどれも装丁や本の仕様のこだわりがすごい)、皆さんの本作りのこだわりを聞いたり。
手製本というのは送り出す作品を載せる紙選び・閉じ方もそれぞれ自由で、そこに創意工夫がさまざまに込められているのですよ。いやあほんとうに凄い。
これどうやって作ってるの? すごい! きれい! かわいい! と、口々に感動の声があがります。
ジャンル的にはあんスタ・刀剣・近代文学(文アル)の方が多かったのかな? ゲームも絡めての文豪の話も盛り上がっておりました。
(ユーリオンアイスの話題になり)
実駒さん「たしなみとしてpixiv見るじゃん」
ら「pixivまでは見てないけどスンギルくんでツイッターの画像検索はしました」
メイン三人は供給過多なくらい雪崩が来るのでわたしが検索しなくてもいいんですよ。
ねね子さんのお美しい創作ノートを見せて頂いたり、短歌の作り方の話になったり、持ち寄った同人誌にサインを頂いたり。
(庫内灯二号にサインを入れさせて頂きました。めっちゃ緊張しました、うっうっ。)
短歌の作り方が話題になったのも歌詠みさんが多いからならではだなぁと。
わたしの場合は指折り数えて31文字のフレームにはめて出来たらツイッターに流す、みたいな。
好きな物のお話をしたり、やばい本を見せ合ってやばいやばいと言い合ったりお宝の山にきゃーきゃー興奮したり、そしてその合間に楽しいおやつタイム!
イベント会場はあくまでもイベントなので、こうしてゆっくりお話出来るのは良きかなですね。
みなさん知識も教養もおありですげえなって隅っこでほわほわしておりました。
主催して下さったちあのさん、郵送組も含めましてご参加の皆様、アフターでごいっしょ頂いた実駒さん・莢豆さん・七子さん、ほんとうにほんとうにありがとうございました!
あれ、これってレポートになってるのかな?? なにはともあれ、楽しかったことが伝われば幸いです。ありがとうございました!
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