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調弦、午前三時

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our house

あまぶんであましのの新刊を二冊出したのでもうええがな、と自分に対して思ったのですが、間が開いたので案の定新刊が出ます。





our house
(リンクから文フリカタログへ、冒頭部分が少し試し読みできます)

周くんと忍が「ふたりで生きていくこと」「ふたりの帰る場所」がきちんとあることについてを見つめなおすお話です。




実物がめちゃめちゃ可愛いので見てほしい。ほんとかわいくてテンションガン上がりしました。





周くんの「俺の家族は忍がいい」の後のお話です。
engageのあとがきにも書いたけど(読んでない方ごめんね)、周くんのこの言葉は本当なら口にすることすら許されないとそう思い込んでいた切実すぎるほどの願いなんだろうな、と思います。

忍とふたりで生きていく、生きていきたい。その願いを口にすることの裏には、自分を生み育ててくれた家にはもう二度と帰れないのだと、ずっと目を逸らすようにしていた「家族」とのほんとうの意味での訣別を覚悟することなんだろうな、と思いました。
「ふたりきりの家族でいること」を周くんが受け止められるようになるまではまだ少し時間がかかるのかな、と思います。
(たぶんここから更に先の未来にはそれもちゃんとふたりの間で溶けているんだろうな、と)
(あそこで「自分たちはかけがえのないパートナーで家族だ」と想いあっているふたりが書けたから一連のエピソードが生まれたんだと思います)
個人的にはりんちゃんが生まれる前のことを書いたらなんだか新鮮な気持ちになりました。

どなたさまも、お気軽にお手に取っていただけるとうれしいです。



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