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調弦、午前三時

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2018年もよろしくお願い致します

(喪中ですので控えめに)
2018年もどうぞよろしくお願い致します。

大晦日はここ何年かは映画を見に行くことにしているのでオリエント急行とギフテッドを二本立てで見に行き(タイプは違えどしみじみと楽しませてくれる作品で、とても良い大晦日になりました)帰ってからはテレビを流し見しつつ新刊作業。もりもりがんばったところ、どうにか年明け二日で原稿にもめどがつきました。
さて、お正月休みでレディースデーの3日、セールを覗きがてらお正月だし映画に行こうとゴッホ最後の手紙を見に行ったところ、満員で入れませんでした。ワーオ、10分前にのんびりたどり着いたわたしが悪うございました。さい先の悪い2018年だ。


昨年はななさんの企画してくださった創作Advent企画が盛り上がっていたこともあってか、12月前半くらいからほうぼうで一年の振り返りや創作に対するスタンスについての記事が沢山集まっていてどなたの記事も読み応えがあって楽しかったです。
よっぽど気心しれた関係になっておいしいお酒でも酌み交わしてないと話せないよ、という感じの「語れない話」もあまたあると思うのですが、「言語化する」ことによって、書き手さんご自身の中に新たに見えてきたものもきっと沢山あったんじゃないかな、ということを勝手ながら思いました。
意義のある企画をありがとうございます。

色々な方の振り返りを見ながら少し早めに2017年を振り返ってみようと思って書いたのが前回の日記でした。
読んでくださったみなさん、改めましてありがとうございます。
心を塞いでいたことを「わたしの気持ち」として話せたことも、ただ身勝手で子どもじみた「物語」にすらなれなかった感情の発露にすぎないものにあたたかいお心を寄せて頂けたことも、とてもとても励まされました。
ほんとうにほんとうに、言い尽くせないほど感謝しております。
言葉にしようとすればするほどこぼれ落ちていくものばかりで、正直この日記も泣きながら書いては消して、また書いてを繰り返しています。
形にしたい、と思って書き始めたはずなのに結局は「言えないこと」のほうがずうっとたくさんあることに気づくことの連続で情けないばかりですが、大切なのは伝えたいと思えること、それを聞いてくれる・受け止めてくれる人が居ることを信じられることなのだろうと思います。
信じさせてくれて、ほんとうにありがとうございます。

……自分でも整理のつかない気持ちを吐き出すために日記を書いているので、出来るだけ楽しい話題を提供したいと思うのに気づけば辛気臭い話ばかりをしていて、ほんとうにどうしようもないなぁと思うのですが、振り返って読みなおしてみたとき、『その時』の自分にしか残せなかった気持ちが、(出来れば目を逸らしていたいような息苦しさを伴う感情なのだとしても)きちんと形として残っていることに安心できる自分がいることにも気づきました。
自分の至らなさに気づいては悲しくなったり情けなくなったりすることも数えきれないほどあるのですが、「書くこと」をあきらめずにいたから気づけたこと、乗り越えられたことがたくさんあるんだろうなと思います。
今年もきっとすごくたくさんいろんなことがあるのでしょうが、書くこと・読んでもらえることを通して気づけること、乗り越えていけることのひとつひとつを大切にしていければと思います。
小説を書くことがとても好きで、書いていてよかったと思うことがたくさんあります。
ひとまず、2017年までのわたしが書いてくれた小説をわたしはとても好きなので、その気持ちを大切に、2018年もより良いものを書くこと、届けることを大切にしていければと思います。




2018年は、去年までとはまた違う形でいろいろなチャレンジを試みてみようと思っております。
まずその最初の一歩が京都文フリから始まるのですが、それらに関してはひとまずは長くなってしまったので次の記事でお知らせさせてください。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。



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