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調弦、午前三時

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第七回文学フリマ大阪に参加させていただきました!



「こんにちは、忍だよ。文フリ大阪のお友だちを描かせてもらいました」


第七回文学フリマ大阪に参加させていただきました。
突如発生した台風はどうなる!? と不安いっぱいで、当日は早退されるサークルさんもたいへん多かったようですが本当に楽しかったです。
お立ち寄りくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。




例年はBL島のお友達と助け合いで連結してたのですが、今年はお知り合いの皆様がほぼ出ない&作風的にもBL島を出たほうがより多くの人に見てもらえるのでは? とアドバイスをいただいたこともあり、エンタメ小説の島にひとりで出展していました。
準備は整っていたものの、前の晩は興奮であまり眠れず。
REACのふわふわの白いワンピースにお気に入りの麦わらヘッドドレスと金色のバレエシューズで「きょうのファッションはお姫様やで」とうきうきしながら、庶民派の姫はバスと電車で一路会場へ。
天満橋はなかもずよりもぐっとアクセスが楽なので、9時40分頃には待機列に到着。
あたふたしながら設営ができました。




今回から導入したスマート本棚、本当にスマートなので机が広く使えるし、だんだんダンボールよりもコンパクトで組み立てもわかりやすい!

一息ついたところで
「姫ー!」
わーい、下読みさせていただいた新刊を届けに来てくださったナギノ選手です。
お返しの忍ポイントをお渡しし、ほかにもご挨拶などに伺いながらまったり開場を待ちます。


【はじまりました】
サークルが増えたのもあって後ろが狭いですね。(赤ブーのぎゅうぎゅう詰めに比べたら全然ですけど)
「お兄さん、後ろが通りづらくないように荷物を机の下に入れてもらえませんか?」とにこやかにお願い。
両隣を男性のグループに挟まれ、縦横にでかいとは言え(笑)埋もれてるぜと思いながらイベントスタート。
開場直後に空けるのはなぁ、とぼんやり待っていたところ、サークルさんのお知り合いがさっそく来てくださいました。えへへ、うれしい〜。

しかし、この界隈、なんだか足早に通り過ぎる方がほとんどです。
東京文フリのBL島は『ほぼ通路として認識』って感じでしたが今回もそんな感じ? うーん切ない……と思っていましたが、お昼頃からは立ち止まってくださる方がぽつぽつと。
楽しいお話のあれやこれやをどこまでレポートしていいのかわからないのですが笑 るこさんと(同日開催のアングラ・ゴシック系イベントの)アーティズムマーケットに行きたかった〜ってふたりして悔しがったのが楽しかったです。笑
アーティズムはみなさん気合い入れておしゃれしていらしてるのを見られるのですごい楽しいんですよね。ああやって非日常的なおしゃれを楽しんでのびのび過ごせる場があることがひたすらにまぶしくて楽しい! 故に、しばらく休止になってしまうのがすごく寂しいです。

「アーティズムには黒服で行くんですけど文フリなので白です!」

久しぶりにお会いしたら髪型や雰囲気が変わってらした・はっきりお顔をおぼえていなかった×会場で頭がぼんやりしていたのでいっしゅんどなたかわからない方が複数いらして、その節はたいへん失礼いたしました。
名札…まじたすかる…。笑


【新刊が出ました】
6月の本はあったし、生きていくのがたいへんだから(笑)出す予定はなかったのですが、7月末に実駒さん・正井さん・真魚さんと遊んでいただいた際に実駒さんがめちゃくちゃ具体的にアドバイスをくださり(笑)急ピッチで作成しました。
前から作りたかった短歌と小説のフルカラー本です。

「奥付にスペシャルサンクス実駒さんって書こうかと思いました。笑」








短歌を添えたお話、あましのっぽい短歌をセレクトして一冊にしました。
くっついた後のふたりなので周くんがデレています。笑
お話自体はほぼブログに載ってるんですけど、わたしのブログあんまり読んでる人いないから笑 本にしたことで、新しく読んでもらえるだろうな、うれしいなってのがあります。
入れられなかった作品もありますが、思い入れのあるお話がたくさん入っているのです。




短編も書きたかったので月刊あましのも書きました。
風邪で声が出なくなってもだもだする周くんのお話。
「ご一緒に月刊あましのはいかがですか?」ってお声をかけたらニコニコうれしそうに受け取ってくださってうれしかった〜。


【そしてイベントは続く】
新刊は印刷所さんが綺麗に刷ってくださったこともあり、ツイッターでたくさん注目していただけました。うれしい〜。
こういう場合はいちばん目立つ新刊一直線だよね、でもアンソロや準新刊のSmall townも読んでほしいなぁ、などと夢を抱いてお店を出していましたが、じっくり選んでこれを、と手にとってくださる方が多かったように感じました。
新刊以外の本もほぼ満遍なく手にとってもらえたのは何よりもの自信につながりました。

告知が届いたのか(それもひとえに拡散してくださったみなさまのおかげです、ありがとうございます)、はじめてお目にかかる交流のない方がたくさん!
うちのお客様はそっと選んでくださる方がほとんどで、もっぱらわたしのほうから「お姉さんのお洋服かわいいですね〜」って終始話しかけていました(笑)
あらすじや試し読みが気になったのか、見本誌を見てくださったのか、前の本やアンソロなどで作品を好きになってくださったのか、きっかけはわかりかねますが自分の作った本をこうして見つけてもらえるのはとってもうれしい〜。
デザインを褒めてもらえたのもうれしい〜。
欲を言えば前に出した本やブログに載せてるあましのの感想を聞かせてほしい〜。笑
これは今後の目標ですね。

うれしいトピックといたしましては、全買いの女神が降臨されたり!(計算ができなくてあわあわしてしまいました。笑)ジェミニが(毎回最低限ラインしか搬入してないけど。笑)持ち込み分完売したのにはすごくびっくりしました。うれしいなぁほんとうに。
短歌の本はどれですか? と聞いてくださった方がいらしたのもうれしかったです。

お店番も大切ですが、イベントに出るならとうぜんお買い物も楽しみたい! と、比較的近くのサークルさんを忍ポイントを手に駆け足で回り、一時半ごろにシティモにお昼を買いに行きました。

「ずんばさんのお隣は雲鳴さんなんですね。雲鳴さんこんにちは、忍ポイントいかがですか?」

なんだろう、この積極性。笑
いりますか? って言われたら断れるわけないと思うんですけど笑 みなさん笑って受け取ってくださって忍もわたしもうれしいのです。



「みんなにもらったハッピーをお返しするのが忍のポイントカードだよ」


しかしひとり参加だと下のご飯やさんには行けない…かなしみ…。
ブースで食べたオムライス美味しかったです。
もぐもぐしてどうにか落ち着いたお昼過ぎ、遊びにきてくださった実駒さんがお店番をしてくださるというのでお言葉に甘えて、遠くの行けなかったブースもザッと回りました。
行きたかったブースが早めに店じまいされたのか欠席だったのかで空席だったのが悲しみ…。
ひとまずお会いするみなさんが服を褒めてくださったうえに姫って呼んでくれた。笑
いや、自ら姫って自称するの相当痛いと思うんですけど笑 会社行く時はかわいい服着れないから週末におしゃれするのが生きるよすがなの。
イベントはお祭りだしね。
かわいいってたくさん言ってもらえた鳥かごのポシェットはきょねんのアクシーズファムです。

おや、向こうにまどさんがいらっしゃった!

「まどさーん、かわいい~!」
まどさん「姫―!」

姫(自称)はみなさまの優しさに包まれました。笑


その後も少しずつお客さまやご挨拶に立ち寄ってくださった方がいらしたり。
終わり間際にはザーッと駆け足で端の方まで回ってみました。みてるだけでも楽しいけどやっぱり時間が足りないなぁ。
じきにイベントも終了、どこどこ机が捌かれていく中で必死に片付けをこなし、二箱で出した荷物を無事に一箱で返すことに成功してわたしの文フリ大阪はぶじ終了いたしました。
留守の間や接客中に来てくださって引き返された方がいらっしゃったらごめんなさい。またどこかでお会いしてください〜。

総じてお客さんは当社比すごくたくさん来てくれたし、売り切れも出さずに済んだし(機会損失!笑)、手応えの感じられるいいイベントになったなぁと思います。
規模が大きすぎるぶん、雰囲気にのまれて疲れる、力尽きて回りきれないといったところはやっぱりあるので(あいつ来なかったな、来たのに買わなかったな、と思われてたらそういうことです。笑)(豊富な時間とお金があり、積ん読がなければもっと買い倒したかったです!笑)リラックスして場の雰囲気を和やかに楽しめる小規模の即売会も大事だな、今回会えなかった人や本とはそういう場でまた会えたらいいなと思いました。
問題はそういうイベントではどうにも結果が奮わないことなんですけど。

ぶっちゃけイベントに出るのはすごくお金がかかるのである程度は成果が出ないと金銭的にも精神的にもしんどいんですよ。
そういうもんだって諦めるかな…。遊びに行ったと思えばええんかな…。
東京文フリはぶっちゃけ、人が多すぎて埋もれるようで売り上げはそれほどよろしくないのですが、東京文フリにしかないものを求めてるのと東京で遊び倒す口実として出たいんですけど。
毎回連休最終日にやりおるのは本当に勘弁してほしい。


【アフター】
ひとりでスタバるとおっしゃっていたツネぎくさんをナンパしてお茶に行きました。
ツネぎくさんとゆっくりおしゃべりさせていただくのは実ははじめて!
行こうと思っていた喫茶店がなくなっていて(最近そういうの多くない!?)コムサカフェでキラッキラのタルトをいただきました。

話題(のほんのいちぶ)
「プロメアは面白いけど観てて辛くなっちゃったんです」
「あれは役者陣の奮闘と二時間で見事に納めた構成力に拍手する作品です」
ら「タイバニにも似た感じの描写がありましたけどあれが多国籍国家であるアメコミのある種のパターンなんですかね」

「あましのは掌編をいくつか読んで、だいたいこういうキャラクター像なのかなと思ったんですけど」
「合ってます!」

・創作で繋がった人間関係は時に難しいねという話
・創作に至るルーツのお話
・ツネぎくさんは女の子をもっと描きたい
(大事なことだと思うので強調しておこう!)
・あましのの歴史と忍画伯誕生の経緯
・作品の感想を自分なりに述べるのは自分の創作の血となり肉となりますよね
・創作に関するぶっちゃけた話
・あまねしのぶだいすきやで
・新刊は盛大なのろけ
・あましのに出会ったことで高梨の人生は豊かになり、短歌が詠めるようになった


「楽しかったし喋り足りないから今度はみほろさんも誘って三人で遊びたいです」
「おすすめのカフェがあります!」

最終的にシティモの一階のリンツでチョコを買って解散しました。笑


【今後のこと】
イベントに出ないと本を手に取ってもらえないし、アンソロを読んでもらいたい一心で頑張ってイベントに出ていたのですが、生きていくのは大変なので(笑)年内イベント参加はこれにて終了。
京都文フリは不参加で、次回は年明けの文フリ広島に参加します。
新刊が多分出ます。
このお話の本編)

在庫のある本はBOOTHにて通販をお受けしております。
ご予約分は今週中に発送いたしますので恐れ入りますがもう少々お待ちください。

今後の予定は未知数ですが、ひとまずは心身を整えてこれからも楽しく創作を続けたいです。
今後ともよろしくおねがいいたします。
そして合同誌やアンソロのお誘いがあればぜひお声をかけてください。スケジュール次第ですが、何かひとりでは出来ないことをやってみたいです。
(最後に本音がでた)
(ようするに必要とされてみたい)


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