大阪文フリも五回目なんですね。
ということは「東京で文フリなるイベントが大阪でもやるんだ。やったー!」と意気揚々と第一回に遊びに行った時、「来年は出てみたいな」と思ってから五年目なんですね。
もう三回目の文フリ、第二回の時おなじ会場にいたのに出会えなかったたくさんの人たちと翌年にはご縁が出来ていたというミラクル(としか言いようがないや)からもう二年経ったのかと思うと感慨深いね。
午前三時の音楽は第五回文学フリマ大阪に参加します。
E15(創作BLスペース)、お隣
E16は招福来猫のきよにゃさんです。思えばきよにゃさんとは第三回でお友達になったんですよ。えへへ、懐かしいねえ。
【長いのでまずはまとめ】E15「午前三時の音楽」わたしのいる本拠地
・既刊いろいろ
・「季刊ヘキ」7・8号の委託(
8号に「
ジェミニとほうき星」の番外編で参加)
E14「cieliste」壬生キヨムさま権謀術数ーおとしまえー壬生キヨムトリビュートアンソロジー
あくだま二次創作「オムライスやムギの樹 繁忙記」でゲスト参加
周くんと忍がはまむぎくんのオムライスを食べに期間限定カフェにお呼ばれするお話です。
楽しさしかなかったです。笑 かわいいお話になったのでキヨムさんファンのみなさんも楽しんでもらえるといいな。
E51庫内灯昨年発行の
二号に掌編小説、萌え季語歳時記コーナーにミニコラム(?)でおじゃましております。付き合えないBLです。
掌編コーナーに寄せさせていただいた感想【E15 午前三時の音楽のご案内】
pixivのお品書きページR18場面を含む試し読み個別の紹介は長くなってしまうので
ウェブカタログや試し読みをご参照いただけますと幸いです。(投げた)
ラインナップは前回あまぶんと変わらないです。
(お品書きに載っていない)engageがなくなったくらいですねえ。
また、あまぶんに引き続き、関西ではなかなかおめにかかれない季刊ヘキの冬号・春号を引き続きお預かりしております。
あと、これまたお品書きに載っていませんがレノイリ再録本も持ち込みます。
試し読みものすごく悩んでいて苦しかった時期に書いた物理だけではなく鈍器な本ですが、すごくいい本だと思うので読んで頂けるとうれしいです。
乗越えられずにいた迷いも葛藤も息苦しさも手放せずにいた感情も、すべてを詰め込みました。
季刊ヘキのこと わたしは春号にて、「ジェミニとほうき星」の祈吏とマーティンのお話を書かせていただきました。
「愛情」ひとつひとつに名前をつけて区分すること、をたびたび作中で書いているのでわたしの書くものはそういった意味ですごく乱暴だなぁという自戒はあるのですが、自分たちの望んだ関係を自ら選びとること、というのもとてもやさしいことなんじゃないかな、と思います。
海吏を通じて祈吏とマーティンがお互いに「きょうだい」になること、あたらしい絆を築こうと思えたことをとてもいとおしく感じています。
ほんとうに粒ぞろいのぎゅうっと濃度の濃いアンソロジーに仕上がっていて、いまだにここにいるのが奇跡のような心地。
あたらしい本が出ますお品書きに載っていない新刊が出来ました。あましのです。
our house(紹介記事は
こちら)
周くんと忍が「ふたりの帰る家で、ふたりで生きていくこと」を心に刻むお話です。
ふたりの家=our house
engageのあとがきで「なんだか感極まってて最終回みたいなこと言ってるけど
別にまた書くと思う」って言ってたら舌の根も乾かないうちにほんとうに書いてるよ。笑
印刷がすごく綺麗に出てかわいくしあがりました。ごくふつうの中閉じコピー本だけど気に入っているので、本編未読の方でもわたしの小説が嫌いじゃない人はよかったら読んでいただけるとうれしいです。
周くんの家族に対する複雑な思いを気づけば繰り返し書いてきたのですが、決定打になるようなことが形に出来たかな、と思いました。
・・・・・・結婚おめでとうでハッピーなお話を書いたところなのにな、と本気で悲しくなって書きながら泣いたのはここだけの話です。笑
ほかには在庫が復活したジェミニとほうき星の続編「My shooting star」
「ほどけない体温」の続編、あましのあまひとり結婚おめでとうアンソロジー「はじまりの唄」が新しいものです。
はじまりの唄はあまぶん終わりで残り4冊だったのでちょっとだけ増やしました。
既刊では「ピアニストの恋ごころ」「真夜中のころ」が残り少なくなりつつあります。ジェミニとほうき星の番外編、「あたらしい朝」は残り1冊です。
スペースにはわたしがいます。不在の際にはお隣のきよにゃさんにお世話してもらう予定です。
また、きよにゃさんのお留守はわたしが守りますのでご安心ください。
お気軽にお話してくださるともれなく喜びます。
というか
わたしが軽率に話しかけるのでいやだったらごめんなさい。
■この一年あまのしか書いてねえなってびっくりするし、イベントに行くとだいたい一日忍の話をしてるんですよね。
自分にとって核になるものを担ってくれているのが彼らなのは確かです。
何か大切なことを見つけだしてくれる誰かにまた出会えたらいいなとは思うのですが、どうなることやら。
それはそれとして、構想したままの次回作も少しずつ進めていきたいです。
それにしても、ほんの二年前までは海吏も春馬くんも忍もいなかったのかと思うとまったくもって不思議な気分です。いまや忍にはあんなにたくさん友達がいるのに・・・。笑
桐緒さんと荘平さんはその前からいるんですけど、読んでくれている人もそんなにいなかったし(笑)「自作を読んでもらえる・何かしら愛着を持ってもらえる」ことにすごくあこがれていたんですが、どうしたらそうなれるのかわからなかったので、いまこうしていられるのはすごいことだなと改めて思います。
読んでくださった方にいただいたお言葉はどれもうれしいのですが、すごく印象的だったのは「キャラクターたちの感情に見に覚えがありすぎて身につまされて中々読めない」というお言葉でした。(複数の方からそういったニュアンスのコメントをいただきました)
自分自身の感情のありかを彼らを通じて辿っているようなところがあるので、親身に寄り添っていただけてとてもうれしいです。
心のありかを見つけていただけたようだな、と思います。
(誰しも多かれ少なかれそうだとは思いますが)
小説を書かないと気づかなかったこと、に傷ついたり悩んだりもたくさんしましたが、それ以上に「書くこと・読んでもらうこと」に支えられ、読んでくださった方に見つけていただけたものに何度も繰り返し救われてきました。
だからいまもこうしてここにいられるんだろうな、と思います。
ほんとうにほんとうにありがとうございます。
また元気にお会いできればうれしいです。それでは、18日はなかもずでお会いしましょう。
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