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調弦、午前三時

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COMIC CITY SPARK18【Splash!20】に参加させていただきました。

COMIC CITY SPARK18【Splash!20】 に参加してきました。
二次創作のイベントなので正確にはこちらの名義での活動ではないのですが、ほかに書く所がないのでここで、つらつらと色々あったことや気づいたことなどについて書かせていただきます。

※注意※
・とても長い
・ぶっちゃけた話がとても多い


【当日までの心境など】
前提条件
・イベント参加自体が約4年ぶり
・ジャンル初参加
・概ね自分しか更新してる人がいなくなったカップリング
・ジャンル友達はほぼ皆無(話をしてくれるのは元から友達のみ)
・フォロワーは一次創作の友達のみ
・感想をほぼもらったことがない


去年Free!シリーズを全作通して一気見したところ、ものすごくきすひよが好きになったのでぽつぽつお話を書き始めましたが、大きなジャンルになんとなく気が引けてしまって表立って活動はしておらず、まこはるの民のお友達(みこまさん、一期からのリアタイ勢で現在の二次での主な活動は別ジャンル)くらいしか読んでいる人がいない状況が長く続いていました。
ご時世柄もあってウェブオンリーが盛んだったけれど参加できるものはないまま。
本を作りたいけれどまだいろいろなことが不安なのでイベントへの申し込みはできず、コピー本を作っては貰ってもらうだけにしていたのですが、こんなにも好きになったんだから同担の人に出会いたい一心で腹を括って(笑)ジャンルの人に見つけてもらえるように、とTwitterと pixivのアカウントを作りました。(それまでは一次創作のアカウントで書いていたし、話をしていました)

書き溜めたお話をまとめた本をイベントで出そう、と決意してスパークに申し込んだのは5月。
投稿したお話にブクマやいいねがつくだけですごく嬉しかったのですが、とはいえ反応はあまり多いとは言えないし(贅沢を言うな、と言えばそれまで)感想をもらったことが一度も無いため、自分が伝えたかったことを具体的にどう受け止めてもらったのかがまったくわからない状態がずっと続いて、すごく寂しくて不安な気持ちで過ごしていました。
(わたしだって読んで「いいな」と思ったお話しすべてに感想を送れるだなんてことはないので当たり前だよな、とはわかっているのですが)

新しくお話を書かれる方もほぼいなくなっていたし、Twitterできすひよを検索しても概ねわたしとわたしで埋め尽くされているあたり(笑)そもそも<いま>求められているカップリングではないようだし、もしいまでも好きな人がいたとしても、わたしの作風は決して万人受けするものではないのでわたしじゃダメなんだろうな、とものすごく落ち込んでしまうことが多かったです。
(自分さえ楽しければそれで平気、となりたいのですが、わたしは残念ながらそういったタイプではありません)
告知を出しても反応はほぼないし、『お一人きてくれたらいいくらいだろうな』(それだけでもすごく嬉しいことなのですが、一冊以上は本を刷っているから。笑)と、心から楽しみとはとても言えない心境で、イベント前にはただプレッシャーしかありませんでした。



【事前準備〜当日 買い物編】



市販の即売会用財布やお財布ショルダーも検討しましたが、スマホやコインケースをまとめて入れたかったのでポシェットを購入。

手前側:お札を直接、小銭入れ、宝の地図など
奥側:スマホ、旅行用財布、身分証、ハンカチなど身の回り品

他ジャンルとFree!で合計10サークルほどおつかいを引き受けていたのですが、地図の他に
【配置番号とサークル名、本のタイトル、金額、R18の有無を書いた封筒】
に事前に告知された金額ピッタリを入れて、ハガキサイズのジップロックにまとめて入れておきました。

どこを回ったのかすぐ分かるのでスムーズで便利だったと思いますが、一件金額が明示されていなくて準備できなかったサークルを回り忘れてしまったので適当に千円札を入れておけばよかったですね……。




取り置き依頼を出したサークルさんには依頼シートとお金の入った封筒をホチキス留めしていました。口頭で伝えずにサッと紙を出せばいいのでスムーズでよかったと思います。
おつかい先は主にSKだったのですが、ストリートファッションのスタイリッシュな方、推しカラーを取り入れたファッションの方など、ジャンルならではの個性あふれるスタイリッシュな作家さんが多いなぁと感じました。
目新しくて個性溢れるブースをぐるっと見て回るのがとても新鮮で楽しかったです。


お店番さんがいらっしゃらないため、他ジャンルや企業ブースを回るのをほぼ諦めてどうしても行きたかった二、三件に絞ってお買い物に行きました。
本は通販でも買えるけれど、作り手さんとお話しさせていただけたり、大好きな作品の感想などを直接お伝えできたのがすごく楽しかったです。
知らない人にいきなりものをもらったら戸惑われるかな、と思いつつも、ちょっとした差し入れなどをお渡しできたのも嬉しかったです。
差し入れには身元を明らかにするために(笑)名刺と簡単なお手紙を入れさせていただきました。素敵な作品を作ってくださった方に自分の気持ちを形にして伝えられることが楽しくて嬉しいなと思います。


【設営編】


ポスターのヨレっぷりに見える焦りよ。

家で事前にリハーサルをしてから行ったのですが、実際の机は奥行きが広く感じるなあと思いました。二次創作はシンプルに平積み、値札の情報も端的に、が主流なのかなと思うのですが、個人的にはコインケースなどの備品は隠したいのでキッチンラックを愛用しています。

今回は木曜祝日開催のために前乗りができず、当日朝に現地入りしました。地元駅の始発に乗っても会場に着くのは9時半ごろのため、到着はかなりギリギリ。なんとか開場に間に合っても片付ける余裕がない。笑
通路の後ろが広めに取られていて助かりましたが、荷物がゴチャっとしてしまったので申し訳なかったです。

1時間以上前には会場に入るのが必須ですね。そしたら赤プラでもゆっくりお買い物ができるしなあ。(お土産にお菓子を買いたかったのですが、帰り際にはもう時間と気持ちに余裕がなくてお買い物を諦めました)
余談ですが、椅子の座面めっちゃ硬くて冷たかったですね!? 事前にTwitterで見ていたので折りたたみクッションを持っていて正解だなぁと思いました。


・ポスター
ポスターマーケットさんで刷っていただき、会場に搬入していただきました。丸まり対策として伸縮性の指揮棒をテープで裾に貼ってあります。
(選んだ紙が元から青みがかってたみたいで青っぽく仕上がったのがちょっと無念でしたが……印刷って難しいね。)
卓上だとA3は小さい、A2は圧迫感があるのでB3にしたところ、ちょうどよく感じました。
お品書きを出した方が実用的だろうとは思うのですが、こう言う本を出しているよ! と作風を伝えたいのでむかしからデザインポスターを掲示しています。いまの同人界隈の流行の雰囲気など自分なりにリサーチして可愛くできたのでお気に入りです。
何よりも即売会で貴澄×日和って推しカプをアピールできたのがうれしかった。笑 ここにいるよ!!!って言いたいじゃん。笑
うちの本、あんまり貴澄×日和じゃないですけどね。笑
(きすひよきす、くらいのノリが好きだし、ちゅうすらしないので。笑)





・お品書き
机の前に垂らす形でポスターにしたものと、卓上に掲示しています。
アイキャッチくらいのつもりでしたが、机の前のお品書きポスターをじっくり見てから改めて買いに来てくださった方がいらしてすごく嬉しかったです。
通りすがりにどこの誰かわかんないわたしの分厚くて高い本を買ってくださるだなんて、あなたが神か! 
作品のコンセプトが伝わる本やディスプレー作りができていたのかな、と思うと見つけていただけたことが本当に嬉しかったです。


 

・値札
事前情報をたよりにくる方がほとんどだろうとは思いつつ
・大きめでわかりやすく
・あらすじや雰囲気がわかるように
を心がけています。
(前のジャンルでもディスプレーで足を止める→値札でじっくりあらすじを確認、で買ってくださる方が時折いらっしゃって嬉しかったです)
商業風のポップや帯もプロっぽさを出せてかっこいいなと思うのですが、同人なので自分が見ていて楽しくなる好みのデザインにしています。



【当日編】
規模を拡大しての開催かつ旬ジャンルのオンリーも多数開かれるとのことで、とにかく活気がすごかったように思います。朝方は駅が入場制限してたとか?
島中にも長い列ができているのが見えたり、午前中で完売したところも多数あったようですね。

気温が上がる、とは聞いていましたが明け方に家を出る頃にはすごく寒かったのに本当にめちゃくちゃあったかかった。
20℃予想と人熱&設営で動くと暑くなることを計算して下着は半袖にしていたのですが、帰る頃でも上着がいりませんでしたね。

最近のあかぶイベントはジャンル・カプオンリーに照準を合わせて参加されるサークルさんが多い&10周年×MS後のコンボなのもあってか、Free!の島にサークルさんがたくさんいらして賑やかだったのが嬉しかったです。
キャラクターのコスプレさんがちらほらいらっしゃるのも楽しかったな。
今回は都合がつかなくて不参加な人もいらしたのでしょうが、全体的に満遍なく色々な傾向のサークルさんがいらっしゃったのがあれだけキャラクターと関係性の宝庫なFree!らしさだよなぁと思いました。

開場早々に人が流れてくることはないとは言え、すぐにスペースを開けるのはよくないよな……と様子見をしていたのですが、朝イチはほぼ人通りもなかったため、まずはおつかいに出ることに。(1時間程度で大半のスペースが完売されていたので正解でした)
お客さんが来てくれたのはおおむね11時前〜12時過ぎの間でした。(離席中のタイミングでいらした方がいらっしゃいましたらごめんなさい)
前段の通りに不安しかなかったのですが、事前にチェックして来てくださったっぽい方がいらしてすごく感激しました。
嬉しすぎて最初のお客様に「ものすごく不安だったのでめちゃめちゃ安心しました、東京に来てよかった」って口走ってた気がする。笑(フワフワしていてよくおぼえていません。笑
だって宣伝してもほぼ無反応だったからさ、誰かきてくれるなんて夢にも思わないじゃん。笑 告知って大事なんですね。笑

前のジャンルではTwitterである程度交流のある方からしか話しかけていただいたことがなく、だったらわたしから、と話しかけて見たらものすごく戸惑われたので(笑)二次のお客様はシャイな方が多いんだろうな〜仕方ないよな〜と思って諦めていたのですが、「きすひよってかわいいですよね」とお話ししてくださる方が多数いらして嬉しかったです。
フォロワーが友達しかいなくて感想もらったことがないのにそんなことってある!? 令和の奇跡で映画化決定だよ!笑
Free!のマネージャーは新規ファンを歓迎してるよ、とはみこまさんからお聞きしてはいたのですが、温水プールみたいにあったかいジャンルですね。

お客様「きすひよって珍しいですよね」
わたし「そうなんですよ、きすひよで検索すると概ねわたしとわたししかいないんです。あんなにかわいくてほんとうに大好きなのに! わたしはRWの衝撃から抜け出せないんですよ!笑」

FSのころにはめっちゃ打ち解けててナチュラルに隣にいるのがすごいかわいくないです? 二十歳になったら何があるの!? って話をさせていただき、めちゃくちゃ楽しかったです。笑
僕はお友達が付き合ってくれる以外できすひよの話を人としたことがなかったんですごくうれしかったんです。うるさい関西人でごめんなさい。笑
なんであんなにかわいいのに本を出してる人がめったにいないんでしょうね?笑

これまでずうっとものすごく寂しくて心細くて文字通り限界オタクだったのですが、2023年でもこれだけきすひよが好きな人間がいることを面白がって(?)もらえているのならこれからも自信を持って好きでいよう、検索結果をわたしとわたしで埋め尽くす勢いでこれからもたくさんきすひよのことを話そうと思いました。笑 だって大好きだから我慢できない。笑

読んでくださる方はいらっしゃるようだけれど友達以外から感想をもらったことがないし、告知をしてもほぼ一切反応がない=わたしの書くお話じゃダメなんだろうな、というのをずっと思っていたので、すごく嬉しくて安心して、イベント中は大丈夫だったのですが終わってからすごく泣きました。いままでとは違って嬉し泣きなのでほんとうによかったです。存在を許された気分と言いますか……。

Free!は作品自体が10周年/Splash!は20回目なのでいまイベントに出ている人の大半が長年追いかけている人たちなんだろうし、公式の主催するイベントも多いので、ファン同士の横の繋がりがとても密接で独特な熱量のあるジャンルだなぁと思います。
わたしはそれらの経験をほぼ一切通っていない一年生かつジャンル友達がほぼいないこともあり、よそものがひょっこり顔を出している、というアウェー感をどうしても感じてしまうのですが(夏の暑さ×体調不良×心細さのコンボでMSのライビュにすら足が遠のいてしまいました)、作品が届けてくれたものが本当に大好きで、受け取ったものを自分なりに形にしたくてお話を書いているのであの場にいられて、自分の作品を受け取ってくださる方に出会えて本当にすごく嬉しかったです。


無配をもらいに来てくださる方がちらほらいらしたのも嬉しかったです。
もちろん「ひとまず試し読みから」の方もいらしただろうけど、2冊とも(まだ)付き合ってないふたりのお話しなのも大きかったのかな、と個人的には思うのですが、どうなんだろうな。
わたしの中ではなんやかんやあって×日後に恋するふたりの<過程>として書いているつもりなのですが、恋愛に回収されない仲の良いふたりの関係性が好き、と思っている方がいらっしゃるのかな、そういった方にも読んでもらいたいなと思っているので、もしそうなら嬉しいなと思います。
二次創作、恋愛ものかオールキャラの仲良しほのぼのが主流なのであわいの関係のお話が見つけにくいですもんね。
わたしは将来的には付き合うふたりを夢見ていますが、きすとひよもすきなので安心してくださいね!笑
(他のカップリングがお好きな方がきす&ひよを描いてくださることがRWあたりの時期にちょいちょいあったので全力でブクマして何度も見返しているのはぼくです)
(あのふたりが仲良しなの、本当にかわいいですもんね)


やっぱり事前に宣伝してたのが届いてたって思っていいのかな、通りがかりっぽい人あんまし見なかったし……告知って大事なんですね。(二回目)


※11月27日追記



当日の無配そのいち、EMERALDをひとまずpixivに再録しました。ご興味がございましたら読んでいただけると嬉しいです。
re-collectのほうはもうすこしほとぼりの醒めたころにでも……。


【今後の予定】
ミルクとシュガーが完売(!)、Lush Life!がまだ少し残っています。
あまりイベントに出られる予定もないし、そもそも需要がないだろう……とちょっとしか刷ってなかった(し、ダダ余るだろうと思っていた)ので本当に嬉しいびっくり。
遠方の方などでご入用の方がいらっしゃれば、ということで、残りをboothにて通販させていただきます。
※11/27 追記 ミルクとシュガーの製本前の束が出てきたので在庫一冊復活しました。

前出のとおり、この半年間メンタルがズタボロだったので(笑)スパークでやめるつもりでいたのですが、まだお話を書いたり本を作りたい気持ちはあるので、今後も思いついた時になにかしら書いて量がたまったら本を作ってまたイベントに出て見たいなと少し思っています。既に今回の無配と、入稿後に我慢できなくなって書いた未収録のお話があるし。笑
本っていう形にして自分の好きな装丁でパッケージングするのが楽しいんですよね。
5月は色々と厳しそうなので参加するなら来年の秋のSplash!かなぁ。関西ではもうないでしょうしね……。
(イベントでお客様が来てくださったことで、楽しみにして下さっている方がいらっしゃるんだな、というのが目に見えてわかったので、またあの素敵な一日を迎えられるのならもうちょっと頑張ってみたいなという気持ちと、そこにたどり着くまでがあまりにしんどすぎたのでもう耐えられる気がしない、というのが正直な心境です。

pixivとTwitterはスパークが終わったらやめるつもりだったのですが、わたしとわたししかいないのが逆に面白くなって来たので(笑)Twitterは我慢しないでふつうに話そうかなあ。
みなさんもきすひよの好きなところの話をしてください。笑
pixivはまだどうしようかすこし考えています。イベントに出る時にだけ動かして、投稿するのはポイピクオンリーにしようかなというのはすこし思っていたのですが。うーん。


ひとまずこの半年間ものすごく気を張っていてすごく疲れてしまったので、すぐに次のイベントや本のことなどを考えるのはやめて、しばらくはきすひよの好きなところや、これからどんなお話を書きたいのかについてゆっくりのんびり考えたいと思っています。
(創作活動の軸足は一次創作におきたいので、二次創作はあくまでも息抜きくらいで……というのもあります)
24時間365日きすひよに飢えているのでまたいつでもきすひよのお話などをしていただけるとすごく嬉しいですl

ここまでおつきあいくださりありがとうございました。


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