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調弦、午前三時

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ちょこっとブックカフェ2に参加させていただきました。

12月5日土曜に開催されました、ちょこっとブックカフェ2に委託参加をさせていただきました。
日に日に緊張感が増していく中で「みんなが安心して楽しめるように」と苦労を重ねながら当日まで漕ぎ着け、後処理を進めて下さっているイベント運営スタッフのみなさま、当日に会場で見本誌を手に取って見てくださった方々、本を選んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。




委託をお願いしたのは9月の新刊の2冊。
イベント参加をお休みしている&個人委託などのあてもなく…本を会場で手に取って見ていただけた最初のチャンスでした。
貴重な「直接選んでもらえる」機会なのに加え、お悩みアンソロの方にはちょこ文スタッフである七歩さんも参加してくださっているため、すごーく参加したかったのです。
たいへんな人気の中、チャンスをいただけてとても嬉しかったです。


【参加まで〜当日】
・参加費は他イベントよりもすこしお安め
・本の送付はレターパックに入るだけ、で返送もレターパック(返送料は参加費に含まれている)

と、金銭的なハードルが低めなのがありがたいところ。
参加受付は20サークルまで、と規模はちいさめですが、その分行き届いた対応とアットホームな雰囲気を楽しめるのがポイントなのかなぁ。

企画によって集まった折本の展示コーナー、作中フレーズを抜き出した短冊の吊り下げ、ツイッターから参加できる絶望の五七五を七七で救え企画(HPでのコメントがまた楽しいですね)、などなど会場に遊びに行った人たちの出会いの場としての楽しさはもちろん、当日集まれない人たちにも楽しめる工夫がされているのが大変素敵ですね。

イベント公式さまのFacebookでのレポート

ワンコイン程度でさらっと手軽に読める短編集、雑貨感覚の凝った仕様の手製本が注目を集めやすいのがどこの地方イベントも共通しているポイントなんだろうなぁ。
とは言え、たくさんの本の中から気になるものがないだろうかとみなさん楽しく手に取られていたとのこと。
くつろげる空間で、じっくり「本」と出会えるのは一般的な同人誌即売会とはまた違うリラックスした楽しみ方で、「すてきな本の並ぶ本屋さんに自分の本が並べてもらえるとうれしい」という夢を特別に叶えてもらえるようだな、と思います。




値札を作って見本誌用のカバーをかけて…と一連の作業をしていたら、この作業もずいぶん久しぶりだなってすこし泣きそうになっちゃった。



【気になる結果】
一週間ばかりが経ちまして、丁寧なお手紙とイベントのご案内と共にお荷物が帰ってきました。
おお、限界に挑戦したレターパックが頑張らなくても閉じれるようになってる!笑

搬入の数がもとより少なかったとはいえ、二種類ともお手に取ってもらえました。
「黒い犬」は見本誌以外完売! やったね! びびるくらい分厚いのに!笑
嬉しいな、嬉しいな。
直通販オンリーでしか頒布できておらず、すごく寂しい気持ちでいっぱいだったのでちいさくとも大きな大切な一歩です。




どうしても単行本に近いB6サイズ一段組であることがこだわりだったからちょっとしたレンガみたいな重量感なの。笑
アドニスラフなので厚さのわりに軽いですよ。


わたしは商業の本でも出来るだけ本屋さんで探してから買いたいし、そうやってお店に行くことで様々な本たちと一緒に並べられているようすを見て楽しむこと、偶然目についた本と出会うこともまたかけがえのない読書の喜びだと思っています。
読んでみたいなぁ、気になるなぁとリストアップしていてもやっぱり実物を見られないと購買意欲は落ちちゃうし、何より、注文する手間や個別の手数料が割高に感じてしまう…というハードルがあるよな、とも。
商業流通していない同人誌と出会っていただくためにはどれだけ「即売会」という場が必要不可欠な存在なのかを改めて思い知らされたからこそ、遠方の人間にもこうして会場に本を並べてもらえる大切な機会を与えていただけたことを心から感謝しています。

まだまだ不安な状況は続きますが、来年の夏にはサークル参加型即売会のちょこ文福岡、冬にはブックカフェの開催がまたもや予定されているとのこと。
とっても素敵で愛の溢れるイベントが今後も楽しく続いていけばいいな、と影ながら応援したいと思っています。
福岡に行きたいから来年は遊びに行けるといいんだけどなぁ。


【近況報告】
好きなキャラクターのキャラソンが出たので毎日仕事しながらエンドレスリピートして「がんばって仕事してがんばって生きていこう」と士気を高めています。笑
好きなキャラクターががんばって仕事してるとわたしも頑張ろう、と思えるし、たくさんの人たちが情熱と愛情をかけてよいものを作ろう、送り出そうと頑張ってくださっているのを見届けるとわたしもいいものが作りたい、わたしには何ができるのだろうかと励まされたり、いろいろ改めて考えさせられたりもしました。
2020年でわたしはいま間違いなくいちばん元気にぴょんこぴょんこしてるし生きててよかったって心の中で百回くらい言いました。笑
君は僕を動かすエネルギー!

没頭できるものがあることはほんとうに救いになるし、何かを形にしたいと思えること、届けたいと思えること、その先に受け取ってくれる人がきっといると信じられること、すべてが確かな希望で、かけがえのないものだなぁと思います。
はじめて2・3年くらい、お友達はできない、小説は読んでもらえないですごく寂しかったもの…。お友達と馴れ合いたいわけじゃねえんだぜツーン! くらいに思ってましたけど(笑)信頼できる、寄り添ってくれる人はいてくれたほうが絶対いいです…。

■ 

まだ当面のあいだイベントへの直参はお休みになりますが、わが家からの直送便のBOOTH通販は引き続きオープンしておりますので冬のおうち読書時間にぜひご利用ください。



お送りできるのは2月になりますが、まとめてたくさんのサークルさんのご本を入手できるチャンスになるText Revolutions Extra2(公式サイト)にも参加しています。

☆WEBカタログ☆


物語を、作品を通してみなさんとお会いできるのを心から楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いいたします。


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