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調弦、午前三時

小説と各種お知らせなど。スパム対策のためコメント欄は閉じております。なにかありましたら拍手から。

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グッドモーニングブルー

寝苦しい日々が続きますね、というおはなし。
(あましの)




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扉のむこうに

先日テレビをぼんやり見ていたところ、NHK SONGSで岡村ちゃん(あまりにサイコーだったので再放送でおかわりした)と共演されていたDAOKOさんのドレス姿があんまり素敵すぎて、なんて素敵なんだろうと惚れ惚れしてしまいました。
そういえばマツコの知らない世界(の自粛期間の総集編)で見た宇多田ヒカルさんの衣装もたいへん華やかでかわいくてたいそう素敵で、同じように思ったものです。
『不要不急』の名の下にいままであたりまえのように過ごしていた毎日はもちろん、とびきりおしゃれをして大切な人に会いに行く特別な時間を過ごす『非日常』が奪われてしまい、改めてフラストレーションを感じている証なのかもしれません。
ぼくはいまとてもドレスを着てすてきなお店に行きたい……。
ぼくがたまにしているとんちきなコーデは主にひとりで出かける時に着ているんですが(ひとりでど派手ならいっしょに歩いてくださるお友達にも迷惑がかからないと思って。笑)おしゃれしたおともだちと集まりたい……。お洋服をおともだちと見に行きたい……。
どこにも出掛けられず、お世話になっている服屋さんが怒涛の勢いで潰れた上半期を経て、持て余したおしゃれ欲がたかまる今日この頃です。





9月6日の文フリ大阪に向けての新刊の制作が大詰めになってきたのですが、昨今の感染症の蔓延状況を鑑みてサークル参加は辞退しました。
アンソロジーを企画している身で参加を取りやめるのはあまりに無責任なのでは、と悩んだのですが、リスク管理を考えると非常に厳しい状況のため、断念せざるを得ませんでした。
早めに取りやめを申請したのでその分を会場内のソーシャルディスタンスの確保に役立てていただければと思う次第です。
発行予定の新刊はBOOTHで8月末から予約を受け付けるほか、お問い合わせいただければDMで直通販売を行えればと思っています。


非常事態宣言の期間には「いま我慢していればきっとまた元のように行きたい場所に行けるようになるしイベントにも出られる」と信じていたのですが、同人誌をめぐる状況は思っていた以上にずっと厳しい、という声が日に日に聞こえてくるたび、ため息ばかりついてしまいます。
『ここですべて取りやめてしまえば/万が一の事態がおきてしまえばもう次はない』という状況の中、緊張感を感じながら最大限の努力で場を維持しようと奮闘してくださっている主催者様側の努力には本当に頭が下がらない思いでいっぱいです。
とはいえ、自分にできる最上の形の貢献は『発症のリスクが高いので参加しない』になってしまうのですが……。
なにか支援企画などがあれば無理のない形で参加出来ればいいな、とは思っています。

前置きが長くなりましたが、9月の文フリ大阪合わせで企画したアンソロジーをついに皆様にお披露目出来そうです。


 

装画をゆとさん、ロゴをさうら魎さんにお願いしました!
ゆとさんにイラストをお願いすることになったので外国の絵本のような雰囲気の表紙にしたい! ファンタジックなくるくるのロゴがほしい! と思い、ロゴを作っていただきました。
とってもかわいい〜〜!
自分にできないことを才能と技術をお持ちの人様にお願いする大切さを知りました。笑

とても信頼を寄せて尊敬している大好きな五人の書き手さんたちのお力を借り、物語の扉を開くことになりました。
こんなお話のアンソロが読んでみたい、とぽつりと言い出したことがきっかけでしたが、発想の源になったのは書きかけていた長編小説の主人公が作中作として書き始めたのが『教会で悩み相談を聞く役目を果たす、人間の言葉を話す黒い犬』の物語だったことにありました。
彼がその『物語』を見つけ出すきっかけは作中で描いているのですが、参加してくださった皆様にはそれらの事情や彼が物語に込めた思いなどに関してはご説明をせず、世界観と設定をお渡しした上で自由に作品を書いていただきました。

預からせていただいたすべての作品を読ませていただいたわたしは、ひどく驚きました。
すべての作品に込められていたのは、言葉を持つからこそ感じる不自由さやもどかしさ、迷い、立ち止まりながらそれでも自身の心に向き合うことの大切さ、痛みや不安を乗り越えていく「最初の一歩」のための手助けになってくれる優しい言葉たちばかりで、まさに自分が、そして、『ダレンの物語』を生み出した彼がお話を通して描こうとしたテーマに穏やかに寄り添ってくれるものばかりでした。
物語を通して共に大切なことを語り合えること、宝物のような気持ちを手渡してもらえること、自分ひとりでは描くことの出来なかった景色を見せてもらえる喜びを心から感じています。
心を映し出し、震わせる『言葉』が描いてくれるとっておきの風景を一冊に纏めることができました。
きっとたくさんの人たちにとってのかけがえのない大切なものを差し出してくれる物語が詰まっています。
イベント参加が難しい状況となっており、直接手に取ってもらえる機会を作ることが出来そうにないのがとても残念ですが、この素敵な一冊を必要としてくださる方にお届けできるように精一杯頑張って行こうと思います。
どうぞよろしくお願い致します。





ダレンの物語を送り出してくれた『彼』のお話に関しては、現在まだ製作中のため、またの機会にご紹介をさせていただければと思います。
合わせて読んでいただければより楽しんでいただける(かもしれない)のですが、書いてる当人はこういう作風なので(ご存知でお付き合いしてくださる皆様ありがとうございます)多少センシティブな内容を含みます。
このご時世なので、全編をウェブ公開したり、pdf版を頒布したり……というのも検討しています。





イベントに参加できないのなら通販に頼るしかない! 
とはいえ、同人誌を通販で頒布する厳しさは重々承知しています。
イベントのお祭り感の楽しさを補うことは中々難しいですが、せっかく心を込めて作った大切な本ばかりなので、自分なりに頑張って必要としてくれる人に届けられるように頑張りたいし、通販の楽しさを味わってもらえればな、と考えています。
おうちにいたらポストに本が届くの、嬉しいですもんね。




ひとまずあましののウルトラハッピーセットを作ってみました。
それなりに厄介な出会いとそこからの気持ちのぶつかり合いの苦しさやもどかしさを経て、ささやかで幸福なふたりでしか辿ることのできない恋をしている彼らのことをじっくり見届けていただけるとうれしいです。
らいさんが常に推してるあましのって気になってたけどイベントに行ければその時にでも…とおもっていたあなたにおすすめ!笑

ジェミニとほどけない、アンソロ二冊、新刊二冊のハッピーセットも作ってみようかな。
すこしでも印刷所の支援になるのならグラフィックがフェアをやってるので何か紙ものでも作ろうかな…などなど、なにか無理のない範囲で楽しいことをしたいなと思っています。
集まることはまだしばらく叶いそうにありませんが、同人誌という『場』はわたしにとってかけがえのない場所です。
なくなってほしくない大切な場所で大切な人たちにまた出会えるその日まで、自分なりに繋がる・届けることはもちろん、出会い・受け止めるための努力も模索していければと思う次第です。

なんだか久しぶりにブログを書いたら与太話が長くなってしまった。
ここまで読んでくださりありがとうございました、最上級の感謝と愛を。

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かわいい人

周くんと忍。
ツイッターで書いたものでした。




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テキレボEX パッキングのおぼえがき

今回のテキレボEXの際の荷物の振り分けパッキング、もっとわかりやすくスマートな方法があるだろうなとは思いながらも自分なりの手順を振り返ってみました。


【用意したもの】
・サイズごとのクリアパック(はがきサイズ/A5/B5)
・封筒(B6/A5/B5)
・ボール紙
・シール用紙
・プリントアウトした受注表
・サンクスカード(市販のかわいいやつに直筆でおてがみを書きました)
・適当な大きさの発送用段ボール箱

買い置きで足りない場合は事前にホームセンターや百均で買っておくとよいですね。




エクセルなどに張り付けてソートできるようにするのがいちばんですが、それすら面倒くさくてメモ帳にふつうに打ち出しました。
正直件数がそれほどないので目視確認出来るレベルだからなわけで、件数が多い&種類が多い場合は手間がかかってもエクセルで一行ずつ表にしたほうがいいと思います。
1シートに4枚仕分け表をプリントアウトするので、まずは4つずつサインペンで仕切ります。

受注内容を確認しながらPDFに受注番号、サークル名、値段などの必要事項を打ち出してシール用紙にプリントアウト。
事前に注文内容を確認して本は在庫箱から注文が来た数だけ出しておきます。
(ペーパー類も在庫数が足りるか確認、足りなかったコピー本は作り足しました)




世界の作業台からこんにちは!(かわいい~!)


わたしは後から届く名刺を一緒に入れるつもりだったため、注文のあった本をリストを見ながらまとめてクリアパックに封入→ペーパーなどのペラものにはサイズに合わせて切ったボール紙を補強に入れる→プリントした表と付け合わせながら封入したアイテムがあってるのかを確認→カットした受注表シールをクリアパックに一緒に入れる→もう一度内容と表を付け合わせて確認しながら封筒にクリアパックを入れ、封筒に受注表のシールを貼る。
出来たら箱に一旦入れておく。



 

こうなったら仕分け出来上がり


あとは名刺が届いたら全部のクリアパックに追加でいれて、クリアパックにマステで封、蓋のところに両面テープを貼ってある封筒に封をしてビニールテープでさらにふたをしたら出来上がりです。



わくドキに250部のおまけを用意するのはちょっとむりだったので購入者用のおまけを、と考えて、名刺と短歌のカードを頼みました。
発送期間内には届くみたいだけどもうちょい早めに頼んでおけばよかったね。




わたしはもったいない精神でせっせともらってきた段ボールを切ってましたが、大きめな百均で売っている(ことがある)こちらがあると便利です。

・作業台は広いといい(わたしはダイニングテーブルに目いっぱい広げてやりました)
・二重三重のチェックを忘れない
・本はあらかじめ送る分だけ手元に用意

がポイントかな。
わたしくらいでもたいがい大変だったことを思うと注文数が多い人はもっとすごく大変ですよね。
まだ届く前の本があったり欠品があったりする場合はメモ書きなどまた違った手間が必要かと思います。

しょうじきすごく大変だけど、これを運営さん側でやってくださっていた末に荷物をまとめてくださるのかと思うと……頭が上がらない。
とはいえ、注文番号ごとにどの組み合わせで頼んでくださったのかがわかったり、個別におまけをつけられるのはうれしいし楽しいですね。
特定の本を買って下さった方に番外編をお付けする、なんてことも可能なわけでして。


本が届けてもらえるのが楽しみです。
運営スタッフさま、参加サークルのみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。




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TEXT REVOLUTIONS EXTRAに参加させていただきました!

テキレボEXが終了いたしました。
みんなで集まれない、せっかく作った新刊を頒布するイベントがなくなってしまった、という厳しい状況の中で「二週間じっくりみんなでお祭り気分で楽しめる」イベントを企画してくださり、本当にありがとうございました。
前回にもすこし書いた通り、みんなで盛り上がれる場がWEB上に作っていただけたことで、何もできず、イヤリングくらいしか作れなくなっていた(笑)自分を大きく奮い立たせてくれ、ついに5年ぶりの長編小説を書き終えることが出来ました。

みんなで楽しめるってうれしいな。楽しいな。



【売り手側のあれやこれや】



ひとまずちょっきんの広島のお品書きを流用して手元に在庫のあるものを……と思っていたら、デッフラを出し忘れていて(えー!)

通常の委託は点数ごとに料金が異なる/まず会場に任意の数を送らねばならぬ(ので数字を見誤るとかなしいことになってしまう)/頒布ゼロが普通にある
ものですが、点数制限なし、受注が来た分だけ送付すれば良いのは経済的にも精神的にも大変ありがたいですね。
ぶっちゃけた話、資金面および精神的な面での負担がすごく少なく済むので参加してみた、というのはありました。
買う人がいるかわからないけれど……とだめもとのつもりで出してみたイヤリングが売れて素直に嬉しかったです。

受注番号何番の人が何をどの組み合わせで注文しました、とメールが来るので結局何冊ずつ売れたのか付け合わせるのがややこしかったのですが、その組み合わせでパック詰めすればよいので個別にお手紙や無配などがつけられるのはよいですね。
書き下ろしは難しくても、内容に沿って何かおまけをつけたいなぁ、などと考えていたりもします。


【宣伝・告知のこと】

とにかく趣向を凝らしてわかりやすく何度も繰り返し宣伝を! というのがテキレボの特徴なので郷に入っては郷に従え、だとは思うのですが正直いまの自分の精神的・肉体的キャパシティも含めてあんまり乗り切れなかったですね。
というわけで、あまり宣伝をたくさんは打てなかったのですが、そんな中でも見つけてくださった皆さん、リツイートなどをして広めてくださった皆さん、おすすめにあげてくださった皆さんがいらしたことにすごく励まされました。ありがとうございます。

値札やディスプレイなどの売り方の面に関して
「初見がパッとみでわかるフォーマットで訴求ポイントをわかりやすく打ち出してくれ、そうでないと見落としてしまうのでわからない」

「個々人のやりたい・やれることがあるのに『このくらいは必ずするべきだ(出来ないのは失格)』という風潮は横暴だ」
というのがこのところ繰り返し議論されてることなのかな?

同人作品というのは作り手と温度感や波長も含めた趣味が合う人の手に渡ってもらえたら双方幸せになれるものだと思うので、結局のところは、個々人のやりたい手段で『作品を送りだすうえで大事にしていること』をアピールしていけばそれでよいのではないかと思います。
書き手ならそりゃあひとりでも多く自分の作品を必要としてくれる人に出会いたいので、【売り方】は大事だよ、というのはわかるし、良いなと思ったところは大いに参考にすればいいと思うのですが。
ピンとこなければ「なんかゆうとるけどわたしには関係ねえな」でよくないかしら。
(そんな風に済ませられるかーいってなっちゃう気持ちもわかりますが)

具体的な話をすこしさせてもらうと、いくらその方がわかりやすいからそうしろ、と言われたとしてもわたしはほどけない体温をトラウマ持ちのぶっきらぼうツンデレ男前とポジティブ陽キャのほっこりR18大学生BLでリバありです、とは宣伝したくないのと同じだと思います。
(読んでくださった方ならお分かりかと思いますが、この宣伝は的確にあっています。笑)
(感想や広めてくださる際にそのように言及してくださることはまったく問題ないし、うれしいです。周くんはツンデレかわいいし忍は斜め上にポジティブでいい子で作者も読むとほっこりします)
個人的な好みの話になりますが、わたしはBL界隈の▲▲な攻めと□□な受け、という訴求方法に(好みの要素に敵ったお話を探すための的確な宣伝文句とわかっていても)あまり馴染めなかったりするので……。

小説を書いて本を作るのは楽しくても、みんながみんな「売り込む」ことが得意でじょうずなわけではないのでそこはずうっと論じ続けられていく課題になっちゃうんでしょうね。



【おすすめの本の話】

テキレボに参加する際の醍醐味が「いままでに読んだオススメ本、楽しみな本をアピールすること」だと思います。
取り上げてもらえるとなんというかここにいてもいいんだ感を感じるというか……!(涙)
リコメンドは書き手さんに喜んでもらえることはもちろん、一歩深く踏み込んだイベント参加となりますし、「何を好きでどんなふうに読んでいるのか」を発信することは結果的に個々人のアピールにもつながる表現活動のひとつだと思っています。

今回並んだ本の中にも楽しく読ませてもらった本、おすすめしたい本が多数あったのですが、気力残高が足りないために積極的な参加はできず……

ご紹介くださった

凪野基さん
かまこやもり(雲形ひじき)さん
服部匠さん
神奈崎アスカさん
新島みのるさん
佐倉治加さん

みなさんほんとうにありがとうございました、うれしかったりびっくりしたりしながらたくさん励まされました。
表現や、そこから発せられたメッセージをどのように受け止めているのかというのは作品を送り出すことと同じくらいにセンシティブな問題だと思っています。
そこにかけてくださった労力もお気持ちも、本当に尊いものだなぁと心から感謝しております。

創作同人の界隈で匿名のメッセージツールが多用されるのも、ひとえに『他者のセンシティブな領域に踏み込むことは双方を傷つけることにつながる』からなのかな、と思います。
(ここではポジティブなメッセージに絞っての話をしています)
身元を隠したままなら、『わたし』がそれを発信したという重みを背負わなくて済みますからね。
政治や社会問題に対して鋭い言語化とご自身の意見表明をされている方に匿名のお便りや人生相談が多数届くのも、『自分を守るためにセンシティブな発言は身元を明かさない状態でないと話せないが、関心のある話題についてお話をしたい』からなのかな、というのを個人的に思ったりもしました。
……なんだか話がずれてきちゃった。

ツールがあったからこそ届けられた気持ちが支えになることもたくさんあるし、人さまのアカウントで繰り広げられるやり取りに深く感じ入ることもたくさんあるのですが、個人的にはそこに逃げ込むことはあまりしたくないな、頑張りたいなと思う今日この頃です。
らいさんはご自分なりにがんばってください。



【通販システムの話】

初回なこともあり、双方手探り感は否めませんでしたね。
当然ながら通販サイトは利用できる直前にならないと開かない
カタログでチェックしていた本がどう探せば出てくるのか付け合わせがたいへん!
は大きかったのかなあ。
カタログ⇄通販の行き来は個々人で手作業でリンクを貼っていくしかなかったのでなかなか骨が折れました。


墨付きカッコでジャンル名をつけるとカテゴリーに振り分けられる、というのがちょっとわかりづらい&抵抗感がある、というのもちょっとした問題だった気がしますね。
システム上仕方ないこととは言え、作品の一部であるタイトルにごちゃごちゃまとめサイトのようなジャンルコードが付与されるのは無粋に見えて。
そもそも作品ごとのジャンルの振り分けってデリケートな問題だからなぁ……。



ジェミニとほどけないにBLに加えて「恋愛」を入れたのは自分なりのこだわりというか、意地というか……笑
BLが苦手、抵抗があって男女の恋愛のお話を探している人にノイズになっていたら申し訳ないとも思うのですが、個人的にはBLを読んだことがない人にも読んでもらえればすごくうれしいな、と思いながら大切に書いているお話です。
長年頒布していますが、その想いが受け止めてもらえた、と教えていただける機会にもたくさん恵まれ、うれしいばかりです。


個人的にはジャンル別に本を探せるのは本屋さんのジャンルの棚を見ているようですごく便利で楽しく感じられました。
カタログから一冊ずつくまなくチェックして、はなかなかできないですからね!
興味のある評論やエッセイ本がすごく探しやすい!(のでそれ系統の本ばかり買いました)
グッズコーナーも多種多様なものが揃っていてみているだけでもワクワクしました。

テキレボはわかりやすくTwitterでアピールしてなんぼ、なイベントですが、個々人のポリシーなのか、単純にイベントの仕組みに慣れていらっしゃらないのか、ほぼ宣伝されていない方がちらほらいらっしゃるんだなぁというのが通販サイトを見て感じたことでした。
ぐるぐる周回するうちに思いがけない面白そうな本にたくさん出会えたのが楽しかったです。



【気になる結果のおはなし】

今回の実質新刊は無配の2アイテム。
フライヤーは配る機会もないからもらってほしいけれど、とりあえず無料のものが欲しい人にザバッと持っていかれる感じはあんまりすきじゃないなと正直思っていました。

気になる結果



無配2アイテムは直参の時の新刊と同じくらいの申込数
→これはちゃんと中身を見てほしいと思ってもらえた感じかな、うれしいね。
無配集めにはわくわくお試しパックがありますからね。




あましの(忍は今回ほとんど出てこないので、周くんとりんちゃんのおはなしですが)のことを見守ってくださっている方が選んでくださったのならうれしいな。



準新刊のカメラ=万年筆が複数出た!
→イベントカラー的にもあんまり目に留めてもらえないだろうと思っていました
正直割とつらい内容なんですけど(笑)(ぼくの本わりとまあまあセンシティブなんだよな)(作者のキャラと違って)向き合わずにいられなかったことを真剣に描いて本にしたもので、わたしはそのようにして送り出された随筆をこよなく愛しています。




ジェミニに複数申し込みがあった!
→これももうテキレボではじゅうぶん出回ったので出ないだろうと思っていたので(自分にとってすごく大切な本なので再版を続けていて、現在頒布しているのは三刷です)びっくりしたしうれしいです。
見つけてくださったんだなぁ。年月を経ても出会って下さる人がいる、というのはとても誇らしいことだと思っています。

ほぼ満遍なく売れる、というのは直参ならともかく、通常の委託参加や委託オンリーイベントでもまずないことなので、おすすめをしてくださった方の口コミ+カート販売システムによって目に留めていただけたおかげなのかな。
ありがたいことです。

11月の第十回は延期となったそうで、とても残念ですが、やきもきするのもつらいので早期段階での判断はとてもありがたいです。
「新しい生活様式」にのっとっての開催準備がすすむイベントもあるようですが、正直この状況の中ではみんなが安心して集まることはできないですしね。
リアルで集まれるイベントが以前のように行えることが一番ですし、主催者さん側の負担の大きさを思えばまたやってください! と言ってもよいのかはためらわれますが、またのチャンスがあればその際にも参加させていただけるとうれしいな、と思っています。



【今後のことなど】





9月の発行に向けてアンソロジー「ダレンと5つの心の扉」を制作中です。
わたしがきっと誰よりも楽しみにしているので、気を抜かずがんばっていかないとね。

また、ちょいちょいとお話をしていたのですが、現在準備中の新作の長編の主人公は小説家をなりわいとしており、彼が作品の中で新しく書き始めた物語が「ダレン」のおはなしです。
わたしの小説なので(…)割合センシティブな内容となっているのですが、ご興味を持ってもらえるとうれしいです。
ひとまず、ずっと書きたかったものを書き上げ、見たい世界を大好きで尊敬する皆様と一緒に作らせていただく機会にも恵まれととてもうれしく思っているので、引き続き完成に向けて気を引き締めて頑張っていきたい次第です。


個人通販はBOOTHにてお受けしております。(イヤリングをまた増やしたい)
もしよろしければお気軽にご利用ください。
ここまで読んでくださりありがとうございました、またお会いできますように。


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