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調弦、午前三時

小説と各種お知らせなど。スパム対策のためコメント欄は閉じております。なにかありましたら拍手から。

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2021年もよろしくお願いいたします。

こちらは創作TALK 2020−21に参加しています。

2021年が始まりました。
元旦は毎年スーパー銭湯に岩盤浴に行ってリフレッシュしているのですが(去年は頭痛がひどくて断念しました)、お日様が気持ちよくてたいへんすてきな露天風呂日和でした。

前回の記事(おそらく最長なのでみんな「長くてごめん」って言わないで!笑)を読んでくださったみなさまありがとうございます。
拍手などでご反応くださった方、たいへん励みになりました。ありがとうございます。

タグで上がっている記事は一通り読ませていただいておりますが、生活の変化を余儀なくされる中で、それぞれに個人差がありながら『それはそれ』として上手く暮らしを立て直しながらこの状況下でできる活動にシフトチェンジしていった方が多かったんだなぁという印象でした。
書きたいものはたくさんあるし、いくら社会がままならないからといって手を止めているわけにはいかないというところなのかな。
収入は変わらず、の言及が多かったのも2020年ならではですね、うん。
(ぶっちゃけた話、不況の煽りを受けて会社勤めからから望まない形でフリーランスになったので……)

何はともあれ、同じ時代を走り抜いている人たちがたくさんいること、それがどんな足取りだったのかをこうして教えてもらえることはとてもありがたいことだなぁと思っています。


【2021年の目標】
生き延びる、以上

もうこれだけでよくないですか?笑
とはいえ、それだけではあまり面白くないので……

秋の新刊を読んでもらえるように引き続き頑張る
沢山の人に力を借りて送り出したものなので、まだ届けられていないであろう方たちの元に送り届けられるように頑張らなきゃいけないし、それが出来ないとお世話になったみなさんに義理が立たない。笑
テキレボまで待ってくださっていた方がいらしたのなら嬉しいです。


出来れば新しい小説が書きたい
去年は5年ぶりの長編が出せてたいへん嬉しかったんですが、とても楽しかったので時間がかかってもいいからまたあたらしい物語に出会いたいです。
可能ならば現代の日本で恋愛をしない人たちのお話が書きたい……。

価値観が大きく変容しつつあり、見過ごせない事件も多い2020年代を生きながら物語を書く(現代を舞台にすれば余計に)のはすごく難しいことだな、と思うのですが、「声を上げてくださった方」がいてくださったことで自分が長年社会から受けてきた傷を随分救ってもらったし、『傷を負っていた』ことにすら気づけなかったので、そこから得た気づきをフィードバックしながら『いまの自分』が出せる答えや希望を形にしていければと思っています。


いい小説を書きたい
これに関してはわたしが「これは自分が伝えたいと思ったことを自分なりの形で落とし込めた」と思えればいい小説なので、外的な評価はそんなに関係ないです。
とはいえ、せっかくいいお話が書けたからもちろん読んでほしいんですけど。笑

去年はあんな感じだったのに思いの外小説を書いていたし、自分にとっていい小説が複数書けていたので今年の高梨先生にも期待しています。


2021年の約10冊に入れてもらいたい
読んでいる間楽しかった、と思ってもらえればすごくうれしいし、叶うことなら『読んだこと』によってよい方向の変化を感じてもらえるような、忘れられない大切な一冊になってほしい。


体調に気をつけて深刻な病気にならない
ストレス性の蕁麻疹と手湿疹、仕事で根を詰め過ぎて腰痛と胃痛になったくらいで済んでよかったわねあなた……気をつけるのよ。




去年はろくに会えなかったお友達ともおしゃれしてかわいいカフェに行きたいし、いけなくて諦めたたくさんの展覧会にはまたチャンスがあるのなら行きたいし、ライブにもそろそろ行きたい、去年リストアップした行ってみたいカフェにも行きたいし、本も出来るだけたくさん読みたいです。
イベントも……今年は出れるといいんですけど……。
そのためにはひとまず、どうにか生き延びるしかないですね。
東京に行きたいお店がたくさんあってお金を貯めてるんだけど……関西圏を出るのはまだしばらくは無理そうだな、もっとお金を貯めよう。笑


Twitterであげた、2020年の約10冊はこちらでした。

森田真生「数学の贈り物」
吉田篤弘「空ばかり見ていた」
ブレイディみかこ「僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー」
戸田真琴「あなたの孤独は美しい」
都甲幸治「世界文学の21世紀」
若林正恭「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」
松浦理英子「最愛の子ども」
ドミニク・チェン「未来をつくる言葉 わかりあえなさをつなぐために」
堀部篤史「90年代のこと 僕の修行時代」
小川洋子 河合隼雄「生きるとは自分の物語を作ること」


あれ、小説があんまりない。笑

自身の興味・関心の幅が広がったことで新しく見えてきたものがあり、そこから見えてきたもの、考えたり感じたことなどをフィードバックしていければなと思っています。
「ものがたり」や言葉の世界でより一層自由になれるようにこれからも言葉と心に向き合いながら世界をより広げていきたいし、そのための感受性の扉をより開いていければな、とも。
積本もたくさんあるけどこれから読んでみたい本リストもたくさん溜まっているのでぽちぽち色々読んでいきたいし、糧にしていきたいです。

評論関係の同人誌もポツポツと興味深く読んでいて、自分の考えについて表明しておくことは大切だなぁと思うのですが、こうしてたまに口語体でブログを書いておくくらいで割とキャパシティがいっぱいいっぱいの感じなので、あまり無理はしないということで……。
(カメラ=万年筆はいい機会でした)
(あれを書いてる間も編集してる間も頭が痛くなるまで泣いていたので……)

自身の輪郭をなぞりながら「何を伝えたいか/何を残したいか」と、「より良く生きていく」術について考えていければと思います。


【最後に宣伝をします】
〜11まで開催中3/11まで開期が延長されたオンライン通販型同人イベント、Text Revolutions Extra2に出展しています。
400弱の多種多様なジャンルに及ぶ参加サークルの本やグッズがおうちから買い放題!
わたしは初日にサクッと注文しましましたがぽつぽつ頼み忘れがあるので追加ポチを粛々と狙っています。







稲取09、午前三時の音楽のおしながきです。




増えた本そのいち、「いぬのはなし
黒い犬」のディディとその家族の物語




その2、「Nobody can,but you.
ほどけない体温」のふたりの手探りで歩み始める恋のはじまりのお話。
表紙ができたよやったね!




イヤリング屋さんもやっています。


★WEBカタログ★
☆通販ページ☆



また、自宅より即日お届けのBOOTH通販も窓口を開けております。
まだしばらくイベントには出られそうにないので、よろしければお気軽にご利用ください。

そもそもどんなお話を書いているの? という方はこのブログのお話のカテゴリーからどうぞ。

すこしでもあなたの心に留めていただけるものをお送りできればと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。


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2020年を振り返る



「こんにちは、忍とらいさんの楽しいクリスマス会2020を描いたから見てください」
周くん「毎年このスタイルでいくことにしてるらしいけど、初見の人を鮮やかに置き去りにしていく感じがある意味潔いよな」

忍は拙作の小説「ほどけない体温」に登場するキャラクターです。(周くんは彼氏という名の保護者です)
なぜか絵を描いてくれるしわたしにかわってよく喋るのでしばしば周くんとふたりで当ブログの進行係を務めてくれるのですが、なぜなのかは作者のわたしにもよくわかりません。

こちらは年末年始恒例の振り返り企画、創作TALK 2020−21に参加しております。
例年通り役に立つことは一切書いてなければ画像も多いしとても長いです。

参考までに過去三年分はどんな感じか見てみましょう。
☆2019年☆
☆2018年☆
☆2017年☆


【自己紹介】





周くん「らいさんっていうかほとんどおまえの自己紹介だな…」
「フォローしてくれる人がたまに増えるから自己紹介しなきゃなって思ったんだよね」

高梨來は2014年から文学フリマに出展するようになり、一次創作文芸同人誌即売会を中心に活動しています。
趣味はおでかけ、美術館とカフェ巡り、洋服、読書、旅行、工作などなど。
おたくだけれど比較的アウトドアよりな趣味なので2020年の激変に大打撃を受けたことが一目瞭然ですね。(とてもかなしい)


【ざっくりした雑感】
生活が変わらなかった人なんてきっと誰ひとりいないし、見過ごしてはいけない事件があまりに多く、社会への不安や不信感は募るばかりで『問われる』ことがますます多い一年だったなぁと思います。
(ポリティカルコネクトレスに関する話題は2019年よりもさらに激化した気がします)
(断罪されているかのようで苦しい、とも思いますが、いままで「見過ごされてきた」ことにちゃんと視点が当たったということなので、とても大切なことだと思います。社会から一方的に押し付けられた「正しさ」になんて従ってたまるか! 創作はもっと自由なものだ! という気持ちもありますが、無知によって人を傷つけてしまうことと、自覚と責任をもって表現を「選ぶ」ことの間には大きな壁があり、とても重要なことだと思っています。)

こと2020年に関しては例年以上にこんな年だったのに生きててものすごく偉いということに尽きると思います。

CDやレコード・配信などで音源を聞くこと、映像でライブや映画・ドラマ・アニメを見ること、端末や紙の本で言葉に触れることなど、家の中にいてもあらゆる芸術と出会うこと・扉を開くことはいくらだって出来るし、『部屋の中にいても自分の足ではたどり着けない遥か遠い場所へいざなってくれる』というのは芸術の果たしてくれる大きな役割で喜びではありますが、『不要不急』の名のもとに生の作品と向かい合うこと/未知の出会いに触れること の機会が大きく奪われたのは大きな障壁になったなぁと痛感させられました。
美術館や映画館が長期間閉鎖されていたこと、楽しみにしていた展覧会が中止されてしまったのがほんとうにつらかった。

週末になったら何を着てどこへ行こう、お友達に会えるからどんな話をしよう、と心のよすがにしていたものが……ものの無惨に……。
毎年恒例のように来る台風に豪雨災害、各地で相次ぐ地震、と、自然の驚異の前にはなすすべもないということに尽きるとは思うのですが、本当にいろいろな目を背けていたものがウイルスの恐怖を目の当たりにした世の中で明らかになってしまった。
「いつかの先のお楽しみ」だと思っていた行きたかった場所、なじんだ場所、かわいいお洋服を作っているアパレルブランドもどんどんなくなってしまいましたしね。
今年前半は特に、もろもろの生活環境の変化によるストレスがつらかったです。

もっと明るい話に軌道修正すると、出かけられないしお友だちにも会えないのでお気に入りのお洋服が全然着られなくてフラストレーションがたまりました。笑
あんなにかわいいのに着てもらえなくてもったいないしかわいそう。
そんな中でもなんだか服をたくさん買ってしまい……いつ着れるんだろうね!?
かわいい服を着ておでかけができないと心がカサカサになってしまう……常にマスクをしなきゃいけないのでリップメイクができないのもとても悲しいです。
秋冬の可愛い新色を見ててもため息しかでないや。

あれ、暗いよ!!! 楽しいはなししようや!!!

わたしは3月生まれなのですが、「お誕生日なので前から行きたかったいいお店に行ってみたい」とお友だちにお付き合いしてもらってスイーツバーにご一緒してもらいました。
自分で自分の誕生日を祝福しよう2020!

新地の似合う女になりたかったので年一くらいで着るドレス(前にも文フリに着ていったネイビーのサテンのやつ)を着てサロンで髪の毛をセットしてもらいに。

「え、めっちゃかわいい。すごいかわいい。きょうのわたしはめちゃくちゃかわいいのでは!? えっすごい! お姫様じゃん! ハッピーバースデーわたし!」

お姫様にしてもらえたのがうれしくていま思い出してもちょっと泣いてる。
自分にちょっと手をかけてもらうことであんなに楽しくて特別な気分になれて自信を持てるとは思いもしなかった……のでここを見ている方にはどしどしおすすめします。
2000円くらいからでお願いできますよ。



北新地のフィナンシェさま




あまりにも楽しかったので11月に「2020年を生き抜いて偉いお茶会」でウエスティンに行ったときにもパーティドレスでヘアセットをしてもらって「あましのの結婚式に出席してきた」って言ってました。
おめかし写真ははずかしいので載せない。笑



「かわいいお姫様たちのヌン茶タイムにお仕えする執事だよ。アスカさんもれんげさんももっとかわいいよ」
周くん「らいさんだけ人間じゃないのがシュールだけど特徴がよく出てるな」


わたしは(似合わないので自分では着ないけれど)ロリィタファッションが大好きなのですが、ロリィタさんたちのめいっぱい大好きなものでいっぱいのお洋服でおめかしして集まってかわいいお洋服の似合う場所へのおでかけを楽しんでらっしゃるライフスタイルはほんとうに素敵だなぁと思います。
ハレの場は自分で作るものなんですね、きっと。

創作関係で知り合ったみなさんがジャンルも嗜好しているものもみんなそれぞれに違ってもおしゃれや可愛いものが大好きでおめかしで遊びに行ったりお買い物に行ったりを楽しんでいただけるようになって、とっても楽しい。
お友達とは趣味が違うのでもっぱらおしゃべりがメインだったので、プラスアルファで楽しさを分かち合えたよう。もっと世の中の状況が落ち着けば行きたい場所がたくさんあるんだけどなぁ。


【書いた小説(オンライン)】
息抜きにぽつぽつと「ほどけない体温」のふたりの日常などを年中書いています。

ひとのうわさ
正確には2019年の書き収め。恋人のうわさ話にやきもきしたり、それでもひとさじばかりの優越感をおぼえたり。

世界をとめて
忍の耳、は初めて会った時から気にしているパーツなんですね。思い出してもらえたらうれしいです。ふたりの世界を切り取るのが好きなんだと思います。

especially for you
人たらしの彼氏の「特別」を持っているということ。忍は素直でいい子だな。

春の名前
愛の名前
自粛ムードがどんどん高まり、家の近所でお花と空の写真ばっかり撮っていた日々の中で書きました。
森山直太朗も歌っていたとおりの最悪の春で、こんなにも花が綺麗なことをどれほど残酷に感じたろうか。




とつぜんの贈り物
どんなに些細なものでも、それを特別で大切なものだと思えるのは愛情の証。

かわいい人
これも厳密には2019年だったかな。
周くんのこういうところがかわいいところ! ってわたしと忍は大盛り上がり。笑

グッドモーニングブルー
寝苦しくて目が覚めることが多かったのでいちゃいちゃしてもらった。笑

短いお別れ
これだけ「黒い犬」の番外編。もう出会えない人への弔いと祈り、残された魂がどんな風に「愛」に報いて生きていけばいいのかというのは繰り返し本編でも取り上げたテーマでした。

真夜中のラブレター
テキレボアンソロに二本目でお邪魔したもの。
大切な人が寄り添ってくれるともに生きてくれていることへの感謝と愛を「あたりまえ」にしないふたり。
この子たちはなんやかやで育ちがいいですね。

おうちのあかり
アンソロを公開してもらったのとすごくうれしいことがあって心から生きててよかったと思ったので(笑)ぴょんぴょん書きました。


あましのはわたしの生活と愛に基づいているので日々、何か感じたことや考えたこと、うれしい・愛おしい・大切だと思うことがあるとお話を書きたくなってしまいます。
そういった気持ちに寄り添ってくれる、「お話」を連れてきてくれる彼らのことを心から愛していられることは心から幸せなことだと思います。
あんまり読んでもらえてないっぽいのが寂しいんですけどわたしは何度も読んでるし(笑)、アンソロなどにお邪魔させてもらうと「仲良しでいいね」と皆様に温かく見守っていただけてとてもうれしいです。
来年もあましのは仲良しです!笑

これだけわたしの生活ととも彼らがいてくれること、小説を書くことは生きる喜びになっているからこそ、すごく元気が出ない時期が続いて何も書けないし書きたくなくなってしまったことがすごくつらかったし、また新しく書けるようになったことは大きな誇りになっています。
でもこうして数えてみると案外多かったんですよね。もっと元気なら倍以上は書いてたのかな。笑
(一時期は毎週書いてました)
(仕事がつらすぎて毎週新作を書くことを生きがいにしていたんです)



【参加したイベント】



2月23日 文フリ広島
★参加レポート★

これが最初で最後の直参でのイベント参加……。
コロナはどうやらものすごく恐れなければいけないものらしい、と自粛ムードが一気に広まり始めたころで、開催できるか・参加してもよいのかすごくハラハラしていました。
結果、欠席も多くて寂しい会場でしたが、盛り上がりはじゅうぶんありました。

文フリ広島は会場の過ごしやすさ・規模・程よいアットホーム感など、トータルでの居心地がすごく良くて手ごたえもばっちりあるので第二のホームだと思っています。
東京ではどうしてもアウェーなんだよなぁ。参加者が多すぎるからよっぽどの話題性がないと埋もれちゃうんですね。



はずかしいけど(お着物が)かわいいので見てみて。





 

「らいさん尾道で前泊していっぱい食べていっぱい歩いてすごく楽しかったんだって。来年は実駒さんといっしょにお泊り会しようねって言ってたんだけどちょっと難しくなっちゃったね」
周くん「尾道の土地勘ができたから今度はいろんなところに案内するんだって張り切ってたもんな」


遠征ついでの旅行は欠かせない楽しみですもんね。
正直来年の文フリ広島には……出られると思っていた……。(自粛期間にホテルを予約しましたがキャンセルしました)








楽しかったね、ってちょっと切なくなっちゃう。


5月18日~31日 Text Revolutions Extra
★参加レポート★



相次ぐイベント開催自粛に合わせて急遽開催されたオンライン同人誌即売会。
複数サークルにまたがる注文をまとめて受注→振り分け・発送の「お買い物代行システム」の実績のあるテキレボならではの新しい形での即売会を(5月に向けて本を作っていたであろうあまたのサークルの救済策として)このスピードで開催された決断力とパワーはひたすらすごかったと思います。
「テキレボ!? 新刊作らないと!」と動いていたみなさんのパワーも。
正直テキレボであんまり売れないし、とにかく元気のない時期だったので既刊の在庫が減ればいいなと申し込み、宣伝も最低限と消極的な割にほぼまんべんなく手に取ってもらえました。
ツイッターの宣伝合戦とWEBカタログでのチェックはもちろんですが、カート式通販でジャンル別にいろんな本をチェックできるのが新規開拓になったのかな?

とにかく元気が出ないし何も出来ない……本も読めないし小説も書けない……アンソロ、どうしたらいいんだろう……という時期ですごく弱気になっていた中、カツを入れてもらえた感がすごくあって助けられたなぁと思います。




「いいね!光源氏くん」のドラマと冬から始めたアクセサリー作りがひたすら癒しで救いでした。えむ先生、千葉くん、沙莉ちゃんありがとう…。
たくさん作りすぎたイヤリングはテキレボEXBOOTHで販売しております。




秋に出すアンソロの告知フライヤーを頒布できる場所ができてすごく助かりました。(アンソロの話は後述します)


9月
ブクハンセンダイプチ
エアコミティア133


どちらもリアルでは参加したことのなかったイベントですが、文フリ大阪をお休みしたので宣伝を頑張らないといけなくて。笑
どちらもリアルの場が奪われてしまったからこそみんなが楽しめるチャンスを! とすごく力を入れてくださっていて心強かったです。
ブクハンは毎日日替わりで宣伝させていただくのも楽しかった。
リツイートしてくださった皆さん、これを機に作品を知って手に取ってくださった皆さん、ほんとうにありがとうございました。

ただまぁ、エアイベント=自家通販への誘導ではいくらどれだけ自信がある本・新作があっても思ったように手に取ってもらうことは……ものすごくカリスマ性・人気・話題性がないと無理なようですねと実感もしてしまい……。

文フリ大阪に関してはしょうじきなところ、3月末の時点で無理だろうと覚悟していましたがやっぱりすごくかなしくていまだに心残りです。
「危ないからダメ!」と停止するばかりではなく、気を配りながら場を守り続けることに尽力してくださった主催者さま・参加者の皆様には心から感謝しています。
誰も不安を感じず、できればマスクをしなくても/みなさんと気兼ねせずにおしゃべりが出来るようになったころにはまたサークル参加できればなと思っています。

アンソロジーを企画しているんだから棄権するのは無責任だろうとも思ったのですが、たくましそうに見えるけれど不健康なので(笑)、リスクの高い人間はイベントに行くべきではないだろうと判断し、その分ウェブでの告知をすごくがんばりました。
ツイッターでの関連情報はこちらにまとめてあります


10月
KITAB2!に参加

厳密にいえばイベントではありませんがここで。
里見透さん、井中まちさん、祐太さんが主催の一次創作同人誌の宣伝・応援のデジタル冊子です。
春に発行された1号は見送りましたが、今回は秋の新刊があるのでエントリーしたかった。
ボリュームも読み物コンテンツもはるかにアップ! 熱気がたくさん、読み応えたっぷりの冊子に仕上がっていて、参加させていただけてとてもうれしかったです。
★2号のダウンロードはこちらから★

作る楽しさ・喜びを忘れずにいよう。そしてきっとまた会場で出会おう! という熱意と愛のあふれた、楽しくてあたたかな一冊になっています。





レイアウトが作品のイメージにぴったり! かわいくてうれしくなっちゃう。

通販が来たかというと……テキレボまで皆さん待ってくださっているんだろうし、参考にはなったんじゃないかな……笑

5月ごろ「印刷屋さんもピンチだからイベントがなくて通販オンリーでも同人誌を作ろう!」という盛り上がりがあり、個人誌の新刊はもちろん、アンソロなどを新たに急スピードで計画される人も多くて行動力に感動したものです。
とはいえ、あんなにもすごく熱を入れて宣伝したけれど通販オンリーで活動するのはどうやら自分には無理らしい、と実感させられたし、絶望感も感じました。
この状況でも新しい企画を立てたり予定通りの新作発表が出来た人は本当にすごいと思います。


12月5日 ちょこっとブックカフェ福岡
☆参加レポート☆

 



見本誌を作ること自体が久しぶりでちょっと泣きそうになっちゃった。

評判のいいイベントで人気も高い分、参加できるとは思っていなかったんですが、すてきな会場に本を並べていただくことができました!
念願のリアルなイベントで新刊を頒布できたこと、どちらも複数冊手にとってもらえたことがすごくうれしくて励みになりました。
来年には即売会の「ちょこっと文芸福岡」もブックカフェも両方開催されるそうなので、夏は苦手なので12月に遊びに行けるといいなぁ。


12月26日~3/21 テキレボEX2

 



あの全通販型同人イベントがパワーアップして帰ってきた!
秋の新刊を大型イベントで頒布できる機会がやっときた!!!!
というわけで、たいへん張り切っております。
午前三時の音楽は稲取09でお待ちしております。

★WEBカタログ★
☆ご案内ブログ☆
まさにきょうからですね! 楽しい出会いがたくさんあるといいな。



【作った本のお話】



カメラ=万年筆

文フリ広島の新刊でした。
心の中の息苦しさやひび割れた部分、目をそらしていたこと、心象風景の置き場のような本が作りたくて書きました。
写真とエッセイ、短い小説。

ここに収録している阿藤さんと嶋崎くんの高校生だったふたりの物語は本来ならきちんと『書くはずだったはずの断片で、そこに対して無理矢理に『終わらせた』形になります。
ずっと書けずにいたのは端的に言って、向き合うことが怖かったとしかいいようがありません。
いまになって振り返ればここに閉じこめた感情のすべてが色褪せたアルバムのようで、そうなれたことに、こうして形にした意味があるのだと思います。

わたしの好きなエッセイは寺尾紗穂さんの「彗星の孤独」です。




丘の上の教会に住む不思議な犬のおはなし

秋に発行予定のアンソロジー、「ダレンと5つの心の扉」告知のために作った折本。
これを作ってテキレボEXで頒布する! がおおきな目標で心のよすがになったところは多いにありました。
おはなしはこちらで読めます。




メンバーが決まった2月に実駒さんにお会いして「うちのアンソロのメンバー決まったんですけどやばくないですか!? どう考えても期待大でしょ!」ってドヤっていて(笑)
2月の文フリ広島の時にはPCが壊れていて告知が出せなかったのですが、4月ごろにテキレボEX合わせでやっと告知ができました。
何度でも言いますけど、このメンバーが集まったすごい企画を2か月黙ってたわたし、めちゃくちゃえらくないですか!?笑
フライヤーはまだすこし残部があるので通販の際などにお付けしております。




あいのゆくえ

ネットプリント企画「無会場文学祭」を見かけて参加するために。
zoomでかわいいガールフレンドりんちゃん(一年生になりました)とバーチャルデートする一夜のおはなし。
★データのダウンロード★
☆おはなし☆

zoom呑み絡みのBLをTwitterで複数読んで、この大変な状況下の中でみんながそれぞれに不自由ながら恋をして日々を生きていることに萌えたり励まされたり切なくなったりで情緒が忙しくって(笑)、「2020年のいま」を記録しておくのも意味があるかな、と思いました。
あましのとりんちゃんは薔薇園とえのすいには行けたのかな。




黒い犬

去年の秋からすこしずつ毎日書いていたお話。
もうひとりの主人公、ディディは六年ほど前に生まれたキャラクターなのでほんとうに長い時間をかけてたどり着いた物語だったと思います。

傷つき、立ち止まらざるを得なかった人が歩き出せるようになる物語が好きなのでそういった側面でもBLがすごく好きなんですが、BLで描かれる類の「人生を変える恋」とは異なった形の愛を描きたいと思いました。
または、「生きるための物語」がもたらすものについて。

発行までの時間があるため、下読みをお願いしました。(ちまちました文言修正以外ではあまり手を入れないほうなのでお話そのものはほぼ変わっていないのですが、誤字脱字や細かなミスをつぶすのに大変お世話になりました。ありがとうございます)
書いてから読んでもらえるまでのブランクが長い=本当の意味で手を離れてくれない寂しさが緩和されたこと、丁寧に作品に込めた意図をくみ取っていただけたことがすごくありがたく、自信につながりました。
物語を書き、送り出すこと。心を込めて送り出されたメッセージを受け取ること、「おはなし」に描き出された世界を通して作り手さんたちと心と心を交し合うことがもたらしてくれたものがわたしにはたくさんあって、「高梨來」として過ごした人生の宝物があったからこそ書けた大きな願いがこもったお話です。
作り手同士の距離が近い創作文芸の世界に自分の心地よい居場所を見つけられたからこそたどり着けた物語で、その完成までにこうしてたくさんのお力添えをいただけたことをすごく誇らしく思っています。




装画はツネぎくさんにお願いしました。
ツネぎくさんのどことなく異国風の洗練されたタッチがすごく好きで、彼らの姿がツネぎくさんの絵で見えたので原稿をお渡しし、「ふたりと犬の姿をそれぞれに描いてください」とリクエスト。
何点か構図やラフを考えてくださり、最終的に落ち着いたものがこちら。
受け手となってくださる方を少なからず傷つけてしまう可能性を孕んだセンシティブな要素のあるお話で(わたしの書く長編はたいていそうですね。笑)(ダメージを受けるので読んでる途中で手が止まる、を複数の方から言われたことがありますが、誉め言葉だと思ってうれしく受け止めています。笑)、そういった点を見事に汲んでいただけた素晴らしい装画をいただけて本当にうれしく思っています。

境遇の違う、それぞれに寂しさや不安を抱えて生きる「まだ出会っていない」ふたりの子供たちと痩せた黒い犬。寂しくて悲しいふたりの子どもたちが「生き延びた」その先で出会うところから始まる物語です。
彼らのような、そしてすべての人たちの苦しみや迷いに寄り添うことの出来る「贈り物」になることの出来るような本を作れたらと思いました。




最後の「彼」からのメッセ―ジを受け取ってもらえればうれしいです。




単行本に近いB6サイズ、一段組なのも「これ」でなければ意味がない、という想いがこもっています。

こんなご時世なので……と9月いっぱいまでWEB公開→取り下げを行ったのですが、ステキブンゲイ大賞にエントリーするため、全文を公開しています。




ダレンと5つの心の扉

黒い犬の中で主人公が大切な友だちに贈るために、と書き始めたのが「教会でみなの悩みを聞いてくれる黒い犬」のお話で、首にスカーフを巻いた黒い犬、は大切な友だち=ディディがモデルになっています。

執筆中に「このお話の設定をもとにいろんな方にお話を書いていただければおもしろいものが出来るのでは?」と思いついたのが1月過ぎ。
(そう、わたしは疲れすぎてプロットをたてるの放棄し、思いつくまま長編を書いていた)
ご興味をもってくださったフォロワーさんをお誘いし、ご快諾をいただけたことからプロジェクトを開始しました。




「お手伝いその1の参加してくれたみんなだよ」 
黒い髪の男の子が人間になったダレンの姿です。

シェアワールド的なアンソロジーなのもあり、まずはダレンとその家族の設定、時代背景や世界観などふまえてほしい部分の情報提示→足りない情報に関して質問を募集してみなさまと共有
という形でおのおの制作に取りかかっていただきました。
みなさま卓越した技術と発想力をお持ちの方ばかりなので、想定していたものをはるかに越えた驚きと喜び、そして何よりもの「物語」がくれるあたたかなぬくもりに満ちあふれた本をつくることができたと自負しております。
大切な作品をお預かりして本を作らせていただく、自分ひとりの中で描いた物語の世界でいっしょに自由に遊んでもらうという信頼と愛情を得られたことが本当にうれしかったです。
孤独の居場所がきちんとあること/「ひとり」と「ひとり」だったわたしたちにゆるやかな連携の場、繋がりあい・響き合う機会をもらえることが創作の喜びなんだなとあらためて思いました。


絵本や童話のような表紙にしたいな~と思っていたところ、ゆとさんが絵でも参加したいとおっしゃってくださったので装画をご依頼しました。
お願いした「ダレンと人間バージョンダレンの2ショット」を絵本風にアレンジして配置。
最近のファンタジー系のラノベやソシャゲにあるようなくるくるのカリグラフィー風のタイトルロゴがほしかったのでココナラ経由でさうら魎さんにロゴをつくっていただきました。

見本をお送りした上でアンソロジーの概要と「鍵と犬の肉球をモチーフに」とリクエスト
→数案のラフを出していただいた後、「ここをこうしてください」と僭越ながらイメージにより近づけるために修正のお願い
→完成・納品

初めての依頼でしたが、すごくイメージ通りでぴったりのものをお作りいただきました。
自分ひとりで出来ないことは依頼するといいと知りました。笑




糸綴じの中綴じ製本で古い手帳やノートをイメージ。



わたしは企画・編集に徹します、ということでスタートしており、お話ではなく「ダレンの親友が送った手紙」を書きました。
経年を感じさせるように紅茶染めした封筒に入っていて、シーリングスタンプもどきもグルーガンで作っています。



「お話に出てくるみんなだよ」

「いまを生きる子どもたちと、かつて子どもだった大人たちに贈るための物語」を想定して思い描いた「ダレン」のお話を、心から敬愛するみなさまのお力添えを得ることによって、作中だけではなく、現実の世界でもこうして形にさせていただくことが出来ました。
キャラクターや物語世界をふんだんに生かしてくださった「悩み」と、そこに寄り添ってくれるダレンの言葉の持つ力に是非本編で触れてみてください。




海岸行き

ペーパーウェル05のテーマが「旅」
それなら使えるな! と思いついて「カメラ=万年筆」に書いた嶋くんと恋人が海にいくお話。
(10年後の阿藤さんのことは本編でどうぞ)
置き去りにした青春の思い出を振り切る、過去にするためのちいさな旅。

☆データのダウンロードはこちら☆




あいのなまえ

「ほどけない体温」のほのぼの番外編。
なにもしたくない、しても仕方ないと落ち込んでいたんですが、落ち込んでるのに飽きちゃったんですねきっと。笑
イベントごとにあましの本を作っているので今回も作りたいな、作れるといいなと仮の予告を出していたのが形になりました。



「らいさん元気が出ないから励ましてほしかったんだってさ」
周くん「人間そういう時もあるとは言えさすがに見苦しいな」

つくづくひどい予告だ。笑


春の名前愛の名前真夜中のラブレターほか、書き下ろしがすこし入っています。

お互いの人生にかけがえのない相手がいる日々を慈しむ、ふたりの人生における「愛のある場所」についてずうっと書き続けている気がします。




いぬのはなし

作るつもりがなかったんですが、なんとなく書き始めてしまった「黒い犬」のディディのお話。
表題作は本編前のプロトタイプとして書きました。

運命は時に自分で選べるものではないけれど、「愛」に生かされてきた人が生きることを手放すことがなければ、その先で救いや希望を手にすることは出来るのかもしれない、という願いを込めて。




No body can,but you.

書くつもりぜんぜんなかったのにカタログ登録期限二日前になんだか急に元気になって。笑
いやちょっと、生きてて良かったと心底思うこと(=好きな作品がアニメ映画になった)(すばらしいクオリティで二週間の限定上映の間に3回見に行った。笑)があってめちゃくちゃ落ち込んでたはずが2020年でいちばん元気になっちゃったの。笑
毎日キャラソン聞きながら仕事してるの。(すごく励まされる)

まじめな話をすると、すごくすごく作品世界を大切にして愛してくださっている方たちがこの想定外のことだらけの2020年に心血注いで「すばらしい作品を送り届けよう」と形にしてくださったことにすごく感動したんですよね。
めちゃくちゃ勇気づけられたし、元気になったし、舞台裏のエピソードを聞いて感極まってすごく泣いた。(ほんとう)(うそついてどうするんだよ)

いまの自分が全力でやれる・やりたいものを作ろう、受け取ってくれる人に宛てて届けようという失いかけた気持ちが戻ってきたので全力で書きました。ちょっとずつ赤入れ修正などをしています。
久しぶりに本編の時間軸のふたりを書いてみたらいまみたいにほのぼの仲良しカップルじゃなくて新鮮にびっくりしました。(笑)
まだぎくしゃくしている時期のふたりを懐かしんでもらえるとうれしいです。

まぁR18なので万人におおっぴらにおすすめできるものではないんですけど(笑)そこでしか描けない・託せない切実なものがわたしにはあるので(きっと多くの人がそうで、わざわざ言うまでもないあたりまえのことだと思います)いままで読んでくださった・気持ちを寄せてくださった方がたくさんいらっしゃったのは伝えたいことが届いたその証だと思っています。
きっと受け取ってくださる方がいる、と信じられるからこそ本を作れるし、小説を書いて本を作ること=信頼と愛を得られることなんだなということを改めて実感しています。
そこに報いることが出来るようにならなければ、ということも。

ずうっと前に大好きなミュージシャンの方がust中継されていたライブ中にMCで「すごく良かった、と熱く話してくださった方の言葉を聞いた時、本気でやれば伝わるんだなっておもいました」と感慨深げに言葉を区切りながらお話してくださった場面をずうっと覚えていて、その言葉はわたしの中のかけがえのない指針であり、大切な宝物になっています。





総じて、絶望的にしんどくて、「ままならねえな」って脳内で百回はいったし、いまもそれは続いているけれどだいぶ元気になれてよかった、ということに尽きるのかもしれません。

つくづく痛感させられたのは即売会に出られない=発表する場所がないのなら本は作れないな、ということ。
なにも書けないし書きたくない、なにも出来ない、と痛感した10月頃、商業でお仕事をさせてもらっていないから本を身近な場所で手にとって貰えることもないし、アンソロや合同誌のお誘いがあるわけでもない=「すこし小説が書ける」だけなことがなんだかすごくつまらなく思えてしまいました。
もとよりコンスタントに新作を書けるわけではないので公募などははなから諦めているし、「自分の心を豊かにするため、心の拠り所になるため」の小説を書ける自分のことを誇りに思ってはいるのですが(そのおかげで随分生きるのが楽になったし)、「いまいちばん読んでほしい本が出来たのに思ったように読んでもらえない」状況はかなり精神的なショックが大きかったです。

WEBにあげた作品はリアクションがほとんどないのがあたりまえなので、楽しいけれど物足りないんですよね。
気が向いた時に書いて載せられる、という気楽さに救われているんですが、受け取ってもらえる喜びが圧倒的にすくない。
(シャイだから言葉にできないけれど楽しく読んでいるのに……という方がもしいらして、責められているように感じていらっしゃったらごめんなさい)
(あましのはわたしという読者がひとりで死ぬほど読み返しては心の中で拍手を連打しまくってるからそれでおおむねハッピーなんですけどふつうにさびしいってことくらい言わせて。笑)
「みんなに気軽に読んでもらえる場所においてあるのにリアクションがない」寂しさを埋めてくれるのが数々のWEB企画でした。
ほんとうに心から感謝しています。ありがとうございました。

また、リアルの場に集まることが困難になってしまった今年、エア即売会やWEBイベントには非常にお世話になりました。
「自分のTL」という情報を届けるには限定されてしまう場所からすこしだけ外に出て行くことが出来たのも、その結果新しい出会いに恵まれたのも、「通りすがりに会場で見つけて貰う」ことが出来ない中で、すごく頼りになりました。
宣伝はほんとうに難しいものですが、たくさんの人たちの力をお借りして自信と愛を込めて送り出したものがすこしでも琴線に触れていただけたことを願うばかりです。

今年読んで印象に残った本は森田真生「数学の贈り物」、ドミニク・チェン「未来をつくる言葉」、都甲幸治「世界文学の21世紀」です。



【2021年の目標】

まぼろしの2020年の文フリ大阪やりなおし
みなさん新しい本を作っていらしてすごいなと思うんですが、思い入れと愛がすごく重くある本をイベントという大きな舞台に出せないまま新たな本を作ることは出来ないし、「旧作」になってしまうのがどうしても嫌なんです。ので、突発本はすべて受注分しか作らない売り切りで、正規のナンバリングの新刊扱いでは自分の中ではありません。
テキレボで頒布出来たら気持ちも変わるのかな……正直わからないや。

服とアクセサリーはもう揃えてる! ネイルは考えてない!笑
とはいえ、このままでは来年の9月ですらまだ無理なような気がしている。


先行レビュー・下読み・解説・装丁デザインの受付
イベントはしばらく出られそうにないし(家庭の事情×不健康×興奮すると眠れなくなる ので総合的にリスクが高すぎると判断)、人様の作品づくりのお手伝いを名乗り出るのも悪くないのかなって。
覚悟がきまれば応募などをかけてみようかと思っているのですが、ある程度やりとりのある相互フォロワーさん、装丁以外は献本一冊でお受けしたいと思っています。

合同誌やアンソロは常にお誘いをお待ちしているのですが、滅多に誘ってもらえない時点で……うん。笑
アンソロを二回やらせてもらって「おもしろいことを一緒にしたい」という夢は叶えてもらったのですが、なにかおもしろい化学反応をおこせる場所に呼んでもらえるといいな、と夢見ています。
→詳しいご案内を載せました。☆こちら☆


小説を読んでもらいたい
それに尽きる。笑

書くことを生活の糧にしていない、しなくて済む=自身の心の安寧のために、誰からも強制されずにのびのびとお話を書いていけることの豊かさ、安らかさ、救いをあらためて感じるのとともに、ひとりで書いてひとりで届けることの限界や無力感にもさいなまれた一年でした。
書かなければ生きていけない、だなんてことはきっとすこしもないのだけれど、「書いて・読んでもらう」ことでしか癒せないこと、乗り越えられないことがわたしにはたくさんあります。
作ることはどうしても諦められないので、それならばこれからも作り続けるほかないし、「伝わる・受け取ってもらえる」ようなよりよいものを作れるように努力し続けるほかないのだろう、とも。
心を動かせるものを作りたい。いちばん大切なことはきっとそれだけです。


デザイナーズブランドの服がほしい
えっ、物欲の話!?笑
プチプラも古着も好きなんですが、こだわりと愛のつまった特別で憧れのお洋服を「手が届かない」とあきらめたままなのは違うよなって。
お通販でとっておきのお洋服を手に入れたのですがこのご時世もあって着られず…。
ひとまず年明けに開催のブランドの展示会に行きたいなと思っています。

わたしはこの美しい靴を買いに行きたくてすでにお金もためてあるのですが、このご時世で東京に行けないのがすごくつらい。


同人関係の展望は悲しいことに本当にないです。
(本編は未読だけれどあましのに親しんでくださっている)(そういう方は割とたくさんいらっしゃる。笑)お友達が「再録だそうぜ!」って言ってくれるのでわたしもそろそろほしいんですけど……どうしようかな。ワンブックスで自分用に一冊でいいかな。
(余談ですけど春と冬の自粛ムードまっしぐらな時に大好きな作品の総集編とファンブックが出てほんとうに生きる希望になりました。君は僕を動かすエネルギー!)
ここまで読んでくださった方はあましのという単語を初めて見た方でも(笑)全力で好きらしいと分かっていただけたと思うんですけど、誇張抜きで商業BLの推しカプと同程度に好きです。
ので、来年も元気にぴょんぴょん彼らを愛して、あましのでもそうじゃないものでも「これこそ読んでもらいたいお話だ!」と誇りにもてるものを書きたい、がいったんの目標でいいかな。

わたしは自分の人生をよりよくしていくために物語を書いていて、いまはっきりとそういえることにも誇りを持っています。(何年も前はそうではありませんでした)
よりよいものを作りたい、自分を救ってくれた、支えになってくれた芸術から受け取ったものに出会えたことで得たものをきちんと形にしたい、「愛」に報いることのできる自分でありたいと思っています。
叶うことならば自分以外の人にとっても救いや希望になれるようなものを作っていきたいし、その気持ちを忘れないでいればきっと大丈夫なんじゃないかな、とも。

小説を書くことを続けた先で「わたしはもう悲しくない」といえるいまにいること、それが何よりも大切なことです。
来年の今頃もそういえるように、自分なりに頑張っていければと思います。
そしてすこしでもあなたの心の中に居場所を作れるような作品を送り届けられるようになりたいです。

ここまで読んでくださってありがとうございました、感謝と愛をこめて。





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Text Revolutions EXTRA2に参加させていただきます。

緊急事態宣言の発令に伴い、イベントの開催期間が~3/21までに延長されています。
こちらの記事は残しておきますが、増補・修正版の記事をアップしておりますのでそちらもご確認をお願いいたします。





12月26日から1月11日に開催されるオンライン/全通販型同人誌即売会「Text Revolutions RXTRA2」に参加させていただいております。
こちらはコロナ禍での今までどおりの形でのイベント開催/参加の難しい中で新しく始まった全通販型オンライン同人誌即売会の2回目!
おうちにいながら専用の購入サイトから参加している300超のサークルの本をジャンルごとに検索、購入が出来る新しい形での画期的なオンライン同人誌即売会です。

・別途購入手数料300円と送料がかかります。
・売り切れ、そのほかサークル側の事情で注文した本が購入出来ない場合もあります。
・購入した本の到着は2月ごろです。


詳しくは☆公式サイトでのご案内☆をご覧ください。

今年前半はコロナ禍でのイベント開催が軒並み中止されてしまい、オンライン即売会が一気に広がりましたが「オンライン=自家通販への誘導」では個々の手間と手数料が嵩んでしまうため、まとめての購入が出来るのはとても画期的でありがたい限り。
前回から半年足らずでの第二回の開催ですが、お馴染みだったアンソロジー企画にユーザー持ち込み企画の復活とますますパワーアップしてこんなにも早く帰ってくるとはありがたいばかり。
イベント合わせの新刊を作られている方も多くて、それだけイベントを渇望する気持ち、テキレボの大きなお祭り感が愛されてる証なんでしょうね。

さてはて、前置きが長くなりましたが今回のラインナップのご紹介です。




稲取09:午前三時の音楽の(このあとなぜか二冊増えた)お品書きです。
(そう、オンラインなのにブース番号があります。しかも全国の温泉地!)
(静岡は好きなキャラの出身地なのでめちゃめちゃうれしい)
(忍も偶然静岡出身です!)


★ウェブカタログ★
☆[午前三時の音楽]通販ページはこちら☆



【メインの新刊】




ダレンと5つの心の扉




黒い犬

イベントに参加できていないため、今回が大型イベント初頒布です。
テキレボで買うつもりだった方、おまたせ!笑

カバーイラストはツネぎくさんにお願いしました。物語の世界を見事にくみ取ってくださり、合わせて楽しんでいただければと思います。



B6一段組の単行本を模した版型であることに強いこだわりがあります。ちょっとしたれんが。笑
ページをめくってゆっくりとお話の世界に出会っていただければと思っています。



伝えたい言葉を見失った小説家と痩せっぽっちで傷だらけの黒い犬が、それぞれにゆったりと、それでも確かな足取りで言葉やそこに込められた思い、「物語」がもたらす赦しと救いに助けられながら生きていくこと、「愛」に傷つけられた人たちが愛によって救われていくさまを描ければと思いました。
全文公開中です。




お喋りをする不思議な犬、ダレンが悩める人々の聞き役として彼らの心に寄り添ってくれる物語「ダレンと5つの心の扉


「黒い犬」の作中で主人公が「彼」のために描き始めたあたらしい物語のコンセプトを信頼する書き手さんたちに託し、アンソロジーを作成させていただきました。
心の声に耳を傾けてみること、自分自身の思いを、大切な人に伝えたい「言葉」を自分の内から見つけていくこと。
それらひとつひとつの優しい答えを見つけていくまでのお話をたくさんの人たちの力をお借りして作りました。





手製本のアンソロジーを作りたい! と一冊一冊丁寧に作りました。



【なぜか出た突発本の話】



いぬのはなし

「黒い犬」のもうひとりの主人公、ディディ・ワーグマンの物語。
痩せっぽっちの寂しい瞳をした犬が新しい家族と出会い、『それまで』を言葉にしていくお話。
はじめの章をWEBで公開しています。




あいのなまえ

ほどけない体温」の番外編です。そろそろあましの本が読みたくて本能に従った。笑
テキレボアンソロ「手紙」に投稿させてもらった「真夜中のラブレター」、春先に書いた「春の名前」、「愛の名前」ほか短めの読み切りがいろいろ。
ほのぼのしてるしちゅうもしてます。
※煽情的な場面はありません。


  

Nobody can,but you.【R18】

カタログ登録期限二日前になぜか突然書き始めた。(笑)「ほどけない体温」の番外編。
本編の「例の事件」のすぐあとの手探りで恋を始めるふたりのお話。ほのぼのしていません。笑
久しぶりに本編のころのふたりを書いたらすごく新鮮でした。
それにしてもこの子達はつくづく変なカップルですね。(いまさら気づいたの?)

「変なカップル」であるところをわたし以外の人にも少なからず愛していただいているのならうれしいです。


テキレボは受注〆切後の発送になりますので受注をいただいた分だけ製本します。
今後の見通しが全く立たないから在庫を増やしたくないけど本が作りたい気分だったから助かるな!
「いまのわたしのいちばん新しい作品がますますいい!」と全力で書いたので読んでもらいたいです。

何も書きたくないし出来ない→何もしないのは退屈で耐えられない→自ジャンルのちょっとしたお祭りがあって2020年でいちばん元気になってきてしまいとにかくいいものを作りたい衝動に駆られた 

という感じなんですが、「何も作りたくない、作ったって仕方がない」という状況に誰よりも落ち込んでいたのであましのの新刊が出せてめちゃめちゃうれしい。
読んでもらえればほんとうにうれしいです。それしか言えない。



【既刊】
なんでこんなに増えてるんだろう。笑
新しめのものから。




カメラ=万年筆

まだ今年の2月の新作であることにびっくりしてしまう。
書き溜めたエッセイと旅行記、短い小説など。置き去りに出来ない感情の流れ着く場所を作れればと思いました。
春木のんさんの主催企画「エッセイエンス」にエントリーさせていただいております。



ペーパーウェル05の「海岸行き」の嶋くんと阿藤さんのその後はここで。

自分から距離を置いて昇華しようとしたものよりも肉迫した感情がこもっているんですが、同じだけ随分前に過ぎ去った感情だな、と風化している部分もあります。
(誰にも話せないからずっと胸にしまっておこうと思ったことがこの中にたくさんあります。)

忘れてしまう、無かったことにしてしまうのが何よりも悲しいのでこうして留めておけたことに意味があり、それらみながこれからを生きるための足掛かりになってくれるのだと思います。
読んでくださった方にもそういった何かをひとかけらでも残せたら、とも。
おこがましいと言われても願うことは自由だし、気持ちを込めないと伝わらない。



ジェミニとほうき星

高校二年生の男の子、海吏には心から大切に思う相手がふたりいる。
双子の姉と、留学先で出会った初めての恋人だ――。
大切な人たちとの絆のあり方を結び直していくお話です。初めましての方にもおすすめの人生の代表作。



ほどけない体温【R18】

ゲイである自身へのコンプレックスと過去の後悔を胸に心を閉ざすように生きる大学四回生の桐島周はいやに明るく気さくな男、瀧谷忍に出会う――
自分を許せずに心を閉ざしていた男の子が「ほんとうに大切なもの」を手にするまでのお話。
「ジェミニとほうき星」から5年後のスピンオフです。


この二冊は定番アイテムなのでここに参加してる人には大抵行き渡ったのでは…とも思うのですが、なんだかんだ毎回新しい参加者さんはいらっしゃるし、こないだ読み返したら面白かったので(えっへん!)
わたしは自分の小説に愛と誇りを持ってボーイズラブ!! と言いたい派です。
自分の出会えた作品たちから受け取った大切なもの、BLというジャンルから受け取った宝もの、このジャンルだからこそ描ける大切なものを書いていきたいと思っているので一緒に楽しんでくださる、心を寄せてくださる方とまた新しく出会えたら嬉しいです。





 

 

指先に光の雨の降る朝に

「ほどけない体温」の恋人たちふたりが主人公として登場している本。
こちらだけでもお読みいただけます。
おだやかなラブシーンはありますが、煽情的な表現はありません。
短歌と、短歌に寄せた140字~8千字くらいのお話を集めました。
「ふたり」で過ごす日々の視界に映る、もどかしさと愛おしさの詰まった日々の断片たち。
お気に入りのエピソードは「終わりの季節」です。







                                                                                 
Dead flowers
※表紙の色はランダムです。
フルカラー手製本、残り三冊になりました。静かにあまやかにこぼれ落ちていく恋。

表題作はこちらで読めます。



Small town talks

手持ち在庫を一冊だけ発掘しました。
誰かの残した優しい記憶を語り継いでいく「彼」のお話。
おやすみアンソロにも登場する旅人がこちらにも登場しています。手紙は彼と彼の友人がそれぞれに充てて書いたものです。
おやすみ→Small town→黒い犬
の連なりでテーマが続いていっているのを見届けていただけると嬉しいなと思っています。

こちらでお話が読めます



さよなら、おやすみ、またあした

あなたの眠りにつくまでの時間に寄り添うアンソロジー。
密やかで優しい時間が紡がれる一冊です。




さらに種類の増えたイヤリング類
手を動かしていると無心になれるし癒されるんですよね。笑




年明けの京都文フリには参加しません。
(申し込み済の方ももしかしたら…な状況ですね。)(しんどい)(すこしは状況が落ち着いていれば東京で開催している石岡瑛子展と舟越桂展にどうしても行きたかった…)
テキレボでのお届けは2月になります。即日配送のBOOTH通販も常時開いておりますので、ご都合の良い方をご利用ください。

作品を大切に受け止めてくださる方と(できればたくさん。笑)出会えるといいな。
年明けが楽しみです、どうぞよろしくお願いします。
さして最後に、ここまで読んでくださった方はありがとうございます。みなさんがすてきな年末年始を過ごせますように。


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ちょこっとブックカフェ2に参加させていただきました。

12月5日土曜に開催されました、ちょこっとブックカフェ2に委託参加をさせていただきました。
日に日に緊張感が増していく中で「みんなが安心して楽しめるように」と苦労を重ねながら当日まで漕ぎ着け、後処理を進めて下さっているイベント運営スタッフのみなさま、当日に会場で見本誌を手に取って見てくださった方々、本を選んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。




委託をお願いしたのは9月の新刊の2冊。
イベント参加をお休みしている&個人委託などのあてもなく…本を会場で手に取って見ていただけた最初のチャンスでした。
貴重な「直接選んでもらえる」機会なのに加え、お悩みアンソロの方にはちょこ文スタッフである七歩さんも参加してくださっているため、すごーく参加したかったのです。
たいへんな人気の中、チャンスをいただけてとても嬉しかったです。


【参加まで〜当日】
・参加費は他イベントよりもすこしお安め
・本の送付はレターパックに入るだけ、で返送もレターパック(返送料は参加費に含まれている)

と、金銭的なハードルが低めなのがありがたいところ。
参加受付は20サークルまで、と規模はちいさめですが、その分行き届いた対応とアットホームな雰囲気を楽しめるのがポイントなのかなぁ。

企画によって集まった折本の展示コーナー、作中フレーズを抜き出した短冊の吊り下げ、ツイッターから参加できる絶望の五七五を七七で救え企画(HPでのコメントがまた楽しいですね)、などなど会場に遊びに行った人たちの出会いの場としての楽しさはもちろん、当日集まれない人たちにも楽しめる工夫がされているのが大変素敵ですね。

イベント公式さまのFacebookでのレポート

ワンコイン程度でさらっと手軽に読める短編集、雑貨感覚の凝った仕様の手製本が注目を集めやすいのがどこの地方イベントも共通しているポイントなんだろうなぁ。
とは言え、たくさんの本の中から気になるものがないだろうかとみなさん楽しく手に取られていたとのこと。
くつろげる空間で、じっくり「本」と出会えるのは一般的な同人誌即売会とはまた違うリラックスした楽しみ方で、「すてきな本の並ぶ本屋さんに自分の本が並べてもらえるとうれしい」という夢を特別に叶えてもらえるようだな、と思います。




値札を作って見本誌用のカバーをかけて…と一連の作業をしていたら、この作業もずいぶん久しぶりだなってすこし泣きそうになっちゃった。



【気になる結果】
一週間ばかりが経ちまして、丁寧なお手紙とイベントのご案内と共にお荷物が帰ってきました。
おお、限界に挑戦したレターパックが頑張らなくても閉じれるようになってる!笑

搬入の数がもとより少なかったとはいえ、二種類ともお手に取ってもらえました。
「黒い犬」は見本誌以外完売! やったね! びびるくらい分厚いのに!笑
嬉しいな、嬉しいな。
直通販オンリーでしか頒布できておらず、すごく寂しい気持ちでいっぱいだったのでちいさくとも大きな大切な一歩です。




どうしても単行本に近いB6サイズ一段組であることがこだわりだったからちょっとしたレンガみたいな重量感なの。笑
アドニスラフなので厚さのわりに軽いですよ。


わたしは商業の本でも出来るだけ本屋さんで探してから買いたいし、そうやってお店に行くことで様々な本たちと一緒に並べられているようすを見て楽しむこと、偶然目についた本と出会うこともまたかけがえのない読書の喜びだと思っています。
読んでみたいなぁ、気になるなぁとリストアップしていてもやっぱり実物を見られないと購買意欲は落ちちゃうし、何より、注文する手間や個別の手数料が割高に感じてしまう…というハードルがあるよな、とも。
商業流通していない同人誌と出会っていただくためにはどれだけ「即売会」という場が必要不可欠な存在なのかを改めて思い知らされたからこそ、遠方の人間にもこうして会場に本を並べてもらえる大切な機会を与えていただけたことを心から感謝しています。

まだまだ不安な状況は続きますが、来年の夏にはサークル参加型即売会のちょこ文福岡、冬にはブックカフェの開催がまたもや予定されているとのこと。
とっても素敵で愛の溢れるイベントが今後も楽しく続いていけばいいな、と影ながら応援したいと思っています。
福岡に行きたいから来年は遊びに行けるといいんだけどなぁ。


【近況報告】
好きなキャラクターのキャラソンが出たので毎日仕事しながらエンドレスリピートして「がんばって仕事してがんばって生きていこう」と士気を高めています。笑
好きなキャラクターががんばって仕事してるとわたしも頑張ろう、と思えるし、たくさんの人たちが情熱と愛情をかけてよいものを作ろう、送り出そうと頑張ってくださっているのを見届けるとわたしもいいものが作りたい、わたしには何ができるのだろうかと励まされたり、いろいろ改めて考えさせられたりもしました。
2020年でわたしはいま間違いなくいちばん元気にぴょんこぴょんこしてるし生きててよかったって心の中で百回くらい言いました。笑
君は僕を動かすエネルギー!

没頭できるものがあることはほんとうに救いになるし、何かを形にしたいと思えること、届けたいと思えること、その先に受け取ってくれる人がきっといると信じられること、すべてが確かな希望で、かけがえのないものだなぁと思います。
はじめて2・3年くらい、お友達はできない、小説は読んでもらえないですごく寂しかったもの…。お友達と馴れ合いたいわけじゃねえんだぜツーン! くらいに思ってましたけど(笑)信頼できる、寄り添ってくれる人はいてくれたほうが絶対いいです…。

■ 

まだ当面のあいだイベントへの直参はお休みになりますが、わが家からの直送便のBOOTH通販は引き続きオープンしておりますので冬のおうち読書時間にぜひご利用ください。



お送りできるのは2月になりますが、まとめてたくさんのサークルさんのご本を入手できるチャンスになるText Revolutions Extra2(公式サイト)にも参加しています。

☆WEBカタログ☆


物語を、作品を通してみなさんとお会いできるのを心から楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いいたします。


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おうちのあかり

周くんと忍



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