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調弦、午前三時

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予定通りに偶然に

久しぶりの友達に会った時のお互いの「変化」のこと。
(あましの)



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ライラック・タイム

高校入学後に間もないころの海吏と春馬くんと「お姉ちゃん」の話


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11月の雨の日

3年ぶりに印刷所に頼んでの新刊を作りました。

コピー本はちまちまと作っていたのですが、印刷所に入稿して本を作ったのは「黒い犬」以来になります。
いろいろとブランクが空きすぎたこともあってか、制作過程ではあらゆるトラブルの連続で、ものすごく余裕をもって制作にとりかかること、出来ることなら試し刷りを行ってから本番の入稿をすべきだな、というのを痛感しました。睡眠時間を削らなければ期日に間に合わないけれど、そんなことを常態的に行っていたら社会生活に支障をきたしてしまう……あまりに同人誌を作ることから離れていたらからこそ、あらためて趣味と健康的な生活とのバランスを取ることの大切さをいまさらになって痛感した次第です。

そんな余談はさておいて、肝心の本の内容です。





タイトル:「11月の雨の日」
(はっぴぃえんどのゆでめんの収録曲からタイトルを取りました。わたしの短歌ってだいたいこんな心象風景ばっかりだよな、と思ったことがその理由です)
表紙:キュリアスパールIRにフルカラー/本文モノクロ90ページ
イベント頒布価格:700円
※大変申し訳ございません、データ差し替えミスが一部あります。修正紙の挟み込みとシール貼り付けでの対応とさせていただいております。





2022年11月の約一ヶ月間、なぜか毎日のように短歌を量産していた時期があり、その時に詠んだ短歌と、あとから振り返ってその日にどんなことがあったのか、なにを感じたのかなどを書いた日記を一冊にまとめました。
「うた」のリズムに連れるようにして思いついたそのままを突発的に詠んでいるので、手癖がありありと現れていて気恥ずかしくもありますが、そこもまたわたしの作風であり、「2022年の11月の一個人の現状」なのだと思ってもらえればな、と思います。




収録している短歌の一部。1日分まとめての短歌→その日の日記、という形式になっています。




日記パートは近くに買い物に行った、まんがを読んだ、イベントに出たい、きすとひよが好き(笑)(ほんとうに書いているから!笑)などなどのとりとめもないことから、あまりおおっぴらに話しづらいことまで(政治や社会に対する意見、毒吐きなどはあんまりなく、以前にも書いたことがある昔の好きだった人の話などです。)「その日に感じたこと」として必要不可欠だったことを書きました。
軽快な明るい語り口の文章を書くことがあまり得意ではないし、そもそもこの一ヶ月の間、どうしようもない不安と息苦しさと焦燥感に駆られていた(ことをきっかけになぜか口をついてはうたがあふれ出ていた)のは隠しようもない事実なので、一個人のコロナ禍二年目のある一定の期間の感情を切り取った作品として楽しんでいただくことが出来ればな、と思います。






短歌とエッセイページそれぞれのサンプル




作っている間、ずうっとこの心境だった。笑

たぶんわたしのことをまったく知らずにこの作品集だけを手にとってくださった方は書いてる人間がこんなちゃらんぽらんな人間だと思わないとおもう。笑
作品とは人間のあらゆる一面にさまざまな角度からスポットライトを当てて出力したものであることにご理解をいただければと思います。


直近での自身のイベント参加・委託などの予定はありません。(今年の文フリ大阪も募集を開始していますが、残念ながらまだ参加は出来ないだろうな……と思っています)
本の頒布は3月12日に京都市中京区のCafe Yokosoさまにて開催予定の第七回そこの路地入ったとこ文庫さまに委託をお願いしております。
→イベント公式サイト

京都は烏丸御池のアットホームな雰囲気のカフェで開催される委託オンリーの同人イベントで、直接来場して本を見るのはもちろん、通販にもご対応してくださいます。遠方の方などもご利用いただけましたらうれしいです。
発行はごく少部数、そこ路地さん後にはどこかの委託イベントなどに参加させていただこうかな、と思っています。自家通販を行うかは未定です。ご希望の方がもしいらっしゃいましたらTwitterのDMなどからお問い合わせいただけましたら幸いです。


コロナ禍が始まってからのこの三年間、ありとあらゆる状況の変化が起こり、目を覆いたくなるような不安や息苦しさ、悲しみにおそわれることの連続で、正直にいって、一向に心が落ち着くことがありません。
物語を書くこと、自分の人生とは違う時間軸を生きることがどれだけ大切でかけがえのないことだったのか、それをやすやすと叶えられたのはイベントという非日常の時間と場所に容易にアクセスすることが出来たのはもちろん、『どうにか』やり過ごしながら生きていける日常があったからにほからないのだな、ということを改めて痛感しています。
何度も無力感と焦燥感におそわれ、それでも、『表現』を、それが誰かに受け取ってもらえることを諦めたくないと模索し続けた三年間だったな、と思います。
あまり自分のことを話すのは得意ではないけれど、見過ごしたくないたくさんの感情について話せる機会があればいいのに、というのはいつも考えていたように思います。
このブログはあまりそういった場に向いているとは思えないし、一応カクヨムにエッセイをおいてはいますが、あそこがあればいいという訳ではないな……というのを、今回の本を作ったことで感じました。
(少し前に近況を更新しました、ずぅっとまともに聴く気になれなかった音楽がやっと聴けるようになったという話です。もしご興味を持っていただけましたらどうぞ)
先のことはまだわかりませんが、いまこうして考えていること、感じたこと、きちんと話したいことが自分の中にまだまだたくさんあるので、自分なりにそれらに向き合う時間を作ってまとまった文章を書きたい、それを本にしてみたらどうだろうな、というのをこのところは考え始めています。




(大半の人にあきれられている気がするのですが、突然わけのわからない絵日記を書き始めたのも、ささやかな嬉しいことから、寂しいこと悲しいことやりきれないことまで、自分ひとりではおおよそ抱えきれないことがたくさんあるけれど人に会って話せる機会がめったになくてすごく寂しいから、なにかしらコミカルな形に昇華して発散したい願望の現れなのだと思います)
(小説にも絵日記にもツイートにも書けずにいる、ただ悲しいこと、目を逸らせない様々なことについて打ち明けられる場所を求めた末に短歌と日記にたどり着いたのだろうと思っています)


こうして新しい本を作りたいと思えたのも、ひとえにわたしの拙い言葉をそれでも「聞きたい」と耳を傾けてくださる方がいたからこそにほかなりません。
イベントという発表の場をくださった主催者のみなさまにはもちろん、拙い言葉に耳を傾けてくださるすべてのみなさまに心から感謝しています。
素敵な『場』に参加させていただける喜びと共に、この素敵な機会をきっかけになにかしら楽しんでいただける方に作品を届けらればいいな、と思っております。どうぞよろしくお願い致します。


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New Year’s Eve.

少しだけ先の未来、大晦日のひとこま(あましの)


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2022年の振り返り

こちらの記事は年末年始恒例企画、創作TALK 2022_23に参加しています。
毎年創作に関係のないことの方が多いし、役に立つことは書いてありません。
きっと参加者さんの中でわたしが一番長いです。その点をご理解いただけますようにお願い致します。


【自己紹介】
高梨來は2014年から文学フリマに出展するようになり、一次創作文芸同人誌即売会を中心に活動しています。
魂がオリーブ少女の形をしている可愛いお洋服の好きな早口の関西弁でよく喋るおたくです。


【ざっくりとした雑感】
引き続きものすごくすごくつらい一年だったなぁと思います。
先の見えない状況な中、不安な日々はずっと続いたままだし、そんな中で受け入れ難いようなことはたくさん起こり……平時とはとても言えない状況がいまも尚続いていることにとても胸が苦しくなります。
ありとあらゆる暴力が顕になり(声を上げてくださった方の勇気にとても感謝しています)、あらゆる対立は深まる一方で、一向に明るい兆しの見えないコロナの流行とともに、気持ちがずうっと塞がったままでした。
引き続き、何かしら書こうと思って書きかけては途中で投げ出してしまうことが多く、本を読む気や音楽を聴く気にも中々なれないままでした。

今年は去年よりもずっと色々なところに出かけられたし、友だちに会える機会も増えたのですが、警戒しなくても大丈夫になったから、ではなく、我慢し続けるのもいい加減に気持ちが限界になったので開き直っただけなんですよね。
なんとか今年も深刻な怪我や病気などに見舞われなかったのはひとえに運が良かったんだろうなと思います。
(肩関節の不調でお医者さんに行きましたがだいぶマシになりました。まだ左腕が上がらないけど)
(自転車で転けておっきいたんこぶ出来たけどその日の配信ライブは無事に見られたし)
(肩の粉瘤が爆発したけど痕が残っただけで無事だし。あれ、満身創痍だな。)





7月には昨年17年ぶりに再結成したナタリーワイズのライブが今年もありました。
会場の海辺のポルカがなくなってしまってすごく悲しい……。







感染者がすごく増えていた時期で行ってもいいのかすごく悩みましたが、特別な日だから下そう! と決めた美雨さんのお靴に添えられたメッセージにとても励まされました。

ほんとうに素晴らしい時間で、すこし遠い神戸まで足を運ぶこともずっと我慢していた旅行の気分を味わえてほんとうに楽しかった。
この少し後に高野さんがコロナ感染されて東京のライブが延期になっていることを思うと、無事に開催できたこと、わたしが参加できたことの両方がとても幸運なことだったんだなと思います。


ライブやイベントの会場がそんなに怖い場所?? という気持ちもあるのですが、数ヶ月先の状況がすこしもわからないことや、不安や罪悪感を抱えたままでは楽しく参加することができないな、という思いがどうしても付きまとうため、今年もほぼ様子見で終わりました。



フジロックの中継は楽しく見たけど(コーネリアスとハナレグミと七尾旅人ほんとうによかった)、なんだか異世界の出来事のように見えました。さびしいなぁ。




ずうっと憧れていたkikiki optiqueさまの眼鏡を手に入れました。
眼鏡は常に使うものだから、ほんとうに気に入ったものがほしかったので勇気を出したのですが、ほんとうにほんとうに綺麗で宝石みたい。
これはおしゃれすぎますよね~って合わせてみたパール付きのこの形がしっくりきてしまった奇跡!
眼鏡に合わせたくて購入したしたグラスチェーンはBIRTHさま。思った以上にぴったり!

後先考えすぎに散財しすぎなのは反省すべきところなんですが、なんというか「これでいい」ではなく「これがいい」と思えるものを身につけて生きていきたいとこの数年で強く思うようになりました。
数十年来通っていた美容院を勇気を出して変えたことも、憧れのままでいたブランドのアイテムを思い切って手に入れたのもそういった理由からです。
イベントや旅行といった非日常の空間に遊びにいくことが難しくなり、創作という旅に出ようにも受け取ってくれる人がいない(わたしの小説は……イベントで本を出さないと読まれない……)のもあり、装うことで非日常への冒険を楽しんでいる部分は大きいんだと思います。
わたしにとっては好きな服を着て行きたい場所へ行くことも、生きていく上で欠かせない表現のひとつなのかもしれない。そう思える『いま』にいられることも嬉しいです。

おしゃれして出かけるのが生き甲斐のようなものなので、引き続き厳しい状況が続く中でも素敵なものを作ってくださる方がたくさんいらっしゃること、おしゃれしてお出かけしたい場所があることがとても励みになりました。
今年も大小たくさんの展示会にお伺いさせていただき、幸運なことに作家さんと作品についてお話しさせていただく機会にも多数恵まれました。
生の作品からしか受け取れないエネルギーに圧倒され、作り手である作家さんたちの込めた美学や想いについて聞かせていただけたり、作品から受け取らせていただいたのものについてお話しさせていただけるのはとても幸福なことだなと、改めて思わされました。


【オンラインとオフライン】
創作に関して絞れば、今年は同人イベントへの参加はオンオフ共にほぼありませんでした。
あらゆるイベントがみな、時に綱渡り状態でありながら無事に開催されたこと、参加された皆様が心から楽しまれたことはとてもよかったな、まだ自粛を選んだ身として、『場を守ってくれてありがとう』の気持ちを忘れてはいけないと思っています。

現場に行けなくても本だけおいてもらえるぞ! 委託イベント!
→2020年の文フリ大阪合わせの新刊を売るために去年めちゃめちゃ参加しまくったけど、もう充分頑張った。既刊は全部おすすめだけどわたしの本はいまひとつ委託イベント向けじゃないし、かといって新刊を作る気力はない。

バーチャル空間で楽しもう! オンラインイベント
→上記とおおむね同じ理由&二次でも参加できるイベントがない

コンビニのコピー機で配信! ネプリ企画!
→とにかく元気がないから書けない

そもそも、常に新しい作品の構想があって……というタイプではないのですが(ひとつ作品を書いたらその世界から派生した書きたいことをずっと書いている人)、自分の作品を読んでもらいたい、受け取ってもらいたいと思った時(満足感を得られるという意味で)ベストな形になるのは自分で本を作って自分で売りに行くことで、それを諦めざるを得ない状況はどうにも苦しいなぁ、新しい道に方向転換することも出来ないなぁというのを引き続き痛感した一年でした。




11月の文フリ東京ではアンソロジーにご参加いただいたくまっこさんからのお申し出により、委託をお受けいただきました。
告知にたくさんの通知が届いて、ひとえにくまっこさんのお人柄や作品の魅力ありきかとは思いますが、自分もイベントに参加できたような気分になれてすごく嬉しかったです。
思えば、従来通りの対面形式のイベントにこの二冊を置いていただいたのは初めてでした。

コロナ前からイベントのあり方がどんどん変化していくのを肌で感じていて、その中で自分なりに試行錯誤しながら『場の空気に乗れる』ようにと、戸惑いながらも楽しんでいたつもりでした。
今回はいままでで最大の規模での開催となり、またあらたな大きな変化に直面せざるを得ないところに来ているのかな、と思います。
場の空気は移り変わり続けるものなので仕方ないとは思うのですが、やっぱりなんとなく寂しいような、複雑な気持ちがあります。
コロナ前から移り変わる空気へのぼんやりとした戸惑いはありましたが、コロナ禍によってこれだけ離れてしまうと、本当に戻れるのか……? という戸惑いがどうしてもあります。


【やっと書いた小説の話】
すっくなっ!!!! 去年の半分くらいじゃん、過去最低です。

満ちる夜
なんかやけに夜中に雨が降ることが多かったから書きました。


花の降る道
「春の名前」から2年後越しで書いたいつかの未来。ペーパーウェルの散歩テーマ回に出したかったけど元気が出なくて書けませんでした。
わたしりんちゃんのことすごく好きだな。

then there is
楽しみにしてた新刊がめちゃめちゃ良くて元気が出て書きました。笑

傷つかない
ぶっちゃけあんまり読んでもらえないんだけど、わたしは海吏と春馬くんの関係を書くのが好きです。
春馬くんはただ海吏のことが友達としてすごく大切で好きなだけで、海吏は春馬くんの人間としてまっとうなところが好きだし尊敬してるんだと思います。
そういうのってあるやろ、というのをいつまで言っても足りないんだと思う。




息抜きに書きたいことはあったんですけどまぁいっかって放り出しちゃったのが多かったですね。書こうとしてはスライディングしてきた二次創作を気晴らしに書いていたから、っていうのも大きいんですけど。笑
(詳しくは後述します)

表に出ていない分では、水面下でリレー形式の創作企画を動かしておりました。
こちらからぜひお願いしたいな、と思った方に年明けにお声を掛けさせていただき、大変素晴らしいアイデアをたくさんいただきながらほぼ一年をかけて執筆を交互に進めさせていただいております。
来年にはみなさんにお届けできればと思っておりますので、引き続きゴールを目指して進んでいければと思います。

今年もおそらく思い通りに活動はできないから、待ちの姿勢ではなく自分からお声をかけてやりたいことをやろう! と思ったところ、ありがたいことに快くご賛同をいただきました。
まだ作成中なので詳細は内緒にさせていただきますが、先の見えない苦しい一年の中、とても励みになる時間となりました。
みなさんにとっても希望を託せるような作品になっていると自負しております。


【新刊が出ました】
ほとんどライフワークのような気持ちで書いている「ほどけない体温」のその後の番外編の新しい本を作りました。



夏に予約していた本が届いてすごく元気になれた→僕も自分の小説ちゃんと書こう! と去年書きかけて放置してた小説の続きを書いた→R18だしホイホイ出したくない、紙の本にしたいけどイベントでられへんやんけ→受注生産方式で去年の本と一緒に受付したら申し込んでもらえた(涙)
発刊当時のお知らせはこちら


わたしは書いてる間、決して手放しに楽しいタイプではなく(ものすごく切実な気持ちに向き合っていて、そうやって自分の感情を見つめることを「楽しんでいる」んだと思います)、合わせて過去のいろんな経験からの無力感やあらゆる感情が頭を過ぎり、わたしの力不足のせいで伝えたかったことをちゃんと受け取ってもらえなかったんじゃないだろうか? という悲しみがものすごく重くのしかかってきて、ぶっちゃけ書いている間ものすごくつらかったです。





ここに書いてないし書けないこともそりゃあある。

今回は自分にとってすごく大切な誇れる作品が書けた、という自負に加えて、『ちゃんと受け取ってもらえた』という実感が得られて、すごくすごく励まされました。
すごくすごく寂しかった中で、心から救いになったんだと思います。ありがとうございました。


【ものすごくFree!にはまりました】
9年目で新規なの!? なんで!? って驚かれたんですけどこれには理由があるんだ。

そもそもの経緯
コロナの大流行で外出がむずかしい2月、コ●スでFree!のキャンペーンがはじまったのでお友だちへのサプライズでクリアファイル回収のためにお店に行く。
(もしもし、わたしらいちゃん。いまココ●にいるのってDMしました)

その後もせっせと通ってはコラボメニューを頼んでクリアファイルを回収する。
(この時はスタファイの5人がうーっすらわかる?? 程度)
(夏也くんを好きになると苦労しそうだから友チョコをあげられるくらいの関係になりたい、遥くんに密かに片想いして最終的に真琴くんと付き合いたいって言ってました。ミリしらなのに大体あってるな!?笑)

FSのポスターを見たのをきっかけにアマプラに入ってたFree!を1話から見始める。ツッコミどころはありまくるが確かにこれは…とても乙女心を撃ち抜くお話。

2期の8話にめちゃくちゃ好みでは!? という子が出てくる。(貴澄くん)3期で完全におちる。大好き!

えっ、貴澄くんと旭くんと日和くんって仲良くなってんの? 日和くんと貴澄くん一緒にカフェ巡りとかお買い物とかしてんのかな、かわいいね。

映画でめっちゃ仲良くなっててわけがわからなくなり、目玉が盛大に吹き飛ぶ。
かわいいかよ!?

生まれて初めてアクリルスタンドというものを買う。

日に日にようすがおかしくなってその節は大変失礼いたしました。笑


ものすごく好みの集大成のような子がいたことによってはじめて二次元の男の子をここまで好きになった(わたしは主に三次元の音楽家が好きです)(でも推しっていう感覚とは違うんだよ)のは大きいですが、物語全体が『不器用だけれど心根の優しい男の子たちが懸命に自身の夢や目標を追い続けること、心からわかりあいたいと思える相手に本当に伝えたいことを渡しあうこと、たとえ一人きりの孤独な闘いに過ぎないのだとしても、そこにたどり着くまでにはたくさんの助けがあったこと、真の意味で孤独な人間は誰もいないこと、繋ぎ合った未来に希望があること』を真摯に描いてくれていて、それはもうとてもつらい今の気持ちにクリーンヒットしたんだと思います。
9年出遅れていますが、出会うべきタイミングでこうして出会えて本当に良かったです。
(わたしがいま好きなミュージシャンだってメジャーで活動してる時には別にそれほど……だったんだけど、なぜかその10年後に突如めっちゃ好きになったし、いま好きなファッションも最盛期の時には「わたしとは遠い世界だから」と遠ざけていました。タイミングってあるもんですね)


オタクだからはまった記念に本が作りたいけど売る場所がない問題

小説が書けるオタクなので自分で書いたらええのちゃうやろか、と思う。

二次創作をするのが久しぶりすぎて大きいジャンルにびびってしまう。pixivは色々と問題があり、不信感を感じているので使いたくない

コピー本にして(別カプの)お友だちにあげる。

その後もある程度溜まるとホチキスで閉じて本にしてお友だちにあげる






世界に二冊しか存在しない本シリーズがここではじまりました。笑

もう二次創作することもないだろうと思ってたんですけど出会っちゃったんだから仕方ないんですよね。
腰を据えて活動していけるとは思えないので、専用アカウントを作って……というのもあんまり現実的ではなく、こんな変な人に近づかれたら嫌じゃん? という謎の遠慮と人見知りから交流に踏み出せず、参加できるオンイベなどもなく、書いたものはポイピクにアップするようにはなったけれど、ポイピクを見る人があまりいないらしく、全世界に公開するようになってもカプ違いのお友達しかおそらく読んでいない。笑
同担拒否とかではないので読んでもらいたい気持ちがないわけではないのですが、なんかもう仕方ないし、ただひたすらわたしが楽しくて、お友だちが面白がってくれるのでそれで別にいいかな……それはそれとしていつか読んでもらえるといいな、くらいの気持ちでいまはいます。
一次創作の同人活動はとにかく知ってもらう、読んでもらうまでのハードルがすごく高くて難しくて(現にウェブの活動ではろくに読まれない)伝えたいことがあるからこそ書いているわけで、読んでもらうために自分なりに試行錯誤を繰り返してきたつもりです。
そんな中で世の中がここまで一変してしまい、思うような活動もできなくなったことから、諸々のストレスでものすごく精神的に参ってた心の隙間にクリーンヒットしてしまい……。




貴澄くんと日和くんの組み合わせが好きって言ったら「そこなの!? ていうかカプ発生してたの!?」って爆笑されたんですよ、でも読んでくれるの。笑
(※お互いシンメになる相手が他にいる)

要はストレスフルな日々の気晴らしなわけですが、同人誌とは、創作とは本来こうして気心の知れた友だちに読んで楽しんでもらうくらいで良かったんだな……いかにして読んでもらうか/売るかを考えなくても良いとこんなに心安らかで癒されるものなんだな……というのをこの一件を通して痛感してしまいました。
とはいえ、同担拒否なわけではないので(2回目)熱が冷めなくてワンチャンあればイベントとかに出てみたいです。




二年ぶりのお友達とのアフタヌーンティー会で貴澄くんにテンションがあがりすぎてようすがおかしくなるわたし。



運よく周りにお客様もあまりいらっしゃらなくて推したちを並べて遊ぶ我ら。
モントレ大阪、本当に綺麗で素敵だったからまた行きたいな。



【ところでいまさらだけど、さっきからちょいちょい挟まる変な絵はなに?】
いや、Twitterでエッセイ漫画に関するスペースが開催されており、面白そうだなーと思ったのですが、わたしには漫画を描く能力がなくて。笑
なので…….絵日記。笑

不安なことだらけで窮屈でたまらなくて、人にもたまにしか会えなくて……な中でなにか話したいことがあった時、気持ちを発散するのにちょうど良かったんだと思います。あと、単純に描いても後から見返しても楽しいから。
Free!というか貴澄くん(笑)にハマりたての時は毎日のようにFree!の絵を描いてたんですが(好きという気持ちを絵を描いて喋ることで発散していた。笑)、そのうちに絵日記に貴澄くんを描くようになりました。笑
その時々のわたしの心境を描いてくれてるからこれ貼って読んでもらうのがほんとにわかりやすいんですよ。笑
絵はずっと(忍が描いているという設定で笑)描いていて、これは人様に喜んでもらいたくて描いている部分が大きかったのですが、絵日記は自分の気持ちの整理のためなので、描く動機が大きく違います。
これもひとつの創作活動……ですよね?笑


【短歌のチャンネルと繋がった】
短歌が詠めるようになったのは4年ほど前から。
とはいえ、腰を据えて作っているのではなく、ふとした瞬間にチューニングが合うので、その際に言葉遊びのように五七五七七のリズムで呟いてるだけなんですね。
短歌という創作表現には憧れているし好きだけれど、短歌の世界での評価に値するものではないだろう、という気持ちがあり、自分のことを短歌の人間だとは思っていません。
(ですので、熱心に短歌をされている方が目に留めてくださるとすごく恐縮してしまう……けれど、すこしは短歌らしきものが詠めていたの? という自信にもつながります。ありがとうございます)

そんな感じなのですが……あっれ今年まったく短歌詠んでへんな? とふと思った11月某日、ふいに短歌が降ってきました。




拙作「黒い犬」に寄せたもの。



なぜかわからないが、これをきっかけにチューニングが合いっぱなしになったらしく、11月のあいだはほぼ毎日短歌を詠むようになりました。
自転車乗ってると勝手に思いつくようになったんです。



狙って作ったものがないわけではない……けれど、作るのはすごく苦手です。

基本的には心象風景でしかないのですが、深層心理の普遍的な感情が切り取られているなと思います。
いまは少し前にすごく楽しいことがあってすごくすごくウキウキして胸いっぱいで幸せすぎて隙間が埋まったらしく、あんまり詠めていません。マイペースにやっていけるといいよね。



※プリント期間は終了しています。


何か形にしてみたかったので折本を作りました、プリントしてくださった皆様ありがとうございます。

この1ヶ月の間に詠んだ短歌とエッセイを本にしたくて、少しずつ作業を進めています。


【三年ぶりに東京に行きました】
8月に近場の有馬温泉に三年ぶりの旅行に行ったのですが、12月には三年ぶりに東京に行きました。
なぜなら6年ぶりのライブが決まったので行かないという選択肢がなかったんです。
不安な気持ちや罪悪感がなかった、ということはすこしも無く……本当に行けるのだろうか、行ってもいいのだろうか、という迷いは直前までずっとありましたが、いくのなら思う存分楽しもう、と東京観光を満喫してきました。



12月の初めの東京は大阪よりもずっとあたたかくて、あちこちが銀杏並木の金色の光に包まれていた。






6年ぶりのライブは本当に本当に素晴らしくて……いまだに余韻から抜け出せない。
ライブの前後には美術館やギャラリー巡りをしてきたのですが、いまの時代を生きているかぎり、芸術の作り手たちもみな、この大きな時代の変化に戸惑いながら、自身の表現にどう向き合っていくのか、何を残し、何を伝えていくのかを皆さん真摯に考えてらっしゃるんだなぁというのを強く感じました。
大きく心を動かしてくれる出会いと喜びにいまも生かされているし、伝えたい・届けたいと思ってもらえること、それを受け止められること、その両方が本当に幸福なことだなぁと思いました。

この三年の間、音楽を聴く気にちっともなれなかったので、自分にとってすごく大切なかけがえのないものをすこしだけでも取り戻せた、もう一度『出会えた』ことが本当にうれしかったんだと思います。
なんと、6年ライブをやらなかった人のライブが配信オンリー含めて3回あったんです! 大事件やぞ!

来月には6年前の夢の対バン再び、があるので来月も東京に行きます。
(コロナの流行状況が本当に大変になってきたので不安はどうしてもありますが……どうにか乗り切れること、無事に参加出来ることを祈るのみです)




なんでわたしの夢が全部叶ったのかわけがわからない。
2022年は奇跡の年です。




感激しすぎて短歌も詠みました。





総じて生きていれば思いがけない出会いに心を動かされることはあるし、心が動けばおのずと何かを形にせずにはいられないものだな、というのを改めて強く感じた一年でした。
そうやって形にして残すことで自分が何よりも勇気づけられ、元気をもらえるし、そうして『残さずにいられなかった』ものを、ひとりでも受け取ってくれる人がいるというのはとても幸福なことなのだと思います。
「雀の戸締り」で語られた『真の意味で自分を救えるのは他者ではなく、懸命に生きた過去の自分だ』というメッセージも、自分の中ではそういった実感と結びついています。

ライブのMCの中で「人生の土台とは過去ではなく、いまこの瞬間と未来にあるのだと気づいた」という印象的な言葉があったのですが、どんなに先の見えない苦しい状況でも『いまこの時』に煌めきを描くこと、『これから先訪れる未来』に希望や夢を託していくことを大切にしていければな、と思いながら2022年の終わりを迎えています。

去年の一大トピック生きていたら17年ぶりにナタリーワイズが再結成したに引き続き、生きていたら6年ぶりにライブがあったし、来月にはなんと7年ぶりに夢の対バンがあるのですよ。
(アンコールで発表された時、うれしいびっくりすぎて涙ぐみました)
無事に行けるように頑張って生きるほかないので、無事に開催されてわたしが現地に行けるように、そして無事に帰ってこれるように良かったら応援してください。笑


【最後に、来年の予定とか展望】
1月にもライブ行くねん(京都と東京であります)ええやろ! だけじゃないから!笑

アンソロジーに参加しています
来春発行予定のアクセサリー・シューズブランド「MABATAKI美雨」の踵に花を宿した美しい靴に魅了された人たちがMABATAKI美雨の靴との出会いを綴るアンソロジー、「花を履く人々」に参加しています。
☆告知HP☆




もしイベント参加が可能になれば美雨さんのお靴を履いて委託させていただきたい。


そこ文さんに参加させていただきます
来年3月12日開催、第七回「そこの路地入ったとこ文庫」さまに委託参加させていただきます。
こちらには現在制作中の短歌+エッセイの本を出せればと思っています。

新刊が出ます
今年一年かけて続けさせていただいた共作作品のゴールと完成、現在制作中の短歌の本の二冊を2023年には形に出来ればと思います。

自分の本を作る、以外にもなんらかの創作活動に関わりたい気持ちはあるので、お誘いなどがございましたらお声をかけていただけると嬉しいです。




いい加減文フリなどに復帰したいね……と思うのですが、半年先にコロナの流行状況が良くなっているとは思えないので、なんともかんとも。
(あくまでもわたし個人は)、まだ不安だし、乗り切れないんですよね。ライブはほら……6年ぶりだったり17年ぶりだったりしたから。笑

従来型の対面イベントへの参加が難しい人にむけて/書き手本人を介さない『本』との出会いの場を作りたい/アットホームなイベントの良さを大切にしたい/と、様々な志を胸に中小規模・委託形式のイベントの立ち上げや継続を考えて動いてくださっている方が多数いらっしゃるのはありがたいなぁと思います。
来年には久しぶりに新作を出したいと思っているので、直参は出来なくともなにかしらの委託イベントなどにお世話になることで目に留めていただければなと思います。


引き続き感染対策に気を配りながら好きな洋服を着たい、見たいものを見て、会いたい人に会って、本当に伝えたい大切なことを(受け取って下さる方への感謝と愛を込めて、快く受け止めてもらえるように)伝えたい、というのを大切に生きていければ、といったところかな。

いまと、この先を照らす希望を自分なりに手にして諦めずに健やかに生きていく、その中で見つけた大切な物を形にしていくこと、どんなにささやかだったとしても、それによってこの世界を照らす小さな希望を形にしていくことを目標にしたいです。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
あなたともまた、何らかの形でお会いすることが叶えば嬉しいです。
どうか、良い年の瀬をお過ごしください。



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