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調弦、午前三時

小説と各種お知らせなど。スパム対策のためコメント欄は閉じております。なにかありましたら拍手から。

第三回静岡文学マルシェに参加させていただきました

静岡は推し(※忍のことではありません)の出身地なのですごいテンション上がっちゃってて……////

という話を少なくとも5回は聞いてもらいました!


というわけで、6/16に開催の第三回静岡文学マルシェに参加してまいりました。
ご参加のみなさん、お話してくださったみなさん、運営スタッフのみなさん、この度は本当にありがとうございました。
土砂降りの雨に濡れながらのクレマチスの丘→前夜祭と通しての参加だったのですが、とても楽しかったです。
過去二回は委託参加で、前回はゼロ冊だったりして、まあ色々思いつつもイベントの雰囲気やおいしそうなものに心惹かれたのでこれは現地で楽しもう! 静岡で遊びたいし! わたしは熱海に行きたい! と直参を決意しました。


【前夜祭】



クレマチスの丘でのびしょ濡れトラブルを乗り越え(お庭散策していた時間が豪雨)(悲しすぎて静岡で長靴買いました静岡の街をウロウロしてから前夜祭会場にとうちゃーく!
わたしがたどり着いた頃にはお知り合いのみなさんが既にそれぞれ固まっていらして、初対面の方に囲まれてあんまりうまくおしゃべりできなかったため、途中で立ち寄ってくださった徒川さんの気さくなおしゃべりに助けていただきました。
「この卓のひとたちみんな見つめ合うとすなおにおしゃべりできないんです」(すこし大人しめの人たちが集まっていた)などと言っておりましたのはぼくです。
いや、わたしほぼ人見知りしないんですけど自分のことをまったく知らない人と話すのって得意じゃないの……自ら率先して自己開示して話をするのが好きじゃないコミュ障なんですよ。
(だから会社で誰とも仲良くないの。笑)




当日のアピールタイム、せっかくだから出ておくべきではと思ったけれどしょうじきテンションが低いのでどこを見て何を喋るといいのかよくわからない。笑
「高梨來です。ジャンルはBLと広義のBLです。(中略)関係ないんですけど服が好きなのでおしゃれしてきた方は見せに来てください

それがいちばん大事だもの。笑

お仕事終わりに来られたキヨムさんと合流させてもらい(しょうじきホッとしました。笑)、スイーツで〆てからホテルに戻りました。


【いざ当日】
前夜祭、当日ともに「静マルは家族経営のアットホームな会社」ということを主催の徒川さんはおっしゃっておりましたが(実際に添嶋さんファミリーが全面参加されてらっしゃったりもする)静岡という地域を盛り上げること、アマチュア文学もまた『文化、芸術表現』のひとつであるというコンセプトを高らかに掲げてリラックスできる居心地の良い空間を作ってくださっているのがとてもすてきでした。
地方イベントのこういう開かれた雰囲気はすごく魅力的で、ああいった自分の好きな雰囲気のイベントで自分の本を置いてもらえるとすてきよね、と参加したい気持ちになったのです。
でもね、悲しくなるほど合わないんですよ、客層が。

同人誌は自分が影響を受けた好きなもののすてきだと思うところ、好きなところを知ってほしい、わたしの大切な宝物から受け取ったものがこれなんです、と伝えるための表現活動だとわたしは思っています。
なので自分なりに工夫して、書いてるものはどう見てもBLですが、BLを積極的に読まない人にも興味を持ってもらいたかったんですけど……うん。(前回委託でゼロだった人)


 

しかし今回は色んな方に広く届けられる可能性が詰まったおやすみアンソロ!(好評です!)手製本で中身も文章も鮮やかで繊細な世界を作ったデッフラ!(好評です!)、この2冊の流れを汲んだ凝りに凝った仕様の新刊Small town talks! これはいい本だ! そして青春小説のひとつとして読んでほしいジェミニ! これもいい本なんだ! ほどけないは大好きで大切でいい本だけどR18は避けられるから持っていかない! 
自分の中ではいけるやろ、と思ったラインナップでした。


 

静マルはよりわかりやすい訴求ポイントがあるといいのかな、と思ったのでポップを簡単に作ってみました。
BLだから、と身構えずに気軽に手に取って欲しかったのでジェミニには「はじめての方に」ポップをつけています。


前日夜にカーディガンを落としてしまい(スノドカフェに忘れていた)、朝イチGUでゲット。
もったいないから、と道に迷いながら歩いていると強風でせっかくブローした髪がぐしゃぐしゃになり、日よけストールはいつしか飛んでいき、日傘の骨がピンチ。
タクシー乗ればよかった、と後悔してどうにかたどり着き、テンパりながら設営。


荷ほどきして、本を並べて…あれ、疲れてるからかなぜか棚が組み立てられない。

「棚の組み方がわからなくなりました…(しゅん)」
キヨムさん「やりましょうか?」

キヨムさんのおかげで組み立てられました。ありがとうございます。
ではでは見本誌コーナーにいかねば…あ、ナギノさんだ。鳥柄? のお洋服かわいい〜。

「ナギノせんしゅうー!」(ぶんぶん手を振る)

そんなこんなで設営完了しました。



「忍のおえかき飾ってくれたんだよ」
周くん「知らないで見た人はどう思うんだろうな」

なんかあまぶんとか静マル規模ならありな気がして。



「イベント終わってからイベントで会ったみんなのことも描かせてもらいました」
周くん「らいさん熱海帰りだから頭に温泉マークついてんだな」



実駒さん→キヨムさん→わたしの並びは扱いジャンル的に自然に生まれたのでしょうが、合体じゃないのにお知り合いと連結してもらえるのは心強〜い。
そしてお向かいにはくらげさんがいるぞ!

「わーいくらげさーん!」(うれしくてブンブン手を振りながら声をかけるわたし)


当日は表通りにお店がたくさん出てのマルシェが開催されており(流れで来て欲しくて日程をぶつけた、とのこと)賑わっております。
主催者さんのマイクパフォーマンスも特徴的で楽しいイベントでしたが、添嶋さんの「スノドカフェのマフィンが焼きたてです」にはめちゃめちゃ笑いました。ほっこり〜。
わたしは結局行きそびれてスノドカフェブースには立ち寄れないままでしたが、違うところで満喫したしいいかなって。
マフィンね、お値段が結構デラックスだったし。笑

会場を出てすぐ、通りには美味しいもののお店がたくさん! とはお聞きしていたのでわたしもお茶屋さんのかき氷を食べたり、最近できたばかりのコッペパンやさんに行ったり、キヨムさんのブースの売り子さんをされていたトロさんにお願いしてパフェを食べたり、とたくさん美味しいものに恵まれました。

そんなこんなで会場を出入りしていたところ、入り口ではスタッフさんがしきりに呼び込みを行っております。すてきなポスターとスタッフさんのがんばりもあってか、ふらっと立ち寄られた方も多かったのかな?そしてお子さん連れの方などがおおい〜。
R18本の見本誌はスペースのみで閲覧、というのもその辺の配慮かな。


地方都市のこじんまりとしたイベントは都市部の文フリほどの集客は望めませんが、如何にうまく企画を練って宣伝して数字を伸ばすか(そしてその競争を煽る主催者よ…)と、いう感じになりつつある大型イベントにはないリラックス感が魅力ですね。
ほうぼうからはお隣さん同士の楽しいおしゃべりが聞こえ、他イベントでおなじみの方とも初めましての方ともなんだかのんびり楽しくお話しできました。
ここで初めてお会いできてよかったなぁ、と思ったり。
この広さだといつもなら買い物リスト片手に駆け足になりがちor広すぎて周りきれなくて撤収タイムにやっと会える笑 見知った方たちともワイワイお話できるのです。
大型イベントの追い立てられるムードを抜きに『みんなであの場の空気を楽しんで和気藹々』が実現するのが素敵ですね。
続々とお会いできたフォロワーさんたちを前に、エンドレスに会いたかったー! って歌いたくなっちゃう。



今回の大型イベント!のひとつは蒼衣アンソロでもお世話になりました服部匠さんとお会いすることでした。わーい。



「匠さんのお誕生日会の絵、匠さんにあげてねって渡してきたんだよ。お誕生日の人が持ってるのがいいもんね」



「そしてこれは匠さんのために作ってきた新刊です!」
匠さん「そんな気配一切なかったですよね!?」
「この(出来たそばからうれしくて見せびらかしたくなる)わたしが黙っていました!(ドヤ顔)」

でも匂わせ行為はしてたの。笑



お話はこちらにアップしました。

まあ今回も蒼衣さんが拗らせてるんですけど(笑)アンソロに続いてBLの国の住人としての仕事を果たしたというかなんというか。
ゆうても蒼衣さんが現状ではどうしても『(恋愛感情ではないにせよ、絆を結びたい唯一無二の相手として)八代さんが一番好きで、ふたりの気持ちには温度差がある』は原作準拠だから仕方ないと思うんです。笑

「蒼衣さん最終回でプロポーズ(広義の意味で)してましたもんねえ」

今後の蒼衣さんの行く末はシーズン2に期待ですね!

や、自分の話をさせて頂くと『これ、一応話としては<海吏は自分の気持ちに整理をつけてスタートラインに立ちました>ってとこで綺麗に終わってるけどまだ周りの人に話したくても話せてないことたくさんあるで、なんも解決してへんけどどないすんねや』って思ったので書き終えて割とすぐに二巻を書いて、そしたら忍が出てきたので新しいお話を書いたのですよね、わたしの場合。
蒼衣さんにもある日突然忍に出会ってしまったわたしと海吏のように(笑)なにか人生を揺るがさざるを得ない出会いがこれからあったりするのでしょうか。わくわくしちゃうね。

「蒼衣さんが美郷さんに『お幸せに』って恋路(広義の意味で)を応援されてて失礼ながらふいたんですけど推しに応援されるってどんな気持ち? ねえどんな気持ち?
匠さん「おふたりの方が年下なんですけど彼らは自己肯定感が強いので〜」
「悪霊払いとかの特殊なお仕事されてるぶん、人生経験深そうですもんね」

ほかにも色々楽しくお話しさせてもらいましたが、どこまで話していいのかわからないのでナイショナイショ。


さて、今回はイケるのでは!? 静マル映えでは!? と思ったラインナップでの参加だったわけですが……
フォロワーさんが新刊を買いに来てくださり……逆に言うとフォロワーさん以外には新刊がまったく出ず……既刊はほぼ動かず……。

お世辞でもなんでもなく、タイムラインを通して出会ったみなさんのお人柄や作られる作品がわたしは本当に大好きです。
大好きで尊敬している方々とお話させてもらえること、あまつさえ自分の本に興味を持ってもらえることは、忘れがちですけれどとてもうれしくて誇らしいことです。
とはいえ、イベントに参加するとき、まだ見ぬ新しく自分の作品を知ってくださる方、興味を持ってくださる方との出会いを期待していて、だからこそより良い作品を作ることと共に、新しく目に留めてもらうための広報を頑張っているのです。
……何がそんなにダメだったんでしょうね、うん。
すごく楽しかったんですけど、どうしてもやっぱりしこりが残らざるを得ないです。




今回の本はおやすみアンソロから地続きになっている…というか、少し前に書いていたシリーズものの語り手とおやすみアンソロに登場した旅人の彼の出会いを書き下ろしのお話の中で書きました。
人生という名の旅を通してあまたの人々と出会い、別れ、そこで手にした宝物を胸に抱き、語り継いで生きていくこと=物語ること というのをおやすみの時からテーマにしていて、今回もそういったことをテーマに本を作りました。
旅人の残した手帖のような、引き出しにしまった大切な人が遠い場所から送ってくれた手紙のような本にしたくて、印刷所では作ってもらえない仕様だろうからとせっせと手製本しました。
お話と共に、旅人と彼の親友がそれぞれに書いた手紙がセットになっています。
語り手である彼が目にした光景のその先に続いている物語を辿っていただければうれしいです。

わたしは旅が好きなので旅先のイベントで旅をテーマにした特別に力を入れた本が出せたこと、それを楽しみに手にとってくださる方がいらしたことはほんとうに嬉しかったです。
いい本なんです。(きっぱり)



そして短歌カードが今回も好評で嬉しかったです。
わたしの短歌は特別にばずることもないので大して上手くないと思うんですが(小説もそうですけど)(ばずる=作品が優れている証のひとつではあるけど、そこにばかり囚われていてはいけない!)、自信を持って送り出しているものを楽しんでもらえるのはやっぱりうれしいですね。

短歌には小説の延長で自作のキャラクターを反映しているものもあれば、じつはこっそり好きな作品のキャラクターを思い浮かべて詠んだものが多数あります。
敢えてタグはつけずに書いていますが、どこの誰なのかわからなくとも、読んでくださった方の心に響く風景として波紋を落とすことができればうれしいな。
目標だった100首に到達したのでこんどは短歌の本が作ってみたいです。
本作ったらどうですか、って言ってもらえたのもうれしかったですね。えへへ。



このポスターも実は推しカプ二次創作だよ。笑



わたしがしばらくテキレボに直参していないのもあり、関西でもおなじみの方、初めましての方からなかなかお会いできない方までさまざまな方とお話させていただけたのが何よりもの旅の収穫でした。
(この手のイベントに出て毎回思うのはテキレボに出てる方は地方イベントにも出ていらして、文フリにしか出られない方はとことん文フリでしかお会いできない感じですよね? なのでどこも割と縮小版テキレボになってる気がします)(悪いとは言っていない)
相変わらずほうぼうでお姉さんお洋服すてきですねってやってたんですけど(笑)
みなさんおやさしいのでわたしにも服かわいいですねって言ってくださったうれしい〜。

「ありがとうございます、そうなんですよ〜(真顔)

服がかわいいのはまぎれもない事実で自信があります。笑
ノーメイクで普段着で会社に行く自分とお休みの日にバキバキにメイクしておしゃれして出かける自分は別人くらいのつもりでいるんですが(バキバキに武装してお仕事に行くのがスイッチになる方もいらっしゃるのでしょう)服装は気合の具現化なので強そうに仕上がったら休日のおしゃれ完了です。
あれ、なんの話をしてたんだっけ。

それにしてもおおっぴらじゃ言えない本音トークも含めて(笑)イベントで色々とお話させてもらえるのはやっぱり楽しいですね。
本は交流のためのツールじゃないのに実質的に即売会が『自己紹介のツール』の交換会みたいになってないかなってモヤモヤすることも正直あるんですけれど、書き手として『皆がそれぞれに持ち寄った発想を発信し合う』場所にいられること、日常生活を過ごしていると出会えないであろう様々な方に出会えること、皆様の思いに触れられることは特別にうれしくて誇らしいことだなぁと思いました。
そういった場を生み出してくださる主催者様方にはどれだけ感謝してもしきれないです。

ぬののふくに木の棒の初期装備で会社に行って(ひそかなお楽しみにバンTとか着て行きますけど)日常生活で会う人たちと接しているわたしとさまざまなものに触れて考えたり感じたりすることを持ち帰って見つめ直すわたしと頭にリボンを乗せておでかけするわたしはぜんぶおなじわたしだけれど、それぞれに存在するレイヤーの階層が異なっています。
当然のことなんですけれど、一対一で心の中で対話しているわたしと人前でお話をしているわたしは地続きの存在だけれどレイヤーの階層が違うゆえに、『高梨來』として不特定多数の人とお会いできる機会を頂けるのは楽しい反面、ねじれの位置に居るような居心地の悪さがどうしてもあります。
(そういったことへの疲弊に耐えられなくて人前に出ること、作品を発表することをやめてしまう人がいらっしゃるのにはわかりみしかない)
とはいえ、皆様と元気にお会いして楽しくお話しをしてもらえることはいつだってとてもうれしいんですけど。うん。

今回すごくありがたいお言葉を頂いてしまい、生身でそういったお声をかけてもらえたのが初めてだったので(作品を通して発信したことを受け留めていただけて、あまつさえ文字でお気持ちを伝えていただけた機会は多々あり、それはとてもありがたくて誇らしいことなのですが)ありがたいなあ、うれしいなあ、こうして生きていてよかったんだなぁとしみじみ思ってしまい、イベントが終わって仕事をしてる間もこれを書いてる間もありがたくて泣いております。
さまざまな違和感や不安で息苦しくなって泣くしかなかった時とは全然違うのでありがたいことです。
お会いできたみなさん大好きで尊敬していて感謝しているので忍ポイントを配ることくらいでしか感謝の気持ちを表す方法が思いつかない。笑

どうでもいいけどわたしが泣いてるって言ってる時は本当に泣いてるけどただの生理現象ですからね。
時々情緒がすこぶる安定していないだけです。



イベント後はおやすみを取って熱海で宿泊する予定だったため、15時ごろから縮小運営をはじめ、16時過ぎには会場を後にしました。
会場で受け取る予定だったおやすみアンソロ以外ですでにぎゅうぎゅうだったダンボールに荷物を詰めなおしたところ、蓋が閉まらなかったのでだんだんダンボールは手持ちで持って帰ることに。
ちゃんとイベントに合わせたカラーの本を作ってきたのになぁ。
何がダメだったのか反省すべき点が一切わからないのでほんきでがっかりしかないのですが、楽しかったからオールオッケーってことにします。




ホテルから歩いて5分のところで花火大会が見られて最高だったんでおすそ分け。
旅行の写真も溜まっているので旅日記でも作ろうかしらね。

素敵で楽しいイベントをありがとうございました、また来年もお邪魔させていただければうれしいです。

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11月の東京文フリで出した本からの再録です。


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