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調弦、午前三時

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満ちる夜

雨の夜のお話(あましの)
扇情的な描写はありませんが、ベッドシーンなのでR15相当。


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2022年もよろしくお願い致します。

こちらの記事は年末年始恒例企画創作TALK 2021_22に参加しています。

前回は振り返り、今回は年明けの展望の回です。
毎年勢いを増すばかりの大盛り上がりで現時点での記事数は160近く!? すごーい!
それだけたくさんの人たちが何らかの形で自分の創作に向き合っていて、言葉に残したいことがあるということも、それらを一覧で読ませてもらえることも素敵なことだなぁと思います。
ぱらぱら、皆さまの記事を読ませていただいているのですが、(当たり前ですけれど)好きな服がたくさん着られて楽しかったって話をしてるのがわたしくらいでばくしょうしました。笑 
浮いてる……毎年だけど今回もめちゃくちゃ浮いてる……笑

後半にかけてイベントが再開しつつあったり、オンラインイベントが定着してきて、『ニューノーマル』な状況下での楽しみ方が定着してきたのが去年のトピックだったんでしょうかね。
気をつけながら再開していかないと元には戻れない……とわかっていても、『極力喋らないでください、言葉を発さずにLINEなどで会話してください、アフターには行かないで解散しましょう』のアナウンスがイベンター側さんから出されているのを見るたびになんとも言えない気持ちになったのが2021年でした。
先行きの見えない生活のストレス×イベントあってこその活動だったのにオフライン創作イベントがない状況 はやっぱりみんなしんどいし、鼻先のニンジン的な萌えエネルギーの供給源としてのハマっている二次ジャンルの有無はコロナ時代の創作クラスタの生き方の違いに大きくかかわってくるのかなぁとも。
二次創作はずいぶん前に離れてしまって、いまは何もかもすべてが思い出、という感じなので懐かしくもまぶしいような、不思議な気持ちです。
一日も早くみんなが安心して行けるようになるといいね、ネットではなくオフでのジャンルオンリー……。

とにかく一日も早く前と同じように自由に好きなところに行きたいし旅行がしたい、友だちにも会いたいんですが、そのために出来ることは状況が本当に落ち着くまで出来るだけ友だちに会わないしイベントにもでない、なんですよね。
2023年に名古屋に巡回する和田誠展を楽しみにしているので、無事に健康的に生存することが引き続きの目標です。
自分の本を大切にしてくださる方の元に届けたいのですが、オンラインイベントにはあまり乗り気になれないし(オンイベで売りやすい類の作品ではないですし)、並べられなかった新刊をちゃんと自分のスペースに並べたくて、その時のために手持ち在庫が足りなくなると困るので(笑)これ以上積極的に売り込みは出来ないな、という感じです。

というわけで、一応目標を立てておきましょうか。



健康的に生存する
体が資本だと痛いほど実感させられたこの2年なので、引き続き気をつけて生き抜かねばと思います。

去年のには書いてないけどほぼ毎日の筋トレとともに週一の整体通いとほぼ月一の岩盤浴通いをしています。今後もセルフメンテナンスを欠かさずに、引き続き美容と健康を目指していきたいですね。
あと、今年はデパコスを買いに行きたい。健康とかんけえねえ!
マスク生活とはいえ、お化粧するのがますます楽しくなったので無理のない範囲で楽しく興味を持ったものを深堀してみたい。


小説を読んでもらいたい
そもそも宣伝して売らないと読んでもらえないんですが、(特に在庫が手薄になっている)「黒い犬」は手持ち在庫を確保しておくためにあんまり売りたくない…ので、まあ…積読になってるであろう本を読んでもらえると、そして何かしらお言葉など頂けると嬉しいなって。
「黒い犬」は本になっていない番外編も含めてここですべて読めます

いいもの作ってるんだから読んでもらいたいなーって運を天に任せるだけでは仕方ないんですけどね。
元からあんまり小説を書かないし書けないので定期購読とかもできないしなぁ。
ソナーズさんにも興味はあるんですが(投稿サイトであまりにあまりにあまりにも読まれない)なんか前々からあの運営の発言や数々の姿勢には非常にモニョモニョするのでサービスを積極的に使いたいかと言うと……ウーン。(婉曲表現……になってないよ!


引き続き臆せずチャレンジ
今年もまだ行動の制限は求められると思いますが、行きたい場所に行って、やりたいことをやって、自分なりになりたい自分に近づけるように努力しながら楽しく過ごしたいです。
おめえほんと洋服の話ばっかしてんなって感じなんですけど、素敵な場所・お会いできる素敵な方にはずかしくない素敵な服でおめかししておでかけするのが最高に癒しなんですよね。
引き続き筋トレと肌のお手入れがんばろうっと。

もうすぐ憧れてた撮影を控えてるんです、楽しみ! うれしい!


コロナ禍にそろそろ慣れる
そもそもこんな狂った状況に慣れたくなんてないんですけど、いい加減にらい先生には元気を出して欲しい。らいさんはあましのがちっとも足りません!笑
なのでまあ、書きたい気分になったら諦めずに途中で投げ出さないを目標にします。

イベントにいつ出られるかわからない(そろそろいい加減に文フリ大阪に出たい)からっていうのもあるし、何よりも大切で自分のブースのいちばん目立つ場所におきたい本を並べられてないんだから印刷所に頼む形での新刊はまだ作りたくありません。
通販オンリーで売り切るのは……わたしにそこまでの固定ファンがいなくて無理だから……(さらさらの砂になる……
のでまぁ……小説を書いても……わたしが何度も読み返すためにウェブにあげてるんだからそれでいいやという強い気持ち・強い愛でいくしかないですね……。
(正直去年書いた小説にあまりにリアクションがなさすぎていじけました)
(でも作品はとてもよかったし最高に気に入った本になったんだから、らい先生元気出して)


おしゃれしてお友だちとお出かけして一緒に写真撮ってもらったりしたい
いっしょに遊んでくれる皆さん個性的でおしゃれで素敵なんですけど、バチバチにおめかししてお出かけって機会はあんまりなく、なんとなくはずかしくて写真を撮ってもらう機会もなかったので、(こんな状況下ですが)夢が叶うといいなあって。
この二年くらいではじめてドレスを着てセットサロンに行ったの……ひとりで……(楽しかったけどやっぱりちょっと寂しいからこんどはお友だちもいっしょに行きたい)

ばちばちにおしゃれした日にお写真を撮影してもらうとすっごく楽しいんですよね。去年にちょこちょこ撮っていただける機会に恵まれて、やっとその楽しさを知ったの。笑
出来るだけ写真に映りたくない、を克服しつつあるので今年はますますおしゃれした日の楽しい思い出を残せるようになりたいです。
だからどうにか気兼ねなくお出かけしたりお友だちを誘える状況になって……。


なんかしら新しい小説が書けるといいね
何か考えたり感じたこと、向き合いたい/乗り越えていきたいと思うことを形にしていくことがわたしにとっての創作活動との付き合い方なので、今年も何かしら新しいものを残せるといいなぁと思います。
そしてそれがどなたかに受け止めてもらえたと言う実感が……とてもほしい。


なにか人様と創作企画をやりたい
企画書を作ってお願いしたい人に頼んでみるor参加したい人を募るのが結局のところいい、というかそれしかないんだろうな〜〜〜ってわかってはいるんですが……。
なにかしら共作をしてみたい、とはずっと思っています。
おやすみも皆さん素晴らしい作品を提供してくださりましたが、ダレンはますます素晴らしい作品が集まった自慢の一冊になって(だから思ったように頒布できてなくて死ぬほど悔しい)、ああいう形の「同一テーマ」から一歩踏み込んだ企画はまたいつかやりたいです。

あと、自分の好きな作品を書かれる方の解説を担当させていただきたいです。


もしも出られたら今年こそ2020年の文フリ大阪のやり直し
コロナがまだまだ消滅しそうにないからいつなら落ち着いてるのかがほんとうにわかんないんですけど……そろそろほら、経口薬がって話もあって……。



*


相変わらず皆さんと違って創作の話ほとんどないやんけ、という感じなのですが、わたしが生きているということそのものが創作なので……(でけえ口叩きやがって

愛について考えることで救われているので、これからもずっと愛のことを考えていたいし、受け取ったたくさんの愛や宝物に報いる生き方をしていきたい、というのが引き続きの目標です。
自分に愛を与えてくれた人からの気持ちにちゃんと気づけるようでありたいし、応えられる自分でありたい。そのことを忘れずにいられたらきっと大丈夫なんだろうなと。

読んでくださってありがとうございました。ここまで、拙い言葉に耳を傾けてくださったあなたのくれた愛に報いることが出来るように生きていきたいです。またどこかでお会いできますように。感謝と愛を込めて。


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(ちょっとだけ)あたらしい世界!【2021年振り返り】



「こんにちは!今年も忍とらいさんとみんなの楽しいクリスマス会を描かせてもらったから見てください」
周くん「毎年のことなんですが、タグから来てくださった方初めての方にはいきなりよくわからないものをお見せしてすみません」


忍は拙作の小説「ほどけない体温」に登場するキャラクターです。(周くんは彼氏という名の保護者です)
なぜかフォロワーさんの絵を描いたりわたしのブログで進行役を務めてくれることでおなじみなのですが、なぜそうなったかのはわたしにもよくわかりませんがなんか面白いからいいかなってことにしています。


こちらの記事は年末年始恒例企画創作TALK 2021_22に参加しています。
毎回無駄に長いし役に立つことは書いてありませんのでご理解いただけますようにお願い致します。
参考までに去年までの振り返りは毎年こんな感じだったようです。

☆2020年☆
☆2019年☆
☆2018年☆
☆2017年☆


毎年のことですが、創作に関係なければ役に立たないことばっかりだし、わたしがきっと参加者さんの中でいちばん無駄に長いです。笑


【自己紹介】
高梨來は2014年から文学フリマに出展するようになり、一次創作文芸同人誌即売会を中心に活動しています。
趣味はカフェや美術館巡り、魂がオリーブ少女の形をしている可愛いお洋服の好きなおたくです。


【ざっくりとした雑感】
去年に増してすごくしんどかった……なぜなら一年のほとんどが緊急事態宣言下だったもの。

1月に東京で開催されていた石岡瑛子展と船越桂展にすごくすごく行きたくて、奇跡的に感染状況がすこしは落ち着いていたら東京に行けないだろうかと思っていたのですが、絶望的な状況だったので我慢したところからスタートしました。
どうしても気になるイベントがあっても都会に出るのにめちゃめちゃに緊張感と罪悪感がすごい時期だったので、ちょっと駅前まで行ってくるねってふりをして普段着で出来るだけそそくさ駆け足で出かけていました。笑

コロナとの付き合い方はほんとうにその人の生活スタイルや健康状態に寄るものなので一概に「こうするべき」とは言えないし、一律で自粛だった催し事が再開されていったのはとても素晴らしいことだと思いますが、引き続き不安定な状況が続くことがすごくつらかったです。
(わたしの場合は)平穏無事な暮らしがあってこそ趣味を楽しむ心の余裕があるんだな、という感じで、音楽を聴いたり本を読んだり文章を書いたり、に没頭する気持ちにすこしもなれませんでした。
寝る前にちまちまバラエティやアニメを配信で見るくらいしか心の余裕がなかったなぁ。
会場に行けない人もいるからこそアーカイブありきの配信イベントが多く開催されるようになったことはエンタメ業界の大きな躍進で新しい可能性だよなあとも思うのですが、タブレットを持っていない(買う気もあんまりない)のであんまり見る気がしなくて。
買えば絶対に便利だと思うんですけど……うん。

緊急事態宣言が明けても、より感染力の高いデルタ株が大流行しているのでまだまだ油断出来る状態ではないからお友だちをお誘いして遊ぶことも出来ないし、健康状態に自信がなければ数か月後の状況もわからないのでイベントには申し込めないし……仕方ないっちゃないけれど寂しいな、人恋しいなぁと思うばかりの日々でした。
おともだちと会ったのは三回、お茶にいったのはそのうち二回でした。




これは3月のロマアラの日に行った北浜の五感。
かわいい服と小物も買えたしおしゃれしてお買い物にいこうね、って約束してたらすぐに(もっと制限の厳しい)緊急事態宣言がきちゃった…。





なかよしのお友だちと行きたいところも見にいきたいものもたくさんあるのでお誘いできればそれがいちばんだけれど、会ったらゆっくりおしゃべりしたいし、一緒においしいものも食べに行きたくなっちゃうので(笑)もっぱら、状況を見ながらどうしても行きたかった展示などにひとりで遊びに行ってはおともだちにお土産をお送りさせてもらっていたのですが、贈り物のやり取りをさせてもらえるおともだちがいるのはすごくありがたいことだなぁと思いました。
少し前にハンドメイドのイベントに美術館帰りに立ち寄った際にはお友だちにクリスマスプレゼントをたくさん買ってまだ会えないお友だちには郵送で、久しぶりに会えたお友だちには直接お渡しさせていただきました。
プレゼントを探すのは自分の買いものとはまた違う楽しさがありますね。

秋になって一気に感染状況が落ち着いたかな……? と思っていたらここへきてオミクロン株の大流行がやってきたあたり、気が滅入るばかりですが、ウイルス自体は弱毒化しつつあるらしい×ワクチンはあるし、特効薬も出来つつある と、去年の今ごろよりはずうっと明るい兆しも見えてきたので来年にはおともだちと楽しい思い出をもっと作れたらいいのになと思っています。



「女子会だから忍はお留守番だけどクリスマスカード描かせてもらったんだよ」
周くん「だから得意げな顔してるんだな」



【テーマは美容と健康】
デルタ株には布マスクでは効力がない→ご近所歩きには自家製布マスクだったけど紙製にしなきゃダメね!→めっちゃ肌荒れるやんけ→皮膚科に救いを求める&先人の知恵を借りてスキンケアに力を入れるようになる→感染対策には韓国製のマスクが有効でQoo10で個人輸入で買えばいいらしい→韓国コスメ楽しいしメイクも楽しい~。

在宅ワークだと体がバッキバキ!コロナの前に運動不足で死ぬ気がする!→ジムに行ってサーキットトレーニングをはじめる→オリンピック中継でいつも見てるNHKの20時台のバラエティがなくて暇だからスマホで動画みながらおうちでも筋トレ体操を始める(習慣になったので終わってからやってます。笑)(家族に乾杯と日本人のお名前とカネオくんがすきだよ)

本格的な食事制限などはしていないので激やせはしていませんが、着実に筋力はアップしてじゃっかんスッキリしました。
健康を意識して、もありますが、同人誌即売会という自分が心を込めて送り出した成果物を受け取ってもらえる場に参加できないぶん、頑張った分だけ成果が目に見えて現れることに励まされるっていうのは大きいんだと思います。
二年ぶりのライブ(昼公演×感染の落ち着いた10月開催だったので行けた!)でニ年ぶりに会ったお友だちにすっきりしたね、お洋服かわいいねって言ってもらえてすごくうれしかったし元気がでました。
そうなの、すてきなお洋服がもっと似合うようになりたくていろいろしてるの。笑


【あたらしい世界のおはなし】
憧れのままだったこと、にいろいろチャレンジしてみたのが2021年の大きな変化でした。
具体的には。

・ずうっと素敵だなと思っていたブランドの展示会に行きました
・インディーズのデザイナーさんのお洋服や靴を買わせていただきました
・行ってみたかった美容院に行きました
・ヘアメイクをお願いして変身写真を撮ってもらいました
・レースのかわいい着物を着つけてもらってあこがれの長楽館に行きました

踏み出せなかったのは体験にお金を払うのに金銭感覚の面で抵抗感があったから、自分の容姿への自信のなさも含めて分不相応に感じていたから、などなど。
自分にとってのイベントは普段会えない方にたくさんお会いできるハレの場=おしゃれしていくお楽しみパーティーだと思っているのですが、イベントや旅行などの非日常のお楽しみが奪われてしまったストレスの反動×「いつかきっと」の後回しではいつまでも憧れのままになってしまう という危機感のようなものを感じたから、というのが踏み出すことになったきっかけかもしれません。

自分に100パーの自信があるとはまだまだ言えませんが(着てる服が死ぬほどかわいいし似合っている自信ならあります!笑)、したいおしゃれを思う存分楽しんでいる時の高揚感は何ものにも代え難い楽しさがあるし、手に取ってみたいと思わせてくれる美しくてわくわくするものに出会えたことがとっても嬉しいです。(近い数年の間に『最近着たい服がないな』と思っていた時期があったから余計に)
モード系のファッションのお好きな方がハイブランドの素敵な靴を思い切って買ったエピソードがTwitterでバズっていたり、周りのお友だちからも高嶺の花だと憧れのままだった靴や服を買った報告を聞いたりと、コロナ二年目のいまだからこそ思い切り好きな物を楽しみたい、美しくてワクワクする物を生み出してくださるクリエイターさんを応援したい、の気持ちの高まりがあったのかも。



17年ぶりの再結成ライブの日に着ていった大好きなはるかきみへさんのドレス。




アスカさんとおそろいのMABTAKI美雨さんのお花の宿る靴
アスカさんとはマフラーもおそろいだったんです、えへへ。自分の好きなものがお友だちにも広まるのはとっても嬉しい。


好きな服を着ているとほめてもらえてうれしかったって毎年言ってる気がするんですけど(だってうれしいんだもん。笑)最近いろんなお店やさんでめちゃめちゃほめてもらえて、ほめられるとやっぱり自信につながって生きていきやすくなるなぁと思います。
ほめてもらえたことで自分の憧れている素敵な世界に受け入れてもらえた、みたいな気持ちになれた、というのが大きいんだと思います。
こんな事態になってしまったからこそ余計に、たとえ友だちを誘えなくても素敵な場所に合わせてとびきりおしゃれをして遊びに行きたい、張り切っておしゃれをした日にお写真を撮ってもらいたいし、すてきな人とお写真を一緒に撮ってもらえるとすごくうれしい(ので、写りがよく見えるポーズを研究しないと。笑)と思えるようになったのが大きな変化です。
写真に撮られると魂抜かれて死ぬ、くらいに写真恐怖症だったのにね。笑







可愛いお着物とヘアセットは奈々屋さんでお願いしました。


長楽館は『モダン建築の京都』展に行くからうんとおしゃれしてモダン建築の代表格にお茶しに行きたい! と思ったことがきっかけ。すてきな場所におしゃれしてお出かけすると誇らしいし楽しいですね。
ただまあ、ひとりだと写真を撮ってくれる人がいないんですよ。(あたりまえ)
係の人とか……みんな忙しそうだしはずかしいし……笑
(でもこないだ手塚治虫記念館でお願いできた!えらい!笑)
ほんとはお友だちと行けたらいいな、おしゃれして一緒に写真撮りたいなって思うんですけどね。来年以降はもっとお友だちと遊べるようになっていてほしいし、長楽館にもお友だちと一緒に行きたいです。
らいさん着物レンタルもドレス着てヘアセットしてもらってのアフタヌーン茶もひとりでいったのやで。(寂しいけど仕方ないね)(だってかわいくしてもらうと楽しいじゃん)

『女の子はみんなお姫様』とは言いますが、『お姫様みたいになりたい』の憧れを抱いた時に力を貸してくれる人や場所がたくさんあるのは素敵なことだなぁと思います。
お姫様はこの二年ソロ活動が主なので早く他国のお姫様と気兼ねなく交流できるようになりたいです。笑


【第一回ステキブンゲイ大賞の三次選考に落選しました】



去年5年ぶりに書いた長編の「黒い犬」が第一回ステキブンゲイ大賞で三次選考まで残していただきました。確か最終的に六次先行くらいしてたような……確かめるのめんどくさい。笑

カクヨムの賞に形だけエントリー→選外
BL小説の賞→(かなり優しいから大抵の人なら通る審査で)二次選考落ち

で、賞には縁がないままだったので大きな前進。
そもそもそんなに頻繁に書くことが思いつかないし、題材に沿ったものを書くのも得意じゃないので公募の類には応募したことがありませんでした。
せっかく長編が書けたんなら賞に出してみたら? とお友だちにアドバイスをいただき、締め切り当日に(笑)滑り込みました。

一次、二次、とまさかの通過にびっくりし、どぎまぎしていたところ、結果は三次止まり。
まぁわかっていたとは言え、賞に向けて書いたわけでもなければ全文公開していてもほぼリアクションはなかったのに(笑)ここまで残れたことは大きな自信につながりました。

(わたしの浅ーーーーい見解なのでただの偏見だったらおはずかしい話ですけれど)
公募の類、特にウェブの賞は基本的にライトノベルやライト文芸で出版出来る候補になる作品を探しているものだと思います。
この話、そういった点ではまったくもって商業向けではないんですよ。
なので初めから「通るはずがあるわけないけれどまあ出すだけだしておくか」くらいのつもりでした。
加えて、わたしは自分の小説を『うまい』と言ってもらえることがほとんどないこと、ウェブでは完全に埋もれてしまって反響がほぼないことが長い間コンプレックスになっていました。

おそらくわたしの小説はそれほどうまくもなければ時流に乗れる作風でもないし、ウェブ小説の読者さんにはあまり読んでもらえないようだけれど下読みの審査の方には何か光るものを見つけてもらえたのかもしれない。だからこそ1/10までは残してもらえたのかもしれない。
それはきっとすごいことで、胸を張っていいことなんだと思います。



【やっとイベント参加の話】
そんな感じで(?)制限のある日々の中、リアルでのイベント参加は控えたままの一年を過ごしました。

■1月~3月 テキレボEX2
1月末で終わる、と正直言ってひと安心だったところにまさかの緊急事態宣言による延長……。
だったら追加募集も新刊での参加も募ってより盛り上げよう! となったパワーは素晴らしいなぁと思います。
→イベント感想




追加の本は作りませんでしたが、ちょうど年明けに好きなキャラクターのお誕生日が続けざまにあったので短歌を詠んでおまけのポストカードにしました。
はずかしいので……ジャンルとキャラ名は書けなかったね……笑
わくおたに入れたところ、お好きだと言っていただけてすごくうれしかったです。
(公式のハッシュタグでそっと投稿したらファンの人に見つけてもらえてうれしかったの)
憧れの二次創作短歌ですよ、えへへ。




追加期間によってさらに注文が増えたことはもちろんですが、特典用に新しい物を作ったりかわいく梱包したりと、やりたいこと・やることができたのは結果的にありがたかったのかも。


■3月 そこの路地入ったとこ文庫
記念すべき第一回がわたしの誕生日に開催!
あらゆる意味でイベント参加が難しい人への配慮が行き届いているところ、おまとめ通販の利用できるところ、年間スケジュールが事前に出されているところなど、至れり尽くせりでほんとうによく考えてくださっているのでありがたい限り。

→イベント感想





またうまく都合がつけば覗きに行けるといいんだけどなぁ、という感じ。



■7月31日~8月29日 zine zine zine2021



富山県射水市の元郵便局を改装した雰囲気の良いセレクト本屋さんでの開催でテーマは「コロナ禍」ならぴったりの本を同時に開催中のあまぶんで新刊として出したのでこちらにもお邪魔しよう! という感じで参加させていただきました。
結果はなんと完売! 予想していなかったことなのですごくびっくりかつうれしかったです。

※本のことは後述致します。


■ 4/30〜7/30 尼崎文学だらけ テレ旅→ブックス
テキレボEXとちょうど入れ替わるようにスタートしたイベント。
作品と出会う楽しさを『ここでしかない』形で体現してくださるあまぶんイズムとしか言えないものは今回も健在!
本は随時発送(なので期間中に買って読む→推薦文を送る も可能!)、登録できる本は三冊までだけれどあとから追加することも、売り切れた際の追納も可能など、大型イベントとは異なったフレキシブルな対応が大変ユニークでした。

→イベント感想

今回からの新企画、ウェブラジオ番組アマビブにて「黒い犬」を取り上げていただき、たいへん嬉しかったです。


*

『参加できなかった去年の文フリ大阪合わせの大事な大事な本をどうにかちゃんと届けたい』はもう充分叶ったな、と思ったのでイベント参加はこれで打ち止めにしました。




【書店委託】
※現在はすべて在庫を引き上げ済みです。


■MOUNT ZINE 20



しばらくイベントに申し込めないし、せっかく最高のカバーイラストに、それに恥じない作品を作ったから素敵なお店に並べてもらいたくて。
zineではないよな……という点はあまあ、お愛嬌です。笑

二度の緊急事態宣言による期間延長もあり、長期間お世話になりました。駒場のお店に行けたらいいなぁと思っていましたが、こんな状況なのでそれも叶わず。
ここから新しく知ってくださった方がいらしたことがとても嬉しかったです。

ウェブでずらっと並んだ品揃えが本当に個性的で『創作文芸』の世界とは切り口が違っていて、あの刺激的なラインナップに加わることができたのが嬉しかったです。
ティア向けのサークルの「らしさ」とも、文フリの「らしさ、ぽさ」とも違っていて、この面白さをぜひその場で手に取って見られればよかったのになぁと思う限り。


■大阪府枚方公園 ぽんつく堂さま

ぽんつく堂さま

お友だちの本棚を覗いているようなポリシーのしっかり感じられるこだわりセレクトのアットホームなお店。
文フリ京都の中止に伴い、救済企画として委託を募られていたので参加させていただきました。


■ 長崎県長崎市 ウニとスカッシュさま
新しく出来た本屋さんで委託を募っておられたのでお願いすることに。
本屋さんに本を並べてもらえて、行ったことのない長崎の方に届けてもらえたのがとても嬉しかったです。



月毎に売り上げ報告をいただき、とても丁寧にご対応いただきました。
コロナが明けたら行きたい場所候補です。

本屋さんでふと目に留まって……という瞬間が本当に大好きなので、店主さんたちのこだわりの詰まった素敵な棚を貸していただけてとても嬉しかったです。
すごく憧れるけれど自分から声をかけるのはなかなか勇気が……という感じだったので、どちらも委託を募っていただけてすごく感激しました。
これもまた、あたらしい世界の扉の一つだったのかも。



【作った本の話】
『出来れば新刊を一冊、現代の日本で恋愛をしない人のお話を』という目標を年始に掲げていて、その通りの本を一冊作りました。



あまぶんとzine zine zine2021の新刊。2月ごろからぼんやりと書き始め、本当に遅々として進まずにどうしたもんかと思っていたら6月ごろにどうにか書き上げることが出来ました。

初めての緊急事態宣言が飛び交う中、ふとベランダに出た主人公は時折顔を合わせる程度だった『お隣さん』が階下にいる女性の恋人と手を振り合う姿を目にしてしまい――というところから始まる物語。
もやもやとした息苦しい『いま』を生きている中で感じたことを残しておきたかったのかもしれません。

道永さん(主人公)は特定のセクシャリティを自認しているところは特になく、恋愛にあまり興味はないけれどそれで構わないと思っている人、として書いたつもりです。
遠峯さんのことはまぁ……ほのかな恋としか言いようがないんでしょうけれど、性的な希求はなければ成就を望んでいるわけでもないので自分でもいまひとつわからないし、そのままでいいと思っているんだろうなと。

『誰かをすごく大切だと思うこと』についての物語をいつも書いていたくて、もちろん愛を分け与え合える関係になれればとてもすてきだけれど、いつだって『理想的なハッピーエンド』を迎えられるとは限らない、という事を書きたかったんだと思います。

お話は全文読むことが出来ますのでもしご興味を持っていただけましたらどうぞ。




天かすさんのGUNDAM SEED ASTRAY/最カナの二次創作本の装丁のご依頼をお受けさせていただきました。
カップリングのイメージカラーやモチーフ・デザインのご希望をお聞きした上で途中経過を見ていただきながら調整を行い、仕上がったのがこちら ↑
気心の知れたお友だちの大切なご本作りにご指名をいただいてかかわらせていただけるのはとても嬉しいし、誇らしいですね。

サンプル、通販はこちらから。(※成人向け表現を含んだ内容となっております)


【書いた小説】
主に「ほどけない体温」の番外編の日常ネタを息抜きに書いています

むすんで、ひらいて
テキレボEX2の特典ペーパーから、バレンタインのふたり。

世界でいちばんすきな人
翌日わたしの誕生日だったから書いた周くんのお誕生日ネタ

花束をあげる
ホワイトデーねた

方舟と烏
「黒い犬」のディディの思い出といま

やさしい未来
2021年の「いま」の忍のお誕生日会

つないで、
「黒い犬」のリディアとアレンの邂逅のおはなし

sister
「ジェミニとほうき星」の海吏と春馬くんと彼らのお姉ちゃんのお話

たからもの/おくりもの
あまぶん444書「文房具」に寄せて

土曜の朝、8時23分/9時12分
あまぶん444書「雨」

てとて
ハンドマッサージのお話

I wish,you are.
クリスマスの朝の光景



とにかくずっと気が滅入っていて全然気力が湧かないので書けなかった……。書きかけで途中で飽きたものもたくさんあります。
どうにもならない閉塞感はずっと続いているし、なんていうかぶっちゃけわたしがあとで読んで楽しめればそれでいいではもういやになっちゃったんですね。
ほんとうにすごく楽しんで夢中になって……伝えたいことがあるから書いたのに……読んでもらえてる感じが全然しないから空しくなってなんもおもしろくなくなった……。
やっぱり正常に世界が機能していないと創作を楽しむ心の余裕がなくなるな、というのを感じました。

去年に引き続き誰よりも自分が読みたいのに書きたくなくなってしまい、そんな自分に落ち込んだ一年でした。
そんな感じなので、クリスマスのお話が書けたことも、読んでくださった方がいたことにもすごく励まされました。何よりものクリスマスプレゼントです。


【短歌】



2021年の自選5首はこんな感じでした。

「君だけが描ける光の中にいる」零れる愛で 満ちたりる部屋
神さまに愛された君を愛してる、たしかさだけで満ち足りた日々
飛ぶ夢をいつしか見なくなるのだろう。光る窓辺に落とした手紙
君の名を震える指でなぞる時、灯る光に愛と名付ける。
(おまじない)きみが悲しくならないよう、 睫毛に星を落としてあげる


日記のように日常を落とし込むことも、好きな作品の二次創作を短歌に落とし込むことも得意ではないので短歌としては邪道だなぁと思うのですが、心が動いた時、短歌の韻律だからこそ描ける景色があり、その楽しさの中で今年も遊べてよかったなあという気持ち。


*


去年に引き続いてですがどうにもならないことはならないままで、そんな中で引き続きたくさんの方に支えていただいたり救っていただけた一年だったな、と思います。
何もかもが果てしない昔に思える……全然あっという間だなんて気がしない。
コロナ禍も二年目になり、相変わらずため息だけで構成されたかのような毎日が長く続きましたが、素敵なお友だちの皆さんとは「落ち着いたらおしゃれしてお買い物やお茶に行こうね」の約束をたくさんしたので、それを実現できるように無事に生き延びることを来年も引き続き目標にしようと思います。
だって生きていたら17年ぶりにナタリーワイズが再結成したんですよ。(2021年最大の事件)

またアンソロをやりたいな、小説も書きたいしエッセイも書けるといいな、などと同人や創作方面での願望もありますが、こればっかりはもうどうにもならないんですよね。
なんせ、安心して文フリに出られるようにならないと何も始まらないので……。
(ウェブでは読んでもらえない、通販オンリーでは在庫があふれる、執筆のお誘いは来ない、委託イベントでウケない……ので、自分で本を作ってイベントに出ないと自分の創作を受け取ってくれる人がいない)
目標は小さく、今年のように途中で飽きて放り投げずにちゃんとあましのを書き上げることにしようと思います。
だってこれじゃああましのがぜんぜん足りないんだもん、高梨先生もっとちゃんと仕事してください。笑

これだけつらい! やってられない! って嘆いてばかりいたのにちゃんと楽しいことをあれやこれやと見つけていたこと、すこしの勇気を出してあたらしく飛び込んだ世界で心地よく過ごせたこと、すこしだけ前よりも自分のことを好きになれたことが2021年の何よりもの成果でした。
それもすべて、根っこにあるのはこうして文章を書くことで自分の気持ちに向き合ってきたこと、その道のりがあったからこそ出会えた大切なお友だちの支えがあったからだよな、とも。
(長くお付き合いしてくださっている方ならわかっていただけるかと思いますが、本当に年々明るく元気になってきてるんですよね。それもきっとみなさまのおかげです。)

これからも自分を、かかわってくれた人を大切にしたいし、幸せにしていきたい。その目標や夢を忘れずにいることを大事にしていけばいいんだと思います。
来年はまた、今年中にたどり着けなかった場所にいけますように。
そしてもっと自分のことを好きになれますように、大切な人に喜んでもらえますように。

ここまで読んでくださってほんとうにありがとうございました。
感謝と愛をこめて。




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いつかのふたりのクリスマスの朝の光景(あましの)




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