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調弦、午前三時

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文フリ東京お疲れ様でした。(委託参加させていただきました)

【ブログの本題に入る前に宣伝です】
高校時代の春馬くんと海吏のお話を書いたので読んでいただけるとうれしいです。
傷つかない





【文学フリマ東京にご参加の皆様おつかれさまでした。】





11月20日に開催された文学フリマ東京にご参加の皆様、お疲れ様でした。大盛況だったようで何よりです。
こちらのブログでは告知できておりませんでしたが、当日はおなやみアンソロにご参加くださったくまっこさんのブースに「ダレン」「黒い犬」の2冊の委託をお願いしておりました。
お目に留めてくださった皆様、そして何よりも委託をお申し出てくださったくまっこさん、本当にありがとうございます。
素敵なご縁をいただけてほんとうにうれしかったです。

くまっこさんに素敵な作品を寄稿いただいた「ダレン」と共に、(おこがましいのを承知の上で)「黒い犬」はくまっこさんの作品の世界のファンの方にも親しんでいただけるのではないかな、と思いました。
どちらも発行後にイベント参加を自粛しているため、東京文フリ、そして(いままでは主に委託頒布形式のイベントに参加していたため)、従来通りの出店者がブースを構えての対面頒布形式のイベントで本を並べさせていただいたのは思えば初めてでした。

同人イベントの形も多様なものとなり、『本』そのものと向き合える委託形式のイベントも随分増えてきたように感じます。
それぞれに良さがあり、楽しさがあるなあとは思うのですが、やっぱり一日限りのイベントの普段なら会えないさまざまな方に直接お会いできる非日常感や、作り手として売り場に立って作品を手渡せる時間は何よりも特別なもののように感じます。
色々な考えの変化からなんだかしんどくなってきた……という気持ちもありますが、書き手としての自分でいさせてくれる、受け皿になってくれる場所がわたしには対面イベントにしかなくて、そういった『場』があるからこそやっていけるところはあるのかな、と思っています。
現在の先の見えない状況が改善して、安心して暮らせるようになったら文フリにまた出たいです。




特にこの二冊は本当にたくさんの人たちのお力添えをお借りして作った大切な本なので、胸を張って自分のブースで本を売りたいなあと思っているのですが……いつになることやら。



【短歌のこと】
特に結社に所属することも短歌のコミュニティに関わることもなく、見よう見まねで浮かんだ時にだけ……という感じで4.5年ほどやっている短歌ですが、最近になってからというもの、家と駅を自転車で往復する間に短歌が浮かぶようになりました。

今年は短歌をまったく詠めてないな、短歌できるといいのやけどな。

「黒い犬」を題材に短歌を作れないか考えてみる

何かを掴んだらしく、短歌を量産出来るようになる





わたしの短歌の作り方は心象風景を捉える言葉がテトリスのように降ってくるので組み合わせて短歌にしている、というか短歌と言い張っているような感じなので、正統派の短歌ではないし、かといってニューウェーブ短歌として歌界で評価を受けられるものでもおそらくないだろうと思います。
そんなわたしが『短歌』として発表したものを見つけてくださる方がいらっしゃるTwitterの世界の懐の深さに救われているな……とつくづく思います。




画像にまとめると何かを作ったような達成感を得られる。

作ったのなら形にしたい気持ちはあるので、なにかしら短歌の本を作ってみたいな、(わたしの本はクセが強いので委託イベントに悉く向いていないように感じるのですが)、なにかお店に置いてもらえるような形での短歌の本を作ることはできないかな……というのをすこしだけ考えていたりもします。
予定は未定です。




短歌と小説を組み合わせた本は以前作りましたが、その時なりのベストな形だったのではといまでも思っているお気に入りの一冊です。
まだ在庫はあるのでイベントに出られたら並べたいな。



【売らない本の話】
Twitterを見てくださっている方はご存知かと思いますが(ようすがおかしくてほんとうにごめんなさい。笑)Free!の貴澄くんにすごくすごくハマっていて、カップリングは貴澄くんと日和くんの両片思いがわたしの中でアツイんですが、小説を多少なりとも書けるおたくははまった記念に本が作りたくなり、とはいえ、オンオフ共に参加できるイベントがないため売る場所がないのですね。

せやったら売らんかったらええねん。

というわけで、世界に2冊しかない非売品の本を作って渡してはお友だちに読んでもらっています。別カプなのに。笑



←一冊目 二冊目→

読んでもらいたい気持ちがないわけではないのですが、交流がど下手くそなので見ず知らずの世界に飛び込むのにびびってしまっているところが大きいです。
いちおうワールドワイドウェブにも上げてるんですが、ぽいぴくを巡回する人はどうやらほぼいないっぽくてですね。笑

素人の作品を読んでもらうためにはとにかく宣伝の工夫が(当然ながら後ろ盾のほとんどない状態で)必要で、その難しさ、しんどさに何年も向き合ってきたつもりです。
その結果得られた『届いてほしい人に届けられた』というよろこびに支えられて生きてきたところはありますが、トライアンドエラーの苦しさもどかしさは常に付き纏っていたように思います。(そういった苦悩も楽しさの一環なのだとは思いますが)

近年のこの色々な苦しい状況の中、『売る場所がないから』という理由もあり、印刷所に頼む形の本は一切作っていないのですが、思うように創作活動を出来ない状況に置かれている中で
『自分が書いていてなによりも楽しくて癒されるし、仲良しのおともだちが楽しんでくれるからそれでいい。見てくれる人を、買ってくれる人を増やすために頑張らなくたって別にいい』
という形での本作りにはなんだかすごく元気をもらえました。
これから売らない本の3冊目を作るのですが(原稿はもう書いた)、機会さえあれば売りたい気持ちはもちろんあります。笑
なにか参加できるイベントあるといいのにな……。


*


イベントへの出展も旅行も、ライブに行くこともほとんど控えて三年目になりますが、来月には大好きなミュージシャンの6年ぶりのライブのために三年ぶりに東京に行きます。
日に日に厳しい状況になりつつはありますが、無事に参加できますように。楽しい時間がすごせますように。
そして何より、とりとめもないこの記事を読んでくださったあなたのご多幸をお祈りします。
おつきあいありがとうございました。




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傷つかない

「ジェミニとほうき星」より、高校時代の春馬くんと海吏のお話。



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新刊発行のお知らせ

二年ぶりにあましの本を作りました。
イベント参加予定はオン・オフともに未定なのですが、どうしてもあましの本が作りたくて作りたくて仕方がなくなり(なぜならわたしがほしいから)、この度本を作りました。
二編とも思えば去年から書きかけていたものですが、世の中の不安定さに影響を受けてぷっつり書けなくなってしまい、長らく放っておいたものでした。




(こういう宣伝画像を作るのも久しぶりすぎてこれで合ってる? ってめっちゃ戸惑いました。笑)

自家通販にて通販のお申込みを受注販売にてお受けしております。
8月いっぱいの受付→9月半ばごろ発送となります。お申込みはメールフォームよりお受けしておりますので、よろしくお願いいたします。


合わせまして、二年前にテキレボエクストラ合わせで発行した本も再販します。
代理購入でしか入手できなかったので買いそびれた、この機会に…という方がいらっしゃったらうれしいです。リンク先はお試し読みです。




【R18】Nobody can,but you.
本編中の「例の事件」(と言ってわかるのだろうか…)のいざこざのあと、改めてちゃんと「恋愛」を始めよう、となったふたりの手探りの恋のはじまりのお話。




愛の名前
本編後、お散歩をしたりいい匂いのハンドクリームを塗りあったり、置き手紙に心を動かされたり……ゆるやかな日常を紡いでいきながらお互いの愛の在りかを確かめていく短めのお話が5編。


注文受付フォーム





収録している二編は、ポイピクに試し読みをおいてあります。
二作ともR18作品です。

Port / rait
忍のインスタのお話、8月28日まで全編公開中。

マチネのあとで
会社帰りの周くんとのホテルでのお泊りデート





書いている間も書き終わってからも、正直なところ、楽しい気持ちとは裏腹の複雑な感情がずっと心をふさいでいました。これに関しては自身がBLでラブシーンを書く時には避けて通れないものなので仕方ないのかな、とも思います。
(きちんと一から話をさせていただきたい気持ちはあるのですが、あんまりおいそれと話せる類のことではないので、叶う事ならお茶代を出させていただいて聞いてもらいたいと思うくらいです。笑)
自分が強く心を動かされる題材に向き合い続けること、自分にとって心から大切だと思えるものをまた新しく書けること、(わたし自身は自分の書くラブシーンの大半が手放しにハッピーなものだと思っていないので)(キュートでハッピーなエロスが魅力の楽しいラブシーンは読む分には大好きです)そういった経緯で書いたものを読んでくださる方・読みたいと思って下さる方がいらっしゃることはほんとうにありがたいことだと思います。

わたしが書きたいし読みたいから、という理由で何年たってもこうして書き続けているものを読んでくださる方、お心を寄せて下さる優しい方がたくさんいらっしゃることがいくら頭でわかっていても、(元からそうとは言え)反応がなかなか貰えない、この状況下ではめったに人様にお会いできない、イベント参加もずうっと自粛しているとなると......要するにものすごく寂しかったんですね。
この状況下ではどうにもならないとわかっていても、新しい手段に切り替えて……というのもそうそううまくはいかないし、伝えたいことがあったのにうまく伝わらなかった(気がする)というのがどうしても頭をもたげてしまい……すごく悲しくなり……。

いろいろな割り切れない気持ちに揺らされながらおそるおそると告知を出させていただいたのですが、複数の方がリツイートをいただいたり、早速ご注文をいただいたりと、すごく励まされました。
ほんとうにほんとうに、ありがとうございます。

お手元にお届けできるまでお時間をおかけてしまいますが、良いものをお届けできるようにご用意致します。
長めの試し読みもありますので、すこしでもご興味を持っていただけましたらまずはそちらからかどうぞよろしくお願い致します。


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then there is.

忍のアルバイト先での一場面


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花の降る道

りんちゃんと周くんがお散歩するお話



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