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調弦、午前三時

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第8回 Text-Revolutionsに委託参加させていただきました。

第8回Text-Revolutionsに「午前三時の音楽」として委託参加させていただきました。
運営の皆様、本を手にとってくださった皆様、告知などにお付き合い下さった皆様、おすすめコメントで後押しをしてくださった皆様、この度は本当にありがとうございました。


【テキレボとわたし】
気づけばサークル参加は第4回から直参/委託と形を変えながら続いていました。

・公式アンソロやユーザー企画に参加することで得られるお祭り体験が楽しい
・お買い物代行サービスによって、本を届けられるチャンスが広がる

というのがテキレボの特徴で、参加を決めた理由でしょうか。
とは言え、とにかく雑多なジャンルの本が立ち並ぶ総合見本市な文フリと違って規模がちいさいのがテキレボです。
イベントごとに当然、主催側が打ち出している特色、それによる『作風がウケる/ウケない』は如実に現れます。

べつにわたしのところはテキレボに参加することで『規模に反してすごくたくさん本が売れる』ことはまずないし、イベント前後のハッシュタグ祭りでたくさん取り上げてもらうこともありません。
端的に言って、客層にばっちり合っているかというとそうじゃないんですよねきっと…。

とは言え、テキレボには、参加することによって前述したような『本を手に取ってもらうチャンスを得る』ことに留まらない楽しさがあります。
(主に代行などで)テキレボでおやすみアンソロを買いたい人がいるかもしれないから委託を申し込もう、くらいの気持ちで申し込んだのが、今回のテキレボでした。


【参加企画など】

アンソロジーのテーマは花
ひとまずは既存の作品で、と仕事帰りの忍がお花を買って帰ってくるお話「flavors of life」を投稿させていただきましあ。
年明けに「おかわり!」と初めて2本目を投稿させてもらったのが忍とお花やさんのやり取りをメインに書いた「color of life」です。

やー、テキレボアンソロの感想って「読みました、ここがよかったです」って好意の集大成であって、本当に作品を気に入ってもらえた、次に繋がるかはそのうちのうんと少ない何割かだとは思うんですけど(斜に構えた発言)ネットに上げたりイベントごとに出してるあましのに個別に感想をもらえることってほぼ無いので「読んでもらえたかわからない」って寂しさはあるわけです。

寄せていただけたコメントひとつひとつに読んでくださった方の見つけてくださったもの、受け止めてくださったものが詰まっていてとても嬉しかったです。
読めや! でもって感想寄越せや! って言ってるわけじゃないのですよ…(めんどくさい彼女みたいになってきた


うそと本と
らしさんの企画してくださった「架空の誰かに成り代わって本を紹介する」一風変わったレビュー企画。
こちらにはわたしの架空の相互フォロワーゆきりんさんが「ほどけない体温」の、ジェミニとほうき星のいのりんがおやすみアンソロのレビューを書いてくれました。

みなさん架空のお知り合いの設定も切り口も凝りに凝っていて面白くてすごいなーと思いましたね。
ゆきりんの方は割と素直な「こんなお話だよ」の見どころレビューだと思います(ゆえに面白みはあんまりない。笑)
いのりんの書いてくれたレビューはすごく彼女らしい素敵な文章だと思うので、ジェミニを読んでくださった方、おやすみアンソロを読んでくださった方やこれから読まれる方に是非読んでいただけたら嬉しいなと思っています。

いや、書いてるのおまえやんって言われたらそれまでなんですけど(笑)わたしの書いてる小説のキャラクターはわたしとは違う人生を生きていて、わたしが持つことのできない強さと勇気と優しさと思いやりを持っている子達です。
わたしは彼らを心から尊敬して愛しているし、彼らが見つけてくれた『大切な人』を思う愛情の深さや、そこで教えてくれたいくつもの宝物のような気持ちにずっと励まされ続けています。
わたしがおやすみアンソロという本を皆さんのお力添えをもらって作ったことで得られた大切な気持ちを、わたしとは違う人生を生きる【伏姫祈吏】というひとりの女の子の視点から語ってもらえたこと、いちばん最初に書いた物語の中にいる十七歳の祈吏が手にすることの出来なかった『優しい答え』を聞かせてもらえたことを、わたしはとてもうれしく思っています。


【送り出した本の話、イベントまでの話】



いちばん新しいおやすみアンソロに加えてジェミニとほどけないの永遠のスタンダード(?)タイトルの三冊のラインナップを用意しました。
ジェミニはすごく大好きで大切なうちの看板だし、ほどけないはアンソロも関連作で出してるし。
ーーいや、タイムラインでぼんやりあましのがほのぼのいちゃついてるのを見てるぶんにはいいけど本編は読まなくていいやって思ってくださってくる方が一定数いらっしゃるのは知ってるんですけど、やっぱり読んでもらいたいじゃないですか。笑
そんなわたしも【お話のテーマの軸にあるのはずしっと重くて骨太な人間ドラマで、ラブシーンはあくまでデザート的なお楽しみ】って評判から興味が出てもそのデザートに食いつけないからって理由で読めないリストに入れてる本いくらだってありますもん…(言わんでいい本音が出た。笑)
※売れにくいのは知っているが出したいんや、という話をしたかった。笑


蒼衣アンソロに参加したよ

去年の秋ぐらいからウェブ上で盛り上がっていたのに乗って、作品の感想がわりのように寄せさせて頂いたジェミニ&ほどけないとのうちよそコラボ作品を本にして掲載したい&表紙をデザインしてほしい、と服部匠さんからお誘いを頂き、コラボ作品と装丁デザインで参加させて頂きました。
実質新刊ですよね!笑




n2coさんのロゴが華麗ですてき〜!

蒼衣さんと八代さんの築き上げた信頼関係の上に成り立つ様々な優しくて温かな絆が書き手さんたちならではの視点で綴られるとってもすてきなアンソロジーであり、作家さんたち固有の作品世界を覗かせてもらえる素敵なショウケースの役割も果たしてくれていると思います。
参加できて嬉しかったなあ。

テキレボといえば個性豊かな宣伝合戦が特徴なのでウケを狙ったこともありましたが(笑)躍起になって宣伝しなきゃっていうのは疲れちゃうのでやや控えめ気味に数度の告知をしました。
お品書きや告知のコメントを読んでもらえれば、わたしが大事にしてることが感性の合う方にはきっと届くんじゃないかな、と信じていたというのもあります。


【そして結果】
さて、戻ってきた荷物を確認しましょう。今回はがまんしたので代行は申し込んでいません。

おお〜〜……おお〜〜……?
初売り、とはいえ代行申し込みもほぼなかったおやすみアンソロが思いのほか出ています。
ぶっちゃけあんなに宣伝をがんばった東京文フリよりも委託なのに出ている。笑

・文フリ後に感想をくださったみなさんの評判から本を知ってもらえた
・東京会場では広すぎて回れなかったサークルさんがこの機会に手にとってくださった
・見本誌棚が見やすいので目に留めて貰えた

などでしょうか。
欠品も出さずに済んだし、このために申し込んだことを思えば良きことです。

…….個人誌、出ませんでしたね。

や、ほぼ毎回新しいサークルさんがいらっしゃるとはいえテキレボに集まるのって『いつものメンバー』で、わたしもその一員ですよね。
前段でも言った通り、わたしはそもそもそんなに人気がないですし……テキレボでは既に4.5回出していて、その度になんやかやと手にとって貰えていたわけでして。
だからこそ今回も新しい出会いがあればと思ったんですけど、『この場にはもうじゅうぶんに行き渡っていた』ってことなんでしょうね、きっと。

やっぱりねー、ちょっと落ち込みます。うん。

アンソロを読んでジェミニほどけないを読んでくださる方はまあいないと思うのですが(笑)(デッフラを合わせて手にとって下さる方はたくさんいらっしゃいました)どの本も、わたしにとってすごく大切で大事なことを形にしていることには変わりはありません。
これからも、新しい出会いがあればと思いながら大事に頒布していこうとおもいます。

いや、見栄えや受け入れられやすさからおやすみとデッフラに人気が集中するであろうことは覚悟してるんです。
だからこそジェミニやほどけないが出るとちょう〜〜〜〜うれしい〜〜〜。
広島ではジェミニがね、持ち込み分完売したんですよね。(えっへん)


【最後に次回予告】
5月の東京文フリは参加しませんが、庫内灯さんブースにておやすみアンソロを委託して頂く予定です。
次の直参イベントは6月の静岡文学マルシェを予定しています。
ここでは手製本の新刊が出る予定。
原稿は! きょう書き下ろし短編が書けました!(強気になっている)
おやすみアンソロのスピンオフのお話です。
ここにはひとまずほどけないは持っていかない予定です。読みたい人いないよね。笑

今年の頭にもちらっとお話ししましたが、ジェミニとほどけないシリーズがあるからこそこの何年もの間、ボーイズラブジャンルでイベントに出店することにこだわっていましたが、これから書く予定になっているのは『男の子同士の恋愛』の枠には収まらない愛のお話しなので9月の大阪文フリにはエンタメジャンルで申し込みをしました。
11月の文フリ東京にも参加予定ですが、その際もボーイズラブの島では申し込まない予定です。

……ジェミニとほどけないは変わらず持ち込むし、わたしの癒しとして月刊あましのはたぶん出るんですけど。笑

さて、この無駄に長いだけのあれやこれやを読んでくださった方は本当にいるのだろうか。
お付き合いくださりありがとうございました。
また何かしら琴線に触れるものを書くことが出来れば、そして願わくば、あなたに読んで頂くことができれば嬉しいです。

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第一回文学フリマ広島に参加させていただきました。


これはほんとうに出している留守番札

第一回文学フリマ広島に参加させていただきました。
主催の皆様、お立ち寄りくださった皆様ほんとうにありがとうございました。
ほんとうにびっくりするほど楽しくて楽しいなぁって百回くらい言ってたんですが、この数回のイベントといままでの遠征でいちばん楽しかったかもしれないです。


広島には前日入りして尾道→広島で観光して過ごしたのですが、食べ物はみんな美味しいしお店の方は親切で優しくて楽しいし、前日からすでにお腹いっぱい、こんなに満喫して明日本番のはずなのに大丈夫なのかしらという感じ。


これは帰ってからツイッターでバズっていた尾道のカフェしましまさんの紅茶プリンパフェ


これは午前10時午後3時さんでまどさんとおデートした時
この後サンモールできゃっきゃして広島BABYでお買い物しました。


これはまどさんとお別れしてからキモノグラースさんで買ったばら色の帽子のカチューシャ。


これは広島のキンコーズで刷ってきたポスター

背面スタンド買うほどでもないし、見やすいのはA3かしら(会場で見るとめっちゃ小さいけど)と思ったのでポスターはA3にしてみました。


お品書き。
一月末にインフルエンザで寝込んでからずっと体調が良くなかったので新しいものは断念して、せめてもの新作にテキレボアンソロの再録と短い読み切りの月刊あましの2月号を出しました。
本の種類もこのくらいがみやすいんでしょうね。


月刊あましのは今回もかわいいね!


ツイッターでもたくさん見ていただけた短歌カード第二弾

わたしはわりと事前に宣伝する派なので何度かお品書きを流したりなどして告知したのですが、その度に新しく反応をくださる見知らぬ方がいらして、当たり前なのですが、広島の人はわたしのことを知らない(ので、新しく手に取ってもらえるチャンスがあるのかもしれない)と思えてどきどきしておりました。
や、なんかもう関東関西ではみんな知り合い感覚みたいな…(それだけ知ってくださる方が増えたのはありがたいことです)
せっかく作ったアンソロが関西/関東の頒布に限られては届くチャンスが狭まってしまう気がしたので京都の出店を見送って広島に申し込んだ甲斐はあったのかな、と思いました。


【ここからやっと当日編】
さて、やっと慣れてきたのか20分ほどで支度が終わり(!)余裕で待ちます。
会場、広くて綺麗でぐるっと周りが見渡せます。空調の効きも程よくて快適!
BL島は2サークル欠席で空いてしまってちょっと寂しいですが、どうなることやら。
開場前、主催さんからのご挨拶。
広島では同人誌のイベントも少なく、そこでも漫画の本ばかりで文芸不毛の地。初開催でこれだけ集まったことがとても嬉しい。と、じゃっかんおぼつかないアナウンス。笑
き、緊張されてたのかな〜〜笑
他地方の主催さんたちも駆けつけてスタッフとして大活躍されていたようで、助け合いの優しさを感じます。



なんと10時半頃設営完了!

さてはて、設営して写真も撮れたし余裕で開始だわ〜と思っていたら開始1分後、全買いの女神様が現れたぞ!?
設営参加後、見本誌コーナーで読んで気に入ってくださったそうです。ありがとうございます。

その後も、規模の小さい地方開催=人が集まらない=結果に期待できないと思いきや何のその、地元のメディアでのアピールが功を奏したのか『面白そうだから来てみた』と、地元の方を中心に盛り上がっています。
もともとひっきりなしに大人気! ってサークルでもないのですが、見本誌コーナーで見てくださったというお客様がちょこちょこ立ち寄ってくださいます。うれしい〜。
これを売るぞ! と意気込んできたアンソロと共に、手製本×ワンコインが効いたのかデッフラがよく動きました。
結果、デッフラとジェミニは持ち込み分が少なめだったとはいえ完売!
わ〜〜うれしい〜〜。
ぶっちゃけた話、最大規模の東京文フリよりもだんぜん出てます……。
東京文フリな……大盛況なところとの温度差がすごいねんや……まじガラガラやったやで……。
まああれだけサークルが増えると飽和状態になるのは仕方ないんだと思います。
時間とお金は有限ですしねー。
たぶん東京大阪(京都もそうかな)の規模だと『盛り上がっていて勢いのあるジャンル』や、『作品や作者さんが注目されている』っていう強さがないと満員御礼大盛況! とはいかないのでしょうね。
結果、東京文フリは東京のお友達に会えて楽しかったね…という感想になりがちです。
イベントの楽しさにもきっといろいろあって、同人誌=同好の士と出会える場所なんだから仲良くしてくれる人がたくさん増えて楽しい、はその意義通りなんですけどね、きっと。

告知を見てうちの本を楽しみに来てくださってる方、作品を気に入って応援してくださってる方はびっくりするほどたくさんいて下さって、幸運なことにその中の何割かの方とイベント会場やネット上でおしゃべりしていただける間柄になれたことはとてもうれしいことだし、ありがたいことにそうしてできた『お知り合い』以外にも、毎回のように一期一会の出会いにも恵まれています。
ほんとうにありがたいことです。
そんな風にしてたいへん恵まれているとはわかっていてもわたしは欲張りなので(笑)周りからたくさん聞こえてくるような『満員御礼! 大盛況!』と言えない結果に終わるのはわたしの実力と言えるものがそれだけだってことなのかな、と、羨ましくなったりもします。
『お友達にたくさん会えて楽しかった』けど、果たしてこれでいいのかな? これが望んでいた状況なのだろうか? と思わなくもないわけです、まあ。
あの場には大好きな人がたくさんいて、お話してもらうことでたくさんエネルギーをもらっているし、すてきなみなさんに会えるちょっとしたパーティだから(笑)何を着て行くのか、ネイルをどんな風にしてもらうかも含めて毎回楽しみにしてるんですけどね。(ひとりミラ●ルニキ)
やっぱね、そういうのはあります。うん。

文フリ広島が「びっくりするほどたのしかった」と言えるのもひとえに、慌ただしさを感じずに楽しめる規模だったこと、会いたかった人にもたくさん出会えたこと、新しく作品を知って手に取っていただけたこと、のすべてのバランスが黄金比のように整っていたことに尽きるのだと思います。
いろんなイベントの良さがあって、だから大阪は/東京はダメって言いたいわけじゃないんですけどね。
ほんとうに行ってよかったし、広島が大好きになったので来年もまた参加できると嬉しいなと思いました。

これからもより良いものを作って行きたいし、そうすれば自ずと作品を知ってくれる人とも出会えるはずで、そうやって出会いの輪や縁を広げて行くことで見つけられるもの、気づくことが出来ることはこれからもきっとたくさんあるんじゃないかと思います。
先のことはわかりませんが、わたしは自分で本を作ってお店を開くことが大好きなので、これからも楽しくやっていきたいし、あの場で出会えるすてきな皆さんとこれからも仲良くしてもらえるととてもうれしいです。





「広島のお友達のみんなに忍ポイント渡してもらったんだけどね、集めるとなんになるのって聞かれたんだって。だから5枚集めたらリクエストに答えますってことにしたんだけど俺はみんなと友達だから5枚なくてもリクエストくれたら描くからね」
周くん「今回は出番ないのかと思ったら結局オチ要員で呼ばれんのな」

忍はいつでもリクエストお受けしております。




次回の予定は、3/21のテキレボ8に委託参加させていただきます。
パーティ会場に本体が行けないのでミラ●ルニキもお休みです。笑



お願いしているのは初売りのおやすみアンソロとジェミニ、ほどけないの二作。
こちらと二作品とコラボさせていただいた服部匠さん主催の「蒼衣さんの美味しい魔法菓子」二次創作アンソロジーも出ます。
みんなが魔法菓子店ピロートに遊びに行くよ〜。

ジェミニは特に大抵行き渡ったのでは…なんて思うのですが、テキレボにもなんだかんだ初参加の方がいらっしゃるようですし、新しく知ってもらえるチャンスがあるとうれしいな、なんて。
自分がボーイズラブというジャンルに触れてもらった優しい気持ちや安心感、既存の恋愛のお話が拾い上げてくれないものについて見つめたくて書いた、とても大切なお話です。
書いた事でもう何年も前に乗り越えた事をいまだに何年も売ってイベントの度に宣伝してるのも思えば不思議な気分ですが(笑)なんどでも帰ることの出来る心の置き場があるというのははとても素敵なことだと思います。

次に作りたい本のことも考え始めていたり、以降のイベントにも申し込んでいるのでまたイベントなどでみなさまにお会いできればと思います。
おしゃれしてきた方はお洋服見せに来てくださるとうれしいな。笑

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Sunny day , Monday .



周と忍と日傘のお話。2018年9月の大阪文フリでの無配でした。



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つめたい手

ほどけない体温、周と忍




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2019年もどうぞよろしくお願い致します。

企画に参加させていただいた前回の記事にたくさんご反応いただきありがとうございます。

上がっている記事は一通り読ませて頂いたのですが、皆さん『好きなことを楽しんでやった方が楽しいから、「好き」を表現すること、届けることを全力で楽しむ』という姿勢をそれぞれにもたれていて、個々の表現方法は当然違えど、とても元気づけられるなぁと思いました。
とりまとめしてくださったななさん、年末年始の慌ただしい中ほんとうにご苦労様です。

考え方や感じ方がそれぞれ違うことは承知の上で、大切なこと・大好きなことを表現しようとすること、それによって『なりたい自分になろうとすること』は多かれ少なかれの苦しさや戸惑い、葛藤から逃れられないことだと思っています。
笑われるのは覚悟の上で、わたしにとっては言葉によって自分の中にあるものを形にしていくことと着たい服を着ることは、形やそこにある重さは違えど、葛藤や勇気が必要なことでした。
そんな中で出会えたたくさんの人たちがかけてくれたうれしい言葉に、いつでも助けられてきました。
踏み出す勇気が持てたこと、できなかったことが出来るようになったこと、それによって前よりも確かな自信を持てるようになったのはみんな、見守ってくださった方、温かいお声をかけて下さった方がいてくださったおかげです。
いつもほんとうにありがとうございます。

……お会いしたことのない方にめっちゃキメキメに決まったゴスロリ美女かなにかだと美しい誤解をされていたらどうしよう。笑
(そんな方はたぶんいない)
(キティちゃんなみにでかいリボンが乗ってたりするだけです笑)

それしにても我ながら、こんなに情緒が複雑骨折している日記を皆さんよく読んで下さったなと思います。笑
(自分で言うのもあれなんですけど生きるのって大変ですね……)
(しょっちゅう泣いてるのはただの事実なので)
(ひとまずは人様の前で泣かないように気をつけたい)
『ただの事実』を受け止めてくださる人が少なからずいて下さる、ということにいつも救われています。ほんとうにありがとうございます。

しかしあらためて振り返ってみると2017年の終わり2018年の最初のわたしは元気がなさそうだし実際に元気がなかったので、いまあの時よりもずっと元気なのをひとまずよかったねと思うきょうこのごろです。




【2019年の予定】
・2月 文フリ広島
旅行が楽しみです

・3月 テキレボ(委託)
おやすみアンソロをテキレボの皆さんにも届けたい

・4月の文フリ金沢か6月の静マル
どっちも旅行先として楽しそうなので…あと、アンソロを地方で頒布したい。
6月は他の行きたいイベントの日程がまだ出ていないんですよね。

・9月 文フリ大阪
地元なので

・11月 文フリ東京

委託はありがたいシステムではありますが、テキレボくらいのPRの場が用意されていないと成果があんまり出せないし(みなさんの記録を見ていると頒布0も割と多くて、申し訳ないけど安心したところもあります…)本だけ売っても面白くないな、という感じ。
おやすみアンソロに関してはより広い層にリーチしくぬたいので、一般のお客さんが来られるようなイベントなどの委託のチャンスがあれば挑戦してみてもいいかなぁと。
11月は年1くらいは東京に行きたいので。

【2019年にしたいこと】
・イベントでお会いするフォロワーさんとかわいいカフェでお茶したりお買い物に行ったりしたい
えっ、いきなり創作と関係ない!笑
イベントで会った時におはなししたり、その流れでアフターに行く、以上のふだんからのお友達関係になれるかって難しいですよねえ。
みなさんお好きなもの、大切にしているすてきな世界をお持ちなので、なにかゆっくり時間をつくってそういうものに触れさせてもらえる時間がほしいなって。

・合同誌とかなにか企画にお呼ばれしてみたい
いままでにも何かしらお声をかけて頂いたことや、現在進行形で進んでいるものがあるのですが、今後もなにか「呼んでもらえる」存在であれたらうれしいなぁと思います。
なにかしら合作や対談的なものなど、創作を通してお互いを掘り下げていけるようなものを生み出せたらな、という願望があります。

……要するに寂しいからお話がしたいということでは!? せやな。笑
なら自分から誘えやって感じだと思うんですけど笑 いままでの人生で主に誘う側ばっかりなのでたまには誘われてみたいんですよね。笑

・何はともあれ一冊は新刊
どことなくノスタルジックな異国風の人間ドラマがすきなのでデッフラやおやすみアンソロのPlease,Mr lost man.を書いたのですが、あの手のラインで温めたままのお話しがあるのでそれが出せたらなぁと。
あと、おやすみアンソロのスピンオフ。

ほどけないみたいなテイストの新作がコンスタントに書ければ庭にも出てたのですが、たぶん自分が普段読んでいる作品がすごく面白くて大好きで十分すぎるほど満足していて、自分には一生かかってもこんな小説はかけないな、という敗北感のようなものがあるからBLらしいBLが浮かばないし、書けない(ので、結果的に彼らの人生に向き合い続けている)というのはあるのかもしれません。
じゃあジェミニとほどけないはなんなん? って言われたら……わたしが影響を受けたり、そこで得たりしたものから生まれた突然変異というか……。
あれはあれで、既存のBLからは出てこないであろう自分のやりたいことを書ききった集大成なのですよね。(だから偉い、と言いたいわけでは勿論ないです)
海吏や周くんや忍に出会ったのは或る日突然のぶつかり事故みたいなものだったわけですし、これから先のわたしがなにに出会えるのかを楽しみにしていたいと思います。



プライベートでは体を壊さない……いやまじでこの一年ほどストレスで危険信号が点滅してたので、ちゃんと深刻にならないように食い止める方向で。
心身のコンディションが整わなくて(美術館は自分の好きなタイミングで行けて、自分のペースで見られるので気楽…)映画にほとんど行けなかったのでひとまずはもっと映画が見に行けるようになりたいな、などとも。
あと、本も本当に読めなかったのでもっと読めるようになりたいです。



わたしは小説でプロになりたい、なれるとは思っていないのですが(そこまで人生を捧げる覚悟がない)、書きたいものを書いていたいし、それを必要としてくれる人に届けたい、受け止めてもらいたい、そこで見つけてくださったことについてお話しが出来たらと思っています。
ひとりで抱えていることがどうしても苦しくて、届いて欲しい、と願わずにいられないからです。
同じように、心に響くものを届けてくださった方に受け止めさせてもらったたくさんの宝物についてお伝えすることが出来ればといつも思っています。

わたしも人間なので(笑)人気がある人が羨ましくて嫉妬することはいくらでもあるのですが、無い物ねだりや高望みをしても仕方ないんだよなぁと。
まあぶっちゃけ数字が伸びない=自分の実力はそこまで、と見せつけられているわけじゃないですか。そこにはやっぱり無力感や焦燥感を感じるのですが、小説を書き続けていたからこそ出会えた気の合う優しい人との出会いがたくさんあって、そういうあたたかい出会いのひとつひとつがひとりでは抱えきれないいくつもの迷いや不安を溶かしてくれたり、支えてくれたりした、という事実が何よりも大切なんだと思います。
振り返るほどわたしは確実に元気になっているし、そのすべては小説を書いて、それらを通して出会えた人たちと交わした気持ちのやりとりに支えてもらうことが出来たからです。
それによって新しく見つけたこと、言葉に出来るようになったことのひとつひとつに勇気づけられているから、『いまの自分が以前までの自分よりも好きで、幸せだ』と言えるのだと思います。
わたしは自分が考えたり感じた大切なことを忘れたくなくて、それらひとつひとつを形にしていくことで自分を幸せにするために小説を書いているし、それを受け止めてくれる人がいることを信じている、というのを忘れずにいたいです。
すべての出会いに、心から感謝しています。

2018年のわたしが手にした確かなものを忘れずに、2019年のわたしはこれからもっと幸せになりたいし、より良い自分になっていきたいです。
どうぞ今年もよろしくお願い致します。


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