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調弦、午前三時

小説と各種お知らせなど。スパム対策のためコメント欄は閉じております。なにかありましたら拍手から。

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Text Revolutions EXTRA2に参加させていただきます。

緊急事態宣言の発令に伴い、イベントの開催期間が~3/21までに延長されています。
こちらの記事は残しておきますが、増補・修正版の記事をアップしておりますのでそちらもご確認をお願いいたします。





12月26日から1月11日に開催されるオンライン/全通販型同人誌即売会「Text Revolutions RXTRA2」に参加させていただいております。
こちらはコロナ禍での今までどおりの形でのイベント開催/参加の難しい中で新しく始まった全通販型オンライン同人誌即売会の2回目!
おうちにいながら専用の購入サイトから参加している300超のサークルの本をジャンルごとに検索、購入が出来る新しい形での画期的なオンライン同人誌即売会です。

・別途購入手数料300円と送料がかかります。
・売り切れ、そのほかサークル側の事情で注文した本が購入出来ない場合もあります。
・購入した本の到着は2月ごろです。


詳しくは☆公式サイトでのご案内☆をご覧ください。

今年前半はコロナ禍でのイベント開催が軒並み中止されてしまい、オンライン即売会が一気に広がりましたが「オンライン=自家通販への誘導」では個々の手間と手数料が嵩んでしまうため、まとめての購入が出来るのはとても画期的でありがたい限り。
前回から半年足らずでの第二回の開催ですが、お馴染みだったアンソロジー企画にユーザー持ち込み企画の復活とますますパワーアップしてこんなにも早く帰ってくるとはありがたいばかり。
イベント合わせの新刊を作られている方も多くて、それだけイベントを渇望する気持ち、テキレボの大きなお祭り感が愛されてる証なんでしょうね。

さてはて、前置きが長くなりましたが今回のラインナップのご紹介です。




稲取09:午前三時の音楽の(このあとなぜか二冊増えた)お品書きです。
(そう、オンラインなのにブース番号があります。しかも全国の温泉地!)
(静岡は好きなキャラの出身地なのでめちゃめちゃうれしい)
(忍も偶然静岡出身です!)


★ウェブカタログ★
☆[午前三時の音楽]通販ページはこちら☆



【メインの新刊】




ダレンと5つの心の扉




黒い犬

イベントに参加できていないため、今回が大型イベント初頒布です。
テキレボで買うつもりだった方、おまたせ!笑

カバーイラストはツネぎくさんにお願いしました。物語の世界を見事にくみ取ってくださり、合わせて楽しんでいただければと思います。



B6一段組の単行本を模した版型であることに強いこだわりがあります。ちょっとしたれんが。笑
ページをめくってゆっくりとお話の世界に出会っていただければと思っています。



伝えたい言葉を見失った小説家と痩せっぽっちで傷だらけの黒い犬が、それぞれにゆったりと、それでも確かな足取りで言葉やそこに込められた思い、「物語」がもたらす赦しと救いに助けられながら生きていくこと、「愛」に傷つけられた人たちが愛によって救われていくさまを描ければと思いました。
全文公開中です。




お喋りをする不思議な犬、ダレンが悩める人々の聞き役として彼らの心に寄り添ってくれる物語「ダレンと5つの心の扉


「黒い犬」の作中で主人公が「彼」のために描き始めたあたらしい物語のコンセプトを信頼する書き手さんたちに託し、アンソロジーを作成させていただきました。
心の声に耳を傾けてみること、自分自身の思いを、大切な人に伝えたい「言葉」を自分の内から見つけていくこと。
それらひとつひとつの優しい答えを見つけていくまでのお話をたくさんの人たちの力をお借りして作りました。





手製本のアンソロジーを作りたい! と一冊一冊丁寧に作りました。



【なぜか出た突発本の話】



いぬのはなし

「黒い犬」のもうひとりの主人公、ディディ・ワーグマンの物語。
痩せっぽっちの寂しい瞳をした犬が新しい家族と出会い、『それまで』を言葉にしていくお話。
はじめの章をWEBで公開しています。




あいのなまえ

ほどけない体温」の番外編です。そろそろあましの本が読みたくて本能に従った。笑
テキレボアンソロ「手紙」に投稿させてもらった「真夜中のラブレター」、春先に書いた「春の名前」、「愛の名前」ほか短めの読み切りがいろいろ。
ほのぼのしてるしちゅうもしてます。
※煽情的な場面はありません。


  

Nobody can,but you.【R18】

カタログ登録期限二日前になぜか突然書き始めた。(笑)「ほどけない体温」の番外編。
本編の「例の事件」のすぐあとの手探りで恋を始めるふたりのお話。ほのぼのしていません。笑
久しぶりに本編のころのふたりを書いたらすごく新鮮でした。
それにしてもこの子達はつくづく変なカップルですね。(いまさら気づいたの?)

「変なカップル」であるところをわたし以外の人にも少なからず愛していただいているのならうれしいです。


テキレボは受注〆切後の発送になりますので受注をいただいた分だけ製本します。
今後の見通しが全く立たないから在庫を増やしたくないけど本が作りたい気分だったから助かるな!
「いまのわたしのいちばん新しい作品がますますいい!」と全力で書いたので読んでもらいたいです。

何も書きたくないし出来ない→何もしないのは退屈で耐えられない→自ジャンルのちょっとしたお祭りがあって2020年でいちばん元気になってきてしまいとにかくいいものを作りたい衝動に駆られた 

という感じなんですが、「何も作りたくない、作ったって仕方がない」という状況に誰よりも落ち込んでいたのであましのの新刊が出せてめちゃめちゃうれしい。
読んでもらえればほんとうにうれしいです。それしか言えない。



【既刊】
なんでこんなに増えてるんだろう。笑
新しめのものから。




カメラ=万年筆

まだ今年の2月の新作であることにびっくりしてしまう。
書き溜めたエッセイと旅行記、短い小説など。置き去りに出来ない感情の流れ着く場所を作れればと思いました。
春木のんさんの主催企画「エッセイエンス」にエントリーさせていただいております。



ペーパーウェル05の「海岸行き」の嶋くんと阿藤さんのその後はここで。

自分から距離を置いて昇華しようとしたものよりも肉迫した感情がこもっているんですが、同じだけ随分前に過ぎ去った感情だな、と風化している部分もあります。
(誰にも話せないからずっと胸にしまっておこうと思ったことがこの中にたくさんあります。)

忘れてしまう、無かったことにしてしまうのが何よりも悲しいのでこうして留めておけたことに意味があり、それらみながこれからを生きるための足掛かりになってくれるのだと思います。
読んでくださった方にもそういった何かをひとかけらでも残せたら、とも。
おこがましいと言われても願うことは自由だし、気持ちを込めないと伝わらない。



ジェミニとほうき星

高校二年生の男の子、海吏には心から大切に思う相手がふたりいる。
双子の姉と、留学先で出会った初めての恋人だ――。
大切な人たちとの絆のあり方を結び直していくお話です。初めましての方にもおすすめの人生の代表作。



ほどけない体温【R18】

ゲイである自身へのコンプレックスと過去の後悔を胸に心を閉ざすように生きる大学四回生の桐島周はいやに明るく気さくな男、瀧谷忍に出会う――
自分を許せずに心を閉ざしていた男の子が「ほんとうに大切なもの」を手にするまでのお話。
「ジェミニとほうき星」から5年後のスピンオフです。


この二冊は定番アイテムなのでここに参加してる人には大抵行き渡ったのでは…とも思うのですが、なんだかんだ毎回新しい参加者さんはいらっしゃるし、こないだ読み返したら面白かったので(えっへん!)
わたしは自分の小説に愛と誇りを持ってボーイズラブ!! と言いたい派です。
自分の出会えた作品たちから受け取った大切なもの、BLというジャンルから受け取った宝もの、このジャンルだからこそ描ける大切なものを書いていきたいと思っているので一緒に楽しんでくださる、心を寄せてくださる方とまた新しく出会えたら嬉しいです。





 

 

指先に光の雨の降る朝に

「ほどけない体温」の恋人たちふたりが主人公として登場している本。
こちらだけでもお読みいただけます。
おだやかなラブシーンはありますが、煽情的な表現はありません。
短歌と、短歌に寄せた140字~8千字くらいのお話を集めました。
「ふたり」で過ごす日々の視界に映る、もどかしさと愛おしさの詰まった日々の断片たち。
お気に入りのエピソードは「終わりの季節」です。







                                                                                 
Dead flowers
※表紙の色はランダムです。
フルカラー手製本、残り三冊になりました。静かにあまやかにこぼれ落ちていく恋。

表題作はこちらで読めます。



Small town talks

手持ち在庫を一冊だけ発掘しました。
誰かの残した優しい記憶を語り継いでいく「彼」のお話。
おやすみアンソロにも登場する旅人がこちらにも登場しています。手紙は彼と彼の友人がそれぞれに充てて書いたものです。
おやすみ→Small town→黒い犬
の連なりでテーマが続いていっているのを見届けていただけると嬉しいなと思っています。

こちらでお話が読めます



さよなら、おやすみ、またあした

あなたの眠りにつくまでの時間に寄り添うアンソロジー。
密やかで優しい時間が紡がれる一冊です。




さらに種類の増えたイヤリング類
手を動かしていると無心になれるし癒されるんですよね。笑




年明けの京都文フリには参加しません。
(申し込み済の方ももしかしたら…な状況ですね。)(しんどい)(すこしは状況が落ち着いていれば東京で開催している石岡瑛子展と舟越桂展にどうしても行きたかった…)
テキレボでのお届けは2月になります。即日配送のBOOTH通販も常時開いておりますので、ご都合の良い方をご利用ください。

作品を大切に受け止めてくださる方と(できればたくさん。笑)出会えるといいな。
年明けが楽しみです、どうぞよろしくお願いします。
さして最後に、ここまで読んでくださった方はありがとうございます。みなさんがすてきな年末年始を過ごせますように。


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ちょこっとブックカフェ2に参加させていただきました。

12月5日土曜に開催されました、ちょこっとブックカフェ2に委託参加をさせていただきました。
日に日に緊張感が増していく中で「みんなが安心して楽しめるように」と苦労を重ねながら当日まで漕ぎ着け、後処理を進めて下さっているイベント運営スタッフのみなさま、当日に会場で見本誌を手に取って見てくださった方々、本を選んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。




委託をお願いしたのは9月の新刊の2冊。
イベント参加をお休みしている&個人委託などのあてもなく…本を会場で手に取って見ていただけた最初のチャンスでした。
貴重な「直接選んでもらえる」機会なのに加え、お悩みアンソロの方にはちょこ文スタッフである七歩さんも参加してくださっているため、すごーく参加したかったのです。
たいへんな人気の中、チャンスをいただけてとても嬉しかったです。


【参加まで〜当日】
・参加費は他イベントよりもすこしお安め
・本の送付はレターパックに入るだけ、で返送もレターパック(返送料は参加費に含まれている)

と、金銭的なハードルが低めなのがありがたいところ。
参加受付は20サークルまで、と規模はちいさめですが、その分行き届いた対応とアットホームな雰囲気を楽しめるのがポイントなのかなぁ。

企画によって集まった折本の展示コーナー、作中フレーズを抜き出した短冊の吊り下げ、ツイッターから参加できる絶望の五七五を七七で救え企画(HPでのコメントがまた楽しいですね)、などなど会場に遊びに行った人たちの出会いの場としての楽しさはもちろん、当日集まれない人たちにも楽しめる工夫がされているのが大変素敵ですね。

イベント公式さまのFacebookでのレポート

ワンコイン程度でさらっと手軽に読める短編集、雑貨感覚の凝った仕様の手製本が注目を集めやすいのがどこの地方イベントも共通しているポイントなんだろうなぁ。
とは言え、たくさんの本の中から気になるものがないだろうかとみなさん楽しく手に取られていたとのこと。
くつろげる空間で、じっくり「本」と出会えるのは一般的な同人誌即売会とはまた違うリラックスした楽しみ方で、「すてきな本の並ぶ本屋さんに自分の本が並べてもらえるとうれしい」という夢を特別に叶えてもらえるようだな、と思います。




値札を作って見本誌用のカバーをかけて…と一連の作業をしていたら、この作業もずいぶん久しぶりだなってすこし泣きそうになっちゃった。



【気になる結果】
一週間ばかりが経ちまして、丁寧なお手紙とイベントのご案内と共にお荷物が帰ってきました。
おお、限界に挑戦したレターパックが頑張らなくても閉じれるようになってる!笑

搬入の数がもとより少なかったとはいえ、二種類ともお手に取ってもらえました。
「黒い犬」は見本誌以外完売! やったね! びびるくらい分厚いのに!笑
嬉しいな、嬉しいな。
直通販オンリーでしか頒布できておらず、すごく寂しい気持ちでいっぱいだったのでちいさくとも大きな大切な一歩です。




どうしても単行本に近いB6サイズ一段組であることがこだわりだったからちょっとしたレンガみたいな重量感なの。笑
アドニスラフなので厚さのわりに軽いですよ。


わたしは商業の本でも出来るだけ本屋さんで探してから買いたいし、そうやってお店に行くことで様々な本たちと一緒に並べられているようすを見て楽しむこと、偶然目についた本と出会うこともまたかけがえのない読書の喜びだと思っています。
読んでみたいなぁ、気になるなぁとリストアップしていてもやっぱり実物を見られないと購買意欲は落ちちゃうし、何より、注文する手間や個別の手数料が割高に感じてしまう…というハードルがあるよな、とも。
商業流通していない同人誌と出会っていただくためにはどれだけ「即売会」という場が必要不可欠な存在なのかを改めて思い知らされたからこそ、遠方の人間にもこうして会場に本を並べてもらえる大切な機会を与えていただけたことを心から感謝しています。

まだまだ不安な状況は続きますが、来年の夏にはサークル参加型即売会のちょこ文福岡、冬にはブックカフェの開催がまたもや予定されているとのこと。
とっても素敵で愛の溢れるイベントが今後も楽しく続いていけばいいな、と影ながら応援したいと思っています。
福岡に行きたいから来年は遊びに行けるといいんだけどなぁ。


【近況報告】
好きなキャラクターのキャラソンが出たので毎日仕事しながらエンドレスリピートして「がんばって仕事してがんばって生きていこう」と士気を高めています。笑
好きなキャラクターががんばって仕事してるとわたしも頑張ろう、と思えるし、たくさんの人たちが情熱と愛情をかけてよいものを作ろう、送り出そうと頑張ってくださっているのを見届けるとわたしもいいものが作りたい、わたしには何ができるのだろうかと励まされたり、いろいろ改めて考えさせられたりもしました。
2020年でわたしはいま間違いなくいちばん元気にぴょんこぴょんこしてるし生きててよかったって心の中で百回くらい言いました。笑
君は僕を動かすエネルギー!

没頭できるものがあることはほんとうに救いになるし、何かを形にしたいと思えること、届けたいと思えること、その先に受け取ってくれる人がきっといると信じられること、すべてが確かな希望で、かけがえのないものだなぁと思います。
はじめて2・3年くらい、お友達はできない、小説は読んでもらえないですごく寂しかったもの…。お友達と馴れ合いたいわけじゃねえんだぜツーン! くらいに思ってましたけど(笑)信頼できる、寄り添ってくれる人はいてくれたほうが絶対いいです…。

■ 

まだ当面のあいだイベントへの直参はお休みになりますが、わが家からの直送便のBOOTH通販は引き続きオープンしておりますので冬のおうち読書時間にぜひご利用ください。



お送りできるのは2月になりますが、まとめてたくさんのサークルさんのご本を入手できるチャンスになるText Revolutions Extra2(公式サイト)にも参加しています。

☆WEBカタログ☆


物語を、作品を通してみなさんとお会いできるのを心から楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いいたします。


拍手

おうちのあかり

周くんと忍



拍手

ちょこっとブックカフェ2に参加させていただきます。



12月5日(土)に福岡県の天神チクモクビル1階レンタルカフェにて開催されるちょこっとブックカフェ2に委託参加させていただきます。
すてきなカフェで全国から集まった文芸同人誌を読み、すてきなドリンクやフードでほっとひといき! すてきな夢のような空間におじゃまさせていただけてたいへんうれしいです。
去年は先着順の申し込みが大人気であっという間に埋まってしまい、今年は抽選なのでいちかばちかで申し込んだら当選しました。うれしい~~。

開催のご案内→こちら

わたしはめちゃめちゃに福岡に行きたい……なぜなら高木正勝展に合わせて行きたいから。
三菱地所アルティアムさんって最果タヒさんや駒形克己さんの企画展も開催されていて素敵な場所ですよね。次回の三國万里子さんの企画展もすてきすぎる。



さて、話を戻しまして。
委託をお願いしているのは秋の新刊の2冊です。







お悩みアンソロのほうにはスタッフさんでいらっしゃる七歩さんにも参加していただいたのでますます参加出来てうれしいなぁ。
イベント参加をお休みしているため、直接手に取ってもらえる機会は今回がはじめてです!

商業流通していない同人作品は当日ふらっと会場で目に留めてもらう偶然の出会いも含めて、直接手に取ってもらってこそなところがあると思います。
本当に心から誇りに思っているわたしの人生のあらたな代表作で自信作が出来上がって、それを届けられないのが本当に悔しくて悲しくて仕方がなかったので、すこしでも前に進めたようでうれしいな、という気持ちでいっぱいです。
どなたに見ていただけるとうれしいな。当日遊びに行かれる方はよろしくお願いいたします。

黒い犬はステキブンゲイ大賞にエントリーのため、ステキブンゲイで全文が読めるようになっています。



カバーが素敵なのと、本でしか読めないパートがあるのでもしお好みなどに沿うようでしたら本を手に取っていただけると嬉しいです。


会場が遠い・このご時世なので外出を控えたい方などはBOOTH通販をよろしければご利用ください。



通販ではあましの冬のパン祭りも開催しています。




とにかく何もする気がしないから出たらいいんじゃないですかね、と言っていたあましの本の新作が出来たので一応テキレボEX2の新刊ということになっていますが、BOOTHで先行頒布しています。
印刷代がかかる分それなりにお金を取って申し訳ないのですが、よい本が出来たのでふたりのことを愛してくださっている方にお届けできればうれしいです。
ふたりは仲良しなので睦み合っていますが扇情的な描写はありません。

個人的な好みとしては明るく楽しいエロコメと深い愛情の結びつきが描かれたラブシーンが好きで、全年齢の扇情的な描写が苦手です。
とはいえ、人それぞれ予告なしに性的なニュアンスが入ってくると戸惑う人もいると思うのでその辺は都度言っておいたほうがいいよなぁとは思うんですよね。

あましのはたいそう愛し合っていて愛情表現にいっぱいちゅうするのでこの本でもちゅうしてます!

その説明の仕方は誤解を招きそうだからやめろって周くんが後ろでぶつぶつ言ってますけどいつものことです。

春の名前」「愛の名前※これがいちゃいちゃしてるやつ を再録しました、ほかは書き下ろしです。


結局のところ、何も作らないとどこまでも退屈で仕方なければ、心の中にあふれだすものの重みに耐えきれなくなってしまうんですよね。
(あらゆる意味で自分には無理なのではなからあきらめている)商業で活動していない=【届けられる範囲】があまりにもちいさいことの絶望感をかみしめた2020年でした。
とはいえ、わたしをわたしとして生き永らえさせてくれるこのちいさくてあたたかな世界をとても愛していて、心から必要としているのもまた事実です。
やりたいことを、出来ることをやるしかないんですよね。

みなさんに出会える、よりたくさんの人に届けられる大きな舞台に出ることが出来なくなってしまった中、こうして「場」をもらえることはとてもありがたく感じています。
みなさんが楽しく一日を過ごせますように。素敵な出会いがありますように。
当日までどうぞよろしくお願いいたします。






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ぺーパーウェル05に参加しています。

ななさんとうさうららさんが共同主催されているネットプリント同時配信企画、ぺーパーウェルに参加させていただきました。
(企画に関するご案内はこちらから)
第五回目となる今回の企画テーマは「旅」です。




皆さんが着々と準備を進めていらっしゃるのを横目にほうっと眺めていたのですが、旅と言えばあったじゃないですか、日帰り旅行の話が! と思い立ったので飛び込み参加を決意。
恋人とふたりで冬の海を見に行くお話です。


【ネットプリント配信:~11/28まで】
セブンイレブン:03693649

【BOOTHダウンロード】
午前三時の本棚
※要pixivID
※A3サイズデータです。文字が小さくなりますがA4で出力していただいても読めます。

今後の(委託イベントなどの)予定も記載しておりますのでお目を通していただけるとうれしいです。


作った作品を発表する、売買する手段はこれだけネットの発達したいまならいくらでもあると言っても、これだけ魅力的な作品が溢れている世の中では「見つけてもらう」ことはとても難しいことなのを日々痛感するばかりです。
こうしてみんなで楽しめる場を作ってもらえるのはありがたいなぁとしみじみ思います。
よく言われる「締め切りがないと書けない」、というのも結局のところ、「確実に見てもらえる、作品を通して人と出会える」というご褒美がないままではモチベーションに繋がらないということなのでは、と個人的には思います。


Q.らいさん、不定期に上がってくるあましのにも実は脳内締め切りがあるんですか?
A.あれはわたしの人生の楽しみとしてわたしが書いてわたしが読み返してひたすらニコニコするために気が向いたら書いてるだけなんで締め切りなんぞありません。


毎回愛にあふれててほんとうにかわいいからみんなもっと読んでほしいしなんなら「かわいね」っていっしょに盛り上がってほしいけど贅沢は言えないよね。笑


*

こちらは既刊の「カメラ=万年筆」からの引用になります。
本には本作の嶋崎くんと約束を交わした相手、阿藤さんの十年後のお話が載っています。

このふたりのお話はシリーズとして一冊ぶんのお話を書くつもりでいたのですが、端的に言うと向き合うのがつらくて書けないままでした。
不完全な形になっても、この中でなら無理やりに彼らの止まったままの物語を「終わらせる」ことが出来るのではと思って書きました。




「カメラ=万年筆」

心象風景がただひたすら詰まったような一冊で、一番生々しくて痛々しくて自分でも振り返るのが割とつらいのですが、形に出来てよかったなと思っている大切な一冊です。
思えば2月の広島で出した本だからそれっきりどこのイベントにも出せてないんですね。
広島、再来年には行けるといいんだけどな。


*


まだまだ厳しい時期は続きますが、何かしら楽しんでいただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。



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