前回総括をまとめたので、今回は月ごとの振り返りです。
あほほど長いです。
1月【イベント】冬インテ(で14年続けた二次創作に一旦ピリオド)
神戸BL句会【原稿】ほどけない体温
【オン】ぼくのえいえんののはらアシタハレカナ、クモリカナ12月に書き始めた「ほどけない体温」がお正月休みでほぼ脱稿。ここから一年周くんと忍と付き合っていくことになります。
ずっと微熱が納まらない感じで無我夢中で書いて、自分の力の全力で凄く良い小説を書けたと達成を得られました。
めっちゃえろいBLなので果たして読んでもらえるか、ひとまず不安だったんですが。笑
関係ない話題で恐縮ですが、二次創作は小説を書くきっかけでずっと大切なことだったので、去年の10月に脱稿してからぷっつり書けなくなったとはいえ、これが最後になりました。
一番いいお話を書いて悔いなく自分から手放すことが出来たのでそれでよかったのかな、と思わなくはない。
BL句会は参加はご自由にということだったのできよにゃさんをお誘いしてお邪魔した所、庫内灯編集部の皆様という猛者の集いにうっかり顔を出したBL小説書き二名でびびりました。笑
数千数万単位で萌えをぶつけるのに慣れてる我らは17字の壁に大苦戦したのですが、「自由に妄想の翼を広げて楽しんでいいんだよ」という刺激を沢山頂きました。
あんまり楽しかったので帰ってすぐに投句された句を元にした小説を書いたのですが、ここから「発想の可能性を広げて自前の推し以外の短編が書けるようになった」ところはあるのかもです。ありがたや。
BL句会の思い出、きよにゃ先生の似顔絵
2月【オン】ついえない光あの映画の中で集まろう【原稿】魔法の言葉(J庭合同ペーパー)
Call your name.(ほどけない体温おまけペーパー)
俳句や短歌をモチーフにお話を書くことと、デレを表現出来ない周くんにはまっています。
「あの映画の中で集まろう」はイメージの紺さんの句の解凍小説かつソウルセットのmore big partyに着想を得ているので本歌取りにも程があるなという感じなのですが、自分の中で何か思い描きたい世界を上手くつかめた感じがしてとても気に入っています。
読んで受け止めてもらうことで自分の手を離れたなって感覚でいるので、原稿上がったけれどイベントまでブランクがあってもやもやしてた時期でした。
この頃は
すごいペースがゆっくりだ、びっくりするな…!(あなたの今年後半が異常なだけです)
この頃から春のイベントの宣伝を手さぐりで行っていました。
たくさんリツイしてもらった新刊セット
ほどけない体温っていいタイトルですねって言って貰えてうれしかったです。
3月【イベント】言葉の国の猫さがし展
一冊書店
テキレボアラブBLフェア
J庭委託
本の杜委託
【本】ほどけない体温
【オン】形のないもの
おやすみを言うまえにyummy!【原稿】The egg and you. ピアノ弾きと寡黙な友人の話【デザイン】きよにゃさんのお品書きほどけない体温が!!! やっと出た!!!笑
自分のエネルギーを最大限に注いで本当に書きたい事を書いたので手に取ってもらえてうれしかったです。
アラブBLフェアではにゃんしーさんに、J庭ではきよにゃさんにお世話になりました。
イベントの追い込み作業にかかられているというきよにゃさんのお品書きをお手伝いさせてもらったのもこの時。
他にはツイッターで情報が流れてきた面白そうなイベントに折角なので色々参加させてもらおうと。
アラブBLフェアはにゃんしーさんの力の入れようも半端なく(ありがとうございます!)特需みたいな所はあったわけで……正直、通常の委託参加で収支を+にすることは難しいというか無理だな、という現実を思い知ったところはありましたが、自分が参加出来ないイベントで思いがけない出会いのチャンスを繋いでもらえたのはほんとうに良かったなぁと思いました。
おやすみを言うまえに、はイベントへのエア参加としてアップしました。このふたりの生きていく道のその先にあるものを照らしてあげたかったのかな、と思います。
形のないものは現時点で一番未来の周くんと忍のお話。周くんは多分自分が手に入れることが出来なかった(と思っている)「家族」の安らぎを忍に求めているんだろうなと思って書きました。
「俺の家族は忍だけでいい」は周くんが年月を経た上で手にした、願うことすらずっとためらっていた心からの本音なんだと思います。個人的には彼がそれを口にすることが出来るだけの強さを手に入れられて良かったなと。
作者なのに他人事みたいに言いやがってと思われそうですが、実際他人だからね……。
ささやかで確かな幸福が、痛みや苦しさを乗り越えさせてくれる優しさやぬくもりがあればな、と思っています。それを差し出せるのが物語の役割なんだろうな、とも。
秋のテキレボには直参する予定だったのでアンソロの原稿をこの時終えていました。5月の手製本交換パーティの原稿も終えている辺り、この頃のテーマは前倒しですね。笑
4月【オン】ゼロきょうだい猫になりたいアイ スクリーム【原稿】終わらない春のほとりで(庫内灯寄稿)
ほどけない体温が出たので、既読の方に向けてアフターエピソードを書きたいなと書き始めました。
ほどけないは周くんの物語であるとの同時に海吏や忍、春馬くんたちの有り方が時を経て変わりつつあること、その中で彼らがお互いに成長し、繋ぎ合った気持ちを託し合って行けるようになったことを書いてみたいなと思うように。
前から断片的に書き続けていたとはいえ、周くんがまる一冊ぶんの時間をかけて乗り越えていくさまを書いたからこそ見つけられた「忍と生きていく日々」について考えるようになりました。
猫になりたいはWEB公開されたテキレボアンソロを機に書いたお話。
桐緒さんと荘平さんとはいったんお別れして遠くに行ってしまった感覚だったので、また会えてわたしがとてもうれしかった。
庫内灯へのお誘いを頂いたのは3月末頃で、すごくうれしくて解禁前にきよにゃさんに自慢しました。笑 一号からの解凍小説をたくさん書かせて頂いたことや、BL句会にお邪魔させて頂いたことが繋がったのかな。
アンソロに呼んで頂けるってめちゃめちゃ嬉しいですね、夢が叶った感ありました。
5月【イベント】文フリガイド掲載文フリ東京委託参加関西コミティア(きよにゃさんのお手伝い)
第一回手製本交換パーティ
【デザイン】つたゐさんのお品書き
【オン】青い夜を泳ぐ子どもno where - now hereありのままなんて大嫌い(300字SS)【原稿】Mellow mind
Are you there?
ピアニストの恋ごころ 改稿
天下一武闘会くらいに思っていた文フリガイドにジェミニを紹介して頂けるご縁に恵まれました。えへへ、うれしい。
折角ならわたしも推薦を出してみようと張り切ったのですが、丁寧なゲラチェックによって原稿を先に読ませて頂けまして、熱意に圧倒されました。
やっぱり天下一武闘会だった。丁寧に読んで頂けて本当にありがたいなぁと思いつつ、圧倒的な熱量を前にしてそれなりに圧倒されたし
思うところもありました。「文学」として「優れている」わけではないんですねまぁそうですよね、みたいな。 ジェミニは自分の中で一生に一度しか書けない類の大切なお話なので、憧れの場所に紹介してもらえてとても嬉しかったです。
「青い夜を泳ぐ子ども」は蛇足かなぁとは思いつつ、ちゃんと周くんのその先として形にしたいことで、正直書いてて悲しくなったんですが(笑)そのぶんだけ思い入れも強いです。
誰にも心を預けられないから一人でいるべきだ、と自分で自分を縛り付けていた周くんが忍と出会ったことでちゃんと前に進もうとしているところを書きたかった。
no where - now hereは海吏から見た周くんは考え方も立場も違えど、どこか過去の自分がたどった道を歩んでいるように見えるんだろうなと思って書いたお話。
海吏の成長を書けて楽しかったです。
手製本パーティーはちあのさんの呟きを元に開催が決まり、RTで流れてきたのを見た時に「お知り合い限定かな? 楽しそうだけどお呼びでないのかな?」ともじもじしていたらつたゐさんにご紹介頂けて参加させていただけることになりました。
俺の自前の推しが可愛い芸を見ず知らずの方に披露するわけにはいかないので創作文芸一年目くらいの頃に手さぐりで書いていたファンタジー風のお話を書きました。
高梨は自重する時は自重します。笑
今更ネタあかしをするとですね、わたしは辻仁成のミラクルがとても好きで…。自分の好きな感じの文章が書けたのが気に入っています。
庫内灯2号のフライヤー配布が始まったので、どうせなら宣伝に協力したいと無料配布冊子を作って配布させて頂くようになったのもここからです。
どこまで貢献できたのかは正直わからないけれど、うちの推しがかわいいというのをたくさん知ってもらえてわたしは幸せでした。笑
6月【イベント】文フリ金沢直参
静岡文学マルシェ委託
あまぶん読書会【原稿】さわって、変わって
Letters
【オン】つめたくしないで【オフ】回転木馬の見る夢は(ポスカギャザリング参加)
仲直りの合図(300字ポストカード)
ピアニストの恋心リニューアル版
【その他】あまぶん推薦文
文フリ金沢で今年初の直参。地方ならではの街の空気を感じられて楽しかったです。
でもって美味しかった。
ピアニストは高梨アカウントを作ってほんとうの最初に書いたオリジナルではじめて作った本で、気に入っているけれど直したいところもあり、二版を出しました。
二版から読んで下さる人が増えました! すごく大切なことを詰め込んだ大好きな二人のお話なので、ほんとうにうれしい。
出して良かったなぁ、うれしいなぁ。
静マルさんは新しいイベントへの応援+庫内灯の宣伝になればと無配をメインに送りました。
結果無配冊子とピアニストは品切れに。おおー、手ごたえがあるとうれしいぞ。
ポスカギャザにも参加しました。
つめたくしないでは周くんは気づいていなだろうけれど、忍の寂しさや行き場のない感情を拾い上げてくれる優しさに忍はちゃんと気付いていたよ、というお話。
忍は前の彼女のことが本当に好きだったからこそ忍なりに傷ついて、それがあったからこそ周くんを好きになったんだろうなとちゃんと自分なりに整理しておきたかった。
あまぶんに向けて原稿をやったり、読書会に遊びにも行きました。
この気兼ねなく本を事前に選んで読めるって良いシステムですね~。当日と同じように島が並んでいて推薦文も展示されていて、凄く環境が整えられていました。
あまぶんには推薦文システムがあるということで、盛り上がりに貢献できればと沢山推薦文を書かせて頂きました。
「評」ではなく「好き、素敵」だと思ったところを自分なりに噛み砕いて書いた……つもりだったんですが、難しくも楽しかったです。
7月【イベント】あまぶん直参(きよにゃさんと合同)【本・無配】おやすみを言うまえに
letters
花冠のおひめさま最後の恋と、はじめての恋つなぐ、光【原稿】Count,100ice cream kiss xxx おかえりなさい
【オン】指さえも(300字SS)Baby,I like you.
星を繋ぐ虹の午後にほどけないでちいさなともだちなまえをよんで気分転換に何かしら小説を書くのにハマっていたのとあまぶんブーストで我ながら生産量がちょっとおかしい。
あまぶんでは
多数の推薦文をいただき、ガイドにも掲載していただけました。とてもうれしかったです、本当にありがとうございます。
ガイドにも掲載頂きました!
骨もいたよ。あまぶんの主催のおひとりにゃんしーさんがいのりん推しなので「尼崎いのりんだらけ」と称して一連の海吏と祈吏、マーティンのお話を書きました。
双子の間の愛情も、そこから半ばに逃げ出した先で得たマーティンとの関係性も二人きりの閉じた円環で、そこから一歩踏み出した先で「愛情」が連鎖して新たな絆が繋がれていくのを見たくて、「終わり」ではないその先を用意してあげたかったんだと思います。
海吏が祈吏に告げたことは、ジェミニを書いた時にはみつけられなかったとても大切なことで、そこにたどり着くことが出来たことを心からうれしく思っています。
おやすみを言うまえにはマーティンと海吏のお話ばかりまとめた一冊。
Are you there?はいちばん書きたかった大切なことをこの機会に書きました。海吏という子の危うさと純粋さ、ふたりの一番確かめあいたかった想いについて。
なぜか前日に急ごしらえで本が増えた
春馬くんと周くんが仲良しになったらかわいいなってブームはこの頃から。春馬くんが初対面から「周くん」って呼んでいたことへのフォローは「
なまえをよんで」。
失うことはなによりも不安で、過去は簡単に乗り越えることもなかったことにもできない。それでもいちばんそばにいてくれる大切な人を信じたいし、前に進みたい。
虹の午後には「着衣水泳」というキーワードがやたらに盛り上がって(笑)書いたうちわ受けなんですが、みんな黙ってふぁぼってくださるので盛大にふきました。
この辺から周くんの攻めとしての才能が開花し始めているな。
「星を繋ぐ」は9月に出す春、間近の根幹のようなお話。
相手の身体が、心のぜんぶが好きで、そのすべてを受け止めて抱きしめあいたい、心ごと預け合いたいと思えるのはとてもやさしいことなんだよ、というのを真正面から描きたいと思いました。
自前の短歌とお話、というのを始めたのもこの頃。
8月【原稿】春、間近
王子様とぼくあたらしいともだち
君には言えない(テキレボ300字ポスカ企画)【本】つめたくひやして
【オン】おしゃべり、おしゃべり(300字SS)さみしいなにかを書くテキレボWEBアンソロ公開ペースが落ちてるな、と言いたいところですが原稿やってるしそうでもないですね…。笑
お盆休みブーストで春、間近を仕上げて、こっちに春馬くんが出てこないから春馬くんを軸にした「あたらしいともだち」を書きました。
春馬くんの目線でしか見れない大切な「友達」の姿があり、ゆるやかで優しい変化の兆しを見守れること・そこに寄り添えることは彼にとってもとても幸せなことなんだろうと思います。
「つめたくひやして」はお友達と遊んでもらう約束をしたので手土産に作ったコピー本でした。マーメイド紙に刷った表紙がひんやり涼しげでかわいくて、中身も甘いデザートのようなただののろけ。笑
テキレボアンソロのWEB公開が始まり、長い長い前夜祭がここから始まりました。あたたかなコメントを多数いただけてとてもうれしかったです。
試し読み・作風アピールの場として有効な手段だと思うのですが、普段ならたどり着いてもらえないであろう方に読んでいただけるのはありがたいしうれしいなと思います。
9月【イベント】大阪文フリ【本】春、間近
あたらしい友達
君は雨庫内灯2号(ゲスト参加)
テキレボアンソロジー「和」(寄稿)
【オン】あたらしい季節(300字SS)グッドモーニング#手癖で恋におちる瞬間を書いてください世界でいちばん【原稿】物語は続く
きよにゃさん、まゆみ先生と隣接で大阪文フリ! そして庫内灯二号とテキレボアンソロの発行日!
どうなることやらという感じで内心すごいはらはらしていた大阪文フリではありましたが、三回目にしてホーム感を感じてのびのび楽しく過ごせました。
前から作ってみたかった短歌と140字SSの折本「君は雨」が好評でうれしかったです。
そして忍がわたしに変わって差し入れを用意してくれた。
すごいやらしかった、って言われて爆笑したんですが事実だから仕方ないな…笑
苦しさや葛藤をふたりで乗り越えることを知って、愛し合える、信じ合える関係にたどり着いたふたりのお話です。
周くんは浅はかだった自分の欲望によって人を傷つけた、貶めたと思って自己嫌悪でがんじがらめになってた子だから自分の想いをまるごと受け止めて肯定してくれる忍に心から救われているんだろうなと思います。
グッドモーニングはTLでま○綾(山○ま○よしと綾○○が恋に堕ちていたらというifから生まれたカップリング)が流行っていたので勢いで。笑
世界でいちばんは診断メーカーの結果を見て「忍なら無理やり押し倒されたらむしろ喜ぶな」と思って書いたんですが、「周くん立派な攻めに成長したね」って言っていただけてふきました。笑
このふたりらしいお話しだと思います。
10月【イベント】テキレボ4【本】物語は続く【オン】イッツオンリーアペーパームーン(300字)星の光は昔の光幸福な昼食長い長い準備期間を経てのテキレボでした。空気に呑まれたな、というのが率直な感想ですが、感じは掴めたかもしれないのでまた次回以降かな。
「物語は続く」はウェブ再録の際に加筆をしました。一緒に生きていくことのある種の出発点としての「二人暮らし」の始まりのお話。
星の光は昔の光、はツイッターで何かお題を下さいとリクエストして書きました(双子の兄弟でニアBL/天体観測)はじめての試みでしたが楽しかったです。
11月【イベント】文フリ東京委託
【オン】光を描く人on the couchさよなら、せんせい血の味あたたかい雨花夢の、そとへ移動書店企画が始まったので5月に続いて委託をお願いしました。
ガイドブースの配置が出入り口の本部前に変わった&秋山さんの尽力の甲斐あってか5月よりも出たので嬉しかったです。やっぱり読んでもらってなんぼなので….。
あまぶん、文フリ、テキレボとイベントが続いて知ってもらう機会が広まったってのもあるのかな。
ヘキライと創作BL版ワンライは「気分転換になにか書きたい」の題材になってくれて、自分では思いもよらないアイデアを引き出してくれるので楽しく参加させてもらいました。どれも割とお気に入り。
つい贔屓してる既存キャラを描きがちですが、彼らの新たな面を引き出せたり、思いがけない短編を書くきっかけになって楽しかったです。
夢の、そとへは物語は続くの朝チュンの詳細。そういえば忍視点でえっちなの書いた事なかったなって。笑
忍は心から周くんが好きで大切で求めてやまない、というのを真正面から書けて楽しかったです。
あたたかい雨は忍と周くんのすれ違いの寂しさに踏み込みたくて書きました。
周くんは気持ちを向けられるのが不安だったろうけれど、忍だってずっと不安で苦しくて、それでも諦めることなんてできなかったというのを書いておきたかった。
春にほどけない体温を出した賞の講評も帰ってきました。結果はまぁ、思った通りというか。
キャラクターと物語はB+をもらえたんだけど文章がBで地味に落ち込みました。
商品として通用するかってやっぱり難しいんだなぁというのを感じましたが、商業BLで通用しない話を書きたい、のつもりでいるから仕方ないのかな。
文章力は来年の課題です。もっと上手くならなくちゃ戦えない。
12月【イベント】手製本交換パーティ【本】くらやみの色
【オン】フルーツみたいな月の夜にくすむ痛みおくりものコーヒーアンドシガレットapple of his eyes.参加者も増えてバージョンアップした手製本パーティは今回も高梨流ファンタジーというか広義のBLというかそんな感じのお話を書かせて頂きました。
皆さんの創作へのこだわりが垣間見れてすごく楽しかったです。ほわほわ。
フルーツみたいな月の夜には真夜中の頃の番外編。
遠峯さんにも触れさせようとしない寂しさがあり、そこに静かに寄り添い合えるのがふたりの関係なんだと思います。
おくりものはキヨムさんの「よくないおしらせ」の二次創作。「來さんの小説だ」ってたくさん言われてほんまやなって思いました。笑
二次創作畑出身の人間とはいえ、まさか人様の作品の二次創作を書くとは……という感じですごく楽しかったです。
おまえと周くんは忍が大好きだなと言われそうな一年でした。
その通りやな。イベントで忍のことが気になってって言って貰えた時には盛大にふきました、ありがとうございます。笑
去年に引き続き、キャラクターと共に生きていく中で見えた物・見つけられたことに支えられた一年だったなと思います。
そしてなによりそれに気づかせてくれた、力を沢山くださったのは読んで下さった方・お話してくださった方に頂いた沢山の優しい気持ちでした。
お会い出来てうれしかったです。本当にありがとうございました。
数字のお話はどんぶり勘定だから良く分からないのでしません!笑
が、いちばん手に取ってもらえたのはジェミニでした。去年から読んで下さった方が有難いコメントを多数くださったことがやはり大きいのかな。ありがとうございます。
頒布数の話はですね! 惨めになるから言えません!!!(ぶっちゃけた)
多種多様なイベントが増え、告知がにぎわう中で創作に関する姿勢に関しても考えさせられることが多い一年だったなあと思います。
二次創作と違って場に合わせて徹底した目に留まるアピールを幾度となく繰り返して、「自分」というジャンルをとことん打ち出していかないと読んでもらえないって中々しんどいな、と戸惑うところも多かったんですが、わたしはプロ志向ではないし、自分の立ち位置が欲しい・そうやって何とか見つけられた居場所で「場」に育ててもらったのでそこに貢献出来たらなぁと個人的には思いました。(えらそうに聞こたえらすみません)
沢山の贈り物をもらって、そこから着実に前に進むことが出来た一年になりました。
正直一年頑張って自分の力の及ばなさを痛感もしたし、悔しいこともたくさんありました。それでも、今年一年ほんとうに小説を書くことが心から楽しくて、夢中で書きました。
ずっと付きまとっていた息苦しさや不安を乗越えて、書くことが心から楽しいと思えるようになったのが今年一年の何よりも大切な事だったと思います。
来年ももっと楽しく、今の自分に書けなかった大切なことを書けるようになりたいです。その時は読んでもらえるとうれしいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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